こんにちは。理系就活情報局です。
理系就活生は、専門性が志望業界に直結しやすい反面、就活で参考にしたい情報を集める時に、分野が違うと参考にしづらいと感じる方も多いと思います。
特に、業界によって参考にしたい内容が異なる志望動機は、なかなか自分が求める情報にたどり着けないと感じているのではないでしょうか?
そこで、今回はIT業界志望の理系就活生を対象に、情報系の受かる志望動機の書き方を例文付きで解説していきます。
IT業界志望の理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!
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情報系とは?
情報系業界は、主に以下の4業界から構成されています。
・ソフトウェア業界
・ハードウェア業界
・インターネット/Web業界
・情報処理サービス業界
業界・業種ごとに仕事や役割も細分化されるため、志望動機を書く前に、自分が目指す仕事について把握するところから始めましょう。
ソフトウェア業界と主な職種
ソフトウェア業界は、コンピューターのオペレーションシステムやさまざまなアプリケーションソフトの企画・設計・開発を手がける業界です。
近年、クラウドサービスの登場と普及によって、高度なスキルを持つスペシャリストの需要が高くなっています。
また、ビッグデータを活用するソフトウェアの開発も活発化しており、今後、さらなる専門知識やスキルが求められるでしょう。
・企業例:日本マイクロソフト・サイボウズ・日本オラクル など
ソフトウェア業界の主な職種は以下のとおりです。
・プログラマー
システムエンジニアが設計した仕様書に沿ってプログラムを構築する仕事です。技術者として採用された場合、プログラマーからスタートし、適性に応じて他の職種に配属されます。
・システムエンジニア(SE)
顧客課題を発見し、その課題を解決するシステム全体を設計し、仕様書に落とし込む役割です。
・ネットワークエンジニア
システムが利用できるように、ネットワーク環境を整える役割です。ネットワークを構成する機器に対する専門知識のほか、セキュリティ対策もネットワークエンジニアの役割です。
・データベースエンジニア
ソフトウェア会社の主力商品の1つであるデータベースの運用・管理を行うのが主な役割です。
ハードウェア業界と主な職種
ハードウェア業界は、コンピューター本体やスマートフォン、ゲーム機、マウスやプリンターなどの周辺機器のように「モノ」の企画・設計・開発・販売を行う業界です。
・企業例:Apple・日本アイ・ビー・エム・富士通・東芝 など
ハードウェア業界の主な職種は以下のとおりです。
・ハードウェアエンジニア
機器内部の電子回路や部品の設計を担当します。
・組み込みシステムエンジニア
電化製品や工業機器に組み込まれるコンピューターシステムを設計し、開発する役割です。
インターネット・Web業界と主な職種
インターネット・Web業界は、インターネット接続サービスを提供するプロバイダーをはじめ、さまざまな分野や形態が入り乱れる点が特徴の業界です。
検索エンジン・ニュースなどを提供するポータルサイト、インターネット広告やSNSの運用などもインターネット・Web業界に含まれます。
変化が早く、さまざまな形態でかかわる人も多い業界です。
・企業例:Google・Amazon・楽天グループ・リクルートホールディングス など
インターネット・Web業界の主な職種は以下のとおりです。
・フロントエンドエンジニア
WebサイトやWebアプリケーションなど、ユーザーが直接目にする部分を製作します。近年ではモバイル端末でもユーザーが操作しやすいインターフェースの設計などのスキルが求められています。
・バックエンドエンジニア
ユーザーが入力した内容をデータ処理したり、データベースに保存したり、入力内容に即した出力を行えるように、Webサーバーやデータベースシステムを設計します。
情報処理サービス業界と主な職種
情報処理サービス業界は、情報システムの構築・運用(SI)にかかわる業界です。
