理系の皆さん、金融業界への就職で「みずほに興味があるけれども、どのような会社か分からない」と悩んでいませんか。みずほフィナンシャルグループ(以下みずほFG)は、国内三大メガバンクの一角を担う、総合金融グループです。銀行・信託・証券を一体運営する体制が最大の特徴。AI・データサイエンス・ITシステム・金融工学など、理系の専門性が活かせるポジションも数多くある企業です。
本記事では、企業の基本情報から採用コース・年収・選考フローまでの情報を、わかりやすく網羅的に解説します。ぜひ企業研究の第一歩としてご活用ください。
みずほフィナンシャルグループはどんな会社?

みずほFGは、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の3行合併を起点に2003年に発足した持株会社です。
現在はみずほ銀行・みずほ信託銀行・みずほ証券をグループの中核に据え、国内外で幅広い金融サービスを展開しています。グループのパーパスには「ともに挑む。ともに実る。」を掲げており、お客さまや社会とともに変化に挑む姿勢を打ち出しています。
みずほフィナンシャルグループの企業概要
| 商号 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ |
| 設立 | 2003年1月8日(持株会社として) |
| 代表者 | 執行役社長 木原 正裕 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目5番5号 大手町タワー |
| 資本金 | 約2兆2,568億円(2025年3月31日現在) |
| 連結総資産 | 283兆3,204億円(2025年3月期末) |
| 親会社株主帰属純利益 | 8,854億円(2025年3月期・過去最高) |
| 主な子会社 | みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券 等 |
※データは2025年3月期決算短信(日本基準・連結)および有価証券報告書(第23期)に基づきます。
参照:決算関連情報|みずほフィナンシャルグループ
参照:有価証券報告書|みずほフィナンシャルグループ
みずほFGをひとことで言えば、「安定した経営基盤を持ちながら、変革にも積極的な総合金融グループ」です。2025年3月期には過去最高益を達成しており、財務的な安定性は業界トップクラスを誇っています。
みずほフィナンシャルグループの事業概要
同グループは、銀行・信託・証券の3機能を包括する、BtoB・BtoC両軸の総合金融グループです。みずほFGは持株会社として、傘下の主要3社が連携するグループ一体経営を推進しています。
| 会社名 | 主な事業・サービス | 対象 |
| みずほ銀行 | 預金・融資・外国為替・決済・法人総合コンサルティング | BtoB/BtoC |
| みずほ信託銀行 | 信託・不動産・年金・資産運用コンサルティング | BtoB/BtoC |
| みずほ証券 | 株式・債券引受・M&Aアドバイザリー・投資銀行業務 | BtoB/BtoC |
グループ全体で銀行・信託・証券の機能を一体提供できる点が、他の金融機関にはない強みです。法人から個人まで、幅広いお客さまのニーズに応えられる体制が整っています。
みずほフィナンシャルグループの強み
同グループには業界内でも際立つ3つの強みがあります。理系学生にとって特に注目すべきポイントを整理します。
1. グループ一体機能による総合ソリューション提供力
銀行・信託・証券の機能をひとつのグループ内に持っています。そのため、お客さまへワンストップでソリューションを提供できる点が強みです。2025年3月期の連結業務純益は1兆989億円に達するなど、収益力の高さが数字にも表れています。
参照:2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)|みずほフィナンシャルグループ
2. グローバル投資銀行領域での存在感
2023年12月には米国M&Aアドバイザリー会社のGreenhill社の買収を完了し、グローバルM&Aアドバイザリー機能を強化しました。この買収によって米国市場でのプレゼンスを高めています。
3. テクノロジー・AI活用への本格投資
グループ内にフィナンシャルテクノロジー(FT社)を設置し、AIエンジニアなど専門人材の活躍の場を拡大中です。2024年には楽天カードとの資本業務提携も締結するなど、フィンテック・デジタル領域への展開も加速しています。
参照:2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)|みずほフィナンシャルグループ
これらの強みは、理系の専門スキルが存分に活きるフィールドでもあります。数理・IT・AI分野のスキルを持つ学生にとって、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。
みずほフィナンシャルグループの福利厚生
育児・住宅・自己啓発など、ライフステージに合わせた制度が揃っています。
公式採用要項(2026年3月1日時点)に基づく主な福利厚生は以下のとおりです。
| 制度・項目 | 内容 |
| 休日・休暇 | 土日・祝日・年末年始、A連休(連続5営業日)、B・C連休(各連続2営業日)、スポット休暇、リフレッシュ休暇(勤続10年以降5年毎)等 |
| 育児・介護支援 | 産前産後休業、育児休業、出生時育児休業(産後パパ育休)、介護休業、短時間勤務、ベビーシッター費用補助、企業主導型保育園入園サポート等 |
| 住宅支援 | 独身寮(マンションワンルームタイプ)、住宅補給金等の住宅関連制度 |
| 自己啓発支援 | 自己啓発費用補助、自己啓発休暇、自分磨き休職制度(一定期間休職しスキルアップ可) |
| キャリア支援 | 週休3日・4日制度、副業制度、社内公募制度、グループ横断的な異動・出向 |
| 健康・その他 | 持株会、余暇支援制度、インフルエンザ予防接種費用補助、人間ドック・脳ドック費用補助等 |
参照:募集コース・募集要項(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
参照:社内制度・福利厚生|みずほ銀行・みずほ信託銀行採用情報サイト
週休3日・4日制度や副業制度など、働き方の選択肢が広い点が特徴的です。長期的なキャリア形成を支援する制度も充実しており、理系人材が専門性を磨き続けられる環境が整っています。
みずほフィナンシャルグループの社風・働きがい

