こんにちは。理系就活情報局です。
就活で業界や企業・職種を理解するためにインターンシップに参加しようと考えている理系学生も多いのではないでしょうか。
「インターンシップで選考があるけど、自己PRをどう書いていいのか分からない」
「どうしても参加したいインターンシップがある。どんな自己PRなら選考通過できるのか」
インターンシップ募集を見ていると、抽選や選考なしで参加できるものもありますが、人気企業となると、参加のために選考があることも珍しくありません。エントリーシートの自己PRに頭を悩ませる理系学生もたくさんいます。
この記事では、理系学生がインターンシップ選考に通過するための自己PRのポイントや例文を解説します。
これから就活を始める理系学生の皆さんは、ぜひ参考にしてください。
インターンシップと本選考の自己PRの違い

理系学生の就職活動では、インターンシップと本選考の両方で自己PRを求められる場面があります。本選考では「入社後に活躍できる人材か」が重視される一方、インターンシップでは「成長の可能性」や「学ぶ姿勢」が評価されやすい傾向です。
違いを分かりやすく整理すると、以下のようになります。
| 項目 | インターンシップの自己PR | 本選考の自己PR |
| 評価の軸 | 成長可能性、学ぶ姿勢、ポテンシャル | 入社後に活躍できる人材か、再現性、実績 |
| 重視されるプロセス | 未知への挑戦、主体的な学習・試行錯誤の過程 | 研究活動での明確な成果、課題への具体的な貢献度 |
| 伝えるべき目的 | 「何を学びたいか」「どう成長したいか」 | 「何をできるか」「自分の強みをどう活かせるか」 |
特に理系学生の場合、研究内容や専門性を書くだけでは差別化が難しく、目的に応じて自己PRの伝え方を変えることが重要です。
ポテンシャルや意欲が重視される
インターンシップの自己PRでは、現時点での完成度よりも「これから成長できるか」が重視されます。
本選考では、「研究活動でどのような成果を出したか」「課題にどう貢献できるか」など、再現性や実績を求められるケースが多くなります。一方、インターンシップでは、実績そのものよりも「未知のことに挑戦できるか」「主体的に学べるか」が見られています。
例えば、研究経験がまだ浅い学部3年生の場合でも、以下の経験は十分なアピール材料です。
- ・新しい知識を吸収するために工夫した経験
- ・チームで試行錯誤した経験
- ・興味を持った分野を自主的に学んだ経験
理系学生は「成果がないと評価されない」と考えがちですが、インターンシップでは過程や姿勢も重要です。特に技術系職種では、専門知識だけでなく、粘り強く課題に向き合えるかも評価されています。
そのため、インターンシップの自己PRでは、結果の大きさにこだわるより、行動した理由やそこから得た学びを丁寧に伝えることが大切です。
「何を学びたいか」が大事
インターンシップの自己PRでは、「自分が何をできるか」だけでなく、「何を学びたいか」を明確にすることが重要です。
本選考では、自社との適性や貢献度が重視されるため、「自分の強みをどう活かせるか」を中心に伝えるケースが多く見られます。一方、インターンシップは企業理解や職種理解を深める場としての側面が強く、学ぶ意欲が評価につながりやすい点が特徴です。
例えば理系学生の場合、以下のように参加目的を具体的に伝えることで、企業側にも意欲が伝わりやすくなります。
- ・実際の開発現場の進め方を知りたい
- ・研究と製品開発の違いを学びたい
- ・チーム開発に必要なコミュニケーションを体験したい
また、「なぜその企業のインターンに参加したいのか」までつなげられると、志望度の高さも伝えやすくなります。単に「成長したい」だけでは抽象的になりやすいため、自分の専攻・興味を持っている技術分野と結びつけながら書くことがポイントです。
インターンシップの自己PRでは、現時点の能力を証明するというより、「将来に向けてどのように成長したいか」を伝える視点が求められます。
インターンシップの自己PRで企業が見ている3つのポイント

インターンシップの自己PRでは、単に「優秀な学生かどうか」だけを見ているわけではありません。企業は、限られた期間の中で「自社に合いそうか」「成長が期待できるか」「仕事への適性があるか」を総合的に確認しています。
