27卒就活生の皆さんのなかには、いつから動きだせばよいか気になっている方も多いのではないでしょうか。就活をいつから始めるかは志望企業によっても変わるため、まずは全体のスケジュールや流れを把握することが大切です。全体像を掴んでから、就活を進めて行くことをおすすめします。

本記事では「27卒の就活はいつから始めればいいのか?」について、目安となる全体スケジュールや流れを解説し、始めかたや準備すべきことも紹介します。

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27卒の就活はいつから始めればいい?

27卒の就活はいつから始めればいい?

27卒の就活はいつから始めればいいのか?まずは動き出す目安となる時期を確認しておきます。

27卒の就活開始は、大学3年の春が目安

27卒の就活も、例年通り6月前後のインターンを目途に活発になります。そのため、ほとんどの就活生は大学3年または大学院1年の4月~6月頃を目安に動き始めることが多いです。インターンを終えると半年以内に本エントリーが始まるため、就活の始まりから終わりまでは一気に駆け抜ける気で走りましょう。

できるだけ早くから準備を

27卒の就活が本格的に動くのはインターン前後からですが、すぐに動き出せるようそれまでに準備を整えておく必要があります。「どんな企業へエントリーするのか」「そもそも自分はどんな仕事をしたいのか」などを明確にするため、自己分析や企業分析にも時間を割き、できるだけ早いうちから準備しておきましょう。

準備を疎かにしていると、すぐに動き出せなかったり、誤ってまったく価値観の合わない企業のインターンに参加してしまったりすることもあります。インターンのミスはすぐに取り返せますが、本面接時の準備不足は取り返しのつかないこともあります。後悔の無い就活にするために、事前準備の癖を早めからつけておきましょう。

企業によって異なる時期にも注意

27卒の就活はいつからか気になる方も多いですが、企業によって開始時期が異なることにも注意が必要です。数年前の就活ルール変更により、現在では大きくわけて経団連加盟企業・非加盟企業・外資系企業の3つに目安のスケジュールがわかれています。

次の章で紹介するスケジュールもあくまで目安であるため、ホームページをチェックし、企業ごとの開始時期を確認しましょう。複数社にエントリーする場合も各スケジュールをチェックのうえ、重ならないようにあらかじめ予定を組んでおくことをおすすめします。

27卒の就活|企業別の全体スケジュール

27卒の就活|企業別の全体スケジュール

27卒の就活を具体的にいつから始めるべきかの指標となる、企業別の全体スケジュールを確認します。

経団連加盟・国内企業の就活スケジュール

まずは、経団連に加盟する国内企業の一般的な採用活動スケジュールについて解説します。キリンホールディングス/三菱商事/京セラ/KDDI/旭化成/みずほ銀行など、創業から歴史の長い大手企業や地場の企業が中心です。

■大学3年生

・4月頃:インターンシップの情報を公開
・7月以降:インターンシップを実施(夏季)

■大学4年生

・3月以降:企業ごとの説明会などの実施
・6月頃:採用選考活動の解禁/選考が開始
・10月〜:早い企業はこの頃から内定がでる

基本的には、経団連に加盟する国内企業の採用活動は上記スケジュールに従って行われます。しかし、すべての企業が統一という訳ではなく、ある程度独自のスケジュールで進める企業もあるため注意が必要です。エントリー時期や各スケジュールは前倒しされる可能性もあるため、早めの確認と準備を心がけましょう。

経団連非加盟・国内企業の就活スケジュール

経団連非加盟・国内企業の就活スケジュールは下記内容が目安となります。こちらも先程と同様目安になりますので、必ず個別に日程を確認することをおすすめします。SBIホールディングス/サイバーエージェント/楽天など、比較的歴史の浅い企業やメガベンチャーと呼ばれる企業が中心です。

■大学3年生

・4月前後:インターンシップの情報を公開
・7月以降:インターンシップの実施(夏季)                     
・10月前後:インターンシップの実施(秋季)

※このころから、早期エントリーや選考、内定出しなどを開始する企業あり 

・翌年1月以降:インターンシップ開催(冬季)
・翌年3月以降:本エントリー・選考開始 ※随時内定出し

■大学4年生

・4月以降:企業ごとに、順次選考や内定出しが行われる

経団連非加盟企業の採用活動は、経団連加盟企業に比べてスケジュールを前倒しして進められる傾向にあります。非加盟企業は統一のルールがないため、できるだけ早期に内定を出すことで人員をいち早く確保する狙いがあるのです。気になる企業があれば、できるだけ早いタイミングでスケジュールの確認を実施しておきましょう。