みずほFGは「変化の穂先であれ。」をキャッチコピーに掲げ、現状に満足せず変革を推進する人材を求めています。長らく金融機関らしい堅い組織イメージを持たれてきましたが、近年は組織文化の刷新を積極的に進めており、オープンでフラットな社風へと変化しつつあります。
社員の声から見るみずほフィナンシャルグループ
グループ共通の新人事制度「かなで」が2024年に導入され、従来の年功序列的な運用から、個人の専門性・成果・志向を重視した制度への転換が図られています。
社内公募制度やグループ横断的な異動制度を通じて、自分でキャリアを切り拓いていける仕組みが整いつつあるのも特徴のひとつです。副業制度の導入により、社外の知見を取り込みながら成長できる環境も整備されています。
なお、公式採用サイトの社員インタビューでは、実際に以下のような声が紹介されています。
「グループの総合力を活かしてお客さまの課題解決に取り組める点にやりがいを感じる」「銀行・証券・信託の垣根を越えたプロジェクトに携われる」挑戦とチームワークを重視する文化が、着実に根付きつつある環境です。理系学生にとっては、専門性を磨きながら自己成長の機会を多く得られることも大きなメリットでしょう。
参照:〈みずほ〉のいま(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループのワークライフバランス
同グループの休暇制度・育児支援の充実度は業界内でも高水準です。公式採用要項に記載されている制度をもとに、代表的な福利厚生制度を整理します。
| 項目 | 内容 |
| 休日制度 | 土日・祝日・年末年始に加え、A連休(連続5営業日)・B連休・C連休(各連続2営業日)・スポット休暇等の複数の連続休暇制度あり |
| 育児休業 | 産前産後休業・育児休業・出生時育児休業(産後パパ育休)を整備。短時間勤務も利用可能 |
| 介護支援 | 介護休業、ホームヘルプ費用補助、介護支援金制度あり |
| 週休3日・4日 | 選択制で週休3日・4日の働き方が可能(コース・職種により異なる可能性あり) |
| リフレッシュ休暇 | 勤続10年以降、5年毎に連続5営業日の休暇付与 |
| フレックス勤務 | 一部部署でフレックス勤務制度を導入 |
参照:募集コース・募集要項(新卒採用情報) | みずほフィナンシャルグループ
連続休暇制度や週休3日選択制など、働く時間の柔軟性を高める取り組みも進んでいます。ライフイベントに合わせた制度も整っており、長期的に安心して働ける環境です。
みずほフィナンシャルグループの就職難易度

みずほFGは、メガバンクとして就職人気ランキングの上位に位置し続けており、競争難易度も高い傾向があります。
一方で、グループ合同採用として年度により数百名から千人超の新卒採用実績があり、他の難関企業と比較すれば比較的門戸は広い方ともいえます。特にアドバンストテクノロジー・ITシステム・リスクマネジメントなど、理系分野が強みとなるコースがねらい目です。数理・AI・情報系の専攻が直接評価されるため、文系就活生とは異なる軸で勝負できるでしょう。
| 観点 | 概要 |
| 難易度水準 | メガバンクとして高倍率。ただし採用規模が大きく、狭き門ではない |
| 理系の優位性 | AT・IT・RMなどの専門コースは理系の専門知識が直接評価される |
| 学歴傾向 | 旧帝大・早慶・MARCH・関関同立など幅広い大学から採用実績あり。公式には学歴フィルターを設定していない |
| 語学力 | 原則として基準点は公式未公表だが、コースにより基準が示されている(例:オペレーション・プロセスデザインコースの一部業務でTOEIC800点以上相当など) |
専門コースへの応募であれば、研究内容や技術スキルを軸に差別化を図れます。自分の専門性がどのコースに活きるかを事前に整理しておくことが、選考突破の第一歩です。
みずほフィナンシャルグループの採用大学・採用人数

