ニコンは光学・精密機器の分野で世界トップクラスの技術力を誇るメーカーです。カメラや半導体露光装置、医療機器など幅広い事業を展開しており、理系学生にとって研究・開発のフィールドとして非常に魅力的な企業です。選考では研究内容や学業への取り組みに加え、「ニコンで挑戦したいこと」という志望動機の深さが重視される傾向があります。
この記事では、TECH OFFERに寄せられた実際の通過ESや選考体験談をもとに、ニコンの本選考・インターン選考の設問傾向、選考フロー、各ステップで評価されるポイントを詳しく解説します。これからニコンの選考に臨む理系学生の方は、ぜひ参考にしてください。
ニコンの本選考ES(エントリーシート)
ニコン本選考のESで実際に出題された設問と、選考を通過した先輩の回答例を紹介します。設問ごとの評価ポイントも解説しています。
技術職職種確約の本選考ES
【27卒】北海道大学情報科学院の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 27卒 |
| 大学名 | 北海道大学情報科学院 |
| 学部学科・専攻 | 情報科学専攻 |
| インターン参加 | インターンシップには参加していない |
| 最終選考結果 | 書類選考通過 |
【エントリーシートの内容】
設問
研究内容
回答
私は○○について研究しています。○○とは、△△なものです。実用化においては物理的な制約があり、その課題を改善した装置の提案と製作を行っています。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動で力を入れたこと
回答
大学4年次に所属していた○○の卒業公演の運営代表を団長の代理として務めた。元々運営の経験はなく、ノウハウのある人を頼ることを意識して効率的に運営を遂…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
得意・不得意科目とその理由
回答
物理学 事象を式で表現・計算することが楽しく感じるため。 法学 わからないものは…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
このESの強みは、研究・課外活動・得意科目という異なる設問を通じて、「論理的思考力」と「実行力」という一貫したキャラクターを多角的に示している点です。研究内容では物理的制約という課題に対して装置の提案・製作という具体的なアプローチを取っており、技術系職種として求められる問題解決志向が伝わります。課外活動では、ノウハウのない状況でも「ノウハウのある人を頼る」という合理的な判断を選んだことが記述されており、自己認識の正確さと柔軟な対応力を示しています。また、「ニコンで挑戦したいこと」の気をつけた点として「学んだことと自分の特性の両方から論理的に伝える」と明記しており、ESを戦略的に構成する意識が見られます。ニコンの技術職選考では研究内容と自己PRの接続が重視されると推測されるため、この一貫性のある構成は書類通過に寄与したと考えられます。
知的財産職の本選考ES
【27卒】名古屋工業大学大学院の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 27卒 |
| 大学名 | 名古屋工業大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 工学研究科工学専攻 |
| インターン参加 | インターンシップには参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過 |
【エントリーシートの内容】
設問
研究テーマ
回答
光応答性を有するクマリン基を導入したアクリル樹脂の設計と評価を行い、光照射による形状固定と再加工を両立させ、高形状記憶性・再利用性に優れ、環境負荷低減に寄与する材料開発を目指す研究…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
研究内容
回答
本研究では、光応答性を有するクマリン基を導入したアクリル樹脂の形状記憶能と再成形性に注目した。365nmの光照射で形状を…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
趣味
回答
夜の散歩が趣味だ。人が少ない時間帯に歩くことで気分を整え、その日の出来事や考えを…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
最終選考を通過したこのESの最大の特徴は、研究内容の専門性と知的財産職への志望動機が有機的に結びついている点です。光応答性材料という先端的な研究テーマを持ちながら、「Nikonで挑戦したいこと」では技術を「守り、価値を最大化する」という知財戦略の視点で語っており、研究者としての視点と知財担当者としての視点を両立させた稀有な構成になっています。また、「なぜNikonに就職したいのかを意識して書いた」という記述からも、他社との差別化を意識した志望動機の作り込みが伺えます。課外活動では人力飛行機製作部の代表兼班長として設計・製作に主体的に関わっており、技術の実装経験も持つことが知財業務における技術理解の深さを裏付けています。研究・課外活動・志望動機の三点が一本の軸でつながっており、説得力の高いESといえます。