また、技術者を派遣するサービス(SES)や、情報通信技術を活用して経営課題を解決するコンサルティング業務も含まれます。
・企業例:NTTデータ・日立製作所・日本電気・NTTデータ など
情報処理サービスの主な職種は以下のとおりです。
・情報コンサルタント
企業が抱える経営課題を発見・分析する業務です。企業に向け、解決策を提案し、支援を行います。
志望動機作成前に押さえたいIT業界の専門知識
IT業界は専門性が高く、絶え間ない変化に適応する必要がある分野です。
システムの企画やプログラミングなど、実務に携わるには専門知識とスキルが不可欠です。
近年、リモートワークの普及など、IT業界は大きな変革を遂げています。これに伴い、IT業界への関心が高まり、人気企業への就職競争が激しくなっているのが現状です。同時に、深刻なIT人材不足に悩む企業も増えており、高い報酬や好待遇で人材を確保しようとしています。
IT業界特有の専門用語や分野間の言葉の違いに惑わされず、入社前から一定の知識を持っておくのが重要です。多くの企業では入社時の研修を実施しており、学習意欲の高さをアピールできれば、他の就活生との差別化にもつながります。
以下では、志望動機作成前に最低限押さえておきたいIT業界の知識を紹介します。
デジタルトランスフォーメーション
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を導入することで、ビジネス全体のあり方を変革することです。
この変革によって、企業はデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルの創出・業務プロセスの効率化・顧客体験の向上などを実現できます。
デジタルトランスフォーメーションは企業にとって単なるITの導入ではなく、ビジネスの未来を切り拓くための戦略的な取り組みとして位置付けられています。
AI
AI(人工知能)とは、人が実現する知覚や知性を人工的に再現する技術です。
AIの進化は、私たちの生活や社会に大きな変革をもたらすと期待されています。
たとえば、自動運転車の普及により交通事故の減少や移動時間の効率化が実現される可能性が高いです。
また、医療分野ではAIが病気の早期発見や診断を行うことで治療の精度が向上し、医療の質が飛躍的に向上するなど豊富な可能性に満ちています。
XaaS
クラウドコンピューティングの一環として登場したXaaS(Everything as a Service / ザース)は、異なるサービス分野において、インターネットを介してさまざまなITサービスを提供するモデルです。
具体的には、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)などがあります。
蒸気のサービスは、従来のソフトウェアやハードウェアを所有する必要がなく、必要に応じて必要な機能やリソースを利用できます。
メタバース
メタバースとは、仮想現実空間のことを指します。
現実世界とは異なる場所にアバターを作成し、他の人と交流したり、さまざまな体験ができます。
たとえば、仮想空間上で実験を行ったり、理論のシミュレーションを行ったりできます。また、他の人と協力してプロジェクトを進めることも可能です。メタバースは、現実世界では難しいことも実現できる場所です。
情報系の企業が志望動機で見ているポイント
入社意欲と成長意欲
情報系の企業は長期的に活躍できる人材を求めており、応募者の入社意欲と成長意欲を入念に見極めています。
変化の激しいIT業界では、日々の情報アップデートが不可欠です。
成長意欲のない人材を採用すれば、「技術に追いつけず、すぐに退職してしまうだろう」という未来が待っています。
志望動機では強い入社意欲と成長意欲を示すと、ポテンシャルを買ってもらえます。
自社と就活生のマッチ度
情報系の企業は、自社の特徴に合った就活生を採用したいと考えています。
社風や価値観が合わないと、新入社員がすぐに辞めてしまうリスクがあるためです。
採用担当者は、応募者の志望動機から「入社後すぐに馴染んでくれる人材なのか」「長期的に活躍できる人材なのか」を見極めようとしています。
