「就活は情報戦」という言葉をよく耳にしますし、就活を経験した身からしても確かにその通りだと思います。
そして、そのスタートとして皆さんも就活サイトを利用していることでしょう。
とはいえ、
・就活サイトがありすぎてどれを使えばいいかよくわからない
・理系に役立つ就活サイトがあれば知りたい
と感じている方も多いのでないでしょうか。
そこで今回は、理系就活生におすすめの就活サイトをジャンルごとに厳選してご紹介します。
具体的には、
・就活ナビサイト
・逆求人サイト
・就活情報・口コミサイト
の順に特徴も合わせて解説していきます。
この記事を参考に、就活サイトをうまく活用して就活を効率よく進めてくださいね。
おすすめ就活ナビサイト

まず始めにおすすめ就活ナビサイトを4つご紹介します。
・リクナビ
・マイナビ
・ONE CAREER(ワンキャリア)
・理系ナビ
順番に見ていきましょう。
・掲載企業数No.1!企業探しなら「リクナビ」
まずは言わずもがな「リクナビ」。
利用者数・掲載企業数ともにNo.1で、リクナビにしか掲載されていない企業も多数存在するため、企業探しにもってこいの就活サイトです。
採用基本情報がまとまっているので、会社ごとにホームページにいくより手軽に情報を集めることができます。
採用実績校も載っているので、企業選びの参考にするといいでしょう。
リクナビの大きな特徴が「オープンES」です。
オープンESとは、あらかじめ登録したESを5000を超える企業に送ることができる機能で、ESの時間を大幅に短縮することができます。
忙しい理系学生にとっては本当にありがたい機能ですよね。
オープンESの中の
・自己PR
・学生時代に打ち込んだこと
の欄には任意で画像アップロードすることができるので、うまく活用できればより魅力的なESを作成することができます。
オープンESしか受け付けていない企業もあるようなので、ぜひ活用してみてください。
おすすめポイント
・掲載企業数No.1!企業探しにもってこい
・リクナビにしか掲載されていない企業も多数
・オープンESでES作成時間を大幅短縮
・就活生満足度No.1!自己分析ツールが充実の「マイナビ」
続いてリクナビと双璧をなす「マイナビ」。
就活情報やツールが充実しており、就活生満足度No.1を誇ります。
掲載企業数ではリクナビに劣りますが、説明会予約可能企業数が多いので、ある程度志望が固まった方や企業に直接話を聞いてみたいという方は、説明会を探すのに利用するといいでしょう。
そして、マイナビの一番の特徴が自己分析ツールの充実です。
リクナビの1種類に対して、マイナビは3種類の自己分析ツールがあります。
・自分はどんな人間なのか
・自分にはどんな仕事が向いているのか
など、自己分析は就活に欠かせない要素ですので悩んだら活用してみるといいでしょう。
また、マイナビには理系専用ページの「理系マイナビ」があります。
理系学生向けの業界・企業研究、就活対策に役立つ情報が満載なので、こちらも合わせて活用しましょう。
登録サイトが増えるのはイヤという方も「リクナビ」、「マイナビ」は登録しておくことをおすすめします。
おすすめポイント
・説明会予約可能企業数が多いので、説明会探しに便利
・自己分析ツールが充実している
・理系専用の理系マイナビで就活に役立つ情報が収集できる
・スカウト機能が嬉しい「理系マイナビ」
専門に特化した理系学生向けに作られた「理系マイナビ」。
進路・就活ガイドブックをはじめ、理系の仕事研究など就活ノウハウがたくさん紹介されています。
大きな特徴がスカウト機能。
自己PRをもとに企業側からスカウトメールが送られてきます。
より詳細に自己PRを書くことで、スカウトの確率も上がってきますので上手に活用しましょう。
自分の知らなかった優良企業に出会えることもありますよ。
・ESや就活体験談が充実!企業研究なら「ONE CAREER(ワンキャリア)」
ワンランク上のキャリアを目指す就活サイト「ONE CAREER」。
ハイレベルなキャリアを歩みたい学生向けに、質の高いサービスを提供しています。
先輩内定者のエントリーシートが無料で読めるので、書く際の参考にしたり、自身が書いたエントリーシートと見比べてレベル感を把握したりするのに非常に便利です。
また、内定者の就活体験談を読むこともできます。
・選考フロー
・面接の質問内容
