はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、「インフラエンジニア」に関わることついて解説していきます!
インフラエンジニアという職業があることは知っているけれど、具体的に何をしているのかわからない…という方はいらっしゃいませんか?
そこで、この記事では、「インフラエンジニアの仕事内容」や「インフラエンジニアになるなら取得しておくべき資格」など、インフラエンジニアについて掘り下げて解説していきます。
インフラエンジニアの仕事に興味がある方、具体的にどのようなスキルが必要なのか知りたい方は、是非参考にしてみてください!!
インフラエンジニアとは
この記事ではインフラエンジニアについて解説していきますが、そもそも「インフラ」とは何なのでしょうか?
ここでは「インフラ」について詳しく知らない方のために、インフラ・インフラエンジニアの基本情報を解説していきます。
そもそも「インフラ」とは?
「インフラ」は、日本語では「土台」「基盤」を意味します。
水道、電気、ガスなど、私たちが生活していく上で欠かせないものを指します。
IT分野での「インフラ」とは、システムの動作に必要なサーバーやネットワークなどのことを意味します。
インフラエンジニアの仕事
インフラエンジニアは、サーバやネットワークなどの設計・構築・運用・保守を担当する技術者です。
具体的な仕事内容としては、ハードウェアやソフトウェアなどのITの基盤となるインフラの設計・構築、運用状況の管理などが挙げられます。
近年では、セキュリティ対策の需要が高まっているため、セキュリティレベルの管理やインフラの運用・保守の仕事も増えています。
また、インフラエンジニアは主に、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニアに分けられます。
インフラエンジニアに求められるスキル
インフラとインフラエンジニアの仕事内容について、ご理解いただけたでしょうか?
ここでは、インフラエンジニアとして働く際に必要となる重要なスキルを4つご紹介します。
インフラエンジニアに興味がある方は必見です!
ネットワークとサーバーのスキル
インフラを設計・構築したり運用したりするためには、サーバーの知識が必要となります。
サーバーにはサーバーOSが搭載されており、さまざまな種類のものがあります。
扱うサーバーOSはクライアントなどによって異なるため、すべてのOSに精通している必要はありませんが、使われることの多いLinuxやUnix、WindowsなどのOSはおさえておくとよいでしょう。
加えて、ネットワークの知識も習得する必要があります。
インフラエンジニアが解決しなければならない課題の中には、ネットワークに関するものも多くあります。
それらの問題を改善・解決するためには、原因を突き止められるだけの知識が必要となってきます。
コミュニケーションスキル
多くの職業と同じように、インフラエンジニアとして働く場合も、コミュニケーションスキルが必要となります。
インフラエンジニアの仕事には、クライアントとのコミュニケーションが必要不可欠です。
クライアントとの折衝を柔軟に行えるように、コミュニケーションスキルも磨いておくとよいでしょう。
クラウドスキル
今日では、IaaS(Infrastructure as a Service=クラウドで提供されるインフラ)と呼ばれる
ITインフラをクラウド上に構築する方法を利用した設計が増えてきています。
この背景には、高額なハードウェアを開発段階で購入する必要がないため、初期投資が抑えられることがあります。
そのため、クラウドで開発が行われることが前提となっているプロジェクトもあるようです。
AWSやGCP、Azureなどの知識を身に付けておくと、このような状況にも対応できるでしょう。
プログラミングスキル
インフラエンジニアになるためには、プログラミングの知識が必要です。とくにサーバなど自動処理をする際にはシェルスクリプトやPowerShellなどのバッチ系のプログラムを多用します。これらのプログラムを動かすにはWindows系OSのDOSやLinux系のシェルの知識やスキルなども必要になります。また、設定の際には専用のバッチプログラムを作成して行うと便利なこともあります。
もう一つ、サーバ上でアプリケーションが効率よく動作するには適切なチューニングや設定を行う必要がありますが、プログラムの仕組みを知っていることで、より良い設定が行えるようになります。
インフラエンジニアになるメリット3選
ここまで、インフラエンジニアになるために必要なスキルについて解説してきました。
ここでは、インフラエンジニアとして働くメリット・良い点について解説していきます。
需要がある
インフラエンジニアになるメリットの1つ目は、システムエンジニアは需要があることです。
冒頭で述べたように、インフラは現代の私たちの生活に欠かせないものです。
そのインフラを支えているインフラエンジニアも同様に、欠かせない存在なのです。
将来性がある安定した職種を希望している方に向いています。
年齢に関係なく仕事ができる
インフラエンジニアになるメリット2つ目は、年齢に関係なく仕事ができることです。
インフラエンジニアは年齢に関わらず働くことができますし、未経験でインフラエンジニアを始める人も少なくありません。
長く働ける・続けられる仕事を探している人におすすめです。
キャリアを積むことでスペシャリストになれる
インフラエンジニアは、さまざまな業務を経験しながらキャリアを積んでいくことで、スペシャリストとして活躍することができます。
スペシャリストとして認められれば、企業で重要な仕事を任されたり、フリーランスとして働くチャンスに恵まれる可能性もあります。
この後ご紹介する資格などを取得することも、スペシャリストになるのに役立つでしょう。
【インフラエンジニア】取得するべき資格
ここまで、インフラエンジニアとして働くメリットをいくつかご紹介しました。
ここでは、インフラエンジニアとして働く場合に取得しておくべき資格をご紹介します。
インフラエンジニアとになりたい、と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
情報処理安全確保支援士
情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティに関する国家資格です。
試験の難易度は非常に高く、セキュリティ全般に関する高度な知識が要求される資格です。
また、情報処理安全確保支援士として資格を維持するためには、定期的に講習を受講しなければなりません。
情報処理安全確保支援士の資格をもっていると、情報セキュリティマネジメントを担う責任者になれるだけの能力があると示すことができます。
具体的には、情報セキュリティ上の問題が発生した際の証拠の保全・発生原因の分析、また、進行中の開発・保守が情報セキュリティに関して問題ないかどうかを指導・助言する職務で役立ちます。
AWS認定資格
AWS認定資格は、Amazonが提供しているAWSというクラウドサービスに関する資格です。
この資格を持っていると、AWSの専門知識があることを証明できるため、転職の際にも有利にはたらくでしょう。
「FOUNDATIONAL」「ASSOCIATE」「PROFESSIONAL」「SPECIALTY」の4段階に分かれているので、まずはFOUNDATIONALの取得を目指しましょう。
LinuC(リナック)
LinuC(リナック)は、Linuxに関する民間資格です。
オープンソースのLinuxは、アーキテクチャを学ぶのに適したOSのため、Linuxを実際に扱わない人でも取得しておいて損はない資格です。
Linuxで得た知識をもとに、他の言語や技術へ進んでいくことができるでしょう。
LinuCは3段階のレベルに分けられており、レベル3まで取得できればスペシャリストとみなされます。
未経験の方は、まずはレベル1を目指しましょう。
これだけは知っておきたいポイント!(まとめ)
この記事では、「【理系学生必見】インフラエンジニアの仕事について詳しく解説」
というテーマでインフラエンジニアに関することを解説してきました。
ここで、本記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。
・インフラエンジニアに求められるスキル
・ネットワークとサーバーのスキル
・コミュニケーションスキル
・クラウドスキル
・プログラミングスキル
・インフラエンジニアになるメリット3選
①需要がある
②年齢に関係なく仕事ができる
③キャリアを積むことでスペシャリストになれる
・【インフラエンジニア】取得するべき資格
①情報処理安全確保支援士
②AWS認定資格
③LinuC