こんにちは。理系就活情報局です。

志望動機は就活の成功を左右する重要な要素です。

しかし、志望動機の重要性を理解しつつも、志望動機をうまく書けずに苦戦している方は少なくありません。

仮に志望動機を書けたとしても、企業の担当者に刺さる内容でなければ、あまり効果は期待できないでしょう。

そこで今回は、志望動機の書き方とポイントを例文付きで解説します。

志望動機がうまく書けずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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企業が志望動機で知りたいことは?

企業が志望動機で知りたいことは?

志望度の高さや意欲

企業が知りたいポイントの1つ目は、志望度の高さや意欲です。

企業は、志望度の高い学生は、入社後も意欲的に業務に取り組んでくれると考えます。

反対に、入社意欲の低い学生は受動的で、早期退職のリスクも高くなります。

企業は採用・育成コストを無駄にしたくないため、学生の入社意欲を慎重に見極めます。

志望度の高さをアピールするためには、業界・企業研究はマストです。

以下の項目などを具体的に伝えると、働いている姿をイメージしやすく「志望度の高さや本気度」のアピールにつながります。

  • ・入社後に挑戦したいこと
  • ・入社後にどのようなことができるか
  • ・将来のビジョン

自社とのマッチング

企業が知りたいポイントの2つ目は、自社とのマッチングです。

企業は「新卒社員には長く活躍してもらいたい」という想いから、時間や労力を割いて採用選考を行っています。

長く活躍してもらうためには相性が重要であるため、入社時点でのミスマッチを避けるように採用活動をします。

志望動機を作る際には業界・企業研究をしっかりと行い、自分の就活の軸と企業のマッチしている点を具体的に伝えるようにしましょう。

自身のやりたいことや求める環境が、企業の方針と一致しなければ選考を勝ち抜いていけません。

企業の方針にあわせて「自分にはこういったことができる」と伝えられると、より説得力のある志望動機になります。

就活生のモチベーションがどこにあるか

企業が知りたいポイントの3つ目は、就活生のモチベーションがどこにあるかです。

企業は志望動機の人柄を通して、意欲の源泉を知りたいと考えています。

なぜなら、「モチベーションが一過性なのか、それとも継続していけるのか」を見極めるためです。

例えば、報酬や知名度のみがモチベーションの場合、仮に金銭や名声を手に入れてしまうと働く意欲がなくなる可能性が高くなります。

一方で、幼少期から興味がある分野や人の役に立ちたいなどがモチベーションとなっている場合は意欲を継続できる可能性があります。

自己分析をしっかりと行い、自分なりの「働く意味」を見つけることで心に届く志望動機を作成しましょう。

理系業界の評価軸

理系就活では志望度や意欲に加えて、職種ごとの専門性をどう活かすかが鍵です。

企業は分野ごとに異なる観点で学生を評価しています。

以下では、理系業界の評価軸をご紹介します。

職種重視するもの具体的なスキル・能力
研究新しい知を生み出す力・論理的思考力・探究心・粘り強さ・仮説検証力・協調性
開発アイデアを実用化できる力・研究成果や技術を製品やサービスに結びつける応用力・課題解決力・協調性
生産技術ものづくりを安定して効率化する力・工程改善の発想力・現場での課題発見力・コスト削減や品質向上への実行力・協調性
品質保証安全性と信頼を守る責任感・規格や法令を正しく理解し、客観的に検証できる視点・細部に注意を払う正確性・原因究明力・再発防止策を立てる力
ITシステムを通じて業務を支える力・プログラミングやデータ解析の専門スキル・提案力・論理性と柔軟性・チームで成果を出す姿勢

志望動機を書く準備

志望動機を書く準備

自己分析で就活の軸を見つける

志望動機を書く時は、いきなり書き始めるのではなく準備をするところからスタートします。

まずは、自己分析をして「就活の軸」を見つけましょう。

何を大事にして企業を選ぶのかという「就活の軸」は、志望動機の要です。

「どんなことをしていきたいのか」や「何に価値を感じるのか」など経験や価値観を見つめ直すことで、自分が会社や仕事に求めていることが見えてきます。

軸がないまま就活を進めると企業側に以下のように捉えられてしまうため、1つは譲れない軸を設定するようにしましょう。

  • ・説得力を感じられない
  • ・志望度が高くないのではないか
  • ・社風に合わないのではないか

企業や業界分析をする

自己分析が終わったら、次に志望企業のことを深く知ることが大切です。

企業や業界に必要な人材の特徴と、自分の特徴が重なる部分があれば、それがアピールポイントになります。

特に、目指したい企業があればHPや説明会を通してしっかりと研究し、組織に合わせた自己Pや長所を語れるようにしておきましょう。

企業研究で事業内容や風土を把握する 

次に、企業研究をして事業内容や風土を把握しましょう。

企業の魅力をアピールするためには、「自分が企業のどこに魅力を感じたのか」を明確にする必要があります。

業界全体を見ることで、初めてその企業の強みや特徴といった魅力が見えてくるため、業界研究も欠かさないようにしましょう。

可能であれば説明会やインターンへ参加し、社内のリアルな環境を知ることも大切です。

企業の魅力を具体的に説明できれば、志望動機に説得力が生まれます。

なお、理系の学生が企業研究を行う際は、一般的な情報に加えて、自身の専門性やキャリアプランと合致するかを以下の観点で確認しましょう。

  • ・研究テーマの事業適用:自分の研究分野が、企業のどの事業や製品開発に活かせる可能性があるか
  • ・技術ロードマップ:企業が公表している中期的な技術開発の方向性や目標
  • ・開発プロセス:アイデア創出から製品化までの流れや、部署間の連携体制
  • ・設備、解析環境:研究開発に用いられる主要な設備やソフトウェア、実験環境
  • ・品質規格、安全文化:製品の品質保証体制や、安全管理に関する企業としての考え方

