「レベルが高い」ことなどを理由に研究職についていけないと耳にすることがありますが、実態はどうなのでしょうか?一方で仕事が楽しいという人もいる、研究職。まずは研究職の雇用や環境を知り、楽しく働くためのコツを理解しておきましょう。

本記事では「研究職にはついていけない?研究職の実態と楽しい人・楽しくない人の違い」を解説します。

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研究職にはついていけない?

研究職にはついていけない?

「研究職にはついていけない」とはどのような理由があるのでしょうか。まずは研究職の概要と実態を確認しておきます。

研究職とは?

研究職とは、民間の企業や大学などで研究に携わる人のことを言います。民間の企業研究職と大学の研究職との環境や目的の違いも多く、どちらを目指すかによってアプローチが異なるのが一般的です。

また、研究カテゴリとしては以下の2種類があります。

  • 将来に向けた技術研究を行う「基礎研究」
  • ・基礎研究で生み出した技術を製品の向上に活かす「応用研究」

どちらで働くかによって労働環境や研究目的は大きく変わります。まずは、それぞれの働き方や環境の違いを把握することが大切です。違いを把握したうえでどちらが自分にあっているかを、しっかりと見極めましょう。

研究職の実態

研究するテーマやレベルが自分にあっていない場合は、「研究職についていけない」と思う場合も少なくありません。特に専門性の高いテーマであれば優秀な研究者が集まる傾向にあり、企業や研究室によっては英語でのコミュニケーションが必要になる場合もあります。

しかし、自分が興味のある分野の研究・自分に合っているレベルの研究職に就いた場合は研究室を引っ張ることも可能です。研究職の自分に最適な場所を見つけられれば、好きな研究ができる可能性も高くなります。研究職の違いを把握し、自身に合った場所を早めに見つけることが大切です。

研究職の種類

研究職の種類

では、研究職として勤務することになる、民間研究職と大学研究職の概要をみていきましょう。

民間研究職

民間研究職は、一般企業へ就職し組織の方針に従って行う研究職のことです。任されるテーマや研究内容は企業によって変わりますが、製品をアップグレードする応用研究に携わるケースが多い傾向にあります。製品開発を通して社会に貢献したい想いがある方などは、民間での研究職が向いていると言えるでしょう。

大学研究職

大学研究職は、大学の職員として研究に携わる研究職です。基礎研究が中心で、中長期の長い期間を掛けて行うケースが多くなります。興味のある分野を深く追求し、探求し続けられることが大学研究職の魅力のひとつ。逆に言えば、継続できるモチベーションが必要とされる研究職です。

民間と大学研究職の違い

民間と大学研究職の違い

研究職として勤務することになる、民間研究職と大学研究職の概要をみていきましょう。

給与や待遇

日本の研究職の給与水準は、年収約500万円前後が一般的です。世界に比べ研究職の給与水準は低い傾向にありますが、役職に就いたり、さまざまなプロジェクトへ参加したりすることで昇給もできます。経験や技術が上がることで市場価値を上げ、転職によってキャリアアップすることも可能な職種です。

大学での研究職の場合、教授まで任されるようになれば1,000万円前後の年収も期待できます。教授までの道のりは非常に大変ですが、継続して目指すことで、教育への貢献もできるでしょう。

研究目的の違い

企業研究職は製品を通して社会に貢献し、利益を生みだすことが重要なミッションです。利益が無ければ企業運営できませんので、成果がなければ必然的に報酬も低くなります。利益を求めつつ社会の喜びを目指すバランスが大切になるでしょう。

また、大学研究職の場合は、研究を通して分野の発展に寄与することを目的としています。そのため、1つの分野を長く研究し続けられるのです。

研究する環境の違い

企業研究職の場合は、自分の専門外のものも含めた組織の指示に従った研究を進めることになります。企業にもよりますが自分がやりたい研究というよりは、必要とされる研究を任されることが一般的です。組織の方針・やり方に従って、成果を出すことを求められます。

一方で大学研究職の場合は、同分野内で比較的自由に研究内容を決定できる傾向にあります。大学職員として研究以外の業務を任されますが、時間を充分に確保して長期間継続した研究が可能です。