ITシステムの本選考ES
【26卒】慶應義塾大学大学院の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 慶應義塾大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 理工学研究科 |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
【エントリーシートの内容】
設問
研究内容(240字以内)
回答
本研究では、三次元形状の幾何学的特徴を用いて、ヒトの感性評価指標の構築を目指している。具体的には、形状を二つに分け、各部分の曲率分布の類似度を算出し、鏡面対称性を測ることで、形状の「秩序」の指標とした。さらに、「秩序」の指標と、先行研究で提案された「複雑さ」の指標を組み合わせることで、「美的好み」の指標を提案した。得られた指標に対し、複数種類の形状を用いて有効性検証を行…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
趣味/特技など(100字以内)
回答
麻雀が趣味である。役作りや点数計算を通じて論理的思考力を鍛えた。友人と定期的に対…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
学業で力を入れたこと(240字以内)
回答
初見の分野でも積極的に学び、貪欲に知識を吸収することに力を入れた。私は研究で、三…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
内定を獲得したこのESの強みは、理工系の研究知識をITシステム職という応募職種に明確に橋渡しできている点です。三次元形状の感性評価という研究テーマは一見ITシステムと距離があるように見えますが、「研究でデータ分析に取り組んだ経験」を応募職種の理由に活用することで、専門性と職種適性を自然につなげています。また、趣味の麻雀を「論理的思考力を鍛えた」と意味づけている点も、単なる自己紹介に留まらず、職務に活きる思考特性として提示する工夫が見られます。学業で力を入れたこととして「初見の分野でも積極的に学ぶ」姿勢を挙げており、ITシステム部門で求められる継続的な学習意欲と変化への適応力を示しています。研究・趣味・学業の各設問が「論理的・学習意欲旺盛」という一貫したメッセージに収束しており、全体の完成度が高いESです。
技術職の本選考ES
【26卒】鳥取大学の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 鳥取大学 |
| 学部学科・専攻 | 工学専攻 |
| インターン参加 | インターンシップには参加していない |
| 最終選考結果 | 書類選考通過 |
【エントリーシートの内容】
設問
研究内容
回答
私の研究テーマは、〇〇を用いた〇〇測定の開発である。学部時代に研究した〇〇の技術を応用し、〇〇を基に〇〇を連続的に推定する手法を検討している。〇〇にはノイズが含まれているため、フィルタを用いた〇〇を行う。その後、〇〇を活用して血圧を推定する。本研究により、医療現場や家庭での健康管理において、負担を軽減し、より快適で高精度な健康管理の実現を目指している。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動
回答
私は飲食店のアルバイトを〇〇続けており、接客スキルや臨機応変に対応する力を身に着…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
学業で力を入れたこと
回答
私が学業で力を入れたことは、研究で使用するプログラムをゼロから作成したことである…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
このESの評価ポイントは、研究内容の社会的意義を明確に言語化している点です。生体信号計測という専門的なテーマを扱いながら、「医療現場や家庭での健康管理における負担軽減」という具体的な応用先を示すことで、技術の価値を採用担当者にも伝わりやすく説明しています。ニコンはヘルスケア分野への事業展開を進めており、この研究との親和性は志望動機の説得力を高める要素になり得ます。学業で力を入れたこととして「プログラムをゼロから作成した」ことを挙げており、自力で課題を解決する実行力をアピールしている点も技術職として評価されやすいポイントです。また、課外活動の気をつけた点として「社会人基礎力につなげる」という意識が記されており、経験を単なるエピソードで終わらせず、企業が求める能力との接続を意識した構成になっています。
電気設計の本選考ES