同グループで採用実績のある大学は幅広く、グループ全体で年間数百名規模の採用を実施しています。
みずほフィナンシャルグループの採用大学
みずほFGは公式に採用大学の一覧を開示していません。大学通信onlineによると、2025年度は東京大学・京都大学・早慶をはじめ、MARCHや地方国公立大学など幅広い大学から採用実績があります。
| 区分 | 採用実績のある大学の傾向(参考) |
| 国公立大学 | 東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、東京科学大等 |
| 私立大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、同志社大学、立命館大学 等 |
| 大学院 | 上記大学の修士・博士課程(特にATコースは修士以上が応募要件) |
参照:みずほフィナンシャルグループ|企業ごとの大学別就職者数|大学通信オンライン
みずほフィナンシャルグループの採用人数
直近のみずほフィナンシャルグループの新卒採用者数は、以下のとおりです。
| 入社年 | 対応する開示年度 | 新卒採用者数 |
| 2023年4月入社 | 2022年度 | 766人 |
| 2024年4月入社 | 2023年度 | 1,209人 |
| 2025年4月入社 | 2024年度 | 1,017人 |
上記の表からわかるように、みずほフィナンシャルグループの新卒採用人数は近年1,000名規模で推移しており、大規模採用が進んでいます。
特に2024年4月入社では1,200名を超えており、企業全体として積極的な人材獲得に動いている状況です。
採用大学に明確なフィルターは設けられておらず、専門性と志望意欲が重視される選考と考えられます。大学名よりも、コースに合った専門知識とキャリアビジョンの明確さが評価のカギとなるでしょう。
参照:人的資本レポート2025|みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループが求める人物像・活かせるスキル

みずほFGが求めるのは、変化を恐れず専門性を活かして挑戦し続ける人材です。その他にも求める人物像が提示されていますので、本章でわかりやすく整理します。
みずほフィナンシャルグループが求める人物像
公式採用サイトでは「変化の穂先であれ。」というメッセージのもと、以下のような人物像が打ち出されています。
- ・変化に自ら飛び込み、新しい価値を生み出そうとする姿勢を持つこと
- ・お客さまや社会の課題に向き合い、グループの総合力を活かして解決策を提案できること
- ・多様なメンバーと協力しながら、自分らしいキャリアを切り拓いていける主体性を持つこと
理系学生が活かせるスキルや専攻
みずほFGには、理系の専門性が直接活きるコースが複数設けられています。自分の専攻がどのコースに対応するかを確認してみましょう。
| 専攻・スキル | 主に活かせるコース | 活躍の具体例 |
| 機械学習・AI・深層学習 | アドバンストテクノロジー(AT)R&Dスペシャリスト、DX推進/クオンツ | 不正検知モデル開発、信用リスク評価AI、市場予測モデル構築 |
| 数理統計・確率論 | リスクマネジメント(RM)、グローバルマーケッツ(MDT)、アセットマネジメント(AM) | 信用リスク・市場リスクの定量的計測、デリバティブ評価モデル開発 |
| 情報工学・ソフトウェア開発 | ITシステム、AT(DX推進) | 勘定系・チャネル系システム企画・開発、APIを活用した金融サービス構築 |
| サイバーセキュリティ | ITシステム(サイバーセキュリティ) | サイバー攻撃の予兆管理・インシデント対応・セキュリティ製品の導入推進 |
| 金融工学・数理ファイナンス | グローバルマーケッツ(クオンツ/S&T)、RM、AM | デリバティブ商品設計、ポートフォリオ最適化、リスクモデルの検証 |
| データサイエンス・統計解析 | AT、リサーチ&コンサルティング(RC)、RM | 経済データ分析、マーケットリサーチ、顧客データを活用した戦略立案 |
参照:募集コース・募集要項(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
理系の専門知識は、みずほFGにおいても大いに求められています。自分の研究テーマや得意スキルが上記のどの分野に近いかを整理し、志望コース選択の判断材料にしましょう。
みずほフィナンシャルグループの年収・初任給