就活の軸と企業の接点をみつける 

自分が企業のどこに魅力を感じたのかが明確になったら、就活の軸と企業がマッチする部分をみつけましょう。

就活の軸をもとに企業探しを進めると、自ずとマッチする部分がわかります。

「どのような考えで応募先を探し、なぜその企業でなくてはならないのか」に筋が通ると、説得力のある志望動機につながります。

企業との接点を説明する場合は、汎用的な部分でない方が望ましいでしょう。

「企業の雰囲気が良い」や「事業内容に共感した」など漠然とした内容では、どの企業にも当てはまるため、志望度の高さが伝わりません。

具体的に「どのような雰囲気が良いのか」「事業内容のどの部分に共感したのか」をより詳細に伝えることが大切です。

企業に刺さる志望動機の書き方と構成

企業に刺さる志望動機の書き方と構成

志望動機をいきなり書き出して、うまく作れる方は多くありません。

うまく作っている方のほとんどが、志望動機の構成を作り上げてから作成しています。

本章では企業に刺さる志望動機を作るために、必要な構成の作り方を解説します。

志望動機のテンプレと字数

志望動機のテンプレと字数

志望動機は、「Why You / Why Me / What I’ll do」のテンプレに当てはめて作りましょう。

Why You(なぜ貴社か)企業理念や事業内容に共感した点、独自の強みや取り組みに魅力を感じた理由を書く。
Why Me(なぜ私か)自分の研究や経験、スキルが業務内容や求める人物像にどう合致するかを示す。
What I’ll do(入社後の貢献)入社後に挑戦したいことや実現したい目標を具体的に述べ、貢献意欲を伝える。

このテンプレに当てはめることで、志望動機を論理的かつ簡潔に整理できます。

Why Youで「なぜその企業か」を明確にし、Why Meで「自分が適している理由」を示し、What I’ll doで「入社後の貢献」を描く流れができると説得力が大きく増します。

志望動機は、企業側から指定がない場合は200~300字程度にまとめるのが最適です。

文字数が短すぎると「熱意が伝わらない」「自己分析が浅い」と受け取られる可能性があります。逆に、長すぎると要点がぼやけてしまい、結局何を伝えたいのか不明確になってしまうため注意が必要です。

適切な字数の中で、志望理由・自分の強み・入社後の展望をバランスよく盛り込むことが、読み手にとっても理解しやすく好印象につながります。

志望理由とキャリアプランを8対2で書く

全体の構成は、志望に至った理由とキャリアプランを8対2の割合で書くとよいでしょう。

志望理由を中心に書き出し、キャリアプランをプラスすれば、志望動機として十分な内容になります。

結論が端的にわかる書き出し

志望動機の書き出しは、結論が端的にわかる内容にしましょう。

志望動機の書き出しは、応募者の熱意と適性を示す重要な部分です。

ビジネスシーンで相手に何かを伝えたい時は結論から伝える方が、自分の言いたい事を的確かつシンプルに伝えられます。

書き出しでは、「企業のどのような点に惹かれたのか」「なぜその企業を志望するのか」を述べましょう。

書き出しに続けて詳細な理由や経緯について説明を加えていけば、志望の背景を伝えられます。

例えば、以下のように志望理由を端的にした文章から書き出すと、企業の担当者も読みたくなる文章になります。

・私は貴社の「先の世代を見越した利他的な社風」に共感し志望致しました。

業界を志望する理由

エントリーした企業が所属する業界をなぜ選ぶのか、紹介した企業選びのポイントをふまえて説明するとよいでしょう。

例えば、「世界を代表する日本の技術力を、広く伝えていける企業」を企業選びのポイントにしていると仮定します。

エントリーした企業の業界が「自動車業界」「半導体業界」「カメラ業界」などの場合は、企業選びのポイントどおりの業界を志望しています。

エントリーしている業界は、どれも日本の技術的優位性が高い業界ばかりです。

企業選びのポイントと志望業界が一致するように説明すると、筋の通った志望動機になります。

企業を選んだ理由

業界内にある数多くの企業から、なぜ自社を選んだのかは企業の担当者が重視しているポイントです。

企業が持つ強みや特徴などをふまえて、業界内でなぜ選んだのかを説明するとよいでしょう。

例えば、以下のように企業選びのポイントと志望業界を決めているとします。

・企業選びのポイント:世界を代表する日本の技術力を、広く伝えていける企業

・志望業界:自動車業界

業界内から選んだ理由を以下のように説明すると、ストーリーとして矛盾がないため、採用担当者側も納得のいく回答となります。

・御社(貴社)は自動車業界の中で特許を取得している数が日本一であると同時に、輸出台数もNo.1です。高い技術力を持ちつつ、世界に広く技術を伝えられる企業のため、御社(貴社)を志望しました。