【26卒】宮崎大学大学院の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 宮崎大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 工学研究科工学専攻先端情報コース |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
【エントリーシートの内容】
設問
趣味/特技など
回答
私の趣味は映画鑑賞です。特に新海誠作品が好きで、「君の名は」をきっかけに「言の葉の庭」など感動的な作品に惹かれています。映画館で見る迫力や感動を楽しむため、気になる作品は必ず劇場で観賞しています。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動
回答
インターンシップにおいて、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社でデジタル回路開発設計業務に従事しました。LinuxとC++を用い、各画素にゲイン乗算や欠陥画像入力時に…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
学業で力を入れたこと
回答
私が学業で力を入れたことは、「周囲を巻き込んだ学習環境の構築」です。大学入学直後…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
内定を獲得したこのESの最大の特徴は、課外活動欄にソニーセミコンダクタソリューションズでのインターンシップ経験を記載し、実務レベルの技術経験を具体的に示している点です。LinuxとC++を用いたデジタル回路開発という内容は、電気設計職への直接的な適性を裏付けるものであり、採用担当者に即戦力としての印象を与えやすい構成です。趣味の映画鑑賞については、単なる好みの列挙ではなく「劇場で観賞する」という行動の具体性があり、こだわりを持って物事に向き合う姿勢が伝わります。学業では「周囲を巻き込んだ学習環境の構築」というテーマを選んでおり、個人の技術力だけでなくチームへの貢献意識もアピールしています。技術的な実績と人物像の両面をバランスよく伝えられており、電気設計職の選考において説得力のある構成といえます。
ファームウェア・ソフトウェア開発の本選考ES
【25卒】法政大学大学院の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 25卒 |
| 大学名 | 法政大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 理工学研究科 |
| インターン参加 | 短期インターン参加 |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
【エントリーシートの内容】
設問
応募職種1ファームウェア・ソフトウェア開発 理由
回答
研究で取り組んだ画像処理・AI・プログラミングの経験を活かすことができると考える。ソフトウェア技術は進化し続けているため、常に新しい知識を学び、多くのことに挑戦できると考えている。また、ソフトウェアを通じて、製品の付加価値を高めたいと考え、志望する。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
応募職種2システム・構想設計 理由
回答
製品全体のことを考えて構想設計を行うため、幅広い分野について学ぶ必要があり、常に…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
ニコンで挑戦したいこと※ご自身の強みをどのように活かせるのかを含めてご記入ください。(400文字以下)
回答
「光」を駆使したモノづくりに挑戦し、1人でも多くの人々の豊かな暮らしや健康に貢献…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
内定を獲得したこのESの強みは、応募職種の志望理由において「研究で培った画像処理・AI・プログラミングの経験」という具体的なスキルセットを明示し、職種適性を端的に示している点です。さらに第2志望職種の理由として「幅広い分野を学ぶ必要がある」という点を挙げており、学習意欲の高さと視野の広さを自然な形でアピールしています。「ニコンで挑戦したいこと」では「光を駆使したモノづくり」というニコンのコアコンピタンスに言及しており、企業研究の深さと志望動機の本気度が伝わります。短期インターン参加経験もあり、ニコンへの理解を深めたうえでESを作成していることが推測されます。複数職種への応募理由をそれぞれ明確に言語化できている点は、自己分析と企業分析の両方が十分に行われていることを示しており、書類選考での評価につながったと考えられます。
技術系の本選考ES
【25卒】横浜国立大学の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 25卒 |
