採用担当者必見!人事ブログにおすすめのネタ5選|運営のポイントも解説

人事ブログの運営ポイントを解説

採用担当者の中には、人事ブログの更新に苦戦している方も多いのではないでしょうか。「何を書けば良いのか分からない。」「そもそもブログを書く意味はあるのだろうか…。」という声もよく耳にします。

実は、人事ブログを充実させると学生に興味を持ってもらえたり、エントリーを増やしたりする効果があります。また、内定者との関係性を深めるためにも活用できるため、内定辞退を防ぐことにもつながります。

本記事では人事ブログにおすすめのネタや、ブログ運営のポイントについて詳しく解説します。人気の人事ブログもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

人気の人事ブログ

人気の人事ブログを紹介

人事ブログの運用を成功させるためには、いま人気がある他社のブログを参考にするのも有効な方法です。ここでは、特徴的な取り組みをしている3社をご紹介します。

LINE株式会社

コミュニケーションアプリで有名なLINE株式会社では「OnLINE」という公式ブログを運営しています。取り上げるテーマは「社員インタビュー」や「LINEのしくみ(社内の取り組み)」が中心です。

それぞれの記事に「#営業」「#企画」などのタグがついているため、気になるテーマが簡単に検索できるようになっています。また、サムネイル(一覧表示される画像)には活き活きとした社員の写真が並んでいるのも印象的です。

参考:OnLINE(オンライン)- LINEでは、こうしてます。 (line-online.me)

株式会社LITALICO

LITALICO(りたりこ)は、障害者向け就労支援事業や子ども向け教育事業などを展開する企業です。同社では「LITALICO 採用ブログ」を運営しています。

このブログでは主に、座談会やインターンシップなど、就活イベントの情報を発信しています。記事ではイベントの日時だけでなく、登壇者のプロフィールやイベント開催の背景、狙いなども詳細に書かれているのが特徴です。

またイベント情報の他に、働く社員の生の声が聞ける「社員紹介リレー」も20記事以上アップされています。

参考:採用ブログ | 株式会社LITALICO

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、グループウェア「サイボウズoffice」や業務アプリ「Kintone(キントーン)」で知られるソフトウェア開発会社です。同社では公式ブログ「サイボウズ式」を運営しています。

サイボウズ式では、「家族と仕事」をテーマに社員が赤裸々に体験談を語った記事や、外部ゲストの寄稿や対談を取り入れた記事など、興味深いものが多数公開されています。また、文章ばかりではなくマンガを取り入れた記事などもあり、楽しく読めるのが魅力のブログです。

参考:サイボウズ式 | 新しい価値を生み出すチームのメディア (cybozu.co.jp)

人事ブログにおすすめのネタ5選

人事ブログにおすすめのネタを紹介

ここからは、人事ブログを書く際におすすめのネタをご紹介します。この5つのネタは、前述の人気ブログでもよく取り上げられているテーマなので、ぜひ参考にして下さい。

  • 会社説明会やインターンシップの情報
  • 社員インタビュー
  • 社内イベントのレポート
  • 社風・職場環境の紹介
  • 会社の取り組みに関するレポート

会社説明会やインターンシップの情報

採用を目的とするブログの場合、会社説明会やインターンシップなどの情報は発信しておきたいものの1つです。採用情報に関する記事なら書くべきことが決まっているので、あまり時間をかけずに更新できます。

記事を書く際は、できれば日時や場所の情報だけでなく、参加したくなるような紹介文も添えましょう。例えば「参加するとこんなメリットがある」「これだけ準備に力を入れている」「前回の参加者の声」などもおすすめです。

社員インタビュー

社員インタビューも、採用ブログには定番のテーマです。今回採用したい部署の社員や、若手社員などには優先的に協力してもらいましょう。

インタビューの目的はあくまで「学生が応募したくなる記事を作ること」ですから、社員にも趣旨を理解してもらうことが大切です。学生が知りたいであろう質問をよく考えて、社員にはあらかじめ回答を考えておいてもらうと、取材がスムーズに進みます。

社内イベントのレポート

社内イベントの様子も、会社の魅力を伝えるのに良い題材になります。例えば表彰式や社内研修、歓送迎会やサークル活動などです。

真面目な内容ばかりでなく、少しくだけた場面や仲の良さが伝わる写真なども添えると、学生も親近感を持ちやすくなり、志望度が上がることも期待できます。

社風・職場環境の紹介

ブログを読む学生は、会社の雰囲気を知りたいと思っています。そのため、社風や職場環境の紹介記事を書くのもおすすめです。

例えば「社員のタイムスケジュール」や「社内ツアー(設備の紹介)」などがあります。また、社員に人気のランチ店(オフィス近隣のお店)紹介なども良いでしょう。これらは、時期を問わずブログの題材にできるのがメリットです。

会社の取り組みに関するレポート

会社の取り組みに関するレポートも、人事ブログの題材に向いています。最近であれば、テレワークの実施状況や、男性の育休取得などが興味を引きやすいテーマです。

学生たちは求人を通して「テレワーク」や「働き方改革」、「育休取得」などの言葉に多く触れていますが、実態はよく分かっていないのが現状です。ブログで社員の体験談などを公開することで具体的な取り組みが伝わり、自分が働く姿もイメージしやすくなります。

