「専門性が活かせる企業で、グローバルに活躍したい」
「生活に根付いた仕事、社会を支える仕事がしたいけど、そういう企業はないかな」
このような悩みを、理系就活生の皆さんは抱えていないでしょうか。専門性を活かしたい方やグローバルに活躍したい方におすすめなのが、大手化学メーカーの「富士フイルムホールディングス株式会社」です。
富士フイルムは、写真フィルムの開発事業からはじまり、現在はヘルスケアやエレクトロニクスなど多角的に事業を展開している企業です。
本記事では、富士フイルムの事業内容・年収・福利厚生・働きがいなど、応募をする上で気になるポイントを解説します。
また、富士フイルムの選考を突破するポイントもあわせて紹介します。
本記事を読めば、富士フイルムへの理解が進むと同時に選考対策にもなるため、ぜひ参考にしてください。
富士フイルムホールディングス株式会社はどんな会社?

富士フイルムは、「ヘルスケア」「エレクトロニクス」などの事業を手掛ける化学メーカーです。
かつては社名どおり、写真・映像事業がメインでしたが、デジタル化や携帯電話の普及で市場縮小という危機を迎えました。
現在は写真・映像事業で培った技術を活かして、事業の多角化に成功しています。
富士フイルムホールディングスの企業概要は以下のとおりです。
| 社名 | 富士フイルムホールディングス株式会社(FUJIFILM Holdings Corporation) |
| 創立 | 1934年1月20日 |
| 代表取締役社長・CEO | 後藤 禎一 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂9丁目7番3号 |
| 連結正社員数(2026年3月末時点) | 73,526名 |
| 売上高(2026年3月期) | 3,356,969百万円(3兆3,569億6,900万円) |
| 営業利益(2026年3月期) | 350,210百万円(3,502億1,000万円) |
| 連結子会社数(2026年3月末時点) | 258社 |
| 平均年齢(単体) | 43.3歳 |
| 平均勤続年数(単体) | 17.2年 |
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 会社概要
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 第130期 2026年3月 有価証券報告書
富士フイルムホールディングス株式会社の事業概要
富士フイルムでは、写真・映像事業で培った技術を基盤に事業を多角化しており、現在は以下4つの事業を展開しています。
- ・ヘルスケア(BtoBを中心にBtoCも含む)
同社を牽引する事業であり、予防・診断・治療の3領域を幅広くカバーしています。
X線画像診断装置や内視鏡などの医療機器だけでなく、医薬品の開発や機能性化粧品も手掛けています。
- ・エレクトロニクス(BtoB)
写真フィルムで培った技術を応用して、デジタル社会に欠かせない高機能材料・デバイスを開発・提供しています。
特に、半導体回路の形成に使うフォトレジストや表面を研磨するCMPスラリーなどは、世界で高いシェアを誇っています。
- ・ビジネスイノベーション(BtoB)
旧富士ゼロックスの事業を継承する形で、企業のDX推進を支援しています。業種・業務の特性に合わせたソリューション提供ができる点が、本事業の強みです。