入社後のキャリアプラン

企業選びのポイントや志望業界・企業で全体の8割を説明した後は、入社後のキャリアプランで残りを説明するとよいでしょう。

自身の強みや特徴をふまえて、入社後の目標や挑戦したいことを説明します。

例えば、自身の強みが大学の研究で培った粘り強さだとした場合、以下のようにキャリアプランを描くとよいでしょう。

・より多くの人々が使える安全な自動車となるように、自動ブレーキシステムの研究に粘り強く取り組みたいです。

【例文集】企業に刺さる書き出し

【例文集】企業に刺さる書き出し

志望理由を前面に打ち出す書き出し

・私が貴社を志望する理由は、◎◎◎◎です。
・私は、◎◎◎◎という理由から貴社を志望しました。

志望理由を前面に打ち出す書き出しは、シンプルに意欲をアピールしたい時に有効です。

その後、志望理由を深掘りするように、今までの経験から活かせることや将来のキャリアビジョンにつなげると良いでしょう。

経験を伝える書き出し

・私は、学生時代◎◎◎◎という経験から貴社を志望しました。
・◎◎◎◎という経験を通して、貴社に興味を持ちました。

経験を伝える書き出しは、志望動機を際立たせます。

志望動機に経験を織り交ぜれば、個性や人となりを効果的に表現が可能です。

その後、「自分の経験をどのように貴社で活かせるのか」を具体的に示すと説得力が増します。

企業に惹かれた理由を伝える書き出し

・貴社の◎◎◎◎という社風に魅力を感じています。
・業界をけん引する貴社の◎◎◎◎事業に惹かれて応募しました。

書き出しで企業の魅力を率直に表現すると、企業への志望意欲の高さが伝わりやすいメリットがあります。

書き出しの後、自身の志望意欲につながる理由を丁寧に説明しましょう。

企業への理解と自分の価値観を照らし合わせて、「なぜこの企業を選びたいのか」を明確に述べるのが重要です。

能力をアピールする書き出し

・学生時代に身につけた◎◎◎◎のスキルを◎◎◎◎の事業で活かしたいと思い、志望しました。
・私が大学で研究した◎◎◎◎の知識は、貴社の研究開発職で活用できると考えて志望しました。

就活では、特に優れたスキルや知識があれば積極的にアピールしましょう。

書き出しで能力を示すことで、採用担当者に入社後すぐに活躍できるイメージを与えられます。能力をアピールする時は、応募する企業の条件や求めている人物像に沿って書きましょう。

理系職種別・書き出しテンプレ3種

以下では、代表的な理系職種である研究職・開発職・ITエンジニアの志望動機における書き出しのテンプレを紹介します。

研究職向け

・私が貴社を志望する理由は、研究分野における挑戦的なテーマに強く魅力を感じたからです。
・私は、新しい知を生み出す研究環境で自らの探究心を発揮したいと考え、貴社を志望しました。

開発職向け

・私が貴社を志望する理由は、技術を製品化し社会に届ける開発力に魅力を感じたからです。
・私は、培った知識を応用して新しい価値を創造できる環境に挑戦したいと考え、貴社を志望しました。

ITエンジニア向け

・私が貴社を志望する理由は、ITを通じて社会課題を解決する姿勢に強く共感したからです。
・私は、システム開発やデータ活用を通じて業務改善に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

研究職・開発職・ITエンジニア向けの書き出しテンプレは、いずれも「なぜ貴社を志望するのか」を端的に示す形です。

冒頭で志望理由を明確に伝えれば、意欲が伝わりやすくなります。その後に経験やスキル、キャリアビジョンを加えると、職種ごとに説得力のある志望動機へと発展させられます。

【例文集】企業に刺さる志望動機

【例文集】企業に刺さる志望動機

企業理念に魅力を感じた志望動機

【例文】

私は貴社の「先の世代を見越した利他的な社風」に共感し、志望致しました。
先を見越した利他的な思考の大切さは、幼少期に祖父から伝えられた教えに通じる部分があります。
その教えを胸に学生時代を通して追求した〇〇の分野は、社会をより良くする貴社商品にも活かせる研究です。
すでに広く愛されている〇〇製品を先の世代に繋ぐために、専門分野を中心に幅広い業務で貢献したいという思いからエントリーに至りました。

【ポイント】

企業理念や事業方針への共感は良いアピールになります。

しかし、同じ観点で志望動機を書く就活生も多いため、独自の根拠を添えることがおすすめです。

具体的なエピソードを用いた志望動機

【例文】

私は貴社製品を通じて、日本のものづくりの力になりたい思いがあり志望致しました。
大学時代カナダへの交換留学に参加した際、韓国や中国製品が非常に多かったことに衝撃をうけました。
アジアだけでなく世界を代表する技術力を、貴社製品の「ユーザー目線でのものづくり」を通して再び広く伝えていきたいと考えています。

【ポイント】

具体的なエピソードを志望動機に織り込むことで、説得力のある内容になります。

自身のアピールしたいポイントをさり気なく入れ込むと、担当者の印象に残りやすい文章となるでしょう。

強い志望理由を軸にした志望動機

【例文】

数百社ある〇〇業界のなかで、貴社を志望する理由は2つあります。
1点目は「先進性」です。
1962年発表のAシリーズや1982年発表のDシリーズをはじめとして、世界に驚きを与える発想に魅力を感じています。
常に挑戦する姿勢△社独自の姿勢だと考えています。
そして2点目は「日本を感じさせる製品である」ことです。
海外向け製品でも変わらず日本の独自性を大切にされていることに誇りを感じます。
この2つの特徴は、業界でも貴社のみのものです。
自身の専門分野を活かせる部分で、ぜひ組織の力になりたい思いから志望致しました。

