こんにちは。理系就活情報局です。

就活対策を進める中で、「面接ノートを作っている」という話を聞いたことのある理系就活生も多いと思います。

「面接ノートを作ったほうが、就活が有利になる?」

「作ろうと思っているけれど、面接ノートの作り方がわからない」

そんな疑問を持つ理系就活生のために、今回は面接ノートを作るメリットから作り方まで解説します!

これから面接ノートを作成しようとしている方や、作成方法に悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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面接ノートとは

面接ノートとは

自分専用の面接対策をまとめたもの

面接ノートとは、面接準備や振り返りのために活用する自分専用の面接対策をまとめたものです。

面接ノートは、自分で収集した業界や企業情報、自己分析などを取捨選択してまとめるため、決まった書式はありません。

自分で選考対策用のノートをまとめることで、就職への考えの整理や面接での改善点の把握ができ、対策を立てやすくなります。

面接ノートを作るメリット

面接ノートを作るメリット

情報整理ができる

自己分析や業界・企業研究、面接での回答例など、就活に必要な情報は多岐にわたります。

面接ノートを作ると、就活に必要な情報を整理できます。

面接ノートに記録することで、企業ごとの特徴や自分のエピソードを明確に整理でき、面接前の準備がスムーズに進みます。

情報を一元化することで振り返りもしやすくなり、次の面接に向けた対策も立てやすくなります。

効率的に対策できる

就活はやることが多く、どこから手を付けていいかわからくなったことがあると思います。

自分に必要な情報が揃った面接ノートがあれば、自分が何をどこまで対策しているのかが一覧かされるため、効率的な選考対策が可能です。

面接ノートに選考対策に必要な情報を集約しておけば、色んなアプリや本、プリントを逐一取り出して情報をかき集めなくても良くなります。

時間に余裕ができれば、より面接練習に時間を割くことができ、その結果、希望の内定に近づくでしょう。時間に追われている人ほど、面接ノートの作成をおすすめします。

面接後の振り返りがしやすい

面接ノートを使うと、面接後の振り返りがしやすくなります。

たとえば、面接中の質問や自分の回答、面接官の反応などを記録しておくと、何が良かったのか、どこに改善点があるのかを具体的に分析できます。

「回答が質問の意図とズレていた」「面接官の目を見られなかった」など、次回に向けた課題を明確にして、次に受ける面接では同じ失敗をしないよう対策しましょう。

また、面接官から得たアドバイスやフィードバックも記録しておくと、次に活かせるポイントが増えます。

自分を客観視して課題が明確になる

面接ノートを作ることで、自分を客観視し、課題を明確にすることができます

ノートに面接に対する感想や課題、面接官の反応を記録することで、どの部分が良かったのか、どこに改善の余地があるのかを冷静に分析できるようになります。

課題を一つずつ解決して着実に面接力を向上させるためにも、面接ノートを活用してみてください。

面接ノートの作り方

面接ノートの作り方

ルーズリーフとバインダーを活用

面接ノートを作る際には、ルーズリーフとバインダーを活用するのがおすすめです。

ルーズリーフとバインダーは情報を整理しやすく、ページの差し替えや並び替えが簡単な点が魅力です。

カテゴリごとにルーズリーフを分けることで、自己分析・企業情報・想定質問・面接の振り返りなどを効率的に管理できます。

ルーズリーフを用いることで、必要な情報だけを取り出して持ち運べるというメリットもあります。

企業ごとにページを分ける

面接ノートを作る際は、企業ごとにページを分けて記録するのがおすすめです。

企業ごとに情報を整理しておくことで、面接前に確認すべきポイントが明確になり、効率的に対策できます。

具体的には、企業の事業内容、強み、志望理由、求める人物像、想定質問への回答例などを1ページにまとめておくと便利です。

さらに、面接後の振り返りや改善点も同じページに記録することで、次回以降の対策にも役立ちます。

インデックスや付箋で管理する

面接ノートを作る際には、インデックスや付箋を活用して管理すると便利です。

インデックスを使えば、企業ごとや項目ごとにページを分けられるため、面接ノートの厚みが増えても必要な情報をすぐに見つけられます。

重要なポイントや見直したい項目を目立たせたい時は、付箋を貼るのもおすすめです。

付箋は、追加情報が入った時や注記を入れたい時など、情報を更新したい時にも役立ちます。

面接前に書く項目

面接前に書く項目

選考日程

就活では、多くの企業にエントリーします。応募数が多いため、次第にESの締切や面接日程などの管理が複雑になりがちです。

面接ノートには選考スケジュールを記載しておくと、スケジュール管理がしやすくなります

ダブルブッキングや提出漏れを防ぐためには、以下のようなスケジュールをこまめに書き留め、面接ノートに記録すると便利です。

・エントリー開始日と締切日

・書類提出日

・Webテストの開始日と締切日

・面接の日程

・「〇日までにESを完成させる」などの前倒し締切日

・エントリー~選考に必要なToDoリスト

面接ノートを活用して、効率よくスケジュール管理を進めましょう!