就活生の人間性
情報系の企業は、スキルや実績以外だけでなく、就活生の人間性をチェックしています。
どんなにスキルが高い就活生であっても、職場のチームワークを乱したり非協力的な振る舞いをする人は避けたいものです。
職場には多様な背景を持つ従業員が集まっているため、同僚と円滑にコミュニケーションが取れる能力や、誠実な人柄であるかどうかが採用の際の重要なポイントとなります。
企業は志望動機の中から、こうした人格的な要素を注意深く見極めています。
情報系で求められる人材の特徴
情報系の業界への興味がある
情報系で求められる人材の特徴の1つ目は、情報系の業界への興味があることです。
情報系は、世界中で日々技術が革新されていく業界です。
情報系の業界で働くならば、日々更新されていく技術やトレンドに常に関心を持ち、新しいものを積極的に取り入れていく必要があります。
そのためには、「自分の仕事や興味はここまで」と線引きせず、常に新しい刺激を求める好奇心や関心を保ち続けるモチベーションが求められます。
情報系で活かせるスキルを持っている
情報系で求められる人材の特徴の2つ目は、情報系で活かせるスキルを持っていることです。
情報をキャッチアップするだけでなく、実践的に活かせる技術を持っていることが、情報系の業界で活躍するためには重要です。
また、目まぐるしく変化し続ける情報系の業界で活躍するには、今持っているスキルを活かしながら、未来を見据えて自分のスキルを増やしていくことも求められます。
コミュニケーションスキルがある
情報系で求められる人材の特徴の3つ目は、コミュニケーションスキルです。
プログラミングの仕事は、一人で黙々とコードを書くイメージがあるかもしれません。
ですが、プロジェクトに参加してほかのエンジニアと連携したり、クライアントの要望をくみ取ったりするためには、コミュニケーションスキルや対話スキル、折衝力が問われます。
論理的思考力が高い
情報系で求められる人材の特徴の4つ目は、論理的思考力です。
情報系の職種は、IT系のスキルを活用して、クライアントが抱えている問題を解決したり、プログラムのバグを解消したりと、日々試行錯誤する仕事です。
現状を把握し、的確に課題を見つけて解決策を練るには、ロジカルな思考力が欠かせません。
情報系の志望動機の書き方
志望動機の構成を押さえる
志望動機は以下の構成を意識して作成するのがおすすめです。
①「なぜ」魅力を感じたのか?:深掘りしすぎず端的に
②「何」に魅力を感じたのか?:企業理念や事業内容など根幹部分
③企業で実現したいこと:入社後の活躍を連想
志望動機は、上記の構成を踏まえて、パラグラフ・ライティングという手法で書くと良いでしょう。
パラグラフ・ライティングは、ひとつのテーマに沿って構成されたライティング方法で、論理的な文章を書くことに適しています。
パラグラフ・ライティングは、「結論」「背景・根拠」「まとめ」の3要素で構成されています。志望動機もその構成に沿って作成してみましょう。
①結論:自分は、A社のXという職種を志望している。
②結論に至った背景・根拠
背景:ここではなぜそう思うようになったか。
根拠:A社でどのような貢献ができると考えて、A社を志望したのか。
この背景と根拠は内容によってどちらが先に来てもかまいません。
③まとめ
最初に提示した結論をより具体的に、A社でどのような仕事がしたいかを書きます。
業界と企業の志望理由を明確に示す
志望動機の構成を押さえたら、次は業界と企業の志望理由を明確にしましょう。
・どうしてIT業界で働きたいのか?
・なぜその企業で働きたいのか?
まずは、この二点を深掘りしてみてください。
最初は箇条書きでも構いませんので、自分にくり返し「なぜ?」をぶつけて、業界・企業に望むことを書きだしていきましょう。
そうすれば、自分ならではの志望動機の素材が見つかります。
例:
・どうしてIT業界で働きたいのか?
→自分が構築したシステムで、人の生活を豊かにしたい
→スペシャリストとして、最先端の技術に触れたい
・なぜその企業で働きたいのか?