【ポイント】

〇〇社だから入社したいという思いは、強いアピールになります。

より具体的な内容をできるだけ端的に書くことが大切なポイントです。

可能であれば、企業の特徴に対して自身の専門性がどのように活かせるのかも書き添えましょう。

先輩社員に惹かれて応募した場合の志望動機

【例文】

私が貴社を志望するのは、インターンシップに参加したときに研究開発職の〇〇様にうかがった「信頼できる仲間と互いに切磋琢磨しあいながら、社会に貢献できる仕事」という言葉に強く惹かれたからです。
私はゼミで◎◎◎◎の研究をしていますが、研究に行き詰まったことがありました。
同じ分野で研究を行うゼミ生とアドバイスしあうようになり、自分には研究の先にいる人への意識が足りていないことに気づきました。
私のモチベーションの源泉は、良き協力者である周囲の存在と、研究の先にある「誰かの役に立つ喜び」だと考えています。
社員の方々が互いに協力しながら一つの目標に向かう貴社であれば、やりがいを持って仕事に取り組めると思います。
ぜひ御社で、研究開発職として働きたいと思います。

【ポイント】

企業で実際に働いている社員を魅力的に感じたという志望動機なら、企業とのマッチ度をアピールできます。

自分の経験や強みを絡めて説明すると、より内容に深みが出ます。

書く時のポイントは、企業が求める人材に沿った内容にすることです。

インターンシップやOG訪問でのエピソードは、他の就活生と差別化するにも最適です。

理系職種別・志望動機のミニ例文

志望動機は「なぜその企業か」「なぜ自分か」「入社後に何をしたいか」を軸に構成することで、シンプルかつ説得力のある内容になります。

理系職種の場合は研究や技術の経験を、企業の事業やニーズとどう結びつけられるかが大きなポイントです。

以下では、研究・開発・生産技術・SE・データサイエンス・プラント・医療機器職のミニ例文を紹介します。

研究職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、未踏領域の研究に挑戦する姿勢に大きな魅力を感じたからです。大学院で有機合成化学を研究し、失敗を重ねながらも最適な条件を導く過程で粘り強さを培いました。この経験を活かし、新素材開発に取り組むことで社会に新たな可能性を提供したいと考えています。

研究職【ミニ例文】②

私は、基礎研究と応用研究をつなぐ貴社の体制に強く共感し志望しました。大学院での実験では仮説検証を繰り返す中で、理論と実践を結びつける力を磨きました。入社後は創薬研究に携わり、確かなデータに基づいた成果を積み重ね、患者さんの生活の質向上に貢献したいと考えています。

研究職【ミニ例文】③

私が貴社を志望する理由は、社会課題を解決する研究テーマに真摯に向き合う姿勢に共感したからです。修士課程で培った統計解析の知識と実験設計力を活かし、研究の精度と効率を高める役割を担いたいと考えています。新しい知を創出し、実社会に還元する研究者として挑戦を続けたいです。

開発職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、最先端技術を製品化し社会に届ける力に魅力を感じたからです。学部でロボット工学を研究し、設計から試作まで一貫して携わる中で、アイデアを形にする楽しさを学びました。入社後はユーザーの生活を豊かにする製品開発に挑戦し、社会へ新しい価値を提供したいと考えています。

開発職【ミニ例文】②

私は、研究成果を迅速に事業化する貴社の開発体制に強く惹かれ志望しました。大学院では材料工学のテーマで、実験条件を工夫し耐久性を高める研究を行いました。入社後はこの知見を応用し、新素材を用いた製品開発を進めることで、貴社の競争力強化に貢献したいと考えています。

開発職【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、開発を通じて社会に役立つ仕組みを生み出すことに挑戦したいからです。研究室で新規回路設計に取り組んだ経験から、理論を実装へ移す過程にやりがいを感じました。入社後はチームと協働し、効率性と安全性を両立した製品を世に送り出す開発者を目指します。

生産技術職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、製品を安定して社会に届ける生産技術の役割に魅力を感じたからです。研究室では実験装置の稼働率向上を目的に、作業工程を改善した経験があります。入社後は生産効率の向上や歩留まり改善に挑戦し、品質を維持しつつコスト削減を実現できる技術者として貢献したいです。

生産技術職【ミニ例文】②

私は、ものづくりの現場で課題を発見し解決する生産技術職にやりがいを感じ、貴社を志望しました。大学で培った機械工学の知識を活かし、試験装置の設計や改善を行った経験があります。入社後は現場と開発の橋渡し役として、工程改善や新技術導入に取り組み、安定した生産体制を築きたいです。

生産技術職【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、品質と効率を両立させる生産技術の挑戦に携わりたいからです。研究で培ったデータ分析力を応用し、工程条件の最適化や不良率低減に取り組んできました。入社後は安全で持続可能な生産システムを構築し、社会に信頼される製品を安定供給する一翼を担いたいです。

SE【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、社会インフラを支えるシステム開発に強みを持つ点に魅力を感じたからです。大学で情報工学を専攻し、Webアプリ開発を行う中で要件定義から実装、検証まで幅広く経験しました。入社後は、顧客の課題を理解し最適なシステムを提案できるSEとして成長し、社会の発展に貢献したいです。

SE【ミニ例文】②

私は、金融システムや公共分野の基盤を支える貴社のプロジェクトに携わりたいと考え志望しました。研究では大規模データを扱うプログラムを作成し、処理速度改善に取り組みました。入社後はこの経験を活かして信頼性の高いシステムを構築し、安心して利用できるサービスの実現に尽力したいです。

SE【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、幅広い業界に向けてITソリューションを提供し、社会を変革している姿勢に共感したからです。学部時代にはチーム開発でリーダーを務め、メンバーの強みを活かした開発を経験しました。入社後は協働力を活かし、大規模システムの構築に挑戦しながら顧客に価値を届けたいです。

データサイエンス職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、膨大なデータを活用して社会課題を解決している点に強く魅力を感じたからです。大学院では機械学習を用いた画像解析を研究し、大規模データの前処理や特徴量設計を経験しました。入社後はこのスキルを応用し、顧客の意思決定を支える分析基盤の構築に貢献したいです。

