こんにちは。理系就活情報局です。
理系学生にとって、インターンは企業の業務を実際に体験できる機会であり、うまくいけば内定につながる可能性がある重要なステップです。
「27卒のインターンはいつから始めればいい?」
「インターンを探すときの方法や注意点も知りたい」
本記事では、そんな27卒の理系学生向けに、インターンに参加する時期やメリット、効果的な探し方について解説します!
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そもそもインターンとは?
インターンとは企業での就業体験
「インターン」とは「インターンシップ」の略称で、就活生が「企業での就業体験」をすることを指します。
企業で実際に勤務体験をすることで、学生は企業の雰囲気や業務内容を学び、企業は学生の人物像を把握します。
就活前にお互いを知ることでミスマッチを無くせるのも、「インターン」実施のメリットです。
インターンの種類
インターンの実施期間
インターンの実施期間は、主に以下の3通りに分類できます。
・半日~1日以内
・5日~1週間程度
・1か月以上
1dayインターンでは、会社説明やグループワークなど、企業理解を深めるためのプログラムが組まれています。
社員と一緒に実務を経験したい場合は、5日以上のインターンへ参加しましょう。
インターンの開催時期
「インターン」には季節に応じた「夏期インターン」と、「冬期インターン」があります。
大きな違いはありませんが、「冬期インターン」はより内定に近い時期こともあり、採用を踏まえた参加となる場合がほとんどです。
夏のインターンを踏まえ、本命企業へのインターンへは冬期に参加する学生も多い傾向にあります。
採用に直結するインターン
新卒の就活で採用に直結する可能性が高いインターンには、「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」と「高度専門型インターンシップ」があります。
汎用的能力・専門活用型インターンシップは、就業体験を通じて、チームでの協働やスキルを示すことが求められます。自分の専門知識を活かせる場面が多く、成果が評価されれば早期内定につながるケースも多いです。
高度専門型インターンシップでは高度な専門知識やスキルが求められ、研究職や技術職を対象としたインターンシップで取り入れられています。。実務に近い環境で行われるため、企業に自分の強みを直接アピールでき、採用の可能性が高まります。
採用に直結しないインターン
採用に直結しないインターンには、「オープン・カンパニー」と「キャリア教育型インターン」があります。
オープン・カンパニーは、企業説明や職場見学が中心で、業界や企業理解を深めることが目的です。実際の業務体験は少なく採用には直接つながりませんが、企業との接点を持つきっかけになります。
キャリア教育型インターンは、学生が将来のキャリアを考えることを目的としたプログラムで、就業体験を通じて社会人としての基礎力を養います。選考には影響しませんが、自己成長や視野を広げる機会として役立つインターンです。
27卒のインターンはいつから?
大学2年からスタート
27卒のインターンは、大学2年からスタートすると考えましょう。
近年、優秀な人材を早期に確保したいという思いから、企業が通常の採用スケジュールを待たずに、インターンを通じて優秀な学生を見極めて早期に内々定を出すケースが増えてきています。
大学2年生からインターンに参加し、企業の業務内容や文化に触れることは、その後の就職活動で大きなアドバンテージです。
早い段階で社会人としての基礎スキルを身につけ、業界理解を深めておけば、大学3年生時に開催されるインターンで早期選考のチャンスを掴めます。
長期インターンは大学3年の夏休み
長期インターンは、大学3年の夏休みに参加するのがおすすめです。
上記の時期は大学自体が夏休みになるため、研究の負担やスケジュール調整がネックになることもありません。
まとまった時間を確保して、採用に直結する可能性がある長期インターンに参加しましょう。
大学2年の時から業界・企業理解を深めておけば、他の就活生よりも頭一つ抜きん出て就活を有利に進められます。大学3年の夏を有効活用して、内定につながる道を見つけましょう。
27卒がインターンに参加する5つのメリット
①社会人として働くイメージが掴める
「目標達成の第一歩は意識から」と言われますが、社会人として働く自分をイメージできるのがインターン参加のメリットです。
志望する企業でなくても取引先や業界に触れ、ビジネスの環境に身を置くことで、将来のイメージがより明確なものになります。
働く際に話す言葉や見た目をイメージできれば、目標に一歩一歩近づくことが可能です。はっきりとした目標意識によって就活の意欲も増し、自身の成長スピードを早められます。
②業務スキル、経済感覚、業界知識が身につく
基本的な業務内容や仕事に必要なスキルの把握、経済感覚などを養えることも大きなメリットです。
学生生活では触れることがないビジネスの環境は、はじめは戸惑うことばかり。しかし、基本的なスキルさえ身につければ、組織に貢献できる部分もあることに気づけます。