→最先端の技術をいち早くサービスに取り入れているから
→グルーバルな市場でチャレンジできる土壌があるから
やりたい仕事や入社後のビジョンを書く
業界と企業を志望した理由を書いたら、次はその企業でやりたい仕事や入社後のキャリアビジョンを示しましょう。
ここでは、志望企業への意欲を感じさせるとともに、あなたがその会社で活躍するイメージを抱いてもらうことが目的となります。
・その企業でやりたい仕事
・その企業で自分が貢献できること
この二点を深掘りすれば、自然とあなたらしいビジョンが見えてくるはずです。
経験や知識は端的にまとめる
過程や経験に比重を置いたガクチカと異なり、志望動機では経験や知識は端的にまとめましょう。
志望する企業の仕事につながる内容に焦点を当てて、自分の経験や知識の活かし方を提示すれば、採用担当者はあなたが働いているイメージを思い浮かべやすくなります。
ただし、あれもこれも並列してしまうと、何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。
一番伝えたいことは何なのかを理解して、自分の魅力を一番アピールできる書き方を選びましょう。
情報系の志望動機を書く時のポイント
志望する業界にフォーカスする
情報系の志望動機を書く時のポイント1つ目は、志望する業界にフォーカスすることです。
志望動機では、IT業界を選んだ具体的な理由を述べましょう。
「IT業界でないと実現できない」あるいは「IT業界なら活かせる手段を持っている」など、業界でできることを具体的に書くと説得力が増します。
業界への意欲と理解度を示す
情報系の志望動機を書く時のポイント2つ目は、業界への意欲と理解度を示すことです。
特にIT業界においては自身とITの関わりについて具体的に述べると、意欲をより効果的に伝えられます。
経験が不足していると判断されても、意欲的な姿勢が評価されれば、ポテンシャルを買われて採用される可能性もあります。
例えば、開発したいサービスを具体的に挙げたり、自主的に取り組んでいるプログラミング学習の内容を詳しく説明したりするなど、熱意を持って取り組んでいる姿勢を積極的にアピールするのがおすすめです。
入社後に活かせる強みを示す
情報系の志望動機を書く時のポイント3つ目は、入社後に活かせる強みを示すことです。
企業が知りたいのは、応募者が入社後に活躍してくれる人材であるかどうかです。
かといって、単に知識や経験を羅列するだけでは企業も応募者が活躍できる可能性を判断するのは難しいです。
志望動機では、応募する企業の仕事内容と応募者の知識や経験がどのように関連しているかを具体的に示すことが大切です。
そうすれば、応募者が企業に貢献できる人材であると企業に印象づけられます。
その企業でなくてはならない理由を示す
情報系の志望動機を書く時のポイント4つ目は、その企業でなくてはならない理由を示すことです。
志望動機では、業界を選んだ理由に加えて、必ず企業を志望する理由を明確に述べましょう。
同じ業界ならどこでもいいのではなく、その会社がいいと具体的に述べれば、入社への強い意欲を示せます。
企業の特徴や希望職種の仕事内容にも触れて、採用担当者に採用後の活躍ぶりをイメージしてもらいましょう。
【職種別】情報系の志望動機例文
ITエンジニアになりたい
私は、貴社の地震・津波アプリに大変感銘を受けて、志望いたしました。
私は、大学に通うために一人暮らしの家を探している時に、このアプリと出会いました。Googleマップと過去の地震・津波情報を重ね合わせて表示させる機能の精巧さ、避難場所一覧、被災時に役立つ情報が分かりやすくまとめられており、何も知らない土地で自分を守る知識を学びました。
私も貴社のアプリのように、人の生活において本質的に必要なアプリを開発したいと考えています。これまで、保険を横断検索して比較できるアプリや被災後の生活をフォローするアプリ開発にチャレンジしました。改善点や課題も多いチャレンジでしたが、多くの学びを得ました。
入社後は、持ち前の意欲と熱意でもって、貴社の事業に貢献したいと考えています。
システムエンジニアになりたい
私は、自分のスキルを活用して人の暮らしを最適化するモノづくりがしたいと思い、エンジニアを志望しています。
貴社に惹かれたのは、経験や専門領域にとらわれず、自分のアイデアを活かせる環境です。学生時代にはIT企業でインターンを経験し、工事や道路の混雑を地図アプリに反映するシステムや、複数の金融機関を横断する家計簿アプリの開発に携わりました。