- ・イメージング(BtoC・BtoB)
創業以来の技術を活かした事業であり、一般消費者向け製品だけでなく、放送・映画・産業用途まで幅広い製品を展開しています。
アナログ価値とデジタル技術の融合による新製品を投入して、ユーザー層の拡大を目指しています。
富士フイルムホールディングス株式会社の強み
富士フイルムの強みは、多角的な事業展開と写真事業で培った技術力です。
多角的な事業展開は、同社の技術力が基盤になっています。
①多角的な事業展開
ヘルスケア・エレクトロニクス・イメージング・ビジネスイノベーションの異なる事業領域を組み合わせることで、景気の変化に強い経営基盤を構築しています。
特にヘルスケア・エレクトロニクスは、高い技術力で業界をリードする存在であり、安定した収益基盤です。
特定の市場や製品に依存しない事業展開は、予測困難な時代においても、柔軟な経営につながります。
②写真フィルムの開発で培った技術基盤
写真フィルムの開発で培った技術力は、同社におけるコア技術になっており、他分野への応用に成功しています。
化学・材料・光学・画像処理・ナノテクノロジーなど、多様な分野へ応用することで、同社のビジネスモデルの変革を実現しました。
コア技術を異なる市場へ展開できる実行力も、同社の強みといえるでしょう。
③成長市場における高い競争力
ヘルスケア・エレクトロニクスは、同社が成長分野として注力している事業です。
成長が見込まれる分野において、同社の製品は高いシェアを誇っており、今後も安定した収益が期待できます。
加えて、ヘルスケア・エレクトロニクスは参入障壁が高い分野でもあるため、中長期的な視点でみても安定した収益が期待できるでしょう。
富士フイルムホールディングス株式会社の福利厚生
福利厚生の充実度合いで、働きやすさや経済的な豊かさが大きく変わるため、ぜひチェックしておきたいポイントです。
富士フイルムの福利厚生制度は以下のとおりです。
【テレワークに関する制度】
出社と在宅勤務の利点を活かして、ハイブリッドな働き方を推奨しています。
【子育て世帯向けの制度】
子育て世帯向けに以下の制度も整備されており、育児と仕事が両立できる環境が整備されています。
- ・在宅勤務
- ・短時間勤務制度 ※中学校3年生まで
- ・看護休暇制度 ※中学校3年生まで
- ・看護休暇のストック休暇での取得(看護休暇を自身の休暇残分で取得する) ※上限なし
【ライフステージに合わせた各種制度】
子育て世帯向け以外にも、同社では各ライフステージに合わせた制度が用意されています。
- ・育児休業前後での面談の実施
- ・育児休業後の原則元職場復職制度
- ・産前産後休業制度
- ・育児休業制度
- ・不妊治療目的によるストック休暇利用/休業制度
- ・ベビーシッター利用補助
- ・介護休業制度
- ・介護休暇制度 ※時間単位取得可
- ・介護目的によるストック休暇利用
- ・時間帯有休制度
- ・フレックスタイム制度
- ・再入社制度
上記のように、同社では個人がライフステージに合わせて働きやすくなる制度が整備されています。
取り組みは社外でも評価されており、6年連続で「健康経営銘柄」に選定されています。
参考:富士フイルム採用サイト 人材育成と働き方
参考:富士フイルムホールディングス株式会社|富士フイルムホールディングス「健康経営銘柄」に6年連続で選定
富士フイルムホールディングス株式会社の社風・働きがい