そのような要領で、ひとつひとつ知識や技術を身につけることを目標に、インターンに参加することもおすすめ。組織への貢献だけでなく、業界を越え社会に貢献できるビジネスマンになるために、早くから現場に身を置くことは今後に役立つ経験にもなります。
③意識高い系就活生に出会える
インターン先で、同じ27卒の就活生に出会えるメリットもあります。
27卒からインターンへ参加している就活意識の高い学生は、情報感度の高い人も多いものです。
共に働きながら情報交換をし、互いの良い部分を吸収しあうことも非常に有効。同じ目標に向かって進む、心強い仲間ができるのもインターン参加の大きなメリットです。
④企業へのアピールができる
インターンへの参加は、企業への強いアピールになるメリットもあります。
志望する企業へのインターンであれば、配属先の先輩方からの評判が採用の後押しになることも。また、実際に人事担当者と会える場合もありますので、自身をしっかりと印象付けられるでしょう。
⑤就活における自己PRになる
志望企業へのインターンでなくても、その経験は自己PRの良い材料になります。
「他社のインターンに参加した経験を踏まえ、〇〇にも積極的に携わりたいと考えたため入社を志望しました」など、入社動機の説得力を増すことにも繋がります。
27卒のインターンは参加する前の準備が大切
インターンのスケジュールを確認する
まずは、27卒のインターンのスケジュールを確認しましょう。
インターンの開催時期は企業によって異なりますが、大手ナビ型サイトなどが提供している就活カレンダーを利用する手もあります。
志望企業や気になる企業のインターンスケジュールをチェックして、今後の行動予定を決定しておくと効率的に進められることができるでしょう。
自己分析をする
進路を決めるうえで、自己分析は最も大切な準備のひとつです。
内定から逆算しても、企業選定・インターンや説明会への参加など、この先には選択の連続が待っています。
自身の選択にブレがないよう、まずは自分自身を知ることが大切。興味や好きなもの、自身の性格などと深く向き合い、今後歩んでいく方向性を定める作業をしておきましょう。
業界研究でイメージを掴む
自己分析を通して方向性が定まれば、業界・企業研究を進めていきます。
知らないとイメージできない分野も、知ることで興味が湧き入社意欲に繋がることも。場合によっては業界・企業研究と自己分析を交互に行ないながら、就職したい業界や企業のイメージをさらに明確にしていきます。
これらの準備が、インターンへのモチベーションアップにも繋がるでしょう。
自分が参加可能か調べる
インターンに参加したい企業や業界があれば、自分が参加可能かを調べましょう。
探し方はこの後の章で詳しく解説しますが、企業側がインターンの募集をしていることが参加の大前提です。
一方で、募集していても大学2年生時は受け入れていない企業もあります。企業HPやWEBメディアなどで年齢・学年制限を事前に調べ、参加要件を満たしていればエントリー手続きを進めましょう。
参加可能ならエントリーする
インターン参加がOKであれば、エントリーをすれば準備は完了です。
案内を確認し服装や注意点などを把握。インターン時の心構えなど参考情報を集めて置くと、不安なくインターンに参加できます。
企業側に良く見せることも大切ですが、自分の気持ちや周囲の雰囲気を感じ取ることも非常に大切です。就活の貴重なインターンを有意義な時間にするために、しっかりと準備をして望みましょう。
27卒理系のインターン企業の探し方
企業HP
インターン募集は企業HPでも行なわれています。
インターン募集の有無とともに学年制限などの参加条件も記載されているので、参加前には詳細の確認が必要です。
条件により参加できない場合も、参加可能時期などを控えておけば後々役立つでしょう。
キャリアセンター
大学内にキャリアセンターがあれば、コネクションのある企業のインターンを紹介してくれる場合もあります。
キャリアセンターによっては学年制限があったり、紹介企業が少ない場合もあるので注意が必要です。他の探し方との併用をするなど、ゆっくり探している場合に活用すると良いでしょう。
一方で、大学とのコネクションが強い企業の場合は、内定まで進みやすいメリットがあります。将来の志望企業が並んでいる場合もあるので、チェックしておくと良いでしょう。
インターン専用サイト
インターン専用の就活サイトで探すのも、非常に便利な方法です。
エリア・業種・地域・期間などで条件検索ができるサイトも多く、自身の希望に合ったインターン募集を簡単に調べられます。また、「数ヶ月でガクチカを作れる」などのメリットを打ち出す企業もあるなど、積極的な受け入れ姿勢があることも特徴です。
エントリーする前に、企業HPなどもしっかりと確認したうえで企業選定することが大切。限られた就活期間を充分に活かせるよう、落ち着いてインターン先を決めましょう。
SNSや先輩の紹介
希望する企業に勤務する先輩がいる場合は、紹介を受けるのも方法のひとつです。
上手くいけば内定への近道になることも。しかし、インターン情報は紹介でなくても集めやすくなってきています。紹介を受けると後々断りづらい方などは、別の方法で探す方がおすすめです。