企業が特にチェックしている視点と、それに対する自己PRのポイントを以下の表にまとめました。
| 企業が見ているポイント | 企業の視点・意図 | 自己PRでの効果的なアピール方法 |
| ①求める人物像とのマッチ度 | 自社の社風・価値観・働き方に合うか | 強みだけでなく「どんな場面で発揮したか」まで具体的に伝える |
| ②基礎的なスキル・能力 | 専門知識、論理的思考力、課題解決力、主体性 | 研究・授業などで「どのように考え、行動したか」というプロセスを伝える |
| ③参加意欲・熱意 | 参加理由、目標、最後までやり遂げる意欲 | 「なぜそのインターンを希望したのか」を明確にし、成長意欲を示す |
特に理系学生向けのインターンシップでは、専門性だけでなく、学ぶ姿勢やチームへの適応力も重要視されます。
そのため、自己PRでは実績を並べるだけでなく、「なぜその経験をしたのか」「どのような考え方で行動したのか」まで伝えることが大切です。
企業が求める人物像に合っているか
企業は自己PRを通じて、自社の社風や働き方に合う人材かを確認しています。インターンシップは将来の採用につながるケースも多いため、スキルだけでなく価値観や行動特性も重視される傾向です。
例えば、企業によって評価されるポイントは以下のように異なります。
- ・チームワークを重視する企業
- ・主体性を求める企業
- ・丁寧さや正確性を重視する企業
そのため自己PRでは、「自分の強み」だけでなく、「どんな場面で発揮したか」まで具体的に伝えることが大切です。
企業が求めるスキルや能力があるか
企業は、インターンシップで活躍できる基礎力があるかも見ています。
理系インターンでは、専門知識だけでなく、論理的思考力・課題解決力・主体性・コミュニケーション力などが重視される傾向があります。
これは、実際の業務では正解のない課題に向き合う場面が多いためです。
そのため自己PRでは、研究や授業、課外活動の経験をもとに、「どのように考え、行動したか」を伝えることが重要です。
インターンシップへの参加意欲を感じられるか
自己PRにおいて、多くの企業担当者が特に重視する傾向にあるのが、参加意欲が感じられるかという点です。
スキルがあっても、参加目的が曖昧だと評価につながりにくい場合があります。企業担当者は将来的に自社で活躍してくれそうな人物を招きたいと考えており、自己PRから参加意欲を汲み取って選考する企業が多いのです。
就活生としては、「どんな理由で希望したのか」や「どのような目標があるか」を具体的に自己PRで表現することが大切です。参加理由や学びたい内容を具体的に書きましょう。
インターンシップの自己PR作成の準備

インターンシップの自己PRは、いきなり書き始めるのではなく、事前準備が重要です。特に理系学生は、研究内容だけに偏らず、自分の強みや学びたいことを整理しておくことで説得力のある自己PRにつながります。
1. 自己分析で自分の強みを把握する
まずは自己分析を行い、自分の強みを整理しましょう。
理系学生の場合、研究活動だけでなく、大学で力を入れたこと・アルバイト経験・サークルや課外活動・チームで取り組んだ経験などを振り返ることが大切です。
「どんな場面で成果を出したか」だけでなく、「どのように考えて行動したか」を整理すると、自分らしい強みが見えやすくなります。
2. 強みを発揮したエピソードの洗い出し
強みが見つかったら、それを裏付ける具体的なエピソードを整理します。
このときに、以下の5W1Hで整理すると、内容が具体的になりやすくなります。
- ・いつ(When)
- ・どこで(Where)
- ・誰と(Who)
- ・何をしたか(What)
- ・なぜ行動したか(Why)
- ・どう行動したか(How)
特に理系学生の自己PRでは、結果だけでなく、課題への向き合い方や試行錯誤の過程も重要な評価ポイントです。
3. インターンシップの参加目的や学びたいことを明確にする
インターンシップでは、「何を学びたいか」も重視されます。
例えば、実際の開発現場を知りたい・研究と仕事の違いを学びたい・チーム開発を経験したいなど、参加目的を具体化しておくことが大切です。