富士フイルムのように歴史ある大手企業に対して、堅実な社風といったイメージを持つ方は少なくありません。
ですが、働く社員の声を調査すると、異なる印象を語る方も多くいます。
働く社員へのインタビューや各種データから、富士フイルムの社風や働く環境を紹介します。
社員の声から見る富士フイルムホールディングス株式会社
採用サイトに掲載されている社員の声からは、挑戦を続ける意識の高さと若手のうちから挑戦できるという意見が多く上がっています。
また、大手企業でありながら、少ないチャンスに対しても貪欲に食らいつく姿勢を持ち合わせています。
【挑戦を続ける意欲と実現できる環境】
「新しいものを生み出すために、これまでにない方法論が必要になったら、自ら作り出す――それが富士フイルムの企業風土なんです。先んじて結果を出そうと挑戦し続ける意欲と、それを実現する技術があるからこそ、一つひとつの課題に根気よく向き合うことができる。」(一部省略)
「誰にも正解がわからないものを形にするには、常にチャレンジし続けないといけません。幸い、富士フイルムは新しいものを常に追求していますから、『やってみたい』という希望はいつでも受け入れてもらえる土壌がありますね」(一部省略)
【若手からチャレンジできる環境】
「必要であれば、若手の考えであろうが、別の製品の技術であろうが、適切に取り入れようという柔軟性が、この会社の魅力です。畑違いの分野を歩んできた私が招かれたのも、まさにこの組織文化のなせる技でした」(一部省略)
「入社して3年目という、早い時期に米国に行くチャンスに恵まれたことが、私の最初のターニングポイントです。新規の薬液開発によって、研究者として認めてもらえた時はうれしかったですね。その一方で、私が希望して米国に行ったように、手を挙げれば若手でもチャンスを与えてもらえます。意欲があれば、いろんなことにチャレンジできる風土があります。」(一部省略)
【諦めない企業文化】
「日々変化する半導体業界において、チャンスをつかむためには、今回のように2番手だからといってすぐに諦めるのではなく、情報収集を継続していつでも声をかけてもらえるような状況を維持しておく戦略もあるのではないかと思いました。」(一部省略)
「お客さまがいる限り、自分たちがあきらめてしまってはいけないと、必死でしたね。お互いに意見をぶつけ合いながら何度も何度も設計をやり直し、全員が納得のいくものにしていきました。」(一部省略)
参考:富士フイルム株式会社 社員インタビュー 1人でも多くの人に、必要な薬を届けたい。 生産拡大のため、新たな道筋を切り拓く。
参考:富士フイルム株式会社 社員インタビュー 物質をゼロからデザインし、 より豊かな社会づくりに貢献する。
参考:富士フイルム株式会社 社員インタビュー “動ける研究者”として商品開発を成功に導く
参考:富士フイルム株式会社 社員インタビュー エレクトロニクスマテリアルズ開発センター2008年入社
参考:富士フイルム株式会社 社員インタビュー 臨場感ある映像を生み出す レンズ、この手から。
富士フイルムホールディングス株式会社のワークライフバランス
以下のデータは、ワークライフバランスに関連する富士フイルムのデータです。
- ・平均有給休暇取得日数(2024年度):14.0日
- ・月平均所定外労働時間(2024年度):21.7時間
- ・在宅勤務制度:あり
- ・育児/介護との両立:産前産後休業・育児休業・介護休業あり
- ・育児休業取得率(2024年度) 男性:85.3% 女性:100%
公開されているデータから同社は、ワークライフバランスの取れた労働環境であり、長期的に活躍できる環境といえます。
参考:マイナビ2027 富士フイルム株式会社
参考:マイナビ2027 富士フイルムグループ
富士フイルムホールディングス株式会社の就職難易度