| 大学名 | 横浜国立大学 |
| 学部学科・専攻 | 大学院理工学府 数物・電子情報系理工学専攻 |
| インターン参加 | 短期インターン参加 |
| 最終選考結果 | 1次選考通過 |
【エントリーシートの内容】
設問
研究内容(240)
回答
トラックなどの大型EVでは、制動時に極力回生ブレーキを用いることで、電費を向上したい要求がある。一方で制動時には、車両の姿勢変化である◯◯が発生し乗り心地が悪化するため、回生ブレーキが嫌われることがある。 そこで、大型EVの回生電力量の向上とピッチングの抑制を同時に実現することを目標としている。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
学会発表、コンクール、大会成績など
回答
学会で優秀賞を取った実績 国際学会の発表予定…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動(200)(アルバイト、サークル、インターンなどの活動内容を記入)
回答
大学では吹奏楽団に所属し、大学から楽器を始めた。また、実行委員として観客800人…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
このESの注目点は、研究内容の記述が課題・目標・アプローチの三段構成で整理されており、技術的な背景を持たない採用担当者にも伝わりやすい論理展開になっている点です。大型EVの回生ブレーキとピッチング抑制という相反する要求を同時に解決するという研究テーマは、ニコンの半導体露光装置や精密制御分野との親和性も高く、「ニコンで挑戦したいこと」でステージ制御への言及につながる一貫性が見られます。学会での優秀賞受賞と国際学会発表予定という実績も、研究の質を客観的に証明する強力な根拠となっています。課外活動では吹奏楽団での実行委員経験(観客800人規模)を挙げており、技術系の研究実績に加えてリーダーシップや組織運営の経験も示せています。短期インターン参加の経験も含め、ニコンへの関心の高さが伝わるESです。
研究開発の本選考ES
【23卒】23卒の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 23卒 |
| 大学名 | 23卒 |
| 学部学科・専攻 | - |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
【エントリーシートの内容】
設問
研究テーマ(90⽂字以内)
回答
◯◯◯に基づく◯◯◯から◯◯◯構造の再構。…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
研究内容(240⽂字以内)
回答
従来、◯◯◯構造を観察することは不可能でした。私の共同研究者は、◯◯◯をイメージングすることができる◯◯◯を開発しました。この技術によって、◯◯◯構造の動的な変化を捉えることが可能になりましたが、空間解像度が低いことが大きな問題です。そこで、◯◯◯構造をクリアに認識することができる◯◯◯分析システ…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動(アルバイト、サークル、インターンシップなど)(200字以内)
回答
現在は◯◯◯の練習に取り込んでおります。◯◯◯は楽器の中での「◯◯」という呼び方…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
内定を獲得したこのESの特徴は、共同研究という形式を活かしながら自身の貢献領域を明確に切り出している点です。「共同研究者が開発した技術の空間解像度の低さ」という課題に対し、自らが分析システムの開発を担うという役割分担が示されており、チームの中での自分の専門性と主体性が伝わります。学会発表(国内・国際)の実績も記載されており、研究の質を客観的に証明する材料が揃っています。「人生・キャリアで成し遂げたいこと」ではAI技術を用いた解析・異常検知という具体的な方向性を示しており、研究内容と将来ビジョンの一貫性が高い構成です。各質問項目の注意点として「AIと画像解析の研究を通じてイノベーションを起こす素質がある」と自己評価を記しており、自信を持って強みを提示する姿勢も評価に寄与したと推測されます。
材料開発の本選考ES
【22卒】東北大学の方の本選考ES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 22卒 |
| 大学名 | 東北大学 |
| 学部学科・専攻 | 理学研究科 |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 2次選考通過 |
【エントリーシートの内容】
設問
研究テーマ
回答
割愛させていただきます…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
課外活動※アルバイト、サークル、インターンシップなどの活動内容をご記入ください。200文字以下