データサイエンス職【ミニ例文】②

私は、データに基づいて新しい価値を生み出す貴社の姿勢に共感し志望しました。研究では統計モデルを用いて材料特性を予測し、効率的な実験設計を実現しました。入社後はデータ解析による課題発見と改善提案を行い、製品開発や業務改革を推進するデータサイエンティストを目指したいです。

データサイエンス職【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、多様な分野でデータ活用をリードしている点に魅力を感じたからです。大学での研究では医療データの解析に携わり、欠損値処理やモデル評価の重要性を学びました。入社後は高度な解析技術と現場理解を組み合わせ、社会に有益な意思決定を支える役割を果たしたいです。

プラントエンジニア職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、エネルギーやインフラを支えるプラント建設に携われる点に大きな魅力を感じたからです。大学では流体力学を学び、熱交換効率の改善をテーマに研究しました。入社後はその知識を設計や施工管理に活かし、安全性と効率を兼ね備えたプラントの実現に貢献したいです。

プラントエンジニア職【ミニ例文】②

私は、海外プロジェクトを含めグローバルに活躍できる貴社の事業展開に強く惹かれ志望しました。研究室では材料強度に関する実験を行い、耐久性評価のデータ解析を担当しました。入社後は現場経験を積みながら、設備の長寿命化や安定稼働を実現し、社会基盤を支えるエンジニアを目指します。

プラントエンジニア職【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、環境負荷を低減する技術開発を推進している点に共感したからです。学生時代には化学工学を専攻し、触媒反応による排ガス処理に取り組みました。入社後は環境配慮型プラントの設計や改善に携わり、持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。

医療機器エンジニア職【ミニ例文】①

私が貴社を志望する理由は、最先端の医療機器を通じて人々の健康に直接貢献できる点に強く惹かれたからです。大学院ではバイオメカニクスを専攻し、人体モデルを用いた機器評価を経験しました。入社後はその知見を活かし、安全性と信頼性の高い機器開発に取り組み、医療現場を支える技術者を目指します。

医療機器エンジニア職【ミニ例文】②

私は、患者さんの負担を軽減する医療機器の開発に挑戦している貴社の姿勢に共感し志望しました。研究ではセンサー技術を応用した生体情報計測に携わり、精度向上のための工夫を重ねてきました。入社後は使いやすさと正確性を両立した製品開発を推進し、多くの人に安心を届けたいです。

医療機器エンジニア職【ミニ例文】③

私が貴社を志望するのは、医療の進歩を支える技術革新に携わりたいからです。学部時代に人工知能を用いた画像診断支援の研究を行い、臨床データ解析に触れました。入社後はこの経験を活かし、医師の診断を支援する次世代機器の開発に貢献し、医療の質向上に寄与したいと考えています。
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避けるべき志望動機のNG例

避けるべき志望動機のNG例

志望動機を書く時に気をつけたいNG例について紹介します。

①企業の理念に共感

「◎◎◎◎◎という御社の理念に共感し、志望いたします」という志望動機を書く時は、単なる感想に留まっていないか気をつけましょう。

理念への共感は企業とのマッチ度をアピールできますが、「いい理念だと思いました」という感想しか内容がなければ効果はありません。

採用担当者に響く志望動機に仕上げるには、「共感する理念の元でどのように企業に貢献できるのか」という視点を盛り込むことが大切です。

②企業の商品やサービスが好き

「貴社の商品が好きで志望しました」という志望動機は、単なる好意の表明になっていないか気をつけましょう。

思い入れは志望度や熱意のアピールになります。しかし、特定の商品やサービスに限定しすぎた内容だと、「入社後の配属が希望通りにならなければ離職してしまうのでは?」と不安に思われる可能性があります。

志望動機で企業の商品やサービスに言及する場合は、採用担当者が入社後の姿が想像できるよう自分の強みの活かし方などを述べましょう。

③貴社で学びたい

「貴社で◎◎◎◎◎について学びたいと思い、志望しました」という志望動機は、あくまで自分が主体で受け身な印象を与えてしまいます。

企業で学びながら成長する意欲を示したい時は、自分のスキルや企業で活かせる知識について述べて、能動的に仕事に取り組む姿勢をアピールしましょう。

④福利厚生や給料に魅力を感じた

「福利厚生が充実している点を魅力に感じて、貴社を志望しました」という志望動機は、ともすれば会社を条件でしか見ていない印象を与えてしまいます。

福利厚生や給料は企業選びの軸となるポイントですが、採用担当者が志望動機で知りたいのは仕事への意欲や姿勢です。条件で志望したと思われないよう、別の内容に書き換えることをおすすめします。

⑤入社したい熱意しか伝わらない

「私は、子どもの頃から貴社に入社したいと思っています」という志望動機は、熱意のみで中身が伴っておらず空虚に映ってしまいます。

入社意欲を示すのは大切です。しかし、入社したいと思ったきっかけや入社後にどのように会社に貢献できると考えているのかを忘れずに述べましょう。

⑥理系特有のNG例3種

①手法名の羅列のみになっている

志望動機で研究手法や分析技術の名前を並べるだけでは、専門性をアピールしたつもりでも「単なる自己満足」に映ってしまいます。

企業は具体的な手法そのものよりも、「どう応用し成果を出したか」を知りたいのです。例えば、「NMR解析を通じて材料特性を見極め、効率的な実験計画を立てた」といった形で、手法と成果を結びつけて語る必要があります。

