こんにちは。理系就活情報局です。
理系就活生の中には、志望大学合格を目指して二浪した方もいると思います。
念願の大学に合格して喜んだのもつかの間、就職活動シーズンが近づいて、「二浪だと就活が不利なの?」と不安に思っているのではないでしょうか。
「浪人だと、就職活動において印象が良くないと聞いた」
「二浪して頑張って大学に入ったのに、恥ずかしいことなの?」
「二浪したことが許される大学ってある?」
そんな悩みを持つ理系就活生向けに、この記事では、二浪した理系の就職を成功させるポイントを解説します!
二浪は就職活動で不利になる?
二浪は恥ずかしいことではない
結論、二浪は恥ずかしいことでも不利でもありません。
企業は、就職活動においてスキルや人柄、仕事ができるかどうかで理系就活生を見極めています。
つまり、「浪人しているかしていないか」や「何年浪人したかどうか」という事がスキルや人柄、仕事ができるかどうかに直結しているわけではないため、二浪が不利になる事は基本的にないと考えて良いでしょう。
二浪でも新卒として就活できる
理系就活生の中には、「二浪だと新卒として就活できないのでは?」と思っている人もいるかもしれません。
新卒とは、あくまで正社員としての就業経験がなく、大学卒業見込みの学生を意味します。浪人経験と新卒扱いは別の問題のため、二浪でも新卒として就活できます。
大学ではなく就活生自身の魅力が大切
二浪して入学した大学が難関大学である場合、「この大学なら、二浪経験も許されるのでは?」と考えることがあるかもしれません。
確かに、東大に合格するために二浪したと聞けば、なるほどと納得する人は多いと思います。
しかし、これはあくまで「二浪の理由を知ったから」の反応と考えましょう。
就職活動の場では、大学名や私立・国公立、偏差値の高さが影響することもありますが、一番大事なのは、就活生自身の魅力です。
「二浪した◎◎◎大学の理系就活生」という表面的な情報ではなく、あなたという人間の魅力を伝えましょう。
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企業は二浪を気にしてる?
企業は二浪よりも能力を見ている
先程も述べた通り、企業は二浪した経験ではなく、スキルや人柄、仕事ができるかどうかを見ています。
技術職はスキルを求める企業が多いですが、入ってから育てる企業においては、学部学科不問の所が多いです。
そのような企業においては、入社後に学ぶ意欲や人柄を見ていることになるでしょう。
不利かどうかを気にするのではなく、浪人の時の自分を深堀りしていく方が有意義に時間を使えるでしょう。
浪人した時の自分の気持ちと当時の目標、苦労した点、工夫した点、学んだ事を中心に自己分析をすると面接でも答えられるようになると思います。
二浪した理由を深掘りされることも
二浪した理系就活生は、面接で二浪の理由を訊ねられることがあります。
企業は、人柄を見るためにも「二浪をどのような決意でしたのか」、「なぜ浪人をしたのか」、「浪人してでもやりたかった事は何か」といった点に注目します。
二浪した理由を問われたら、正直に答えましょう。
「どうしてもこの大学の研究室で勉強したかった」など、熱意や本気度が伝わる答え方ができれば、採用担当者も納得します。
二浪した経験を強みに変えるためにしたいこと
二浪から得た経験を強みと考える
二浪=大学受験失敗と考える人は多いと思います。
ですが、志望する大学で学ぶことを目指して浪人生活を選ぶのは、確固たる意志がなくてはできないことです。
二浪した分、一足先に大学生になった同級生と比べて、思い悩んだ時間や勉強にかけた時間も長かったはずです。その時間こそ、二浪したことで得た強みと考えてみましょう。
「二浪したからこそ、大学生活に有り難みを感じているし、研究にも身を入れられている」など、あなたにしかない経験を強みに変えて、武器にしてみてください。
二浪を注目されるチャンスと捉える
就活生の多くは現役入学の学生です。
そのため、浪人をしたという学生は印象に残りやすいでしょう。
何千人、何万人と応募してくる中で、二浪の学生は目立ちます。
有利になることはありませんが、覚えてもらえるきっかけや、話のきっかけになります。
面接官に覚えてもらえば、選考でも印象に残りやすくなります。その点は他の就活生より有利といえるでしょう。
内定を勝ち取る事が目的なので、これくらい前向きな気持ちで選考に臨んでいって良いでしょう。
二浪した理由をポジティブに語る
選考で二浪の理由を聞かれた時は、あくまでポジティブな方向で語りましょう。
「自分は二浪だから」とネガティブな気持ちで回答すると、採用担当者に与える印象も良くなりません。
二浪したという事実は変えられない以上、卑屈にならずに、しっかり自分の経験と向き合ってみてください。
二浪は恥ずかしいことではなく、人生における大切な経験です。
自信を持って伝えれば、採用担当者も二浪について深掘りすることはないでしょう。
二浪が就活を成功させるためにしたいこと
二浪に囚われるのではなく自信を持つ
何事も、自信をもつことが大事です。
就職活動において、不安そうにしている様子は面接で伝わります。
どの企業においても、堂々とした態度の方が魅力的にみえるでしょう。
二浪した経験や周りの就活生よりも年齢が上である事実は、変えられません。
周囲にどう思われているかを気に病まず、自信をもって就職活動に臨みましょう。
自己分析を徹底する
二浪経験について質問される時、「なぜ二年も浪人をしたのか」という理由や、「どのように浪人時代を過ごしていたのか」と深掘りされることがあります。
このような質問は具体的なエピソードに結びついているため、答えやすいと思います。
しかし、「二浪の経験から何を反省し、何を学んだのか」まで聞かれると、困ってしまう方もいると思います。
まずは自己分析をして、一つ一つエピソードを振り返り、その時の気持ちや考えを深堀りして、自分の経験と感情について理解を深めておきましょう。
逆求人型サイトを活用する
二浪した理系就活生におすすめしたいのは、理系に特化した逆求人型サイトの活用です。
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まとめ
二浪した経験があっても、恥ずかしがったり悩んだりすることはありません。
二浪した経験も、今のあなたを作っている大切な一部です。
経験をポジティブに捉えて、真摯に就職活動に向き合えば、二浪したからといって人生が終わってしまうことはありません。
明るい未来をつかみ取っていきましょう!