目的が明確になることで、「どの強みを自己PRで伝えるべきか」も整理しやすくなります。企業ごとに求める人物像は異なるため、参加目的と自分の強みを結びつけて考えることがポイントです。
インターンシップの自己PRで評価される構成

インターンシップの自己PRでは、「何が強みなのか」をわかりやすく伝えることが重要です。特に理系学生の場合は、研究内容を詳しく説明しすぎるよりも、考え方や行動のプロセスを整理して伝えることで評価につながりやすくなります。
ここでは、自己PRを作る際の基本構成を紹介します。
【①結論】自分の強みを端的に伝える
最初に、自分の強みを簡潔に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者にも内容が伝わりやすくなります。
【例文】
- ・私の強みは、課題に対して粘り強く改善を続けられる点です。
- ・私の強みは、周囲と協力しながら物事を進める力です。
強みは1つに絞り、シンプルに伝えることがポイントです。
【②具体エピソード】思考や行動のプロセスを伝える
次に、その強みを発揮した経験を具体的に説明します。
理系学生の自己PRでは、成果だけでなく、どんな課題があったか・どう考えたか・どのように行動したかというプロセスが重視されます。
【例文】
研究活動では、実験結果が安定しない課題がありました。私は原因を整理するために条件を一つずつ見直し、先輩にも相談しながら改善を続けました。その結果、再現性の高いデータを取得できました。
具体的な行動を書くことで、強みに説得力が生まれます。
【③展望】インターンシップへの参加目的や意欲を伝える
最後に、インターンシップで何を学びたいかを伝えます。企業側は、能力だけでなく「学ぶ意欲」も重視しています。
【例文】
インターンシップでは、実際の開発現場で求められる課題解決の進め方を学びたいと考えています。また、自分の強みが実務でどのように活かせるのかを知りたいです。
自己PRを過去の経験だけで終わらせず、インターンシップへの意欲につなげることがポイントです。
評価されるインターンシップの自己PR作成のポイント

インターンシップの自己PRでは、強みを伝えるだけでなく、「この学生と一緒に働いてみたい」と思ってもらうことが重要です。特に理系学生は、研究内容の説明だけで終わらず、伝え方にも意識を向けることで印象が大きく変わります。
「自分らしさ」が伝わる表現で書く
自己PRでは、他の学生との差別化につながる「自分らしさ」を意識しましょう。
例えば同じ「粘り強さ」という強みでも、「どんな場面で発揮したのか」「なぜその行動を取ったのか」「どのように工夫したのか」は人によって異なります。
理系学生は研究内容が似やすいため、成果だけを書くと似た印象になりがちです。そのため、自分の考え方や行動の特徴まで伝えることが大切です。
専門用語を使わず、簡潔で分かりやすい表現にする
インターンシップの自己PRでは、専門用語を使わず分かりやすい表現にしましょう。
自己PR欄のように文字数が限られている場面は、専門分野外の人が読んでも理解できる平易さを心がけることが大切です。
専門用語を使わずわかりやすく伝えられる力は、多くの企業で評価されるビジネススキルの一つです。就職活動が本格化する前に意識して身につけておくと、将来にわたって役立ちます。
志望動機と自己PRをリンクさせる
自己PRは、志望動機と内容をつなげることも重要です。
例えば、チーム開発に興味がある企業・新技術への挑戦を重視する企業・課題解決型の仕事が多い企業など、企業ごとに求める人物像は異なります。
そのため、自分の強みを企業の特徴やインターンシップ内容と結びつけて伝えることで、一貫性のあるアピールになります。
単に「強み」を伝えるだけでなく、「その強みをインターンシップでどう活かしたいか」まで書けると、参加意欲も伝わりやすくなります。
【強み別】インターンシップの自己PRの例文

リーダーシップをアピールする場合
私の強みは、周囲を巻き込みながら目標に向かって行動できるリーダーシップです。