業界・企業情報

業界・企業情報は、面接ノートに記入していつでも見返せるよう整理しておきましょう

面接ノートに業界情報をまとめるときは、業界ごとにページを分けてまとめると便利です。以下のように共通の項目を設けると、業界比較がしやすくなります。

・業界の現状

・業界の動向

・業界の課題

・市場の動き

・業界規模

面接ノートに企業情報をまとめるときは、以下のように共通の項目を設けた上で、情報に対する所感も併せて書くと、企業を比較する時に役立ちます。

・代表者名と経歴

・事業内容

・企業理念

・経営理念

・求める人物像

・他社との違い

自己分析の結果

面接ノートには、自己分析の結果もまとめておきましょう。

自己分析でわかった自分の強みや弱み・価値観・自分の強みとその根拠となるエピソード・失敗経験から学んだことなどを一覧で整理しておくと、面接対策をする時にブレずに一貫性を持たせられます。

ESに書いた内容

面接官は、面接時にESの内容に基づいて質問をします。

ESに書いた内容を振り返らずに面接に臨んでしまうと、エントリー時と面接時で意見が矛盾していた場合、ちぐはぐな印象を与えてしまいかねません。

面接ノートにESに書いた内容を整理してまとめておくと、ESとのズレが生じにくくなります。

さらに、選考が進んで行く中で「一次面接の内容」「二次面接の内容」を併記していけば、最終選考に至るまで一貫した考えを示せるでしょう。

想定される質問と回答

面接ノートには、面接でよくある質問とその回答もまとめておきましょう。

面接では、業界や職種を問わずよく聞かれる質問があります。

頻出質問は、他の就活生も対策してきています。他の就活生と比較された時にマイナスポイントとして数えられないためにも、想定される質問は事前に対策しておくことをおすすめします。答えを考えておきましょう。

逆質問

面接ノートには、面接の最後に聞かれる逆質問も準備しておきましょう。

逆質問は、企業への関心と熱意を示すチャンスです。

「特に質問はありません」と答えるのはできるだけ避けて、逆質問をすることで自分をアピールしましょう。

たとえば、「入社後に期待される役割」や「部署ごとの具体的な業務内容」など、企業研究を踏まえた質問をいくつか書き出しておきましょう。また、自分のキャリア目標や関心に関連する質問を準備すると、面接官に本気度が伝わりやすくなります。

逆質問を記録しておけば、面接直前にも確認でき、自信を持って面接に臨むことができます。

面接後に書く項目

面接後に書く項目

面接の印象

面接後は、その日のうちに面接ノートに面接の印象を記録しておきましょう。

特に、面接官の印象や反応といった雰囲気は、日が過ぎれば忘れてしまう情報です。

「面接官の◎◎さんとこんな雑談で盛り上がった」「面接官の反応が良かった話題があった」など、面接の印象を振り返ってみてください。

記録を重ねることで、次の面接に自信を持って臨むことができるようになります。

面接でされた質問と回答

面接後は、面接ノートに実際にされた質問と自分の回答を記録しておきましょう。

質問内容を記録することで、企業が重視しているポイントを客観視でき、面接の傾向を把握できます。

また、自分の回答を振り返ることで、うまく伝えられた部分や改善が必要な部分を明確にできるでしょう。

たとえば、「自己PRに具体性が足りなくて、突っ込まれてしまった」「志望理由に納得感を与えられた」など、回答の良し悪しを評価しておくと、次の面接に役立ちます。

質問と回答を記録する習慣を続けていくうちに、面接力も磨かれていくはずです。

反省点と改善点

面接後は、振り返りの結論として、反省点と改善点を面接ノートに記録することが重要です

面接でうまく答えられなかった質問や、自信を持って伝えられた部分を整理することで、次回の面接に向けて具体的な対策が立てられます。

まずは反省点を書き出し、その横に改善案を書き添えます。

できなかったことを悔やむのではなく、「これから買えていけるところがある」とポジティブに捉えて、成長のきっかけにしていきます。

次の選考に進めなかったとしても、反省を次のチャンスに活かすことはできます。

反省と改善を繰り返していきながら、内定獲得をめざしましょう。

面接ノートを活用するポイント

面接ノートを活用するポイント

情報を端的にまとめる

面接ノートを活用する際のポイントは、情報を端的にまとめることです。

面接ノートは調べたことをすべて書くのではなく、必要な内容を簡潔に記載しましょう。

例えば、志望動機や自己PRはキーワードや箇条書きで整理し、具体的なエピソードや成果を短く記載します。また、企業情報や業界動向も、面接で話す際に必要なポイントだけをまとめると一覧性が増して便利です。

