こんにちは。理系就活情報局です。
インターンシップの参加案内が届いた時、「私服でお越しください」・「服装自由」という文面を見たことのある理系就活生も多いと思います。
「これって本当に私服で行っていいの?」
「服装自由って書いてあったけど、友達は無難にスーツで行くらしい……」
そんな風に悩んでいる理系就活生のために、今回は「インターンシップで私服を指定された時の服選び」というテーマで解説します!
インターンシップに参加する時の服装に迷っている理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!
インターンシップで私服を指定する理由
学生の人柄を見たい
インターンシップで私服を指定する理由の1つ目は、学生の人柄を見たいからです。
企業は、数多くの理系就活生が参加するインターンシップで、優秀な学生を見極めようとします。一人ひとりの個性を見たい場合、私服は重要な判断材料です。
スーツを指定すれば、緊張感や改まった雰囲気を理系就活生に感じてもらえるというメリットもありますが、全員が似たような印象になってしまうのは否めません。
インターンシップという限られた時間で自社に会う人材を見極めるために、企業は私服の選び方から学生の個に着目しているのです。
普段通りの様子を見たい
インターンシップで私服を指定する理由の2つ目は、普段通りの様子を見たいからです。
理系就活生の多くは、普段からスーツを身につけていないと思います。
就活を機にスーツを着るようになった方の中には、就活=スーツという感覚が染みついてしまい、スーツを着ると緊張してしまう方もいるでしょう。
就活で、緊張するあまり普段通りの力を発揮できなかった経験を持つ人がほとんどです。企業側もそのことをわかっていて、なるべく普段通りの様子を見るために私服を指定する企業もあります。
学生の対応力を知りたい
インターンシップで私服を指定する理由の3つ目は、学生の対応力を知りたいからです。
企業の中には、私服を指定することで、理系就活生が「なぜその服装を選ぼうと思ったのか」「どんな服装がふさわしいと考えたのか」を知り、対応力を見ようとする場合があります。
たとえば、自分なりにビジネスシーンにふさわしい組み合わせを考えてきたことが伝われば、企業側は「この就活生は、インターンシップという場所と私服指定から自分の見せ方を考えてこの服装で来たんだな」と評価するでしょう。
そのため、私服を選ぶときには、その企業の理念や社風、業務内容を参考にしてみると良いでしょう。
本当に私服でいい?服装の選び方を場面別に解説
「私服可」・「服装自由」の場合
「私服可」・「服装自由」の場合は、私服着用を断言されていないため、私服でもスーツでもOKと考えましょう。
もし当日インターンシップ会場に着いて、周りがスーツ姿の理系就活生しかいなかったとしても、「私服可」という指定のため、気まずく思う必要はありません。
堂々と振る舞い、却って自分を覚えてもらいやすくなったとポジティブに考えてみてください。
反対に、この文面の場合は、スーツで行くのも無難な選択として有りです。
迷って決めきれない場合は、スーツで行きましょう。
「私服でお越しください」の場合
「私服でお越しください」の場合は、私服指定をされていますので、スーツは避けるのが無難です。
企業から「せっかく私服を指定したのに、スーツで来たんだな」と思われないためにも、素直に私服で行きましょう。
私服を選ぶ際は、インターンシップの内容や企業の社風を考慮した上で、ビジネスシーンにも合う服装を心がけると安心です。
「平服でお越しください」の場合
「平服でお越しください」の場合は、「ビジネスシーンに合っていて、かしこまりすぎていない服で来てほしい」と捉えましょう。
平服=私服と考える向きもありますが、私服と書かれていない場合は、リクルートスーツで行くことをおすすめします。
スーツの色は、必ずしも黒である必要はありません。一般的にビジネスシーンで着用されているような、紺やグレーなどの落ち着いたカラーでも良いでしょう。
指定なしの場合
服装に関して特に指定がない場合は、リクルートスーツで参加すると良いでしょう。
もし企業に理系就活生の私服を見てみたいという意図があれば、「私服可」「私服でお越しください」といった文面になります。
スーツで参加すれば特に印象が悪くなる心配もありませんので、指定がない=スーツ指定と考えて、私服は選ばないようにしましょう。
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インターンシップに着ていく私服とは?