大学では飲食店でアルバイトをしており、忙しい時間帯のリーダーとしてスタッフをまとめていました。特に、新入スタッフの定着率が低かったことが課題だったため、業務マニュアルを作成し、質問しやすい雰囲気づくりを意識しました。その結果、新人スタッフが自信を持って仕事に取り組めるようになり、定着率が向上しました。
インターンシップでもリーダーシップを活かし、チームで協力しながら成果を上げるために積極的に働きかけたいと考えています。
【評価ポイント】課題(定着率の低さ)に対して、「マニュアル作成」と「雰囲気づくり」という具体的な解決策を講じ、結果に結びつけたプロセスが明確である点が評価されます。
コミュニケーション能力をアピールする場合
私の強みは、円滑なコミュニケーションを通じて物事をスムーズに進める力です。
大学のロボット工学の研究では、チームでロボットアームの制御プログラムを開発しました。プログラミング担当として、設計やハードウェア担当と密に連携し、課題を共有し合うことでプロジェクト全体の進捗を管理しました。意見が食い違う場面でも、双方の考えを丁寧に聞き取り、最適な解決策を提案して調整役を担いました。結果として、予定よりも早く試作品を完成させられました。
インターンシップでも、コミュニケーション能力を活かしてチームの一員として積極的に関わり、プロジェクトの円滑な進行に貢献したいと考えています。
【評価ポイント】意見の食い違いという課題に対し、「双方の意見を聞き取り、解決策を提案・調整する」という具体的な行動が示されており、開発現場でのチームワークへの適応力が伝わります。
探求心をアピールする場合
私は、物事を徹底的に追求する探究心が強みです。
大学ではロボット工学を専攻し、動作精度の向上をテーマに研究を進めています。
既存のアルゴリズムでは精度が限界に達していたため、国内外の論文を徹底的に調べ、さらに学会やセミナーに参加して最新の技術を学びました。
講師の方に直接質問を行い、研究のヒントを得てアルゴリズムの改良へとつなげた結果、精度が10%向上しました。
インターンシップでも探究心を活かし、積極的に質問を重ねて、貴社や業務について理解を深めていきたいと考えています。
【評価ポイント】既存技術の限界に対して、自ら論文調査やセミナー参加、直接の質問を行うなど主体的に情報を取りに行く行動力が高く評価されます。
論理的思考力をアピールする場合
私の強みは、課題を整理しながら論理的に考えられる力です。
大学の研究では、実験結果にばらつきが出るという課題がありました。私は原因を明確にするために、条件ごとにデータを整理し、影響が大きい要素を一つずつ検証しました。その結果、測定方法に問題があることを発見し、改善につなげられました。
インターンシップでも論理的思考力を活かし、課題に対して冷静に分析しながら取り組みたいと考えています。
【評価ポイント】「条件ごとのデータ整理」「影響要素の検証」という理系らしいプロセスを踏んで原因を突き止めており、実務における課題解決の再現性が伝わります。
課題解決力をアピールする場合
私の強みは、課題に対して主体的に改善策を考え、行動できる点です。
大学の研究室では、共有機器の利用時間が重なり、作業効率が低下していました。そこで私は、研究メンバーと相談しながら利用ルールを見直し、予約管理表を作成しました。その結果、待ち時間が減り、研究をスムーズに進められるようになりました。
インターンシップでも、課題を見つけた際には積極的に改善に取り組みたいと考えています。
【評価ポイント】日常的な不便(機器のバッティング)を見過ごさず、周囲を巻き込んでルールや仕組み(予約管理表)を作った自発性が評価されます。
粘り強さ・忍耐力をアピールする場合
私の強みは、困難な状況でも粘り強く取り組める点です。
研究活動では、何度実験を繰り返しても想定した結果が得られない時期がありました。しかし、原因を一つずつ見直し、教授や先輩にも相談しながら改善を続けた結果、安定したデータを取得できました。インターンシップでも、簡単に諦めず最後まで課題に向き合いながら成長していきたいと考えています。
【評価ポイント】うまくいかない状況でも一人で抱え込まず、「原因の見直し」と「周囲への適切な相談」という正しいアプローチで解決に導いた過程が好印象を与えます。
学習意欲をアピールする場合