などを知ることができるので、選考対策や企業研究に役立ちますよ。
就活コラムもハイキャリア向けとあって質が高いと評判です。
おすすめポイント
・内定者のエントリーシートが無料で読める
・就活体験談から選考対策や企業研究がしやすい
・就活コラムの質が高い
・理系の強い味方!就活に迷ったら「理系ナビ」
理系学生に特化したインターンシップ、就活情報サイト「理系ナビ」。
総合的なサイトにはない理系特有の就活情報をもとに、キャリアプランについて考えながら就活を進めることができます。
特に、キャリアスクールというイベントは、セミナーやグループワークを通して企業理解や職種理解を深めることができるので有用です。
また、キャリア相談を利用することで、就活の方向性が定まっていないという方でもコンサルタントと一緒にキャリアプランを立てられるので安心ですよ。
コンサルタントは距離が近く、相談しやすいと評判も良いです。
おすすめポイント
・他にはない理系特有の就活情報が充実
・キャリアスクールで企業理解や職種理解を深められる
・キャリア相談でコンサルタント一緒にキャリアプランを立てられる
逆求人サイト

効率よく就活を進めるために、非常に役立つ逆求人サイト。
思ってもみなかった優良企業に出会えることも。
そんな逆求人サイトのおすすめを3つご紹介します。
・TECH OFFER(テックオファー)
・OfferBox(オファーボックス)
・キミスカ
順番に見ていきましょう。
・理系専用のオファー型サイト「TECH OFFER(テックオファー)」
理系学生であれば、理工系学生に特化した「TECH OFFER(テックオファー)」にも登録しておきましょう。
理系専用のためもちろん採用企業は多いですし、KDDIや東京エレクトロン、積水化学といった大手企業から中小企業まで、技術系の職種を中心にスカウティング(面談や早期選考案内の声掛け)が活発です。
企業側は学生の所属や技術キーワードをもとにオファー理由を明示してオファーを行います。
そのため、企業との共通点をわかりやすく確認でき、業界・企業研究、志望動機形成に役立てることができます。
また、技術キーワード以外にも素養や性格、経験・求める就職条件などをもとにマッチングを行うことも可能で、自身が思ってもみなかった優良企業と出会えることも。
登録でAmazonギフト券1000円分が貰えるのも嬉しいポイントです。
おすすめポイント
・大手から中小企業まで理系採用企業が豊富
・オファー理由が明示されるので業界・企業研究、志望動機形成に役立つ
・素養や経験によるマッチングで思いがけない優良企業に出会える
・登録でAmazonギフト券1000円分が貰える(時期によって変更の可能性あり)
・使いやすさ・利用企業数No.1!「OfferBox(オファーボックス)」
逆求人サイト最大手「OfferBox(オファーボックス)」。
使いやすさや利用企業数・質ともに非常に優秀なサイトです。
スカウトサイトというと「採用に困っているようなちょっと怪しい企業ばかりなのではないか」といったイメージがありますが、OfferBoxではそのような心配はありません。
経済産業省をはじめとした大手から、中小・ベンチャー企業まで6100社以上が利用し、そのうちの15%が上場企業と質も高いです。
利用企業の業界や職種も豊富なため、自分の知らなかった企業に出会えたり、エントリー数を増やしたいときなどに非常に有効です。
エントリー前に、スカウトが届いた企業とチャットを使って話すことができるのも大きなメリットになります。
ただし、理系採用企業は一部に限られるので注意が必要です。
おすすめポイント
・利用企業数・質ともにトップクラス
・自分の知らなかった適正にあった企業に出会えるチャンス
・エントリー前にチャットで企業と話をすることができる
・企業からの本気度が見える「キミスカ」
逆求人サイトとしてこちらも有名な「キミスカ」。
利用企業数はOfferBoxに劣りますが、企業からの本気度のわかりやすい3種類のスカウトと精度の高い適性検査が魅力のサイトです。
・気になるスカウト(無制限)
・本気スカウト(100件/月)
・プラチナスカウト(30件/月)
とそれぞれのスカウトに企業への送信制限が設けられており、企業側の本気度が判断しやすいシステムとなっています。
気になるスカウトは参考程度に、本気スカウトやプラチナスカウトに対応するのが賢い使い方ですよ。