結論からいうと、富士フイルムの就職難易度は極めて高いことが予想されます。
同社の就職難易度が高いとする理由は、以下の2点です。
①大量の応募が予想される
同社は大手かつ誰もが知る有名企業のため、多くの応募が集まることが予想されます。
実際に理系学生からの人気は高く、マイナビ・日経が調査したデータによると、就職先の人気ランキング理系部門で39位です。
また新卒採用者数は例年、100〜200名と企業規模からすると少ない点も、就職難易度が引き上がっている要因です。
②成長事業による魅力的な環境
同社のヘルスケアやエレクトロニクス事業は、現在も右肩上がりの成長を続けており、成長志向の高い学生には非常に魅力的な環境です。
事業が成長する中では、さまざまなことにチャレンジする機会があるため、企業と共に成長できる機会が数多くあります。
また中長期的に成長を続ける事業は、安定さを重視する学生にとって魅力になるといえるでしょう。
加えて、成長事業に携われる環境の裏にある、高い給与水準が多くの優秀な学生を引きつける要因になっています。
富士フイルムホールディングス株式会社の採用大学・採用人数

過去の採用実績を調べることで、応募する企業の採用における傾向が知れます。
ここでは、富士フイルムの採用大学や採用人数を解説します。
富士フイルムホールディングス株式会社の採用大学ランキング・採用大学一覧
大学通信ONLINEが発表しているデータによると、以下の大学の採用実績があります。
| 大学の区分 | 大学名 |
| 国公立大学 | 東京大学、東京科学大学、東北大学、北海道大学など |
| 私立大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、同志社大学など |
難関とされる大学が採用実績の上位にいることから、一定レベルの学歴フィルターが設定されている可能性があります。
富士フイルムホールディングス株式会社の採用人数
富士フイルムの新卒採用人数と推移は以下のとおりです。
| 年 | 新卒採用者数(合計) | 新卒採用者数(男性) | 新卒採用者数(女性) |
| 2025年 | 184名 | 120名 | 64名 |
| 2024年 | 172名 | 126名 | 46名 |
| 2023年 | 129名 | 96名 | 33名 |
2023年度から新卒採用者数が増加傾向にありますが、企業規模を考慮すると採用枠が少ないといえます。
富士フイルムホールディングス株式会社が求める人物像・活かせるスキル

富士フイルムは、学び続ける姿勢や行動力を重視しています。理系学生は、研究経験を人物像と結び付けて説明することが大切です。
富士フイルムホールディングス株式会社が求める人物像
富士フイルムでは、一緒に働きたい人物像として以下を挙げています。
- ・何事からも謙虚に学ぼうとすることができる、成長意欲の高い人材
- ・本質を考え抜く思考力を持ち、周囲を巻き込みながら仕事を進めていける人材
- ・仕事への「自分の強い想い」をどんな相手にでもぶつけていける人材
- ・不確実な状況でも、勇気を持って行動し、最後までやり抜ける人材
上記を踏まえて、同社の選考では以下の点をアピールできると一緒に働きたい人物像に近づくため、内定を取れる可能性が高まります。
【成長意欲を感じさせる経験】
研究活動において実験結果が想定どおりにならなかった際、他分野の知識を吸収して、自らの研究に役立てた経験を伝える
【周囲を巻き込みながら物事を進めた経験】
メンバーの考えや意見を理解した上で、自分の考えを説明し、チームをまとめて行動した経験を伝える
【最後までやり抜いた経験】
困難な課題に挑戦し、何度も失敗を経験したが、やり遂げた経験を伝える
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 技術職 募集要項
理系学生が活かせるスキルや専攻
技術職の応募ページには、専攻と職種の関係性が表にまとめられています。
関係性への言及はありませんが、「◎」「〇」がついている専攻が該当の職種でスキルや知識が活かせると考えてよいでしょう。
また、技術職には推薦応募があり、富士フイルムが求人票を送付している学校のみが対象になります。
各選考と応募可能な職種の関係性は、以下のとおりです。

参考:富士フイルムホールディングス株式会社 技術職 募集要項
富士フイルムホールディングス株式会社の年収・初任給

同じ条件であれば、年収や初任給が企業を決めるうえでの決め手になり得るため、見逃せません。
本章では、富士フイルムの年収・初任給をデータと共に解説します。
富士フイルムホールディングス株式会社の平均年収
富士フイルムが発表した有価証券報告書のデータによると、同社の平均年間給与は約1,085万円です。
国税庁が発表している一般的な平均給与である478万円と比較すると、約2.3倍も高いことがわかります。
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 第130期 2026年3月 有価証券報告書
参考:国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
富士フイルムホールディングス株式会社の初任給
採用サイトに掲載された2027年入社予定の初任給は、以下のとおりです。
| 学歴 | 初任給(月額) |
| 学部卒 | 296,000円 |
| 修士卒 | 323,900円 |
| 博士卒 | 347,900円 |
なお、マイナビキャリアリサーチLabの調査によると、2026年卒の初任給の平均は、以下のとおりです。
| 学歴 | 初任給(月額) |
| 学部卒 | 225,786円 |
| 大学院卒 | 233,901円 |
初任給の平均と比較すると、富士フイルムの初任給が高水準であることがわかります。
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 技術職 募集要項
参考:マイナビキャリアリサーチLab 大卒(学卒・院卒)の平均初任給の推移【2025年卒~2026年卒】
富士フイルムホールディングス株式会社のインターンシップ情報