私の強みは、新しい知識を積極的に学び続ける姿勢です。
大学では情報工学を学んでいますが、授業以外でもプログラミングスキルを高めるためにオンライン教材を活用し、自主的にアプリ開発に取り組みました。わからない部分は自分で調べながら学習を進めたことで、基礎的な開発スキルを身につけられました。
インターンシップでも積極的に知識を吸収し、実務への理解を深めたいと考えています。
【評価ポイント】授業という受動的な場だけでなく、自ら教材を見つけてアプリ開発まで実践した自走力が、実務での高い成長可能性を感じさせます。
柔軟性をアピールする場合
私の強みは、状況に応じて柔軟に対応できる点です。
大学のグループ研究では、途中で研究テーマの方向性が変更になりました。私は新しい内容をすぐに整理し直し、必要な情報収集や役割分担を提案しました。その結果、チーム全体がスムーズに対応でき、研究発表も無事に完成させられました。
インターンシップでも、変化に柔軟に対応しながら積極的に行動したいと考えています。
【評価ポイント】急な方向転換というトラブルに対し、立ち止まらずにすぐ「情報収集と役割分担の再提案」へ切り替えた対応力が、実務での危機管理能力として評価されます。
計画性をアピールする場合
私の強みは、目標から逆算して計画的に行動できる点です。
大学では研究活動とアルバイトを両立するため、毎週スケジュールを整理し、優先順位を決めて行動していました。研究の締切前には早めに準備を進めることを意識した結果、大きな遅れなく進行できました。
インターンシップでも、計画性を活かして効率的に業務へ取り組みたいと考えています。
【評価ポイント】「目標からの逆算」「優先順位付け」というビジネスの基本動作を、研究とアルバイトの両立という身近なテーマで具体的に証明できている点が優れています。
協調性をアピールする場合
私の強みは、周囲と協力しながら目標達成に向けて行動できる点です。
大学の研究プロジェクトでは、複数人で役割分担をしながら開発を進めていました。私は進捗共有を積極的に行い、困っているメンバーには声をかけるよう意識しました。その結果、チーム全体で協力しながら期限内に研究発表を完成させられました。
インターンシップでも、周囲と連携しながらチームに貢献したいと考えています。
【評価ポイント】ただ役割を分担するだけでなく、「自発的な進捗共有」と「困っているメンバーへの声かけ」というチームを円滑に回すための具体的な行動が評価されます。
【経験別】インターンシップの自己PRの例文

研究・ゼミでの経験
私の強みは、課題に対して粘り強く取り組める点です。
大学の研究では、実験データにばらつきが出るという課題がありました。私は原因を明確にするために条件を一つずつ整理し、過去の研究論文も参考にしながら改善を繰り返しました。その結果、安定したデータを取得でき、研究発表にもつなげられました。
インターンシップでも、課題に対して試行錯誤しながら積極的に取り組みたいと考えています。
サークル・部活での経験
私の強みは、チームで協力しながら目標に向かって行動できる点です。
大学ではフットサルサークルに所属しており、大会運営を担当していました。参加人数が集まりにくいという課題があったため、SNSでの告知方法を見直し、初心者向けイベントも企画しました。その結果、新入生の参加者が増え、サークル全体の活動も活発になりました。
インターンシップでも、周囲と協力しながら積極的に行動したいと考えています。
アルバイト経験
私の強みは、相手の立場を考えて行動できる点です。
飲食店のアルバイトでは、新人スタッフが業務を覚えやすいように、作業手順をまとめたメモを自主的に作成しました。また、忙しい時間帯には周囲の状況を見ながらサポートに回ることを意識しました。その結果、店舗責任者から「周囲への気配りができる」と評価をいただきました。
インターンシップでも、周囲と連携しながら主体的に行動したいと考えています。
ボランティア・学外活動の経験
私の強みは、新しい環境でも主体的に行動できる点です。
地域イベントのボランティア活動では、来場者案内を担当しました。初対面の方と接する機会が多かったため、相手に合わせた説明や声かけを意識しました。また、混雑時にはスタッフ同士で情報共有を行い、スムーズな案内につなげました。
