こんにちは。理系就活情報局です。
面接が三回の場合、二次面接までたどり着けば内定まであともう一息です。
最終面接にたどり着くためにも、確実に二次面接は突破しておきたところでしょう。
一方で、二次面接で落ちたという声は決して少ないわけではありません。
企業によっては二次面接の最大の難関という企業もあります。
今回は二次面接の通過率や二次面接を突破するためのポイントを解説します。
これから二次面接を受けようとしている学生は、ぜひ参考にしてみてください!
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二次面接の通過率は約50%
企業規模や面接回数によって異なる
面接回数が三回の場合、二次面接の通過率は一説によると50%前後といわれています。
大企業や有名企業になると、40%前後ともいわれています。
通過率が40~50%と聞くと、意外に高いと感じた方も多いでしょう。
二次面接の通過率が高くみえるのは、一次面接で候補者が大きく絞られているためです。
仮に書類選考を通過した方が500人いたとしましょう。
一次面接の通過率は20~30%といわれているので、通過するのは100人から150人です。
さらに二次面接の通過率が40~50%とすると、通過できるのはわずか40~75人ほどになります。
二次面接だけを切り取った通過率は高くみえるかもしれませんが、一次面接を通過したわずかな方が二次面接を受けるので高く見えるだけです。
二次面接の通過率は企業が公開しているデータはありませんが、採用率のチェックはできます。
東洋経済新報社が販売している「就職四季報」には、各企業の採用倍率が掲載されているケースがあります。
直近3年間の数値を参考にすると、志望している企業の競争率が把握できるでしょう。
就活における二次面接の役割
二次面接の目的を知ろう
一次面接と二次面接では、企業側の目的が異なります。
二次面接に通過するためには、企業側が何を求めているのかを理解しましょう。
多数の応募者を一定数に絞り込む一次面接を経て、二次面接は理系就活生が自社の求める人物像に合うのかを確認する段階を迎えます。
理系就活生の人柄やスキル、価値観などを把握するために、1つの事柄を深掘りする質問が増えます。
二次面接の評価ポイントとは?
二次面接の評価ポイントは、「その企業が求める人物像に合致し、将来的にその企業で働いている姿をイメージできる」かどうかです。
二次面接を受ける時は、その企業がどんな人材を求めているのかを把握した上で、自分の人柄や価値観が合っているとアピールしましょう。
企業が理系就活生に求める基準に達しているかというポイントも大事ですが、「なぜその企業を志望しているのか」をきちんと伝えて、自分の志望意欲や熱意を伝えることも忘れないようにしましょう。
二次面接の通過率を上げる4つの対策
一次面接の振り返りをする
二次面接の通過率を上げる対策1つ目は、一次面接の振り返りをすることです。
一次面接と二次面接では質問の深度も異なりますが、別々の面接官が担当したとしても、発言に一貫性を持たせることが大切です。
企業が見ているエントリーシートの内容や、一次面接で答えた内容を振り返り、質問を深掘りされたときに、これまでの考えと齟齬が生じないように確認しましょう。
もし面接でエントリーシートや一次面接と同じ質問をされた場合は、答え方は変えたとしても、回答内容を大幅に変えてしまうことはおすすめしません。一次面接よりも深い話ができるよう気を配りながら、就活の軸をぶれさせないよう気をつけてください。
キャリアプランの再確認
二次面接の通過率を上げる対策2つ目は、キャリアプランの再確認です。
入社後どんなキャリアプランを思い描いているかという質問は、面接でもよく問われることです。
内定を目指すために頑張っていても、入社後のイメージがぼんやりしていれば、ミスマッチや後悔につながりかねません。
自分がその企業に入社して、3年・5年・10年経った時に、どんなポジションでどんな仕事をしたいのかを具体的に話せるように準備しておきましょう。
将来のキャリアプランを説明することは、自分がその企業でこれからどんなふうに貢献していきたいのかをアピールすることです。