同グループの給与水準は、金融業界の中でも高い部類に入ります。本章では客観的なデータをもとに年収や初任給などを確認します。
みずほフィナンシャルグループの平均年収
2025年3月期の有価証券報告書(第23期)によると、みずほFG(持株会社単体)の平均年収は約1,117万円です。平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は16.3年となっています。
| 項目 | データ |
| 平均年収 | 約1,117万円 |
| 平均年齢 | 41.8歳 |
| 平均勤続年数 | 16.3年 |
みずほフィナンシャルグループの初任給
公式採用要項(2027年度採用予定)によると、初任給は以下のとおりです。初任給も月30万円前後となっており、一般の企業に比べて高い水準となっています。
| 学歴区分 | 初任給(月給) |
| 四年制大学卒 | 280,000円 |
| 大学院修士課程修了/六年制大学卒 | 300,000円 |
| 大学院博士課程修了 | 380,000円 |
参照:募集コース・募集要項(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
特に修士・博士課程では初任給が高く設定されており、大学院進学の経験もしっかりと尊重されています。
みずほフィナンシャルグループのインターンシップ情報

インターンへの参加は、業務理解と志望動機の深堀りに大きく役立ちます。自身と同グループの相性を確認するうえでも、積極的に参加を検討したいところです。
インターンシップへのエントリー方法
みずほFGのインターンシップは、公式採用サイトおよびマイナビ等の就活ナビサイト経由でエントリーできます。開催時期は夏季(7〜9月)・冬季(12〜2月)を中心に複数回実施されますが、年度によって変更される場合があるため、最新情報は公式採用サイトで確認してください。
参照:イベント情報(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
過去のインターンシップ内容
みずほFGのインターンシップは、参加形式・期間・内容によって複数の種類が設けられています。
| 種類 | 主な内容 | 対象・特記事項 |
| ビジネス体験型(短期・1〜3日) | グループの事業・業務を体感できる体験型プログラム。グループ一体経営の強みや各コースの業務内容を実際に体感できる | 学部生・院生問わず参加可能なものが多い |
| 専門コース型(中長期) | IT・データサイエンス・クオンツ・リサーチ等の専門分野に特化した実践型プログラム。現場社員と協働しながら課題に取り組む | 理系・院生向けプログラムあり。別途選考あり |
| オープン・カンパニー | 会社説明・座談会・業務紹介など、就業体験を伴わない情報提供型イベント | キャリア形成支援として位置付けられる |
※インターンシップの内容・実施時期は年度によって変更されます。最新情報は必ず公式採用サイトでご確認ください。
特に理系コース(AT・IT・RM等)の専門コース型インターンでは、自分の研究や技術スキルとみずほの業務との接点を実際に体感できます。入社後の環境を体感できる数少ない機会ですので、しっかりと準備し有効活用しましょう。
参照:イベント情報(新卒採用情報) | みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループのエントリー方法・選考フロー

同グループの選考は書類・テスト・複数回面接という流れが基本です。コースによって専門面接が加わるなど異なる点もあるため、事前に公式採用サイトなどで確認しておきましょう。
| STEP | 内容 | ポイント |
| STEP 1 | エントリー・ES提出 | 志望コース・志望動機・研究内容等を記載。研究テーマをコースの業務に接続して説明できることが重要。 |
| STEP 2 | Webテスト・適性検査 | WEBテスト・適性検査が課される。数学・論理的思考系の問題対策を早めに始めておくこと。 |
| STEP 3 | 面接(複数回) | 公式選考フローでは、書類選考通過後に複数回の面接が実施される。面接回数や形式は年度・コースにより異なる可能性があるため、志望理由や自己PR、志望コースへの理解を整理し、最新案内を確認して準備する。 |
| STEP 4 | 内々定 | 内々定後、配属会社・部門の希望すり合わせが行われる場合がある |
参照:募集コース・募集要項(新卒採用情報) | みずほフィナンシャルグループ
参照:選考の流れ(新卒採用情報)|みずほフィナンシャルグループ
自分の研究が金融業界でどのように活用できるかを語れるよう、事前に言語化の練習をしておくと安心です。
みずほフィナンシャルグループの選考を通過するためのポイント