また、無料の適性検査が受けられるのですが、各能力の測定値が出るだけでなくそれぞれの項目に長文のコメントが付き、「よく当たっている」と精度の高さも評判です。
自己分析の際にうまく活用するといいでしょう。
ただし、こちらも理系採用企業は少ないです。
おすすめポイント
・3種類のスカウトで企業側の本気度が見える
・適性検査の精度が高い
就活情報・口コミサイト

就活に役立つ情報が満載の就活情報・口コミサイト。
あの大手企業が実は…なんてことも。
そんな就活情報・口コミサイトのおすすめを4つ紹介します。
・みん就
・就活会議
・unistyle
・OpenWork
順番に見ていきましょう。
・就活生のリアルが見える「みん就」
内定者による企業情報の口コミと、現役就活生による掲示板での情報交換が中心の「みん就」。
先輩の選考体験記や志望動機を見ることができ、自身の選考に活かすことができます。
また、現役就活生による掲示板でのやり取りが非常に活発で、選考状況などの欲しい情報がリアルタイムで手に入ります。
ただし、投稿内容の信憑性に欠ける部分は少なからずあるため、あくまで参考程度に利用するようにしましょう。
おすすめポイント
・志望動機や選考体験談など企業情報の口コミが豊富
・現役就活生同士のやり取りが活発で欲しい情報がリアルタイムで手に入る
・選考情報なんでもお任せ!オールマイティな「就活会議」
選考対策や企業研究に役立つ「就活会議」。
内定者のエントリーシートや選考体験記、実際に就業経験のある社員による企業の口コミを読むことができます。
実際の通過者のエントリーシートは非常に参考になりますし、数も充実しています。
また、過去の選考フローや面接の詳細を知れるだけでなく、他の就活生のリアルタイムの選考状況を知ることもできます。
社員や元社員からの口コミも豊富で、気になる給料や入社前後のギャップ、社内の雰囲気などを掴むのに便利ですよ。
おすすめポイント
・内定者のエントリーシートが豊富
・過去の選考状況だけでなくリアルタイムの選考状況が知れる
・社員からの口コミが企業研究に役立つ
・エントリーシート見るなら「unistyle(ユニスタイル)」
エントリーシートと就活コラムが充実の「unistyle(ユニスタイル)」。
大手企業を中心に約25000枚ものエントリシートを見ることができます。
加えて選考レポートも非常に詳細で、実際に内定者が準備したことまで書かれているので非常に参考になります。
また、自己分析や面接などの就活に役立つコラム記事が豊富で質も高いと評判です。
unistyleでは、ワンランク上のキャリアを目指す就活生に向けた情報を多く取り扱っている印象です。
おすすめポイント
・大手企業のエントリーシート約25000枚が見放題
・ハイキャリア向けの就活コラムが豊富
・働く企業を丸裸に「OpenWork(オープンワーク)」
実際に就業経験のある社員による口コミがまとめられている「OpenWork(オープンワーク)」。
企業研究・業界研究に非常に役立つサイトです。
社員による口コミが約840万件と非常に豊富で、書き込める条件も厳しく決められているため、情報の正確性も高いです。
これほどまでに情報の数・質ともに優れたサイトはなかなかないでしょう。
口コミは給与や会社の雰囲気など項目ごとに整理されているため、欲しい情報が見つけやすく、企業ごと・項目ごとにスコア化されているため評価が一目でわかります。
「あの大企業が実は…」「こんな優良企業があったのか」と新たな発見ができるかもしれませんね。
おすすめポイント
・社員口コミが豊富で情報の質も高い
・口コミが項目ごとに整理されているので欲しい情報が見つけやすい
・企業が項目ごとにスコア化されているので優良企業が一目でわかる
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
今回は、理系就活生におすすめの就活サイトをご紹介しました。
1)おすすめ求人サイト:リクナビ・マイナビ
2)おすすめ逆求人サイト:OfferBox・TECH OFFER
3)自己分析なら:マイナビ・キミスカ
4)ES書くなら:ONE CAREER・unistyle
5)企業研究なら:就活会議・OpenWork
6)選考対策なら:ONE CAREER・就活会議
以上を参考に就活を効率よく進めてくださいね。