インターンシップでも、自ら積極的にコミュニケーションを取りながら業務への理解を深めていきたいと考えています。
【字数別】インターンの自己PRの例文

200字の場合
私の強みは、目標に向かってコツコツ努力を積み重ねることです。
大学ではプログラミングの授業に力を入れ、毎日1時間の自主学習を継続しました。課題でつまずいた際も解決するまで粘り強く取り組み、結果的に◎◎社のプログラミングコンテストで優秀賞を受賞しました。
この経験から、小さな努力の積み重ねが成果につながることを実感しました。
貴社のインターンでも、学び続ける姿勢を大切にし、確実にスキルを身につけて貢献したいと考えています。
300字の場合
私の強みは、ロボット工学を福祉の分野で活かしたいという強い思いと、それを形にする行動力です。
大学では、リハビリを支援するロボットスーツの研究に携わり、人間の動きをセンサーで捉えて補助するシステムを開発しています。
研究を進める中で、技術の精度を高めるだけでは利用者に寄り添う製品にならないと気づきました。そこで、福祉施設を訪問して現場の声を直接ヒアリングし、操作の簡便さや装着時の負担軽減が求められていることを知りました。
貴社のインターンでは、現場のニーズに応えるロボット開発に携わり、技術と福祉をつなぐ経験を積みたいと考えています。学んだ知識を活かし、人に寄り添うロボットの開発に貢献していきます。
400字の場合
私の強みは、分子工学の研究を通じて培った探究心と粘り強さです。
大学では、次世代エネルギー材料の開発をテーマに分子構造の最適化に取り組んでいます。研究では、シミュレーションと実験結果が一致しないことが多々ありました。しかし、原因を突き止めるために論文を読み漁り、指導教員や研究室の仲間と何度も議論を重ねました。
その結果、精度の高いシミュレーションモデルを構築できました。この経験を通じて、課題解決には多角的な視点と粘り強さが重要であることを学びました。
貴社のインターンシップでは、分子レベルでの材料設計や開発に関われる点に大きな魅力を感じています。インターンシップを通じて、実務の現場で自分の力を試し、さらに成長していきたいです。
入社後は、研究で培った知識や探究心を活かし、貴社がめざす社会課題の解決につながる技術開発に貢献したいと考えています。
通過率アップ!インターンシップの自己PRを磨く方法

自己分析・企業分析を深める
自己PR文は、自己分析と企業分析が深いほど説得力が高まります。
自分を知ることは「強みである能力」や「自分の特徴」を知ることです。また、企業分析では、求める人物像や社風を把握し、企業が求めるポイントと自身の強みや特徴との共通する部分をアピールすることが大切です。
より深く自分や企業を知ることは、インターン中の関係構築に役立つだけでなく、インターン後の採用面接などの力にもなるはずです。
自己PRを向上させたい場合は、早めに取り組み、精度を高めましょう。
第三者から感想や意見をもらう
自己PR文を信頼できる第三者に、添削してもらうことも非常に有効な手段です。
自分で思いを込めて書いた文章は、なかなか客観的に読めないことも多いものです。第三者の視点でチェックし、読んだ感想や改善点を指摘してもらうことは自己PR文章の向上にも繋がります。
できれば企業担当者と同じ世代か、社会人経験のある人物に添削してもらうのが最適です。友人などにチェックを依頼する場合は、複数人の意見を参考にすると偏りのない文章になるでしょう。
オファー型サイトで企業の反応を確認する
自己PRを作成した後は、企業の反応を確認することも重要です。
オファー型サイトでは、登録した自己PRや研究内容を見た企業から直接オファーが届くため、「どの強みが評価されているか」を把握しやすくなります。
特に理系学生向けのTECH OFFERでは、研究内容やスキルをもとに企業からオファーを受け取れます。
自己PRを改善した後の反応も見やすいため、企業視点で伝わる内容になっているかを確認する手段としても活用できます。
インターンの自己PRを作成する際の注意点

強み・エピソードは1つに絞る