研究職についていけない人の特徴

研究職についていけない人の特徴

研究職の概要と実情を理解したところで、研究職についていけない人の特徴をみておきます。

自身のスキルが不足している

働く場所で必要とされる最低限のスキルを身につけていない場合は、研究職についていけないと感じやすくなります。入社前にすべての知識を完璧にする必要はありませんが、企業が求める最低限の知識・スキルは必要です。面接の際などには背伸びし過ぎず、時には不足している知識を前向きに身につけることが大切です。

研究スケジュールがハード過ぎる

企業や大学によっては、想像より研究スケジュールがタイトな場合もあります。説明会や面接等に参加する場合は、研究のスケジューリングについても聞いておくと安心です。

待遇が見合っていない

求められる要望に対して待遇が見合っていない場合も、研究職についていけなくなります。現在では、他社との年収や業務内容の比較を簡単に行うことも可能です。待遇と報酬とのバランスが見合っているかを事前に確認したうえで、企業へのエントリーを行いましょう。

自分でゴールを決められない人

研究職は成果がなかなかでない場合もあるため、一定のゴールを決められる人でないと精神的に辛くなることがあります。周囲が求めるままに自分を酷使すると、最終的に研究職についていけないと感じるのです。自分なりの小さな目標やゴールを設定できることが、継続するためには大切になるでしょう。

研究職が楽しい人の特徴

研究職が楽しい人の特徴

では逆に、研究職が楽しいと感じる人の特徴を確認しておきます。

できることとやりたいことが合致している

自分のスキル・技術・本当にやりたいことを把握し、「できることとやりたいこと」が一致している環境で働けている人は研究職を楽しめています。やりたいことが一致していてもスキルが大幅に不足していると大変ですし、やりたくないことをやっていても面白くありません。「できることとやりたいこと」のバランスが取れていることが、楽しく働けるポイントです。

待遇・環境が良い

働く環境や給与など、待遇や環境が良いことも仕事を楽しむうえで大切な要素です。ある程度の待遇と環境があれば、大変な仕事も頑張り続けられます。継続するなかで働きやすさも増していけば、徐々に楽しく働けるもの。研究職に没頭するためにも欠かせないポイントです。

自己管理が上手い人

外部環境に左右されず、自己管理が上手い人は楽しく働き続けられます。自己管理が上手い人とは、体調・モチベーションを見ながら、自己目標に向けたスケジュールを遂行できる人です。働き過ぎたら身体を休めたり、気分転換してメンタルを養うことも、仕事を楽しくするうえで忘れてはいけません。

コミュニケーションを取ることができる

先輩や同僚などと、コミュニケーションを円滑に取れることも非常に大切です。人間の悩みの大半は人間関係です。人間関係が円満であれば研究もスムーズに進められるため、目標とする成果を生み出しやすくなります。人間関係の構築が仕事の楽しさにも繋がるでしょう。

「研究職についていけない」を防ぐ方法

「研究職についていけない」を防ぐ方法

最後に、「研究職についていけない」を防ぐ方法を解説します。研究職を目指す就活生が使える内容ですので、ぜひご参考ください。

自分の特徴やできることを知る

自己分析を通して、自分の好きなこと・できることを知るのが大切です。また、自分のイヤなこと・やりたくないことも一緒に確認しておくと、企業選定際にも非常に役立ちます。長く働く職場を選定するうえで、軸になるのは他でもない自分です。丁寧な自己分析を通して、まずは自己理解を深めることから始めましょう。

企業選定を丁寧に行う

自己理解を深めたら、企業研究をしながら企業選定を行います。自分の基準で企業選びをして問題ありませんが、「できることとやりたいこと」もひとつの軸としておすすめです。自分のやりたいや好きに合った組織であるか、その環境に自分は飛び込めそうかを検証します。不足しているスキルや経験は入社までに補えば大丈夫です。気持ちに素直になって企業選定を進めましょう。

TECHOFFERを活用し幅広い企業を知る

TECHOFFERを活用して、事前に幅広い企業を知っておくことも非常に重要です。TECHOFFERは自身のプロフィールを登録しておくだけで、企業からインターンや面接などのオファーを受け取れます。自分が思ってもいなかった企業からオファーが届くことも多く、企業選定の選択肢を効率良く増やせる就活サービスです。

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まとめ

本記事では「研究職にはついていけない?研究職の実態と楽しい人・楽しくない人の違い」を解説しました。研究職にはついていけないと感じるのは、個々の準備や受け取り方によるところもあるのが実情です。ぜひ今回の記事を、後悔のない勤務先選定にお役立てください。