こんにちは。理系就活情報局です。

「就活の早期化ってよく聞くけど、25卒に影響はある?」

「25卒の就活はいつ頃内定が出る?」

就職活動が本格化する時期になると、就活全体のスケジュールが気になってくると思います。

そこで、今回は理系の就活の内定時期がわかるスケジュールや注意点について解説していきます。

25卒の理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!

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25卒の就活内定時期

25卒の就活内定時期

就活は早期化傾向にある

政府と経済界の就職活動日程に関する方向性のすりあわせの結果、25卒までは従来の就活スケジュールに則って行われる方針が決められました。

そのため、25卒の就活スケジュールは、従来通り「2024年3月1日から会社説明会などの採用選考解禁、2024年6月1日から企業の本選考解禁」となります。

基本的なスケジュールが維持される一方で、気をつけておきたいのは、この就職活動スケジュールはあくまで目安であるということです。

リクルート「就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度(卒業時点)内定状況」」によれば、23卒が就職確定先から内定を取得した時期は、前年が「6月」がピークであったのに対し、ピーク時期が「5月」「6月」に早まっているというデータが出ています。

このように、従来の就活スケジュールに添いながらも、就職活動は年々早期化傾向にあります

早ければ5月末で内定獲得

上記のことから、25卒の場合も、早ければ5月末で内定獲得となることが予想されます。

目安となる就活スケジュールに準拠する企業もある一方で、人材獲得のために早期選考や通年採用を行う企業が増えている現状では、こまめに情報収集を行い、自分が志望する企業の選考を逃さないことが重要になってきます。

25卒の就活スケジュール

25卒の就活スケジュール

就活準備(2023年春~/大学3年)

25卒は、2023年春~夏が就活準備期間となります。

この期間は、今後の就活を左右する下準備期間です。

まずは自己分析を行って、「自分がどんな業界や仕事に興味があるのか」を理解して、業界研究や企業研究に時間を割きましょう。

早期化を進める企業は、既に2023年春からサマーインターンシップの情報を公開しており、2023年初夏にかけては少しでも関心を持ったインターンシップにエントリーしてみることをおすすめします。

インターンシップ(2023年6~/大学3年)

25卒は、2023年6月~がサマーインターンシップ参加期間となります。

この時期は、まだどの業界や職種を志望すればいいのか絞りきれない理系就活生も多い時期です。自分が進む道が定まっていない理系就活生こそ、積極的にインターンシップに参加しましょう。

インターンシップは、将来の職種や企業を選ぶ判断材料を集められる、絶好の機会です。

企業側も、優秀な学生と早期から接点を持ちたいと考えています。

「採用直結型インターンシップ」を実施している企業もありますので、早期選考に参加するという意味でも、インターンシップに参加してみることをおすすめします。

選考開始(2024年3月~/大学3年)

25卒は、2024年3月~が会社説明会解禁、選考開始のシーズンとなります。

会社説明会が解禁されると、本格的に就活シーズンが始まります。

これまで準備してきた業界研究・企業研究をもとに、興味を持った企業にプレエントリーをしたり、エントリーに必要な志望動機・ガクチカなどの作成に力を入れる時期です。

〆切が早い企業の書類選考を逃してしまわないよう、余裕を持ってエントリーしましょう。

内々定・内定(2024年5月~/大学4年)

25卒は、2024年6月~の本選考解禁に先駆けて、4月末~5月にかけて内々定・内定獲得者が増えてきます。

周囲に内々定・内定が出始めることで、焦りを覚える時期でもありますが、1年を通して採用を継続する通年採用企業も増えています。

早期化傾向が強まる一方で、秋採用を行う企業もありますので、自分に合う企業と出会うまでは、妥協なく就活に取り組みましょう。

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内定を獲得するためのポイント

内定を獲得するためのポイント

早い段階から就活に取り組む

25卒が内定を獲得するためのポイント1つ目は、早い段階から就活に取り組むことです。

理系就活生が就職活動を成功させるには、研究活動との両立が鍵となります。

早期化する就職活動に対応するためには、就職活動が本格化する前に単位の取得や研究、就職活動の準備をできるだけ前倒しで進める必要があります。

また、志望する企業が通年採用や秋採用をしていない場合、一度エントリーの機会を逃してしまうと、選考に参加できません。

志望企業で働くチャンスを逃さないためにも、早い段階から継続的に情報収集を行いましょう。

インターンシップに参加する

25卒が内定を獲得するためのポイント2つ目は、インターンシップに参加することです。

採用と大学教育の未来に関する産学協議会によって、25卒の就活から、一定の基準に準拠するインターンシップで得られた学生情報を採用活動に活用できるようになりました。

また、従来のインターンシップが4種に定義し直されたことで、新しいインターンシップ「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」(対象:大学3年生から修士2年生まで)が始まりました。