インターンの自己PRを作成する際は、アピールする強みやエピソードを1つに絞ることが重要です。複数の強みを詰め込むと話の焦点がぼやけてしまい、結果として印象に残りにくくなります。
1つの強みに対して具体的なエピソードを詳しく掘り下げれば、自分の人柄や行動力がより明確に伝わります。インターンでは短時間で自分をアピールする機会が多いため、シンプルでわかりやすい自己PRを心がけましょう。
志望動機と一貫性のある内容にする
インターンの自己PRを作成する際は、志望動機と一貫性を持たせることが重要です。
自己PRでアピールする強みが志望動機とずれていると、説得力が薄れてしまいます。たとえば、チームでの協調性を重視する企業であれば、リーダーシップよりも周囲と協力して成果を出したエピソードが効果的です。
志望動機に沿った強みを伝えれば、インターンに対する意欲や適性がより明確に伝わり、好印象を与えられます。
文字数の指定がある場合は8割以上埋める
文字数指定がある場合は、指定文字数の8割以上を目安に書きましょう。字数に対して短すぎると熱意が伝わりにくく、企業に「やる気がない」と受け取られる可能性があります。
一方で、無理に埋めようとして話が冗長になるのも避けるべきです。エピソードを具体的に掘り下げ、要点を絞って簡潔にまとめましょう。指定された文字数を守れば、誠実さや文章構成力をアピールでき、自己PRの質が高まります。
誤字・脱字、敬語の使い方に気を付ける
自己PRでは、内容だけでなく文章の丁寧さも見られているため、注意しましょう。
誤字・脱字が多いと、「確認不足」「注意力が低い」という印象につながる可能性があります。また、敬語の使い方が不自然だと、社会人としての基礎力に不安を持たれることもあります。
特にインターンシップの応募書類は、企業との最初の接点です。提出前には必ず見直しを行い、第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。
インターンシップの自己PRについてよくある質問

自己PRに書けることが見つからない時はどうする?
①自己分析ツールを使ってみる
インターンの自己PRが思いつかない時は、就活サイトにある自己分析ツールを活用してみましょう。
自己分析ツールは、自分の強みや長所を客観的に把握するのに役立ちます。
質問に答えるだけで性格や適性が見えるため、自分では気づかなかった一面を発見できることもあるでしょう。
見つかった強みを過去の経験と結びつけて具体的に表現すれば、説得力のある自己PRにつながります。迷ったときは積極的にツールを活用し、自分の魅力を再確認してみてください。
②Will・Can・Mustのフレームに当てはめる
インターンの自己PRが見つからない時は、Will・Can・Mustのフレームに当てはめて考えるのが効果的です。
Willは「やりたいこと」、Canは「できること」、Mustは「求められること」を指します。
まず、自分が入社後やインターンで挑戦したいこと(Will)をリストアップし、次にこれまでの経験で得たスキルや強み(Can)を整理しましょう。
最後に、企業研究を通じて、企業が求めるスキルや人物像(Must)を明確にします。
これら3つが重なる部分が自己PRの核となり、説得力のあるアピールにつながります。
③ライフラインチャートを作ってみる
インターンの自己PRが思いつかない時は、ライフラインチャートを作ってみましょう。
ライフラインチャートを作れば、就職活動など人生の節目における出来事や感情を振り返ることで自己理解が深まり、今後の進路を考えられます。
ライフラインチャートでは、過去の成功体験や失敗体験に得点をつけてグラフ化します。そこから、「モチベーションが上がった・下がった理由」や「自分の性格や考え方がどう影響したのか」を分析する流れです。
ライフラインチャートの作成手順は以下の通りです。
- 1. 過去の印象に残る出来事をピックアップする。
- 2. 各出来事に直感で得点をつける。
- 3. それぞれの得点を線で結びグラフにする。
グラフを分析すれば、「自分がどのような状況でモチベーションが変動するのか」が分かり、熱中できる仕事の特徴を見つける手助けになります。
「1分の自己PR動画」を求められた時の構成はどうする?