その際に感じた、何気ないアイデアを具現化する面白さや、自分が作ったものが誰かの暮らしの小さな困りごとを解決するやりがいが、今でも忘れられません。
入社後は、マーケティングやユーザビリティについても学び、人の暮らしに密着したサービスを生み出したいと考えています。
プログラマーになりたい
私は、小さな子供から機械が苦手な高齢者まで、年齢を問わず直感的に使えるソフトウェアを開発したいと考えて、貴社を志望しました。
私自身、中学校までは、授業とスマホ以外でPCに触れることは少なく、周囲と比べると機械が苦手でした。しかし、中学生の時にプログラマーという仕事を知り、その奥深さに惹かれて、気づけば独学で基本情報技術者の資格勉強をするほどのめり込んでいきました。
私は、自分の「一度興味を持ったことは深く掘り下げ、粘り強く取り組む」経験を活かして、貴社でプログラマーとして働きたいと考えています。
貴社は、最先端のAI技術投資に積極的であり、これまでにない革新的なサービスの提供をめざしています。私はその理念に共感し、あらゆる世代に溶け込み、小さな不便とデジタル格差を解消するソフトウェアを開発するために貴社を志望します。
ITコンサルタントになりたい
私は、最先端のIT技術を用いた商品開発によって、都会と地方の医療格差をなくし、誰もが穏やかに暮らせる社会を作りたいと考え、貴社を志望します。
きっかけは、田舎で暮らす祖母の元を訪れた際、都心との医療格差に危機感を感じたことです。スマホはあらゆる世代が使うツールですが、都会では当たり前のように機能しているシステムが、地方では活用されていません。今後ますます増える介護需要に応えるためにも、ITコンサルタントとして、生活者視点で公平な医療の機会を提供したいと考えました。
貴社は、医療にIT技術を活かす道をいち早く見出し、VRを用いたソリューションを提供しています。
「世界中へ最先端の心地よさを届ける」貴社でなら、都会と地方の格差を越えて、誰もが不自由なく暮らせる社会を作れると考えます。
【未経験者向け】情報系の志望動機例文
プログラミング未経験でIT業界を目指す時
私は誰もが使えるわかりやすいアプリを開発して、人々の生活向上に携わりたいと考えて、御社を志望しました。
きっかけは御社が手がけているペットの見守りカメラアプリです。
一日中、家に入れない方にとって、不在時にペットがどのように過ごしているかは飼い主さんなら誰もが気になるポイントです。
一方で、ちまたには多くの見守りカメラアプリがリリースされていますが、スマホが苦手な方などには扱いにくいアプリも少なくありません。
実際に猫を飼っている私の祖母も見守りカメラアプリを使っていましたが、扱い切れずに使用をやめてしまいました。
そのような状況の中、御社のアプリはユーザビリティの高く誰もが使えるアプリとなっており、私の祖母も使いこなしております。
結果として、家から離れながらもペットの絆を大事にできている嬉しそうな祖母の姿をみると、IT技術は生活を向上できる存在だと実感しました。
御社に入社後は、私も誰もが使えるアプリ開発に従事して、人々の生活向上に役立ちたいと考えております。
未経験ではございますが、IT業界で働けるように基本情報技術者試験の資格は取得しました。
プログラミングも勉強中ですので、入社後に1日でも早く戦力となれるように取り組んでいきます。
プログラミング未経験でソフトウェア業界を目指す時
私は教育アプリの開発を通じて、“子どもたちのわからない”を解決したいと考え、御社を志望しました。
アプリ開発を目指すきっかけは、アルバイト先で出会った御社の教育アプリです。
テキストを使った学習は苦手箇所の確認はできても、少し応用的になると、たちまち対応できなくなってしまっていました。
しかし、御社の教育アプリは段階を細かく踏んでいるため、正解がどんどん増えていくのを目の当たりにしました。
最初はアプリを信用していませんでしたが、徐々に表れる効果と子どもたちの笑顔をみて、衝撃を受けたのを今でも覚えています。
アプリ一つでここまで変わるのであれば、ぜひ自身も作ってみたいと考え、ソフトウェア業界を目指すようになりました。
アプリ開発は未経験ですが、現在大学の講義を取るなど勉強を重ねています。
御社に入社後は教育アプリのレベルアップに取り組み、さらに多くの”子どもたちのわかる”を増やせるアプリにしたいと考えております。