②安全や規格への理解が足りない

理系職種では安全や法規遵守が前提です。しかし、「研究の自由度が高い環境で伸び伸び取り組みたい」といった表現は、規格や安全基準を軽視している印象を与える場合があります。

特に、医薬品や化学、プラント業界では致命的です。

志望動機では「規格を守りつつ最適化を追求する」などの実務に即した姿勢を強調しましょう。

③研究と事業の未接続

「研究を活かしたい」と書きながら、「成果が企業の事業にどう貢献するか」が見えない志望動機は説得力に欠けます。

たとえば、基礎研究のテーマをそのまま書くと「学問的な関心」だけに見えてしまいます。

重要なのは「培った分析力を新素材の開発に役立てたい」など、研究経験を企業の事業活動に関連づけることです。

志望動機をほかの就活生と差別化するためにしたいこと

志望動機をほかの就活生と差別化するためにしたいこと

フィードバックをもらって改善する

志望動機を第三者に読んで貰い、フィードバックを得ることは非常に有効な手段です。

志望動機を完成させたことで満足しがちですが、意外と他者には意図したように伝わらないものです。

信頼できる友人や先輩からのアドバイスを受け、修正することでより良い内容になるでしょう。

数をこなして企業によって使い分ける

志望動機は、とにかく数をこなしてコツをつかむことが大切です。

また、志望動機は企業に合わせて書くものです。同じ志望動機をただ使い回していると、採用担当者は「本当に自社を志望しているのか?」と疑問を抱きます。

効率的に就活を進めるためにも、流用できるところは流用しても構いません。しかし、いくつかのベースをもとに企業に合わせた肉付けをするなどの使い分けが重要です。

うわべだけの内容にならないよう注意する

志望動機は、就活生がなぜ企業を選んだのかという意欲や内面を表すものです。

志望動機に根拠や説得力があれば非常に魅力的に映ります。しかし、うわべだけ綺麗に整っていても、何が言いたいのかわからなかったり、内面や熱意が伝わってこないと意味がありません。

志望動機を作成する際は、限られた字数内で自分の想いや意欲をしっかりと表現しましょう。

志望動機を書く際の注意点

志望動機を書く際の注意点

記入欄の8割は満たす

エントリーシートや履歴書の志望動機を、できるだけ短い文章にしようと考えている方は数多くいます。

短い文章の方が書きやすく、企業の担当者も読みやすいと考えるためです。

短い文章の方が読みやすくなりますが、基本的には記載欄の8割は埋まるように書きましょう。

文章が短い場合、入社への熱意が低いと捉えられるリスクがあります。

記入欄を8割方満たしてる場合には、入社への熱意が低いと捉えられるケースはほとんどありません。

話し言葉を使わないよう気をつける

志望動機では、書き言葉と話し言葉を混同しないよう、気をつけましょう。

たとえば、企業を呼ぶ言葉には「御社」「貴社」があり、どのように使い分ければよいか、分からなくなってしまう方もいます。

エントリーシートや履歴書に書く場合には「貴社」と書き、面接では「御社」と呼びます。

結論ファーストで書く

思いの丈をぶつけるのは素晴らしいことですが、文章は結論ファーストが重要です。

企業の採用担当者は数多くの応募者から、エントリーシート・履歴書を送付されます。

そのため、結論が冒頭で記載されていない文章は話の全容がすぐに見えず、採用担当者の負担を増大させて途中で読まれなくなる可能性があります。

素晴らしい志望動機だったとしても、企業の担当者に読んでもらえなければ、意味はありません。

企業の担当者に読んでもらうためにも、結論ファーストの文章にしましょう。

推敲して誤字脱字をなくす

志望動機は必ず何度も推敲して、誤字脱字をなくすようにしましょう。

志望動機に誤字脱字が多ければ、採用担当者は就活生に注意力が欠けていると思います。また、「仕事を任せても確認をしないのではないか?」という印象を与えかねません。

文章を整えることは、社会人として必要な最低限の能力の証明だと肝に銘じましょう。

面接における志望動機の答え方のポイント

面接における志望動機の答え方のポイント

結論から話す

文章や会話にかかわらず、ビジネスでは結論から話すことが基本になります。

結論がわかると話が聞きやすく、会話の内容が理解しやすくなる点がメリットです。

志望動機の場合、相手にしっかりと理解をしてもらう必要があります。

結論から会話を始めて、できるだけ面接の担当者に志望動機の内容を理解してもらうように心掛けましょう。

ESと面接で内容を大きく変えない

面接では、エントリーシートに記載した志望動機と大きく内容を変えないようにしましょう。

エントリーシートと実際の回答にズレがある場合、一貫性がないと評価されてしまいます。

文字数制限によって十分に説明しきれなかった点がある場合は、面接の場を活用して補足説明をしましょう。その場合は、エントリーシートと整合性がとれているため、「一貫性がない」と判断されることはありません。