同グループの選考を突破するには、専門性の言語化・コース理解・パーパスへの共感の3点が特に重要です。企業研究と自己分析を事前に深堀したうえで、志望コースに合った対策を実施しましょう。
みずほフィナンシャルグループへの志望動機を明確にする
「なぜ金融業界か」「なぜみずほFGか」「みずほでどう貢献するか」の3軸を論理的に組み立てることが基本です。自分の専門性とみずほFGの強みがどう結びつくかを示しましょう。そうすることで、説得力のある志望動機を語れます。
また、グループが掲げるのパーパスである「ともに挑む。ともに実る。」への共感を、自分の言葉で語ることも重要です。単なる「金融に興味がある」という文脈は避けましょう。自分の専門スキルでどう社会に貢献できるかを掘り下げることが大切です。
みずほフィナンシャルグループのOB・OG訪問を行う
OB・OG訪問は、選考対策の精度を上げる最も効果的な手段のひとつです。質問内容は自習ですが、一例として聞いておきたい質問例を以下に挙げます。
- ・日々の業務でやりがいを感じる場面はどこですか?
- ・職場の雰囲気や上司・同僚との関係性はどうですか?
- ・理系の専門性が活きた具体的な場面を教えてください。
- ・コース選択の際に何を重視しましたか?
リアルな情報を事前に収集することで、面接でより具体的かつ深みのある回答ができるようになります。
WEBテストやSPIの対策をする
みずほFGの選考ではSPI等の適性検査も実施されます。理系学生は数学・論理系は得意な一方、言語分野(国語・読解)が弱点になりやすい傾向があるため、早期から満遍なく対策しておくことが重要です。
特にSPIの非言語分野(推論・図表読み取り等)は、理系学生でも油断せず練習問題を繰り返しておくことをおすすめします。選考突破の鍵は、専門性の言語化・志望動機の論理的構成・早期の適性検査対策の3点に集約されます。準備を早く始めるほど、余裕を持って本番に臨めるでしょう。
みずほフィナンシャルグループに関するよくある質問
就活生のよくある疑問を、Q&A形式でまとめました。
Q1. 理系でもみずほFGに就職できますか?
A. もちろんです。アドバンストテクノロジー・リスクマネジメント・ITシステム・グローバルマーケッツ(MDT業務)など、理系の専門性が直接評価されるコースが複数あります。むしろ数理・AI・情報系の専攻は、こうした専門コースにおいて大きな強みになります。
Q2. アドバンストテクノロジーコースに応募するための条件はありますか?
A. 公式採用情報によると、ATコースへの応募は大学院修士課程以上を修了(見込)の方に限られています(2027年9月までに修了見込みが条件)。学部生はITシステムコースやリスクマネジメントコースなど、他のコースへの応募を検討しましょう。
Q3. 転勤はありますか?
A. コース選択時に選べる勤務地タイプによって異なります。全国・グローバル型を選んだ場合は、国内外への転勤が発生する可能性があります。一方、エリア型(首都圏限定)を選べば住居変更を伴う転勤はありません。
Q4. 英語力はどのくらい必要ですか?
A. コースによって異なります。たとえば、オペレーション・プロセスデザインコースの一部業務では、TOEIC800点以上相当が必要です。CIB・GMなどグローバル業務が中心のコースでも高い英語力が求められます。コースによっては公式に基準が示されていない場合もあるため、詳細は公式採用サイトでご確認ください。
Q5. インターン参加は本選考に有利になりますか?
A. 公式にはインターン参加が選考を有利にするとは明言されていません。ただし、参加を通じて業務への理解が深まり、志望動機の説得力が増すことは確かです。特に理系専門コースのプログラムは選考準備としても非常に有効なため、参加できる機会があれば積極的に応募することをお勧めします。
まとめ
みずほFGは、2025年3月期に過去最高益を達成した国内トップクラスの総合金融グループです。求める人物像のキーワードは、変革へのチャレンジ・専門性の追求・お客さまや社会への貢献意識の3点です。選考突破には、自分の専門性と特徴のアピールが鍵。強みと金融業界を接続して語る力と、同グループのパーパスへの共感を、自分の言葉で伝える力が特に重要になります。
対策を進める一方で、みずほFGと並行して、自分に合った他の企業を探しておくことも非常に大切です。研究などで時間が確保しづらい場合は特に、理系に特化した逆オファー型就活サービス TECH OFFER の活用をおすすめします。
簡単なプロフィール登録をするだけで、専門性に合った企業からのインターンや本面接へのオファーを受け取れます。早めの登録がオファー数を増やすコツです。就活を有利にスタートするために、まずは登録しておきましょう。