「汎用的能力インターンシップ」は5日間以上、「専門活用型インターンシップは」2週間以上にわたって、社員の指導の下で就業体験ができるため、入社後のギャップが生じにくくなったり、実際に社内の雰囲気を体感するチャンスが増えることになります。

長期間でじっくり一つの企業を知りたい場合は「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」、短期間で複数の企業に触れたい場合は、参加日数などの制限がない「オープン・カンパニー」に参加するなど、目的に合わせて参加するインターンシップを選びやすくなりました。

(参考:採用と大学教育の未来に関する産学協議会「何が変わるの?これからのインターンシップ」)

「TECH OFFER」を活用する

25卒が内定を獲得するためのポイント3つ目は、「TECH OFFER」を活用することです。

理系就活生は、大手ナビサイトとは別に、理系に特化した求人サイトに登録しましょう。

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「TECH OFFER」には、NTTデータ富士フィルムソフトウエアなど、「2024年卒大学生就職人気企業ランキング」にランクインした企業など、上場企業も多数登録しています。

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内定を獲得するために注意したいこと

内定を獲得するために注意したいこと

これまで、「25卒の就活内定時期」から「内定を獲得するためのポイント」まで解説してきました。

最後に、内定を獲得するために注意したいことについて解説します。

業種や企業独自のスケジュールがある

25卒が内定を獲得するために注意したいこと1つ目は、業種や企業独自のスケジュールがあることです。

◎外資系の場合

外資系は、3年生のうちに内定が出る企業もあります。

一般に3年生の6月からサマーインターンが始まり、12月には面接、内々定、または内定が出る企業も存在します。

外資系においてはサマーインターン終了後の10月には会社説明会が行われることが多く、一般的な企業よりも半年以上早い準備が求められます。

企業によっては選考直結のインターンを行う場所が多く、短いスパンで早い就活のプロセスが行われるのが外資系の特徴です。

◎マスコミ系の場合

マスコミ関連の職種は就活の選考や内定時期が比較的早くなっています。3年生の秋から冬にかけて説明会が行われる企業が多く見られます。説明会と同時にエントリーを行う企業も少なくはありません。

マスコミ業界においては、独自の筆記試験が多く、時事問題を重視されることが多いのも特徴です。

年2回の採用を行うケースも多く、しっかり情報を収集して選考に乗り遅れないのが特徴となってきます。

◎経団連非加盟の場合

経団連非加盟の企業の場合、一般的な経団連加盟企業と比べると内定までの時期がとても早いです。

他の職種や業種と同様、6月からのサマーインターンに応募した後、10月から選考が始まるケースが多く、3年生の3月には既に内々定や内定が出る企業が一般的な流れとなっています。

上のスケジュールは一般的な流れですが、経団連非加盟の企業の中でも大きく分けて2つに分けられます。

1つ目は、原則的に情報解禁を3月からする企業と、2つ目はメガベンチャーなどの早い時期から選考を行う企業です。

上記のスケジュールは後者の早い時期から選考を行う事例となっています。

複数の就活サイトで情報を逃さない

25卒が内定を獲得するために注意したいこと2つ目は、複数の就活サイトで情報を逃さないことです。

ここ数年で、就活サイトは細分化されています。

自分に合う企業の採用情報を逃さないためには、大手ナビサイトだけでなく、自分の専門性や目指す職業に特化した就活サイトを併用しましょう。

自分から応募する従来のナビ型サイトに、企業側からオファーが届く逆求人型サイトやエージェント型サイトを組み合わせれば、効率的に就職活動を進められます。

自分に合った就活サイトを使いこなして、就職活動の選択肢を広げましょう!

まとめ

25卒の就職活動は、もうスタートしています。

今の時点で出来ている就活の準備を見直して、今の自分に何が足りていないのかを確認してみましょう。そうすれば、自ずと課題や改善点が見つかるはずです。

就職活動スケジュールの波に乗って、自分らしく働ける会社を見つけましょう!