一貫性のある回答は、採用への好印象につながります。

履歴書やエントリーシートとの整合性を保ちつつ、面接の場で自己アピールの機会を最大限に活かすことが効果的な面接対策となります。

表情や抑揚にも気を配る

面接での振る舞いは、就活生が思っている以上に印象を左右します。

たとえば、目を合わせずに話すよりも、楽しげに身振り手振りを交えて話す方が良い印象を与えられます。

面接では背筋を伸ばし、面接官の目を見て話しましょう。

できるだけ柔らかい表情を心がけ、相槌などのリアクションを挟みつつ、 聞きやすいスピードで言葉の抑揚にも気を配ると印象を底上げできます。

面接官の反応を見て臨機応変に対応する

自分の回答が上手く伝わっているのかを判断するためには、面接官の反応をチェックすることをおすすめします。

怪訝な表情や考え込むようなリアクションがある場合には、上手く伝わっていない可能性があります。

上手く伝わっていないと感じた場合には、すかさずフォローの回答を入れるなどのアクションを入れましょう。

面接の場では緊張もあるため、上手く答えられないケースは珍しくありません。

上手く答えられなかった場合でも、どのようにリカバリーをしていくのかが面接では重要です。

理系職種別・模範トーク台本

以下では、研究・開発・生産技術など理系職種ごとに使える模範トーク台本を紹介します。

研究職

結論私は、貴社で新素材研究に強みを持つ貴社に取り組みたいと考えています。
根拠大学院で有機材料の研究を進め、条件最適化を繰り返す中で課題解決力と粘り強さを養いました。
成果貢献入社後は研究を活かし、貴社の新素材開発の発展に貢献したいです。
リバッタル(反論)「研究は時間がかかりますが、ゴールが見えない中でも頑張れますか?」
→成果までの過程を大切にし、一歩一歩着実に進める粘り強さを持っています。

開発職

結論私は、技術を社会に実装する開発業務に携わりたいと考えています。
根拠学部では回路設計を担当し、試作品を改良して性能を向上させた経験があります。
成果貢献ユーザーの利便性を重視し、製品の価値を高める開発を行いたいです。
リバッタル(反論)「実務経験はありますか?」
→研究室での設計と改良を通じ、現実的な制約下で成果を出す力を磨きました。

生産技術職

結論私は、品質を保ちつつ効率的な生産体制を築く仕事をしたいです。
根拠研究室で実験装置の稼働率を改善し、工程を最適化した経験があります。
成果貢献入社後は歩留まり改善やコスト削減に取り組み、安定した供給に貢献します。
リバッタル(反論)「現場経験はありますか?」
→研究室ではゼミ生同士で密に連携を取り、現場視点を踏まえた解決策を導きました。

SE

結論私は、社会を支える基幹システムの開発に携わりたいです。
根拠研究では大規模データ処理プログラムを作成し、処理速度改善を行いました。
成果貢献入社後は顧客ニーズを的確に把握し、安心して利用できるシステムを構築したいです。
リバッタル(反論)「人と関わるのは得意ですか?」
→チーム開発で役割分担を調整した経験があり、協働に自信があります。

データサイエンス職

結論私はデータ解析を通じて、事業価値を高める提案を行いたいです。
根拠大学で機械学習を活用し、実験データから特性を予測しました。
成果貢献入社後は分析力を応用し、意思決定を支える基盤づくりに貢献します。
リバッタル(反論)「研究がAI頼みになっていませんか?」
→モデルに依存せず、データ前処理や仮説検証を重視しています。

プラントエンジニア職

結論私は、安全で持続可能なプラントを設計・運用したいです。
根拠大学では流体力学を専攻し、熱交換効率改善をテーマに研究を行いました。
成果貢献入社後は設計や施工に活かし、効率性と安全性を両立した設備を実現します。
リバッタル(反論)「海外勤務の可能性もあります。対応できますか?」
→大学2年次に1年留学しており、日常会話には不便しません。柔軟に対応できます。

医療機器エンジニア職

結論私は、医療機器を通じて患者さんの生活の質向上に貢献したいです。
根拠大学でセンサー技術を応用した生体計測研究を行い、精度向上に取り組みました。
成果貢献入社後は安全性と利便性を両立した製品を開発し、現場を支えたいです。
リバッタル(反論)「規格についての理解はありますか?」
→研究で医療系データを扱う際に倫理・安全基準を遵守してきました。

面接で使える言い換えリスト

面接では、短所をどう表現するかが評価に大きく影響します。

一見マイナスに聞こえる言葉も、言い換え次第で前向きな強みに変えられます。以下では性格・行動・言葉遣いの3つの視点から、よくあるネガティブ表現をポジティブに変換するリストを紹介します。

性格編|性格的な短所のポジティブ変換例

優柔不断 慎重に考え、多角的に判断できる
頑固 信念を持ち、一貫性がある
内向的深い洞察力があり、冷静に考えられる
神経質細部まで気を配れる繊細さがある
人見知り慎重に信頼関係を築ける
優しすぎる共感力が高く調整役ができる
おおざっぱ全体像を見て柔軟に対応できる
気が弱い協調性を大切にし、周囲と調和できる
せっかちスピード感を持って行動できる
心配性リスクを事前に想定し、準備ができる

行動編|行動パターン・習慣のポジティブ変換例

飽きっぽい 新しいことに挑戦する好奇心が旺盛
面倒くさがり効率化を重視し工夫を怠らない
口下手慎重に言葉を選び、誠実に伝える
八方美人誰とでも分け隔てなく接することができる
緊張しやすい責任感が強く、真剣に向き合える
マイペース自分のリズムを守り着実に進められる
不器用一つひとつ真摯に取り組む誠実さがある
要領が悪い丁寧に物事を進める正確さがある
遠慮がち周囲に配慮し、謙虚に対応できる
スピード感を優先できる

言葉遣い編|ネガティブワードのポジティブ表現集

無理です 挑戦のしがいがある
できませんまだ習得中ですが努力していきます
面倒くさい効率的に進めたい
失敗した新しい学びを得られた
疲れたしっかり頑張れた証拠
遅い慎重で丁寧
弱気調和を大切にしている
苦手今後伸ばしていきたい分野

就活の志望動機でよくある質問

就活の志望動機でよくある質問

志望動機がない場合はどうすればよい?

