こんにちは。理系就活情報局です。

「ただでさえ研究で忙しいのに、インターンが入るときつい」

「どうしてもインターンに行かないとだめ?」

何かと忙しい理系就活生の中には、そんな葛藤を抱いている人もいるでしょう。

そこで、今回は「理系でインターンに行かないのは不利?」というテーマで解説していきます。

インターンに参加するか悩んでいる理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!

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インターンに行かないと就活は不利?

インターンに行かないと就活は不利?

インターンに行かないのは少数派

結論、インターンに行かない理系就活生は少数派です。

23卒の大学3年生と大学院1年生を対象とした「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査」によると、10月時点でインターンシップやワンデー仕事体験に参加した学生は、83.6%を占めています。

理系就活生の多くは、インターンに参加すると言って良いでしょう。

とはいえ、みんなが参加しているからという理由でなんとなく参加していては、あまり意味がありません。

インターンに参加する場合は、何を学びたいのかを明確にした上で、参加するようにしましょう。

インターンに参加しなくても内定はもらえる

インターンに参加しなくても、内定をもらうことは可能です。

実際に、インターンに参加せずに内定を得ている理系就活生も、内定先に決まった企業のインターンに参加していなかった理系就活生もいます。

もし「力を入れて取り組みたいこと」が明確ならば、そちらを優先するのも良いでしょう。

大切なのは、インターンに参加する・しないではなく、企業から欲しいと思ってもらえる人材であるかです。

インターンに参加するメリット

インターンに参加するメリット

企業理解が深まる

インターンに参加するメリット1つ目は、企業理解が深まることです。

インターンは、志望する業界や企業を理解するのに最適なチャンスです。

どんなに業界研究・企業研究をしていたとしても、実際の職場の雰囲気や社風については、中に入ってみるまでわかりません。

インターンで企業に赴き、実際にそこで働いている社員と会うことで得られる情報は、インターネットや口コミだけでは得られない情報です。

志望動機を明確にするためにも、インターンに参加してみることをおすすめします。

自分の成長につながる

インターンに参加するメリット2つ目は、自分の成長につながることです。

中でも、ワークショップ型のインターンや、長期インターンは、より成長につながりやすいでしょう。

インターンは、志望する業界の企業で実際の仕事に触れることで、ビジネスマナーやスキルが身に付くだけでなく、「今の自分に何が足りていないか」を知れます。

自分を俯瞰的に見て、今後何に取り組んでいくのかを明確にするためにも、インターンへの参加はおすすめです。

入社後のミスマッチが防げる

インターンに参加するメリット3つ目は、入社後のミスマッチが防げることです。

その企業の社風や雰囲気が実際に訪問してみないとわからないように、第一志望の企業が自分に合っているのかは、入社してみないとわかりません。

インターンに参加すれば、入社後に「向いていると思っていただけで、本当は適性がない仕事だった」「仕事は楽しいけれど、プライベートでも交流が多い社風が合わない」と後悔する可能性も少なくなります。

入社後のミスマッチを防ぐために、インターンで企業と自分の価値観をすり合わせてみましょう。

早期内定のチャンスがある

インターンに参加するメリット4つ目は、早期内定のチャンスがあることです。

企業は、同業他社に優秀な人材を取られたくないと考えています。

企業によっては、インターンで高い評価を得た場合、特別選考ルートに案内してもらえる可能性もあります。

早期内定ルートではなくとも、リクルーターがつくなど、選考に有利に働くチャンスが得られることも珍しくありません。

インターンに参加するデメリット

インターンに参加するデメリット

学業やアルバイトとの両立が大変

インターンに参加するデメリット1つ目は、学業やアルバイトとの両立が大変なことです。

インターンには、2週間~半年間など、長期にわたって開催されるものもあります。

実際に参加する日だけでなく、インターン選考の準備にも時間がかかるため、学業やアルバイトとのバランスが崩れてしまう理系就活生も珍しくありません。

ゼミが厳しい場合や、アルバイトで生活費を稼いでいる方は、注意が必要です。

倍率が高く参加自体が難しい場合がある

インターンに参加するデメリット2つ目は、倍率が高く参加自体が難しい場合があることです。

大手などの人気企業の場合、インターンに参加したいと思っても、参加自体が狭き道であることがあります。

せっかく時間をかけて応募事項をまとめても、選考に漏れてしまえば参加できない場合もあります。

志望する企業のインターンに参加できない可能性も視野に入れた上で、複数のインターンに応募するのもおすすめです。

インターンに参加しない人がやっておきたいこと

インターンに参加しない人がやっておきたいこと

学業や就活準備に力を入れる

インターンに参加しない人がやっておきたいこと1つ目は、学業や就活準備に力を入れることです。

インターンに参加しないと決めたら、研究やサークル活動、ボランティア活動などに取り組みましょう。

企業は、もしあなたがインターンに参加しなかったと知ったら、必ず理由を質問します

面接で質問されたときにきちんと応えられるよう、「インターンに参加しなかったことで力を入れられたこと」と、「そこで得た経験」を言語化しておくことをおすすめします。

面接の練習をしておく

インターンに参加しない人がやっておきたいこと2つ目は、面接の練習をしておくことです。

インターンに参加するためには、実際の選考と同じようにエントリーシートを提出したり、面接を受けたりする場合があります。

就活が本格化する前に、本選考と近い形で経験が積めるのは、大きなアドバンテージです。

インターンに参加しない場合は、キャリアセンターで面接練習を申し込むなどして、ほかの理系就活生に差を付けられないよう、インターンに参加しないことで得られない経験を補いましょう。

まとめ

研究など、優先したいものがはっきりしている場合は、インターンに参加しないのも選択肢の1つです。

ただし、インターンに参加した理系就活生よりも「経験」や「生の情報」が得られないというデメリットは押さえておきましょう。

その上で、ほかの理系就活生と同じラインに立てる準備をすれば、インターンに参加しなくとも、内定をもらうことは可能です。

内定までの道のりは、決して一つではありません。

自分のやりたいことと就活でやることをしっかり吟味して、自分が納得できる道を選びましょう!

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