はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、ネクタイの色や形が与える印象について解説していきます!
「ネクタイの色で印象って変わるの?」「気を付けた方が良い色や柄、形はあるの?」という疑問を持っている学生も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、「就活におけるネクタイの大事さ」から「色別!与える印象の紹介」、「柄別!与える印象の紹介」、「その他に気を付けるべき点」まで、解説します!
就活におけるネクタイの大事さ

就活においてネクタイはどれほど大事なのでしょうか?
取り合えず持っているネクタイを使って証明写真やインターンに参加している学生もいるでしょう。
本選考が始まるときにはまた買い換えたいと思っている学生もいるのではないでしょうか?
ここではネクタイの大事さについて解説していきます!
ネクタイで印象が変わる!
インターンでは私服参加のところもあります。しかしエントリーシートを出すとき、履歴書を出すときの証明写真はリクルートスーツです。
学生全員がリクルートスーツを着ているため、ネクタイで違いがうまれます。
また、ネクタイには様々な色や柄があり、顔にも近い位置にあるため、その人の印象がネクタイでつきます。
つまり、ネクタイで他の学生と差別化をはかれるとも捉えられるわけです。
また、採用担当からすれば、一番最初に見る顔は証明写真であり、その次に面接で実物を見ることになります。
つまり、実際に話す前に姿を見るわけです。そのため、第一印象を必ず感じていることになります。
第一印象を良くするためにも、ネクタイ選びを慎重にしていきましょう!
就活でも第一印象が重要
第一印象は視覚情報、聴覚情報、言語情報があり、中でも視覚情報は半分以上の割合を占めていると言われています。
就活において、面接より前に証明写真を見ることを踏まえると、視覚情報が印象を左右するでしょう。
また、会社の数だけ社風があります。
体育会系の雰囲気のある会社であれば、元気そうな学生の方が「うちに合いそうだ」と感じるでしょう。
就活において、面接官に話してみたいと思われた方が印象にもより残りやすくなります。
もちろん話す内容の方が重視はされますが、印象に残ったもの勝ちな部分が就活にはあります。
少しでも勝ち残る可能性をあげるためにも、第一印象を大事にしましょう。
その第一印象の要因の1つとなるネクタイにも力を入れていきましょう!
色別!与える印象の紹介

就活において印象が大事なことが分かったと思います。
ではネクタイをどう選んでいけば良いのでしょうか?
まず、色が与える印象はかなり大きいです。そのため、ここではまずどの色がどんな印象を与えるのかについて解説していきます!
自分がみせたい印象に合わせて色を選んでいきましょう!
青系
青系のネクタイを持っている学生も多いのではないでしょうか?
青系の色が与える印象は「誠実」、「堅実」、「勤勉」、「知的」、「爽やか」です。
基本的に青系の色は無難なため、どの業界でも使えます。
紺色系のような濃い色は誠実、勤勉さがより増します。逆に水色系の色はよりカジュアルになってしまうため、事務職や金融業界のような勤勉さが求められる業界や職種では明るすぎない色にしましょう。
赤系
赤系のネクタイも持っている学生が多いのではないでしょうか?
赤系の色が与える印象は「積極的」、「行動力」、「やる気」、「情熱」です。
営業職のような積極性、やる気が必要となる職種を希望する学生におすすめです。
またその会社が体育会系の社風である場合も赤系がおすすめです。
真っ赤なネクタイであると派手すぎる場合、攻撃的に見えてしまう場合があります。
そのため、ワイン色やえんじ色のような少し落ち着いた赤色にすると良いでしょう。
黄色系
黄色系の色が与える印象は「親近感」、「協調性」、「明るい」です。
グループディスカッションが選考過程にある場合など、面接官だけでなく学生にも親近感を与えられおすすめです。
サービス業、クリエイティブ職、営業職などのコミュニケーション能力が必要とされる業界や職種で使うと良いでしょう。
こちらも明るすぎる色は派手、カジュアルすぎる印象になってしまうため、少し落ち着いた黄色にするのがおすすめです。
緑系
緑系の色が与える印象は「自然体」、「穏やか」、「協調性」、「安心」です。
こちらも黄色系と同様、グループディスカッションやチームワーク力が求められるような業界や職種でおすすめです。
緑色のネクタイをしている人はあまり見かけないかもしれませんが、派手な緑色ではなく少し落ち着いた色の緑であれば問題ありません。
黄色系と似た印象ではありますが、緑系は黄色系よりも大人な印象、落ち着いた印象を与えられます。
茶色系
茶系の色が与える印象は「包容力」、「落ち着き」、「堅実」です。
他の色よりもかなり落ち着いた印象になり、より堅実なイメージを与えることができます。
そのため、保守的な企業、落ち着いた雰囲気の企業、真面目さが問われる企業などで使うと良いでしょう。
印象に残りやすい色ではなく、面接でしっかりと自分をアピールする必要もでてきます。
グレー系
グレー系の色が与える印象は「調和」、「真面目」、「勤勉」、「落ち着き」です。
言われたことをきちっとこなせる人材を求める企業に向いているでしょう。
こちらも茶系と同様、印象に残りやすい色なわけではないため、面接時のアピールが大事になってきます。
受ける企業の雰囲気や求める人材がどういったものかをきちんと調べたうえでグレー系を選びましょう。
NGの色
白色、黒色のネクタイは避けましょう。
白色の場合は慶事用、黒色の場合は弔事用だと考えられています。
柄の有無に関わらず白色、黒色は避けましょう。
また、ゴールド系やシャンパン色のような派手な色は面接向きではありません。
紫系の色も濃淡に関わらず向きません。紫系の色は神秘的、高貴、芸術系の印象を与えてしまうからです。
以上の色は避けておきましょう。
柄別!与える印象の紹介