文系大学生がIT業界を目指す時
私は身につけたスキルを生かして、人々の生活に役立つモノづくりがしたいと考えて、御社を志望しました。
IT業界を志望するきっかけとなったのは、たまたま友人と受けた大学1年のPythonのプログラミング授業です。
教授の授業がわかりやすかったこともあり、プログラミングの面白さを知りました。
またスラスラと上達したことも、プログラミングに没頭できた要因と考えております。
ある程度の学習を積み重ねた後は、自身でアプリ・ツールの開発を始めました。
作成したアプリ・ツールはこれまで15以上あり、友人や家族に公開して使用感や要望などを聞いています。
もちろん失敗もありますが、自身が作り上げたもので喜んでもらえたときは、言葉にできない嬉しさがあります。
御社のシステムは地域の方々にオトクな情報を発信するアプリを開発しており、私がしたいモノづくりの方向と合致しています。
また御社はPythonをメインの言語に据えているため、私の身につけてきたスキルが発揮しやすい点も御社を志望する理由の1つです。
開発者としてまだまだ経験が浅いですが、モノづくりに対する気持ちは誰にも負けない気持ちがあります。
ぜひ御社に入社して、システム開発に携わらせていただければと思います。
【例文有】情報系を志望する場合のES対策
面接で情報系を志望する動機を聞かれますが、書類選考の段階でも聞かれるケースは少なくありません。
書類選考で情報系を志望する動機を書けていないと、面接に辿り着けず、落ちてしまうでしょう。
本章では情報系を志望する方に向けたES対策を解説します。
ESでIT業界を志望する理由・選んだ理由と例文
ESの段階でIT業界を選ぶ理由を問われるケースは少なくないため、対策は必要です。
・志望する理由:手に職をつけたいため
【例文】
私がIT業界を志望する理由は、キャリアを通じて手に職がつけられるからです。
予測困難な時代において、キャリアに求められるのはスキルだと考えています。
スキルを保有していれば、自身のキャリアはもちろん企業の取り得る選択肢も増えるため、両者にメリットがあります。
IT業界の場合、プログラミングや設計をはじめ、さまざまなスキルが身につく業界です。
また先端の技術を学べる可能性もあるため、時代に対応した人材になれる点も魅力です。
関連記事:23卒日本電気株式会社ビジネスデザイン部(エンタープライスビジネスユニット)_最終選考通過(内定)のインターンES・体験談
ESでIT業界・IT系企業へ入社後にしたいことの例文
IT業界を志望する理由と同様に、IT業界へ入った後にキャリアについても問われるケースは多いため、対策は必要です。
・IT業界/企業へ入社後にしたいこと:多くの方が使うシステムの開発
【例文】
私が貴社に入社して、スキルや経験を身につけた後は、貴社の看板製品である会計システムに携わりたいと考えております。
貴社が手掛ける会計システムは、日本で一番売れている会計システムであり、誰もが知る有名企業も使っています。
より多くの方が、仕事が楽になったと感じてもらえるようなシステム開発をするのが目標です。
そのためには、入社後は業務レベルのプログラミングスキルはもちろん、会計業務も勉強していきます。
他にも覚えることは多いと思いますが、目標を実現するために努力を重ねていきます。
情報系で避けたいNGな志望動機例文
どの業界でも使える志望動機になっている
【例文】
私が貴社を志望する理由は、AIをより普及させたいためです。
私は大学時代にボランティア部に所属していました。ボランティアは未経験でまさにゼロからはじめたのですが、できることが増えていく感覚が楽しく、社会と関わりながら成長していけることがモチベーションとなっていました。結果、大学3年次にはボランティア活動で表彰を受け、部で考案したボランティア活動が市の取り組みとして採用されました。
貴社は人工知能業界をけん引するトップ2位の存在です。私が部活動で培った「継続力」と「コミュニケーション力」を活かし、AIをより普及させたいと考えています。
【NGポイント】
・入社後に実現したいことの抽象度が高い
・学生時代の経験と業界や仕事の関連性が低い
・業界2位というだけでは志望度の強さがわかりづらい
給与や福利厚生で会社を選んでいる
【例文】
私は、35歳までに年収800万円を稼げる人間をめざしています。
貴社を志望したのは、業界の中でも給与水準が高く、賞与も年3回と多く、収入面が安定していると考えたからです。