入社後に「こんなはずではなかった」とギャップを感じないためにも、自分のキャリアについてしっかり深掘りしておきましょう。
志望動機を掘り下げる
二次面接の通過率を上げる対策3つ目は、志望動機を掘り下げることです。
二次面接では、一次面接よりも「どうしてそう考えたのか」「どうやってその課題を解決したのか」「どのように行動したのか」など、理系就活生の考えを掘り下げるための質問が多くなります。
一次面接のようにただ志望動機を聞かれるだけではないので、自分の発言について掘り下げられることを前提として対策することが必要です。
もし踏み込んだ質問に回答できなければ、志望意欲や熱意が足りないと判断されてしまいます。
自分の志望動機を今一度確認し、就活の軸がどこにあるのかを明確にした上で、さまざまな角度から深掘りしても動揺せずに答えられるよう、準備をしておきましょう。
逆質問でアピールする
二次面接の通過率を上げる対策4つ目は、逆質問でアピールすることです。
多くの面接では、終盤に「なにか質問はありますか」と理系就活生側に質問する機会を設けます。
逆面接は、理系就活生に委ねられた自由度が高く、他の理系就活生と差別化できるチャンスです。
無理に質問をひねり出す必要はありませんが、逆質問はその企業を深く知る機会です。熱意をアピールするためにも、ただ気になっていることを質問するのではなく、その企業で働くことをイメージした上で、具体的な質問を心がけましょう。
たとえば、企業の理念や事業内容を深く理解した上で、さらに一歩踏み込んだ質問をすれば、その企業に興味を持っていることが伝わります。チャンスを有効活用して、「入社後その企業で活躍したい・貢献したい」という意欲を伝えてみましょう。
二次面接の通過率が高い人の特徴
これまで、「二次面接の通過率は約50%」から「二次面接の通過率を上げる4つの対策」まで解説してきました。
最後に、二次面接の通過率が高い人の特徴について解説します。
入社意欲をアピールできている
二次面接の通過率が高い人の特徴1つ目は、入社意欲をアピールできていることです。
二次面接は、「どうしてもその企業が良い」という熱意をいかに伝えるのかが重要です。
そのためには、エントリーシートや一次面接で伝えた志望動機を、より具体的にブラッシュアップすることをおすすめします。
回答を練り直して、「なぜその企業でなくてはだめなのか」「なぜそう考えたのか」を伝えて、自分がその企業に入社したい意欲があることをアピールしましょう。
企業研究を入念にしている
二次面接の通過率が高い人の特徴2つ目は、企業研究を入念にしていることです。
どんなに志望意欲が高くても、その企業への理解が浅ければ、面接官は「熱意はあると感じたけれど、実際はそうでもないのかな?」と感じてしまいます。
志望意欲や熱意は、丁寧な企業研究があってこそアピールできるものです。
二次面接前には、これまでしてきた企業研究を振り返り、知っているつもりだったけれどそれ以上は調べていなかったことを一つ一つ潰していきましょう。
オファー型サイトを活用している
二次面接の通過率が高い人の特徴3つ目は、オファー型サイトを活用していることです。
二次面接の通過率が高い人は、就職活動の選択肢を広げるために、複数の就活サイトを並行して利用しています。
大手ナビサイトだけでなく、自分の専門と合致する就活サイトや、企業からオファーが届く逆求人型サイトを使うのがおすすめです。
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オファー型サイトを利用して、企業からアクションをもらい、自分の将来の選択肢を増やしましょう。
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まとめ
二次面接までくれば、内定が見えてきます。
内定を獲得するためには、書類選考や一次面接とは異なる二次面接用の対策を入念に行いましょう。
二次面接を通過することを目標にするのではなく、入社後を見据えて対策すれば、自ずとあなたの意欲が企業に伝わるはずです。
自分らしい将来を思い描いて、明るい未来を目指して行動しましょう!