色が与える印象について解説してきました!
しかし、ネクタイには色だけでなく柄もあります。
次は柄別に与える印象について解説していきます!
ストライプ
ストライプが与える印象としては「忠実」、「知的」です。
線が太いとカジュアルな印象になり、細い線だとより忠実、知的な印象を与えられます。
また、相手から見て右上がりになっているストライプの柄は、日本では縁起が良いとされています。右上がりになるネクタイを選びましょう。
日本ではよく見る柄ですが、ヨーロッパ諸国においてはストライプの柄をビジネスシーンではフォーマルだと考えられていません。
そのため、外資系の企業を受ける場合にはストライプは避けておきましょう。
ドット
ドット柄が与える印象としては「上品」、「落ち着き」、「誠実さ」です。
こちらもドットの大きさが小さい程上品な印象を与えられます。
色の数もストライプに比べて少ないため、着回しがしやすいです。
また、ほとんどの就活生がストライプのため、ドット柄は印象に残りやすくなります。
チェック
チェック柄が与える印象としては「親しみやすさ」、「元気さ」、「活発さ」です。
ストライプ柄やドット柄よりもカジュアルな印象になってしまうため、応募する企業の雰囲気や求める人材を調べてから、チェック柄でも大丈夫か見極めましょう。
こちらもチェックの線が細めの方がより落ち着いて見えるため、就活では細い方を選ぶと良いでしょう。
無地
無地が与える印象としては「清潔感」、「控え目」です。
こちらも忠実さ、真面目な印象を与えるため、求める人材に合わせていくのが良いでしょう。
柄がない分、色の印象が強くなります。先程の色別の印象をよく踏まえて選ぶのがおすすめです。
その他に気を付けるべき点

ここまでで色と柄について解説してきました。
最後はその他に気を付けるべき点について解説していきます!
素材
ニット生地のもの、ウール素材、ポリエステル素材などがあります。
ポリエステル素材は安い上に洗濯もしやすいですが、光沢がでて安っぽく見えてしまいます。
滑りやすい素材のため、結び目も緩くなりやすいです。そのため、証明写真や面接に不向きな素材となります。
他にも季節に適した素材を選ぶと良いでしょう。冬はニットやウール素材、夏はリネン素材のものが向いています。対面面接、対面のインターンでは素材も見えやすいので、生地も気にしていきましょう。
長さ
長さも大事で、目安としては大剣がベルトのバックル部分に半分かかる程度が理想です。
ベルトの長さをこえてしまうと、バックルを完全に隠してしまい、全体的な見栄えが悪くなってしまいます。試着をして長さも確かめておきましょう。
こちらも対面で面接やインターンをする機会が出てくると目につきやすい部分なので意識しておきましょう。
太さ
細いネクタイはおしゃれですが、ビジネス向きではありません。
大剣の太さがスーツの襟部分と同じ太さが良いと言われています。
およそ7~9センチほどの太さが丁度良いでしょう。
太すぎても細すぎても良い印象にならないため、太さも気にしながら選びましょう。
まとめ
この記事では「ネクタイの色と柄が与える印象と他に気を付けるべき点」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・就活では第一印象が大事。
・色、柄で与える印象が様々。
・素材、長さ、太さにも気を付ける。