また、貴社は大手企業のグループ会社で、健康保険制度や福利厚生も充実しており、ライフステージの変化にも柔軟に対応しています。
長期的に考えた際に、安定的に働ける環境が整っていることから、貴社を志望します。
【NGポイント】
・働く事への意欲<福利厚生の条件になっている
・企業選びの軸を前面に押し出しすぎて、自分目線になりすぎている
・仕事への関心が見えない
受け身の姿勢が強い
【例文】
私は、大学でプログラミングを学習しました。
その際に、プログラミングで実現できる未来の可能性を感じたことで、システムエンジニアを志すようになりました。
ぜひ私も、貴社でプログラミングによる技術発展に寄与したいと考えます。
貴社は未経験のエンジニア採用にも積極的で、入社後の育成にも力を入れています。
貴社でなら、私でもさまざまなサポートを受けて成長していける教育制度が整っていると考え、貴社を志望します。
【NGポイント】
・入社後に育ててもらう意識が強く、能動的な成長意欲が見えない
・受け身で、自分のスキルに自信がない
面接で「なぜIT業界を選んだのか」と聞かれた時の例文
モノ作りに携わりたい
私は、モノづくりがしたいという思いから、エンジニアを志望しています。
貴社を志望したのは、「社員が積極的にアイデアを出して新規サービスを企画できる」という制度に惹かれたからです。
貴社のインターンに参加した際、「◎◎◎◎アプリ」を開発した際に感じた「アイデアを形にする面白さ」や「自分が作ったものが社会に役立つ可能性を秘めているという実感」が今でも忘れられません。
貴社で先輩方と切磋琢磨し合いながら、技術で日常をより良くしていくサービスを生み出したいと思っています。
新しいサービスやビジネスモデルを創りたい
私は、顧客ビジネスに新たな変革を起こして、豊かな未来を創りだしていけると考えて、貴社を志望しました。
「◎◎◎◎」サービスをはじめ、顧客と共に便利な世の中の実現に向けて挑戦し続ける貴社ならば、顧客ニーズに応えるサービスを提案できると考えています。
また、貴社はICT基盤を用いて200以上のエリアにサービスを提供しており、海外進出にも意欲的です。豊富なノウハウとグローバル展開力のある貴社ならば、変革に対して不安を抱く顧客を支えながら、新たなサービスを創り出せると考えます。
入社後は、研究活動で身につけた課題解決力で顧客課題に対して真摯に向き合い、豊かな未来を創り出すために励んでいきたいです。
IT技術を用いて社会に貢献したい
私が貴社を志望するのは、IT技術を用いて社会に貢献したいと考えているからです。
貴社は国内随一のプラットフォームを有しており、多くの人々に商品を届けています。既存のプラットフォームを活用して、より豊かな顧客体験を提供して、感動を届けたいと考えています。
私は、複数の大学に跨がるサークルの代表を務めた経験から、困難に立ち向かう中で周囲の人々と信頼を築きながら、組織をまとめることが得意です。
自身の強みを生かし、居住地や年齢などを越えて一番多くの人に提供できる貴社のサービスを用いて多くの人々に新たな体験を提供したいと考えています。
入社後は、◎◎◎スキルを活かしてプラットフォームの拡充に従事し、技術を物流に還元することで社会貢献を成し遂げたいです。
情報系を志望するならスカウトサービスの活用を
情報系の企業は、経験者はもちろん、未経験者の理系学生の採用を目指しています。
企業からすると、理系学生の持つ論理的思考力の高さは魅力的なためです。
一般的な就活の方法で情報系企業を目指すのも良いですが、スカウトサービスの活用もおすすめです。
スカウトサービスでは、企業が学生のプロフィール・ガクチカ・研究概要を読み、学生へオファーを送ります。
数あるスカウトサービスの中で、おすすめなのが『TECH OFFER』です。
『TECH OFFER』は理系学生に特化したスカウトサービスであり、理系学生の採用を目指す情報系の企業も『TECH OFFER』を活用しています。
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TECH OFFERで優良オファーを受け取る
まとめ
今回は、IT系の志望動機について解説しました。
志望動機は、企業に自分という人材を売り込むツールです。
業界と企業にフォーカスした、意欲と熱意が伝わる志望動機を作成して、自分が就きたい職業をめざしましょう!