回答
私はキッチンのアルバイトを通して売上げが伸び悩む新メニューの商品改革を試みました。このメニューは工程数が多くスタッフにより出来栄えが異なるという課題がありました。そこで私は、全スタッフに料理の工程を動画での共有、新メニューのお客様へのお勧めなど、様々な方法で販促を行…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
ニコンで成し遂げたいこと※ご自身の強みをどのように活かせるのかを含めてご記入ください。400文字以下
回答
私は貴社で、材料技術の研究に携わり、より高付加価値な製品作りに貢献したいです。私…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
このESの注目点は、課外活動の記述において「課題の特定→施策の実行→成果」という問題解決のプロセスが明確に示されている点です。売上が伸び悩む新メニューに対し、工程の動画共有やお客様へのお勧めといった具体的な施策を自ら考えて実行しており、材料開発職に求められる「課題に対して仮説を立て検証する」思考プロセスと重なります。「ニコンで成し遂げたいこと」では材料技術の研究への貢献を述べており、応募職種との整合性も取れています。また、「ニコン以外の就職検討先」欄で化学メーカーの内定を持ちながらもニコンを志望する理由を記載しており、志望度の高さを具体的な状況とともに示せている点も採用担当者の印象に残りやすい工夫といえます。研究テーマの記載は割愛されているものの、課外活動と志望動機で人物像と意欲を十分に補っている構成です。
ニコンのインターンES(エントリーシート)
ニコンのインターン選考で出題されたESの設問と回答例を紹介します。本選考との共通点や違いも踏まえながら確認してみてください。
ソフトウェア開発のインターンES
【27卒】名古屋工業大学大学院の方のインターンES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 27卒 |
| 大学名 | 名古屋工業大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 工学研究科工学専攻情報系プログラム |
| インターン参加 | -- |
| 最終選考結果 | インターンシップのみ参加 |
【エントリーシートの内容】
設問
学業や研究で⼒を⼊れたこと(240文字以下)
回答
情報工学科に在籍した4年間で培った専門知識を実務能力として証明するため、応用情報技術者試験に挑戦しました。合格の鍵は、未習熟な経営戦略分野にあると分析し、学習時間を重点的に割り当てました。試験の2週間前からは模試によるアウトプット中心に切り替え、苦手分野を明確化し、効率的に復習を行うことで不安要素を排除していきました。その結果、一度の受験で合格を勝ち…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
自己PR(240文字以下)
回答
私の強みは、困難な課題も粘り強く解決に導く実行力です。この強みは大学祭実行委員会…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
研究内容(240文字以下)
回答
Webマップやカーナビゲーションで利用される、人が道なりと認識する道路群の自動生…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
この回答が評価されるポイントは、資格取得という一見シンプルなエピソードを「課題分析→重点投資→アウトプット中心の切り替え」という論理的なプロセスで語っている点です。単に「合格した」という結果だけでなく、未習熟分野を自ら特定して学習リソースを再配分し、直前期には模試によるアウトプット練習へ戦略的に移行するという思考の流れが明確に示されています。ニコンのソフトウェア開発職では、複雑な課題を構造化して解決する能力が求められると推測されますが、この回答はまさにその素養を証明する構成になっています。また、「上記回答で気をつけたこと」の欄に「単に資格を持っていることを主張するだけでなく、どのような対策を行ったかを示した」と記載されており、採用担当者の読み方を意識した自己認識の高さも好印象につながったと考えられます。
ファームウェア・ソフトウェア開発のインターンES
【25卒】法政大学大学院の方のインターンES
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 25卒 |
| 大学名 | 法政大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 理工学研究科 |
| インターン参加 | 短期インターン参加 |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
【エントリーシートの内容】
設問
ニコンのインターンシップで得たいこと
回答