内容を端的に整理すると見やすいノートになり、直前の確認や反復学習にも役立ちます。

時間を有効に使うためにも、簡潔さを意識して作成しましょう。

こまめに見直す習慣をつける

面接ノートを活用するポイントは、こまめに見直す習慣をつけることです。

特に、面接直前にノートを確認することで、回答の準備や企業情報の確認を効率的に行えます。

また、過去の反省点や改善点をチェックすれば、同じミスを繰り返すことを防げるでしょう。

こまめに見直すことで面接ノートの内容が自分の中に定着し、面接本番でも自信を持って臨むことができます。

情報は適宜更新する

面接ノートを活用するポイントは、情報を適宜更新することです。

業界の動向は日々変化しており、ESを書いた時と最終面接の時では企業の情報などが変わっている場合があります。

会社説明会やOB・OG訪問で得た情報を追記したり、面接後に得た反省点や改善点を書き足して、面接ノートを更新して、常に最新の情報がまとまっている状態にしましょう。

面接後はできるだけ早く記入する

面接ノートを活用するポイントは、面接後できるだけ早く記入することです。

次の面接に活かすためにも、面接の情報は記憶が新しいうちに振り返る習慣をつけることをおすすめします。

時間が経つと詳細を忘れてしまう可能性が高いため、面接後にカフェでまとめたり、電車で移動しながら書いたりと、隙間時間を活用して記入してみてください。

面接ノートでよくある質問

面接ノートでよくある質問

おすすめのサイズはある?

面接ノートを作る際は、持ち運びやすいA5サイズを選ぶのがおすすめです。

就活用の鞄はA4封筒が入るサイズですが、A4やB5のノートだと、情報を書きすぎてしまったり、急いで確認したい時に欲しい情報を探しにくくなってしまいます。

その点、A5サイズはコンパクトなため、面接会場や移動中にも手軽に持ち運べます。

必要な情報をいつでも確認できるので、直前の確認や復習に便利です。

アプリで作ってもいい?

「面接ノートは、GoogleドキュメントやOneNoteで管理した方が効率的では?」

ここまで本記事を読んできた理系就活生の中には、少なからずそう思う方もいるかもしれません。

確かに、アプリやクラウドサービスを作成すれば手書きよりも手間が少なく、効率的に情報を管理できる上、更新も手軽です。

しかし、面接会場ではスマートフォンやパソコンを取り出すのが難しい場合もあります。ノートに情報をまとめておけば、面接直前まで手軽に確認できます。

ノート作りに時間がかかってしまう

面接ノートを作る際は、時間をかけすぎないよう注意しましょう。

面接ノートは、あくまでも自分のために作る就活のサポートツールです。

就活を楽にするために作るのに、時間を取られてしまっては本末転倒です。

ノート作りに時間を費やしすぎると、業界研究や企業研究など、就活で必要な準備に十分な時間を割けなくなる可能性があります。

作成に時間がかかりすぎる場合、以下のような原因が考えられます。時間がかかってしまうと悩んでいる人は、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

・面接ノートを書く時に、装飾や色使いにこだわりすぎている

・面接ノートに完璧なきれいさを求めている

・あれもこれもと情報を書き込みすぎている

面接ノートを作ったら逆求人サイトで効率的に就活をしよう

面接ノートを作ったら逆求人サイトで効率的に就活をしよう

面接ノートを作成したら、逆求人サイトを活用して効率的に就活を進めましょう。

面接ノートには、自己分析や企業研究の結果、志望動機や自己PRなどを整理してまとめます。面接ノートの内容は、逆求人サイトのプロフィールを魅力的にするのにも役立ちます。

逆求人サイトは、就活生はプロフィールを通して自分の経験や強みをアピールして、自分とマッチする企業からオファーをもらうスタイルです。

事前に面接ノートで強みやエピソードを明確にしておけば、企業にアピールするポイントを的確に表現できます。

逆求人サイトの中でもおすすめなのが、「TECH OFFER」です。

「TECH OFFER」は理系学生向けのサービスで、就活生は無料で利用できます。

逆求人サイトと面接ノートを併用して、企業との相性を見極めながら効率的に就活を進めましょう。

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まとめ

就活生にとって、面接ノートは選考をサポートするツールです。

就活のために集めた情報と自分の考えを一冊にまとめることで、自分自身の強みや志望動機が明確になり、アピールポイントを強化することができます。

定期的に面接ノートを見直し、トライアンドエラーをくり返せば、着実に内定は近づきます。

面接ノートを作って、志望企業の面接を突破しましょう!