こんにちは。理系就活情報局です。
何かと忙しい理系就活生にとって、インターンは気になるけれど行くべきか悩む存在です。
気になる企業すべてに行くべきなのか、どれくらい参加しておけば良いのかわからない方も多いと思います。
そこで、この記事では、理系学生のインターンシップへの参加事情について紹介します!
就活を優位に進めたい理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!
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25卒のインターン参加動向
25卒は半日~1dayに参加する人が多い
参考:「マイナビ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」
25年卒向けからは、「インターンシップ」という呼称を使えるのは「5日以上」実施されるプログラムになります。
「マイナビ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」によれば、6〜9月の推移に変動はあるものの、半日・1dayのプログラムが人気を得ていることがわかります。
5日以上就業体験のあるプログラムの参加率は、全体としては多くないものの、8月時点で11.1%、9月時点で15.4%となっており、夏季休暇に参加する傾向が見られます。
25卒はインターンへの参加意欲が高い
参考:「マイナビ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」
学生の情報を企業が採用選考に利用できることになっているプログラムへの参加意欲は、9月時点で「すぐにでも参加したい」が最多となり、42.9%を占めています。
6月の調査時には、「自信がついてから参加したい」が最多で42.7%を占めており、6月〜9月にかけて、インターンシップや仕事体験などを経て、就活への意識が高まっていることが窺えます。
理系学生はインターンに何社応募している?
理系就活生のインターン参加は「1~3社」が最多
「マイナビ2024年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査~中間総括~」によれば、24年卒のインターン参加の割合は、以下の通りです。
・0社:12.4%
・1~3社:34.5%
・4~6社:27.1%
・7~9社:9.9%
・10社以上:15.9%
1~3社の34.5%に次いで4~6社の27.1%が多いため、1dayなどの短期のインターンに複数参加して業界や企業比較をしていることが窺えます。
インターンの参加数を増やし過ぎるとスケジュール管理も難しくなりますが、複数参加することによって視野が広がりやすくなるでしょう。
院生も積極的にインターンに参加している
日経クロステックとLabBaseによる共同アンケートによれば、2024年修了予定の修士課程の理系大学院生でインターンに全く参加しない学生は全体の3.8%しかいません。
ほとんどの理系大学院生はインターンに積極的に参加しており、最も多いのは4〜6社参加と就活にのぞんでいることがわかります。
理系企業は、「高度専門型インターンシップ」と呼ばれる大学院生を対象にしたインターンも開催しています。
大学院生の就活は、1年目からスタートします。研究と就活を並行するため、スケジュール管理を徹底して臨みましょう。
理系学生におすすめのインターン参加数
夏~冬で最低4社は参加しよう
就職したい業界や職種を企業ごとに検討するためには、夏~冬にかけて最低4社のインターンに参加することをおすすめします。
インターンに参加しやすく開催も多いのは夏ですが、研究や学業と相談しながら時期をずらすのも良いでしょう。
夏は長期のインターンとオープン・カンパニーやキャリア教育といった短期間のプログラムを組み合わせて志望業界を絞り込みましょう。迷った場合は秋冬のインターンで適性を確認するなど、就職後に公開しないためにも複数参加がおすすめです。
理系学生がインターンに参加する意義
実際の仕事内容に触れられる
インターンに参加することで、実際の仕事内容について知ることができます。
いざ就職して、自分が想像していた仕事と実際の仕事の間にギャップがあることは少なくありません。
実際に働き始めたときにミスマッチが起こるのを防ぐためにも、行きたいと思った企業のインターンには参加することをおすすめします。
同じ職種でも企業によって業務内容や職場環境は異なりますので、複数の会社のインターンに参加してみましょう。最初に志望していた会社とは違う会社のほうが、相性が良い場合もあります。
インターンに参加してみることで、企業選びの軸に磨きをかけましょう!