グループワークを通して、課題解決を行っていく際の自身の在り方を学びたい。私は、日本のみならず世界中の人々の豊かな暮らしに貢献できるシステムを開発したいという目標がある。長年培い進化し続けてきた「光」を活かし、国内外の社会課題に取り組み、幅広い分野で信頼を得てきた貴社でこそ、その目標を達成できると考えている。本インターンシップに参加することで、研究で学んできた…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
設問
自己PR(240文字以下)※技術系コースをご希望の方は、研究内容(研究テーマが未定の方は、最も注力して取り組んだ学業)を含めてください。
回答
「深層学習を用いた◯◯における散乱線の補正」 ◯◯とは、円錐状に◯◯を1回転照射…(続きは会員登録後にご覧いただけます。)
【選考通過ポイント】
「ニコンのインターンシップで得たいこと」の回答では、「世界中の人々の豊かな暮らしへの貢献」という自身の目標を先に提示したうえで、ニコンが長年培ってきた「光」の技術と国内外の社会課題への取り組みを結びつけ、「なぜニコンでなければならないか」を論理的に説明している点が高く評価されると推測されます。志望動機として企業研究の深さが伝わる構成になっており、グループワークを通じて「課題解決における自身の在り方を学びたい」という具体的な目的意識も示されています。自己PRでは、深層学習を用いた研究テーマを冒頭に明示し、技術系コースへの適性を端的にアピールしている点も効果的です。画像処理・AIという専門領域がニコンの事業領域と親和性が高く、学びの方向性と企業の求める人材像が自然に重なる構成になっていることが、最終的な内定獲得につながった一因と考えられます。
ニコンの本選考体験談
ニコンの本選考を実際に経験した先輩の体験談を紹介します。選考の流れや面接での工夫など、生の声を参考にしてください。
ITシステムの本選考体験談
【26卒】慶應義塾大学大学院の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 慶應義塾大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 理工学研究科 |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
選考フロー
- ・複数回の面接が実施されたと推測されます
【この方の選考の特徴】
慶應義塾大学大学院理工学研究科の方で、インターン不参加ながら最終的に内定を獲得しています。「高度な技術力を社会課題の解決や人々の暮らしの向上につなげている企業」という明確な軸を持ち、ニコンの光学技術を核とした多分野への社会貢献性を志望理由として整理していた点が特徴です。選考対策では、光学技術を軸とした事業の多様性を正しく理解したうえで、自分自身の志向と結びつけて語れるよう準備を重ねたことが読み取れます。企業の強みと自己の方向性を論理的に接続する姿勢が、インターン不参加でも内定につながった要因のひとつと推測されます。
技術職の本選考体験談
【26卒】鳥取大学の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 鳥取大学 |
| 学部学科・専攻 | 工学専攻 |
| インターン参加 | インターンシップには参加していない |
| 最終選考結果 | 書類選考通過 |
選考フロー
- ・ES提出・書類選考
- ・WEBテスト
- ・1次選考(技術面接)
【この方の選考の特徴】
鳥取大学工学専攻の方で、インターン不参加ながら書類選考を通過しています。企業選びの軸として「光学・精密技術で社会貢献できる企業」を掲げ、ニコンの多角的な事業展開に魅力を感じて志望したことが読み取れます。選考対策としてはWEBテストの問題集や模試を繰り返し解き、スピードと正確さを重点的に鍛えた点が特徴的です。1次面接では研究内容に関するプレゼン資料を自ら作成し、技術的な質問に対して相手にわかりやすく伝える工夫をしたとのことです。事後の振り返りとしてニコンの事業領域への理解をより深めておくべきだったと述べており、企業研究の重要性を示唆しています。
電気設計の本選考体験談
【26卒】宮崎大学大学院の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 26卒 |
| 大学名 | 宮崎大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 工学研究科工学専攻先端情報コース |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
選考フロー
- ・ES提出・書類選考
- ・1次選考(面接)
- ・最終選考(面接)
【この方の選考の特徴】