外資系企業の就活スケジュール

外資系企業は、最も早いタイミングで選考が進められるため、スケジュールには注意が必要です。マッキンゼー/ゴールドマン・サックス/J.P.モルガン/P&Gなど、世界的知名度の高い企業が沢山あります。外資系企業の、目安となるスケジュールは以下の通りです。

■大学3年生

・2~3月ごろ:インターンシップ情報開示・選考
・7月ごろ:インターンシップの実施
・10月以降:採用選考を開始、内定出しが始まる

外資系企業は、一般企業がインターンを実施している10月前後の早い段階で、内定を出し始めることも多くあります。ルールもなくスケジュール感も早いため、外資系を志望する場合は早めの準備が必要です。

27卒就活の始め方と流れ

27卒就活の始め方と流れ

27卒就活をスムーズに進められるよう、具体的な始め方と流れを解説します。

自己分析と企業分析にまず取り組む

まず最初に取り掛かりたいのが、企業分析と自己分析です。志望企業をみつけることや自己PRの材料など、就活の軸を作るために必要なのが企業と自分を深く知ることです。「自分自身がどんなことに興味があり」「どんな仕事に就き」「どんな人生を送りたいのか」について、まずはじっくりと向き合ってみましょう。

そして、ある程度自分自身が把握できたら、価値観にあった企業を調べて深く分析します。志望職種の働き方や福利厚生、キャリアイメージはもちろん理念や考え方や組織の雰囲気まで、できるだけ細かく詳しく研究しましょう。3年生を迎える前後、できるだけ早い時期から取り組むことをおすすめします。

企業選定のための土台作り

自己分析・企業分析と並行して、企業選定を効率的に行うための土台作りをしておくことも重要なポイントです。自分の入社したい業界や特徴に合わせ、使えそうな就活サイトや情報サイトをピックアップしておきます。就活サイトを活用すれば得られる情報量を格段に増やせるため、企業選定もしやすくなるはずです。

就活サイトの種類としては、近年では企業からのオファーを受け取ることができる、逆オファー型就活サイトが注目されています。弊社が提供している「TECH OFFER」も、登録するだけで企業からのオファーを受け取れる逆オファー型就活サイトです。理系に特化したサイトであるため、就活を有利に進める助けとなるでしょう。

インターンや説明会へ参加

自己分析や企業研究などの準備がある程度できたら、実際の組織や職場に触れてみることも重要です。具体的にはインターンや説明会など、できるだけ直接人や現場の感覚を確認できる場に参加することをおすすめします。

企業に触れてみると、頭の中で描いていた環境と違ったり、思ったよりいい企業だと感じる場合もあります。そのような肌感覚と研究した内容を総合して、志望企業を決定することが大切です。

27卒就活でやっておくべき準備

27卒就活でやっておくべき準備

最後に、27卒就活でやっておくべき準備を解説します。

希望の進路に合ったスキルや資格の習得

希望の進路が決まり、準備もできて余裕ができたら希望の進路にあったスキルや資格取得に着手するのも良策です。競争率の高い企業のアピールなどにも有効で、入社後に役立つスキルであれば、自分自身が働くうえでの助けにもなります。あくまで余裕ができたらという前提ですが、希望の進路に合わせたレベルUPをしておけば準備は万全でしょう。

面接やES力UP

志望企業がある程度決まったら、面接やESを書く練習をしておくことも非常に大切です。どんなに思いがあっても、伝えることができなければ熱意は伝わりません。伝える方法や手段を学ぶためにも、面接やESを書く練習にも早めからと取り組んでおくことをおすすめします。

逆オファー型就活サイトへの登録

志望企業選定の土台として紹介した、逆オファー型就活サイトへの登録も早めにしておく方が有利です。たとえば、TECH OFFERであれば、簡単なプロフィール登録のみですぐに利用できます。登録した情報をみた企業からのオファーを受け取れるため、オファーをもとに企業の選定を進めることが可能です。

オファーの内容はインターンや説明会への招待はもちろん、本面接へのオファーもあります。企業からのオファーをもとに選考が進められるため、一般の就活生に比べ選考が有利になる点もTECH OFFERを利用するメリットです。早期に登録すれば、より多くのオファーを集めやすくなるため、就活を始める段階でまずは登録を済ませておきましょう。

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まとめ

今回は、27卒の就活はいつから始めればいいのか?その目安となる全体スケジュールや流れを解説しました。あわせてご紹介した、始めかたややるべき準備もご理解頂けたでしょうか。就活は、年々前倒しになってきている状況にあります。ぜひ早めから準備を開始して、後悔のない就活を実現しましょう。