就活におけるインターンシップの重要性は年々増しており、積極的な参加が推奨されています。
本章では、富士フイルムのインターンシップのエントリー方法や過去の内容を解説します。
インターンシップへのエントリー方法
富士フイルムのインターンシップは、マイナビからエントリーがおこなえます。
| 応募期限 | 6月中旬 |
| 応募方法 | マイナビマイページからログイン |
| 選考 | 適性検査・動画提出・グループ面接 |
次回のインターンシップも同様の時期と仮定した場合、4月から準備を始める必要があります。
また、適性検査やグループ面接があり、同社への人気を考慮すると相応の準備が求められるでしょう。
過去のインターンシップ内容
富士フイルムでは、技術系学生を対象とした「職務理解5Daysインターンシップ」を実施しています。
このプログラムでは、会社や職種について学ぶオンラインセミナーに加え、職種別の就業体験やフォローセッションに参加します。富士フイルムの事業や技術職の仕事だけでなく、実際の業務で用いられる課題解決の進め方についても理解を深められる内容です。
具体的な実施概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 開催時期 | 8月・9月 |
| 実施日数 | 全コース5日以上。コースによって5日~2週間未満 |
| 開催場所 | 埼玉・東京・神奈川・静岡・Web ※コースによって異なる |
| 対象 | 大学生・高専専攻科生・大学院生。学部・学科・学年は不問 |
| 会える人物 | 管理職、中堅社員、若手社員、新入社員など |
| 主な内容 | 会社理解セミナー、専攻別の職種理解セミナー、職務体験セッション、フォローセッション |
| 選考 | エントリーシートとSPI適性検査による書類選考 |
プログラムは、主に次の4つで構成されています。
【Discovering FUJIFILM―会社理解編】
富士フイルムの歴史や事業に加え、同社が仕事を進めるうえで重視している「STPD」や「+STORY」について学ぶオンラインセミナーです。
【Discovering FUJIFILM―職種編】
機械、電気・物理、化学、バイオ、情報・経営工学などの専攻別に、富士フイルムで活躍できる職種や領域について学びます。専攻とは異なる分野のセミナーにも参加できます。
【職務体験セッション】
富士フイルムの事業や職種別の取り組みを学んだうえで、実際の業務を想定した課題解決を体験します。「問題の発見」「原因の特定」「課題設定」「解決策の立案」といった一連のプロセスに取り組み、現場社員からフィードバックを受けます。
【フォローセッション】
職務体験セッションの参加者を対象に、見学会や少人数のオンライン座談会などが実施されます。内容は参加するコースによって異なります。
職務体験の対象分野は、以下の8分野です。
- ・プロセス開発・生産技術
- ・機器開発(カメラ・映像機器)
- ・機器開発(医療機器)
- ・エレキ開発
- ・化学材料開発
- ・分析・解析技術
- ・バイオ開発
- ・生産性イノベーション(管理技術)
基礎研究や技術開発だけでなく、生産技術や機械・電子機器設計、品質・生産管理など幅広い技術系職種の仕事を体験できる点が特徴です。
なお、情報系の学生には、研究開発現場に1~2週間配属される「情報系・開発型長期インターンシップ」も用意されています。医用画像・医療ITシステム・生成AI・自然言語処理・インフォマティクス・イメージング技術などのテーマについて、開発・検証・評価・改善提案などの実務を体験できます。
参考:マイナビ2028 富士フイルム株式会社「技術系・職務理解5Daysインターンシップ」
参考:マイナビ2028 富士フイルム株式会社「【技術系】情報系・開発型長期インターンシップ」
富士フイルムホールディングス株式会社のエントリー方法・選考フロー

富士フイルムの選考フローは、適性検査・面接が中心に構成されています。
事務職・技術職にかかわらず、選考フローは同じになります。
- 1.エントリー:応募する場合には、マイページの登録が必須になります。
- 2.エントリーシート・適性検査:適性検査・エントリーシートを基に選考をおこないます。
- 3.SPI:SPI形式の選考をおこないます。
- 4.面接:面接は複数回にわたりおこなわれます。
参考:富士フイルムホールディングス株式会社 技術職 募集要項
富士フイルムホールディングス株式会社の選考を通過するためのポイント