宮崎大学大学院工学研究科の方で、インターン不参加ながら最終内定を獲得しています。現在の研究とは異なる職種(電気設計)を志望していたため、「なぜその職種を選んだのか」を説明できるよう入念な企業研究を行ったことが特徴的です。最終面接は和やかな雰囲気でお茶が提供されるなど、リラックスして話せる環境だったと述べており、ニコンの面接が対話重視であることが伺えます。後輩へのメッセージとして「学歴よりも、何をやったか・どういう人か・入社意思の強さが大切」と語っており、専門外の職種への挑戦においても志望動機の明確さと人物面のアピールが評価されたと推測されます。
ファームウェア・ソフトウェア開発の本選考体験談
【25卒】法政大学大学院の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 25卒 |
| 大学名 | 法政大学大学院 |
| 学部学科・専攻 | 理工学研究科 |
| インターン参加 | 短期インターン参加 |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
選考フロー
- ・ES提出・書類選考
- ・WEBテスト
- ・1次選考(技術マッチング面接)
- ・最終選考(人物面接)
【この方の選考の特徴】
法政大学大学院理工学研究科の方で、短期インターン参加を経て最終内定を獲得しています。画像処理・AI・プログラミングの学習経験を軸に企業を選んでおり、ニコンの技術領域との親和性を意識した志望動機を構築していたことが読み取れます。1次選考は技術マッチング面接であったため、研究内容をA4一枚の資料にまとめ、専門外の人にもわかりやすく説明する工夫をしたことが特徴的です。一方、最終選考では研究に関する質問はほとんどなく、人柄や周囲との関わり方が重点的に問われたとのことで、ニコンの選考が技術力と人物面の両軸で評価される構成であることが伺えます。
技術系の本選考体験談
【25卒】横浜国立大学の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 25卒 |
| 大学名 | 横浜国立大学 |
| 学部学科・専攻 | 大学院理工学府 数物・電子情報系理工学専攻 |
| インターン参加 | 短期インターン参加 |
| 最終選考結果 | 1次選考通過 |
選考フロー
- ・夏季インターンシップ
- ・冬季インターンシップ
- ・ES提出・WEBテスト
- ・最終選考(面接)
【この方の選考の特徴】
横浜国立大学大学院の方で、夏・冬の短期インターンに参加したうえで本選考に臨み、最終面接まで進んでいます。カメラへの個人的な関心とニコン製品の愛用経験を軸に、笑顔を意識しながら企業理解と自身の熱意を伝えることを工夫したとのことです。最終面接では研究内容の3分プレゼンや深掘り質問に加え、映像・精機事業以外の新たな3分野についても問われたと述べており、ニコンの多角的な事業展開への理解が求められる場面があったことが特徴的です。インターン参加を通じて企業理解を深めたうえで、製品への愛着と事業全体への関心を組み合わせた準備が有効であることを示しています。
研究開発の本選考体験談
【23卒】23卒の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 23卒 |
| 大学名 | 23卒 |
| 学部学科・専攻 | - |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 最終選考通過(内定) |
選考フロー
- ・ES提出・書類選考
- ・WEBテスト
- ・1次選考(技術マッチング面接)
- ・2次選考(人物面接)
【この方の選考の特徴】
インターン不参加ながら最終内定を獲得した方の体験談です。データ解析技術の研究開発・活用と最先端技術を学び続けられる環境を企業選びの軸としており、ニコンの研究開発職への強い志向が読み取れます。選考対策として、院生でありながら3年前の学部時代のプロジェクトまでソースコードに遡って振り返り、技術的な深掘り質問に備えた点が特徴的です。1次の技術マッチング面接では国際学会レベルの高度な質問があったと述べており、研究内容の徹底的な整理が不可欠であることが伺えます。2次面接ではチームワークや計画性など人物面の深掘りが中心となり、技術力と人柄の両面が評価される選考構成であることが確認できます。
材料開発の本選考体験談
【22卒】東北大学の方の本選考体験談
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業年度 | 22卒 |
| 大学名 | 東北大学 |
| 学部学科・専攻 | 理学研究科 |
| インターン参加 | 参加していない |
| 最終選考結果 | 2次選考通過 |
選考フロー
- ・ES提出・書類選考
- ・1次選考(面接)
- ・2次選考(面接)
【この方の選考の特徴】
東北大学理学研究科の方で、カメラ・写真への個人的な趣味を入口としてニコンに関心を持ち、材料開発職として2次選考まで進んでいます。選考対策として、カメラ分野で競合する他社と比較したうえでニコンならではの強みを整理し、志望理由に説得力を持たせる工夫をしたことが特徴的です。面接では笑顔で明るくハキハキ話すことを意識し、面接官が話の内容に興味を持って聞いてくれる和やかな雰囲気だったと述べています。後輩へのメッセージとして「準備してきたことを自分の言葉で話すことが大切」と語っており、暗記した回答ではなく自分らしい表現で伝える姿勢がニコンの選考で評価されやすいことを示唆しています。