また、近年ではSNSでインターン募集している企業もあります。エントリーは容易ですが、企業の信頼度などには十分に注意が必要です。HPなどで企業情報を確認したうえで、エントリーすることが大切だと言えるでしょう。
逆求人サイトへの登録
27卒のインターンを探している場合は、逆求人サイトへの登録も有効です。
専攻や希望の進路などをプロフィール登録しておけば、企業からインターンの声掛けがあることも。登録して企業のオファーを待つサービスなので、早めに登録しておけば、オファー数は必然的に多くなります。
逆求人サイトで気になる企業があれば研究し、短期のインターン参加から始めてみるのも良い方法です。
例えば「TEC OFFER」であれば、登録された学生のプロフィールをもとに精度の高いオファーが届きます。企業が「あなたへ」送るオファーですので、マッチ度が高いこともサイトの強みです。
このような逆求人サイトを活用することで、納得できるインターン企業を探してみてください。
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27卒理系がインターンを探すポイント
インターンの業界・職種をチェックする
志望する業界や職種が決まっている人は、その分野に関連するインターンを選ぶのが効果的です。
インターンで積極的にアピールできれば、志望業界の企業から内定を獲得できる可能性が高まります。
また、同じ業界の他企業を受ける際にも、インターンでの経験が大きな強みになります。
インターンを通じて職種への理解が深まり、他の就活生と差をつけることが可能です。
さらに、インターンは自分の価値観を再確認する場でもあります。
「自分が楽しいと感じる仕事」や「強みを活かせる仕事」を見つけることは、就活において非常に重要です。
まずは、興味のある業界や職種に関連したインターンに挑戦してみましょう。
インターンの期間を確認する
27卒理系学生がインターンを探す際は、インターンの開催期間を確認しましょう。
理系の学生は研究や実験で忙しいため、学業とのバランスを考えてスケジュールを調整する必要があります。
特に、5日~1週間以上の期間開催されるインターンの場合は、就業体験が得られる一方でまとまった時間の確保が必要です。
長期にわたる場合は夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して計画的に参加し、自分に合ったインターンを選ぶことが就活成功のカギとなります。
インターンの内容で選ぶ
27卒理系学生がインターンを探す際は、インターンの内容に注目して選ぶのも良い方法です。
インターンの募集要項には、具体的な業務内容や習得できるスキルが記載されています。PCスキルやビジネスマナーなどの基本スキルはもちろん、プログラミングなどの専門的なスキルを学べるプログラムもあります。
自分が今後身につけたいスキルを得られるインターンを選ぶことで、将来のキャリアに役立てやすくなります。
興味のある分野で成長できるインターンを積極的に探してみましょう。
こんな時はどうする?インターンの探し方
大手企業のインターンに参加したい
大手企業のインターンに参加したい場合は、以下の2つの探し方がおすすめです。
大手企業のインターンの探し方 | 概要 |
①大手ナビ型サイトを活用 | 「リクナビ」「マイナビ」などの大手ナビ型サイトには、多くの企業のインターン情報が掲載されています。大手企業はナビ型サイトに登録している場合が多いので、チェックしてみましょう。 |
②企業の公式サイトをチェック | 大手企業は自社サイトでインターン募集を行っています。「採用情報」や「新卒向けインターンシップ情報」のページを定期的に確認し、直接エントリーしましょう。 |
化粧品会社・食品会社のインターンに参加したい
化粧品会社や食品会社といった特定の企業のインターンに参加したい場合は、以下の2つの探し方がおすすめです。
化粧品会社・食品会社のインターンの探し方 | 概要 |
①大手ナビ型サイトで「化粧品業界」「食品業界」と検索 | 「リクナビ」「マイナビ」などの大手ナビ型サイト、「化粧品」「食品」「メーカー」「インターン」といったキーワードで検索しましょう。 |
② 企業の公式サイトをチェック | 化粧品会社の中には、自社サイトでインターン募集を行っている企業もあります。「採用情報」「新卒採用」ページにアクセスし、インターンシップ情報をこまめに確認しましょう。 |
③逆求人サイトを利用 | 逆求人サイトに登録し、化粧品業界や食品業界に興味があることをプロフィールに記載してみましょう。この際、どんなスキルや専門性を持っているのかを記載することで、企業側からスカウトが届くことがあります。 |
まとめ
27卒理系学生にとって、インターンは早期から参加することで業界理解が深まり、就活を有利に進める鍵となります。
インターンは、就業体験を通じで自分のスキルを試し、企業とのマッチ度を確認できる点も大きなメリットです。
インターン情報サイトや逆求人サービスを活用し、自分に合ったプログラムを見つけましょう!
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