富士フイルムの就職難易度の高さからもわかるとおり、選考を通過するためには相応の対策が必要です。
以下では、同社の選考を通過するためのポイントを解説します。
富士フイルムホールディングス株式会社への志望動機を明確にする
就活において基本中の基本ともいえる対策ですが、企業側を納得させる志望動機の形成が一番の対策になります。
企業側を納得させる志望動機には、論理性と熱意の両方が欠かせません。
論理性と熱意の両方を実現する志望動機は、以下の構成で作りやすくなります。
- 1.「なぜ化学メーカーなのか」
- 2.「その中でも富士フイルムを選んだ理由」
- 3.「入社後、どのように貢献できるのか」
まず「なぜ化学メーカーなのか」ですが、研究の延長線上にある点や社会的に影響力が大きい点などを挙げると、自身の強みや経験とつなげやすくなります。
次に「その中でも富士フイルムを選んだ理由」は、以下の点を挙げると同社しかない志望動機に近づきます。
- ・医療や半導体など社会的に価値の大きい事業を営む点
- ・企業理念に共感できた
最後に、これまでの強みや経験を活かして、入社後にどのような形で価値を提供するのかを言及して、志望動機を締めます。
富士フイルムホールディングス株式会社のOB・OG訪問を行う
OB・OG訪問で得られる情報は、採用サイトや公式サイトを調べるだけでは得られない貴重な情報です。
OB・OG訪問をしていること自体が、熱意のアピールにもなります。大学のキャリアセンターや研究室のつながりを利用し、可能な範囲でOB・OG訪問を検討しましょう。
以下の質問は、OB・OG訪問時に使える質問例です。
OB・OGから引き出したい情報を準備して、臨むようにしましょう。
- 「入社してから、一番やりがいを感じた仕事は何でしたか?」
- 「入社後に一番感じたギャップは何でしたか?」
- 「入社後に専門性をどのように伸ばしていますか?」
- 「どのような雰囲気の職場でしょうか?」
WEBテストやSPIの対策をする
就活において、面接対策と同じく欠かさず取り組みたいことは、WEBテストやSPIの対策です。
面接対策と比較すると、おざなりになりやすい分野になりますが、WEBテストやSPIで不採用になる方は少なくありません。
WEBテストやSPIの対策を早期から始めて、面接に進める可能性を高めましょう。
言語分野や時間制限のある問題形式など、苦手分野がある場合は、特に早期から取り組む必要があります。
富士フイルムホールディングス株式会社に関するよくある質問

最後に富士フイルムホールディングスへの応募に際して、よくある質問を解説します。
同時期に事務系総合職と技術系総合職の併願応募はできますか?
職種の併願は原則できません。
グループ関係会社については、関係会社の採用情報をご確認ください。
理系学生も事務系総合職へのエントリーは可能ですか?
可能です。
希望する職種をマイページから選択しましょう。
まとめ
富士フイルムは、ヘルスケア・エレクトロニクスの分野に強みを持つ企業です。
写真フィルムの開発で培った技術を応用して、多角的なビジネス展開をしている点が特徴です。
大手企業として安定的な環境でありながら、挑戦を続けることを後押しする社風が同社にはあります。
就職難易度の高い同社の選考を突破するには、志望動機がカギを握ります。
以下の3点を整理し、論理的かつ入社への熱意を感じさせる志望動機を作り上げて、差別化を目指しましょう。
- 「なぜ化学メーカーなのか」
- 「その中でも富士フイルムを選んだ理由」
- 「入社後、どのように貢献できるのか」
富士フイルムのような就職難易度の高い企業に対して、どれだけ選考対策に時間を割くかで結果に違いが生じます。
一方で、研究との並行で就活をしなければならない理系学生が、選考対策に時間を作るのは簡単ではありません。
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