何となく良さそうだからエントリーしたいけど、肝心の志望動機が思いつかないという方は多くいます。

志望動機が思いつかない場合には一度立ち止まって、良さそうと思った理由の深掘りをおすすめします。

良さそうと感じた理由を明確化できれば、志望動機にするのは難しくありません。

理由の明確化には「なぜなぜ分析」を繰り返すのがおすすめです。

なぜなぜ分析を繰り返すことで、自身の中で良さそうと思った理由が整理され、明確化できるでしょう。

志望動機が履歴書の枠内に入りきらない場合は?

エントリーした企業への志望度が高い場合、履歴書に入りきらないほど志望動機になる方もいるでしょう。

枠内に入りきらないほどの熱意は素晴らしいことですが、枠内に収めて書くのが一般常識なため、枠外にはみ出すのはNGです。

枠内に入りきらない場合には、以下の点に注意して、構成や文章の見直しをしましょう。

  • ・繰り返し読み直して、不要な言葉は削除する
  • ・伝えたい内容だけに文章を絞る

志望動機と自己PRの記載欄が同じ場合は?

エントリーシートによっては、志望動機と自己PRが1つの欄にまとめられていることがあります。

この場合、志望動機と自己PR両方の内容を記載する必要があります。

限られた枠で、入社への強い熱意と自分の魅力を最大限にアピールするためには、志望動機と自己PRの違いをきちんと理解することが大切です。

志望動機は「なぜこの企業を志望しているのか」、つまり入社後に実現したいことや貢献できることを述べるものです。

一方、自己PRでは、自分の強みや経験から得た学びを活かして入社後にどのように貢献できるかを丁寧に説明します。

志望動機欄と自己PR欄が1つになっているときは、志望動機と自己PRにそれぞれタイトルをつけて、一目で分かるようにしましょう。

貴社と御社の使い分けは?

「貴社」と「御社」はどちらも相手企業を指す敬語ですが、使う場面に違いがあります。

文書やエントリーシートなどの書き言葉では「貴社」を使うのが一般的です。

一方、面接や会話などの話し言葉では「御社」を使うのがマナーです。

使い分けができていないと社会人の基礎が足りてないと受け取られる可能性があるため、場面に応じて自然に使えるように意識しましょう。

AIを使って志望動機を書くのはアリ?

AIを活用して志望動機を考えること自体は悪いことではありません。

思考や文章の整理、表現の参考にするのは効率的な方法です。

ただし、生成した文をそのまま提出するのは避けましょう。

企業が知りたいのは「自分自身の経験や考え」であり、AIが作った無難な文章では差別化できません。

必ず自分の言葉に置き換え、研究や経験に基づいたエピソードを交えて仕上げましょう。

志望動機は使い回してもいい?

志望動機を全ての企業で使い回すのは危険です。

どの企業にも当てはまる内容では、「本当に志望度が高いのか」と疑われかねません。

自分の軸や研究成果の強みなどのベース部分は共通で構いませんが、「なぜその会社なのか」という具体的な理由を加える部分は企業ごとに用意しましょう。

一部分を使い回す場合も、必ず企業ごとに文章を調整してください。

面接で第一志望かどうか聞かれた時は?

面接で「第一志望ですか」と問われたときに、嘘をつく必要はありません。

ただし、「御社が第一志望ではありません」と正直に伝えるのは印象を下げてしまいます。

実際には「志望度は高い」「この分野で特に惹かれている」など前向きな言い回しで答えるのが無難です。

どの企業でも「ここで働きたい」という姿勢を伝えることが、評価につながります。

競合他社との比較を盛り込むのはアリ?

志望動機に競合他社との比較を取り入れることは可能ですが、言い方には注意が必要です。

たとえば、単に「他社より福利厚生が良い」といった比較は、マイナスに働くことがあります。

一方で、「複数社を調べた中で、御社の研究開発体制に最も魅力を感じた」といった前向きな表現なら効果的です。

他社を下げずに、自社を選んだ理由を強調することが大切です。

福利厚生に惹かれたという理由はアリ?

福利厚生を理由に挙げるのは一見マイナスに思われますが、伝え方次第では問題ない場合もあります。

たとえば、「研究と生活を両立できる制度が整っているため、自分の力を長く発揮できる」と伝えれば、前向きな志望動機になります。

ただし「休みが多いから」「給料が高いから」だけでは不十分で、自分の成長や成果発揮と結びつけて説明しましょう。

理系院生の研究はどのように志望動機にすればいい?

理系院生は研究テーマを志望動機に活かすと説得力が増します。

志望動機を書く時は、単に研究内容を説明するのではなく「研究で培ったスキルや考え方をどう業務に応用できるか」を意識しましょう。

たとえば、「データ分析の経験を新薬開発に役立てたい」といった形です。研究の専門性を企業ニーズとつなげることで、独自性のある志望動機になります。

スカウトサービスを有効活用しよう

スカウトサービスを有効活用しよう

志望動機を作成したら、スカウトサービスに登録してみましょう。

スカウトサービスは、プロフィールを登録するだけで、自分では見つけられなかった企業からオファーが届きます。

実際にスカウトサービスの活用を検討しているのであれば、『TECH OFFER』がおすすめです。

『TECH OFFER』は理系学生に特化したスカウトサービスで、利用する企業も理系学生の採用を目指す企業ばかりです。

隙間時間にプロフィールを登録して、理系就活生を求めている企業に自分の魅力をアピールしましょう。

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まとめ

本記事では、就活における志望動機の書き方や面接での答え方を解説しました。

ポイントを抑えたうえで志望動機を制作してみると、自分の思考もすっきりと整理され、面接時の回答にも役立ちます。

ぜひ今回の内容を志望動機制作の参考にしてみてください。