新しい興味が芽生える
自分が就職したい職種で企業を探していて、ホームページの経営理念や社風であまり惹かれなくても、実際にその企業のインターンシップに参加して人事の方や、その職種の人からお話を色々聞いてみると、興味が湧いてくるケースがあります。
なぜなら、インターン後半にほぼ組み込まれている質問コーナーがあるからです。
そこで、人事の方やある職種の人に「その企業のどこに魅力を感じて入社したのか」や「就活をしていた頃に実際に立てていた就活の軸」、「社員さんと企業との共通点」などを聞けば、そこも自分の就活の軸や考えと比較できるからです。
自身の考えを比較してみて、その企業とは合わないと判断したとしても、どの点で合わなかったのかをしっかり記録しておけば後々の本命の企業の面接で役に立つことがあります。
なので、ホームページやリクルートサイトの文字を読んでピンと来なくてもぜひインターンシップに参加してください。
就活対策に活かせる
インターンで得られる情報は、ホームページを見ているだけでは手に入らない生の情報です。
インターンに参加することで企業・業界研究が深まり、自分の将来を見極める軸が明確になります。
企業への理解が深まるだけではなく業界全体についても詳しくなれたり、情報収集ができたりするなど就活対策につなげられます。
内定に直結する可能性も
25卒からは、企業がインターンシップで得た情報を採用選考に活用できるようになります。
そのため、インターンに参加した人を対象に本選考で優遇措置を行う場合があります。
インターンに参加することで内定に直結したり、選考の優遇を受けられたりするため参加するメリットはかなり大きくなったと言えるでしょう。
内定のチャンスをつかむためにも、インターンに参加することをおすすめします。
理系学生がインターンに参加する時の注意点
ここまで読んで、インターンへの参加意欲が高まってきたと思います。
理系学生がインターンに参加するときは、以下の3点に気をつけましょう。
1.応募したからといって必ず参加できるとは限らない
あらかじめ参加人数が決められている場合も多く、応募したからといって必ず参加できるわけではありません。
先着順・抽選・ES選考など企業によって参加条件はさまざまですが、参加できないことを考えて複数社応募することをおすすめします。
2.参加数を目的にしない
おすすめの回数を紹介しましたが、参加数だけクリアしても自分の身にならなければ意味がありません。
回数を目指すのではなく、自分が得るものに注目して必要なインターンに参加しましょう。
3.スケジュール調整をする
志望企業が明確でも、インターンの機会を逃してしまえば参加できません。
インターンの応募開始日・締め切り・参加できた時のスケジュールを事前に把握しておき、大学やアルバイトの予定を調整しておきましょう。
インターンで就職の選択肢を広げる方法
振り返りをする
せっかくインターンに参加しても、振り返りをしておかなければ、そこで得た経験や学びを活かすことはできません。
複数の企業に応募するため、選考の時には、インターンでの経験を忘れてしまうこともあるでしょう。
参加する前と後の比較をするには、事前の印象も書き留めておくといいでしょう。
インターンに参加する前に、企業ごとの振り返りシートを作成しておくと便利です。
振り返りシートには、以下の参考に、企業選びの軸などを項目にしてみましょう。
・インターンに参加する目標と結果
・業務内容のイメージと実際
・社風や職場環境に抱いた感想
・魅力を感じたポイント
・自分と合わないと思ったポイント
逆求人型サイトを活用する
これまで、理系就活生のインターン参加について解説してきました。
これらを踏まえてインターンシップを探し始める方もいると思いますが、通常のリクルートサイトではなく、企業側からもオファーをもらえるサイトがあることはご存知でしょうか。
自分で探すのも大切ですが、逆にオファーされることで、自分とマッチする企業が見つかるかもしれません。
理系就活生におすすめの逆求人型サイトは「TECH OFFER(テックオファー)」です。
TECH OFFERは理系に特化した就活サイトで、理系就活生が志望する企業が多数利用しています。
KDDIや東京エレクトロン、積水化学といった大手企業から中小企業まで、技術系の職種を中心にスカウティング(面談や早期選考案内の声掛け)が活発です。
素養や性格、経験・求める就職条件などをもとにマッチングを行うことも可能で、自身が思ってもみなかった優良企業と出会えることも多々あります。
逆求人型のサイトをうまく活用して、理系就活を優位に進めましょう!
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まとめ
就活ルールの変更に伴い、就活におけるインターンの重要性が増しました。
研究や学業などで慌ただしい理系就活生も、内定ルートが近づくインターンには積極的に参加してみましょう。
入社後に後悔しないためにも、色々な企業を知ることは大切です。
インターンに参加して、自分らしいキャリアの一歩を踏み出しましょう!