①自己紹介
インターンで「1分の自己PR動画」を求められた時は、5秒程度の自己紹介から始めましょう。自己PR動画では、いきなり強みを話すのではなく、最初に簡単な挨拶と自己紹介をすることが基本です。
企業は多くの学生の自己PR動画を見るため、冒頭に自己紹介がないと、誰の動画なのかわからなくなる恐れがあります。
挨拶がないと唐突な印象を与えるため、「初めまして」などの一言から始めて大学名・学部学科名・氏名を簡潔に伝えてから自己PRに入るようにしましょう。
②自分の強みを説明
自己紹介が終わったら、本題の自己PRに入ります。ここでは、最初に自分の強みを端的に伝えることが大切です。
強みとその根拠となるエピソードを述べる際は、PREP法を意識するとわかりやすくなります。
- ・Point:結論
- ・Reason:理由
- ・Example:具体例
- ・Point:結論
強みが長すぎると企業がイメージしにくいため、5秒程度で話せるようにまとめることがポイントです。エピソードは後で詳しく話すため、強みは簡潔に伝えましょう。
③根拠となるエピソードを述べる
次に、根拠となるエピソードを40秒程度で述べましょう。強みを述べた後は、その強みを裏付ける具体的なエピソードを伝えます。この部分は、自分の魅力を最もアピールできるため、1分間の中でもしっかり時間をかけて話しましょう。
企業は、「なぜそれが強みなのか」「どのような経験から得た強みなのか」を知りたいと考えています。
根拠となるエピソードが不足していると、強みの説得力が薄れてしまうため、できるだけ具体的に述べることが大切です。
④面接の意気込みと挨拶
自己PRが終わったら、最後に面接の意気込みと挨拶をして締めましょう。何も言わずに終わると、唐突な印象を与えたり、違和感が残ったりすることがあります。
簡単な一言で構いませんので、企業に対して感謝の気持ちを伝える挨拶を添えましょう。
時間に余裕があれば、面接への意気込みを加えるのも効果的です。企業への熱意や前向きな姿勢がより伝わりやすくなります。
「1分の自己PR動画」を求められた時の作り方は?
①台本を書く
撮影前には、アピールする内容を台本に書くことが必要です。1分の動画に収めるには、話す内容とタイミングを事前に整理し、言葉遣いや表現の無駄を省いて簡潔に伝えることが大切です。
動画撮影では映像の美しさや音声に目が行きがちですが、企業が重視するのは自己PRの内容です。まずは、1分の動画に収まるように台本を作成しましょう。
台本を作成するときは、以下のポイントに注意してください。
- ・実際に声に出して読み、文章のつながりに違和感がないか確認する
- ・台本を読んで時間を測り、1分を超える場合は言葉遣いや話すスピードを調整する
- ・話の流れが変わる部分には印をつけ、読みやすくしておく
②撮影道具を用意する
動画撮影には、カメラが必要です。多くの人はスマートフォンでの撮影を考えていると思いますが、事前に正常に撮影できるか確認しておきましょう。
また、撮影場所によってはカメラ以外の器具が必要になるケースもあります。たとえば、スマホを立てかける場所がない場合は三脚やブックスタンドが役立ちます。
手に持っての撮影は手振れが生じやすく、画面が不安定になるため避けるのが無難です。
肌や表情を明るく見せたい場合は、自撮り用ライトを使いましょう。最近では手頃な価格で購入できる商品も多いため、持っていない場合は家電量販店や通販サイトで探してみるのもおすすめです。
③構図を決めて撮影する
「ここで撮影しよう」と思っていても、実際に撮影すると不要なものが映り込んだり、雑音が入ることがあります。どの部屋でどこを背景にするかまで決めておくと、スムーズに進められます。
特に理系学生が大学の研究室などで撮影する場合は、機密情報や取り扱い注意の機器類が背景に映り込まないよう十分に注意してください。
その場合は場所を変更する必要が出てくるため、早めに構図を確認しておきましょう。基本的には、時間に縛られず、リラックスして撮影できる自宅での撮影がおすすめです。
ただし、集合住宅やアパートでは周囲の騒音が気になることもあるでしょう。その際は、防音設備のあるカラオケやネットカフェなどを利用すると、音を気にせず撮影できます。
まとめ
インターンシップの自己PRでは、実績の大きさよりも「どのように考え、行動したか」が重視されます。特に理系学生は、研究内容を詳しく説明するだけでなく、自分の強みや学びたいことを分かりやすく伝えることが大切です。
また、企業ごとに求める人物像は異なるため、インターンシップの内容や参加目的に合わせて自己PRを調整することも重要です。
自己分析やエピソード整理を丁寧に行い、自分らしさが伝わる自己PRを作成しましょう。