ニコンのES(エントリーシート)の過去項目
ニコンのESで過去に出題された設問を一覧でまとめました。頻出テーマを把握して、事前準備に役立ててください。
本選考ESの過去項目
- ・研究テーマと研究内容
- ・学業で力を入れたこと
- ・課外活動(アルバイト・サークル・インターンシップなど)
- ・得意科目・不得意科目とその理由
- ・ニコンで挑戦したいこと(自身の強みをどのように活かせるかを含めて)
- ・応募職種とその理由
- ・学会発表・コンクール・大会成績など
- ・趣味・特技
本選考ESでは「研究内容」「学業で力を入れたこと」「課外活動」といった基本的な自己紹介項目に加え、「ニコンで挑戦したいこと」という志望動機設問が毎年ほぼ必出です。強みとの結びつきを明示することが求められるため、自己分析と企業研究を丁寧に行い、具体的なエピソードと将来像をセットで準備しておくことが重要です。
インターンESの過去項目
- ・学業や研究で力を入れたこと(研究内容を含む)
- ・自己PR(技術系コース希望者は研究内容を含めて)
- ・ニコンのインターンシップ・ワークショップで得たいこと
インターンESでは研究内容や学業への取り組みを自己PRに組み込む形式が見られます。「インターンシップで得たいこと」という設問では、ニコンの事業や技術への理解を示しつつ、自身の成長目標を具体的に述べることが求められます。本選考ESと共通する設問も多いため、インターン選考を本選考対策の練習の場として活用するとよいでしょう。
ニコンの本選考フロー・選考対策
ニコンの本選考フローを各ステップごとに解説します。ES提出からWEBテスト、最終面接まで、対策のポイントを確認しましょう。
ES(エントリーシート)
ニコンのESでは「研究内容」「学業で力を入れたこと」「課外活動」に加え、「ニコンで挑戦したいこと」が核となる設問です。この設問では自身の強みをどのように活かせるかを明示することが求められます。ニコンの事業領域(光学・精密機器・半導体露光装置・医療機器など)を深く調べ、自分の専攻・研究との接点を具体的に示すことで、説得力のある志望動機を構成しましょう。
WEBテスト
体験談データから、書類選考と同時期にWEBテストが実施されることが確認されています。テスト形式の詳細は公表されていませんが、理系メーカーの選考では言語・非言語の基礎的な適性検査が一般的です。早めに市販の問題集や模擬テストで練習を重ね、基礎的な計算力・読解力を確実に仕上げておくことをおすすめします。
面接
体験談データによると、インターン参加者はインターン後に最終面接へ進む選考ルートが存在する可能性が示唆されています。面接では研究内容の深い理解と、ニコンで実現したいキャリアビジョンを論理的に語る力が求められると推測されます。研究の背景・目的・成果を簡潔に説明できるよう準備し、「なぜニコンでなければならないのか」を自分の言葉で伝えられるよう練習しておきましょう。
ニコンのESに関するよくある質問
ニコンの選考に関してよく寄せられる疑問をまとめました。通過率や提出方法など、気になる点を事前に確認しておきましょう。
ニコンのESの通過率は?
ニコンのES通過率は公式には公表されていません。倍率は職種や年度によって異なりますが、「ニコンで挑戦したいこと」の設問で自身の強みと志望動機を具体的に結びつけられているかが通過の鍵になると推測されます。
ニコンのESの締切は?
ESの締切日は年度・職種によって異なり、公式の採用サイトで随時案内されます。締切直前は混雑するリスクもあるため、余裕をもって早めに提出することをおすすめします。公式採用ページを定期的に確認するようにしましょう。
ニコンのESの提出方法は?
ニコンのESはマイページ等のオンラインシステムを通じた提出が一般的と推測されます。詳細な提出方法は公式採用サイトの案内に従ってください。提出前に誤字・脱字や文字数制限の確認を必ず行いましょう。
ニコンの選考フローは?
体験談データからは「インターン参加→書類選考(ES・WEBテスト)→最終面接」という流れが確認されています。インターン参加が本選考を有利に進める可能性があるため、積極的にインターンへの応募を検討することをおすすめします。
まとめ
この記事では、ニコンの本選考・インターン選考のES設問傾向、選考フロー、各ステップの対策ポイントを実際の通過ESや体験談データをもとに解説しました。「ニコンで挑戦したいこと」という志望動機設問が選考の核となるため、自己分析と企業研究を丁寧に行い、自身の強みとニコンの事業を具体的に結びつけた回答を準備することが合格への近道です。ぜひ本記事を参考に、自信を持って選考に臨んでください。
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