私服=普段の服装ではない
インターンシップで指定される「私服」とは、普段来ている服装のことではありません。
就活の私服指定は、確かに企業が就活生の自然な姿が見たいからですが、「普段着で行けるんだ」と考えてしまうと、いざ会場に行ったときに浮いてしまいかねません。
就活における「私服」とは、あくまでビジネスシーンに着ていける服装を指しており、本当の普段着のことではないと理解しておきましょう。
判断基準はオフィスカジュアル
私服=普段着ではないと理解したところで、次に知っておきたいのがオフィスカジュアルについてです。
就活で「私服」を指定された時は、オフィスカジュアルで行きましょう。
オフィスカジュアルとは、スーツほどかしこまってはいないものの、オフィスなどのビジネスシーンにふさわしいきちんと感や清潔感のある服装のことです。
スーツではなく、スーツに準じた服装であるオフィスカジュアルで働ける企業もたくさんあります。迷った時は、企業のHPや採用ページに掲載されている写真を見て、その企業がどの程度の「私服」を望んでいるのかをリサーチしてみると良いでしょう。
【男女別】インターンシップの私服例
男性がインターンシップに着ていく私服例
◎男性の私服例
- ・アウター:襟が付いたジャケット
- ・トップス:襟付きの無地のシャツ・無地のポロシャツ
- ・ボトムス:チノパン・スラックス
- ・靴:シンプルな革製
- ・バッグ:A4サイズが入る・自立する・シンプルなデザイン
インターンシップに参加する男性の私服は、襟付きのシンプルなタイプを選ぶと、カジュアルすぎずに違和感を生みません。
柄が入ったり原色に近い色合いだとカジュアルな印象になってしまうため、基本は無地で、色物を着たい場合は、水色などの爽やかなカラーを選びましょう。
夏は半袖、冬はジャケットで温度調節をしてください。
ボトムスは、チノパンなどのコットン素材がおすすめです。
フルレングスで、幅が太すぎないものを選ぶと、スマートな印象を与えられるでしょう。
女性がインターンシップに着ていく私服例
◎女性の私服例
- ・アウター:シンプルなジャケット・カーディガン
- ・トップス:無地のブラウス・シンプルなカットソー
- ・ボトムス:膝下のスカート・フルレングスのパンツ・ストッキング
- ・靴:パンプス
- ・バッグ:A4サイズが入る・自立する・シンプルなデザイン
女性も男性同様、インターンシップの私服は無地やシンプルなアイテムを組み合わせましょう。
女性の場合は、ジャケットは必ずしも襟付きでなくともかまいません。
ラフすぎないデザインであれば、ノーカラーのジャケットもおすすめです。
また、ジャケットでは暑い季節の場合は、温度調整のしやすいカーディガンがあると安心です。
トップスは、白や淡いトーンのシンプルなブラウスやカットソーを選びましょう。
ボトムスは、膝丈のスカートもしくはワイドすぎないパンツを合わせてください。
スカートを着る場合は、ストッキングを合わせましょう。素足はビジネスシーンに不適切です。スカートで参加したい方は、自分に合うストッキングの色を把握して、予備も含めて購入しておくことをおすすめします。
インターンシップの私服で気をつけたいこと
清潔感があるのは大前提
就活やビジネスシーンにおいて、清潔感は身だしなみの大前提です。
清潔感のチェックポイントは、以下の3点です。
・服の大きさが体に合っている
・しわや汚れ、着古した様子がない
・アンダーウェアが透けていない
だらしない印象を与えないためにも、最低限の清潔感を保てるように意識してみてください。
露出度の多い服装はNG
インターンシップに参加する私服として、露出度の高い服装はふさわしくありません。
襟ぐりが深いものや着丈が短すぎるもの、ボディラインが出やすいぴったりした服装は避けましょう。
短パンなどの素足が見えるボトムスや爪先の開いたサンダルはNGで、スカートの場合はストッキングが必須です。
インターンシップでの私服は自分らしさをアピールする手段にもなりますが、過剰なお洒落や露出はビジネスシーンに適していません。
企業側やほかの学生と接する機会も多いため、相手が服装を特別気にすることなくコミュニケーションが取れる服装を心がけましょう。
主張が激しい色や柄は避ける
就活では、落ち着いた色を選びましょう。
派手な色や大きな柄の服装は避けて、周囲から浮かず、ビジネスで好印象を持ってもらえるトーンでまとめるのがベターです。
主張が激しい色や柄の私服を着ていると、インターンシップに参加することよりも、自分のお洒落を優先しているような印象を与えかねません。
インターンシップでは、白・黒・紺・グレー・ベージュをベースにコーディネートを組むことをおすすめします。
まとめ
インターンシップで私服が指定されている場合、余裕を持って服装を検討しましょう。
心配な理系就活生は、キャリアセンターや友人に見せて意見を聞いてみることをおすすめします。
また、これからインターンシップに参加する理系就活生は、併せて「TECH OFFER」へ登録しておきましょう。
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