人事ブログを書く際のポイント

人事ブログを書く際のポイントを紹介

人事ブログの目的は採用につなげることなので、書き方にはいくつかポイントがあります。多くの学生に見てもらい、自社の求人に応募してもらうために、次のことを意識しましょう。

  • 更新は最低でも週1回する
  • 写真や動画も活用する
  • ネタ選びは学生が知りたいことから考える
  • エントリーにつなげる

更新は最低でも週1回する

自社に興味を持ってもらうためには、定期的にブログを見てもらうことが必要です。そのためには最低でも週に1回、できれば2回以上は更新しましょう。

学生が企業を検索したときに、何ヶ月も更新が滞ったブログが出てくるのは非常に印象が悪いものです。忙しすぎて更新できないのではないか、担当者がいい加減なのではないか、と想像してしまいます。中途半端なブログは、採用効果がゼロどころかマイナスになることもあるので、削除の検討も必要です。

ただ、採用担当者が1人でブログを更新するのは負担が大きいかもしれません。その場合は他の社員の協力を得るなどして、無理なく続けられる仕組みを作りましょう。

写真や動画も活用する

文字ばかりのブログ記事は読む気を失ってしまうため、写真や動画もうまく活用しましょう。特に写真は、会社の雰囲気がひと目で分かりやすいので効果的です。

ただ、その分写真を撮る際には工夫も必要です。以下は、求人サイトのプロのカメラマンも実行しているテクニックなので、参考にしてください。

・背景に個人情報や散らかったオフィスが写り込まないようにする
・照明が明るいところで撮影する
・作り笑いではなく、思いきり笑わせて自然な笑顔を撮る
・業務イメージで電話をする写真はなるべく避ける(電話業務は学生に敬遠されるため)

ネタ選びは学生が知りたいことから考える

ブログのネタ選びは、学生が知りたいことかどうかを基準に考えましょう。芸能人や有名人でない限り、他人の個人的な投稿はなかなか読む気になりません。

例えば「今日は帰り道に洋服を買った」と記事にすると、どうでも良い話だと思われてしまいます。しかし「水曜はノー残業デーなので、仕事帰りに買い物に行った」と書くと、会社の取り組みを紹介する記事になります。

記事を書く前に「自分が学生なら知りたいか?」と考えてみましょう。

エントリーにつなげる

人事ブログの目的は学生を採用することなので、それぞれの記事からエントリーにつなげる工夫をしましょう。具体的には、説明会やインターンシップの記事に申込みフォームのリンクを貼る、全ての記事にナビサイトへのリンクを貼る、などの方法があります。

ブログを読んで「面白かった」で終わらせず、「エントリーしてみよう」と思わせるひと押しが大切です。

人事ブログを発信するメリット

人事ブログを発信するメリットを解説

人事ブログを発信すると、以下のようなメリットがあります。

  • 自社の魅力を自由に発信できる
  • 選考情報を周知できる
  • 内定者との接点が持てる

それぞれを詳しく確認していきましょう。

自社の魅力を自由に発信できる

求人サイトなどの原稿は、文字数や写真の枚数、フォーマットが決まっていますが、人事ブログなら自由に自社の魅力を発信できます。社員インタビューやイベントレポートなどを通して、会社の雰囲気を詳しく伝えられるのがメリットです。

選考情報を周知できる

人事ブログでは、会社説明会やインターンシップなどの選考情報もタイムリーにアナウンスできます。日時や場所を知らせるだけでなく、内容の説明や動機付けもしっかりできるのがメリットです。

内定者との接点が持てる

人事ブログは内定者との接点を持つツールとしても活用できます。内定式や内定者研修のレポートなどを記事にすると、学生が「自分も会社の一員になるんだ」と実感するきっかけになります。

また、企業によっては内定者紹介として簡単な自己紹介の記事を書いてもらうところもあります。最近は内定辞退が課題になっている企業も多いですが、ブログを通して内定者と定期的にコミュニケーションを取るのも1つの手です。

自社を知ってもらうには『TECH OFFER』もおすすめ

人事ブログの発信は、学生に自社を知ってもらい、応募してもらうための有効な手段です。同じく自社の魅力を知ってもらう手段として、最近は「ダイレクトリクルーティング」も注目を集めています。

ダイレクトリクルーティングとは、企業側が求職者(学生)を直接スカウトするという採用手法のことを言います。従来の求人サイトでは、知名度が低い企業の求人はどうしても埋もれてしまい、人が集まりにくいのが課題でした。しかしダイレクトリクルーティングなら、企業側が欲しいと思った人材に個別でアプローチできるため、企業の知名度に関係なく自社を認知してもらえます。

特に、理系学生の採用でおすすめのツールが『TECH OFFER』です。『TECH OFFER』は理系に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、約1,000,000もの技術キーワードから学生を検索できます。しかも、スカウトメールの送信は半自動化されているため、手間もかかりません。

ターゲット設定やスカウトメール作成のご相談もお受けしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。