理系就活で専門就職するなら業界ごとの「気遣い」のアピールを大切にしよう

理系の場合、専門就職が多くなりますが、その際に、業界ごとの「気遣い」が重要になってきます。今回は、そのために必要な意識を解説していきます。

目次

  • 理系就活で機械系の企業では社内ルールを守れる人を求めている
  • 理系就職で情報系の企業で仕事をする際には他人との連携が重要
  • 理系就職の電気・電子系の企業では作業性の高さを重要視する
  • これだけは知っておきたいポイント(まとめ) 

社会人として大切なことは、共に働く人への「気遣い」です。

では、理工系の企業に就職する際には、どんな気遣いが必要なのでしょうか。

今回は、働く上で求められる気遣いの種類や、アピール方法を紹介していきます。

理系就活で機械系の企業では社内ルールを守れる人を求めている

機械・工学系のメーカーで働く際には、多くの社内ルールが設けられていることがありますが、これも働く人が「気遣い」を持って働ける様に制定されたものです。

では、実際にそのルールにはどんな気遣いが含まれているのでしょうか。

それを理解することで、ルールの大切さが見えてきます。

決められた方法で工具や部品を扱う

機械・工学系のメーカーで設計の仕事に就いた際には、工場や試作を行う場所で工具を使って、機械部品に組み付けや分解行うことが多々あります。

そこでよく注意されるのが、工具や部品の扱い方です。

工具は置き場所が決めれられており、部品も取り外し後はトレーにいれておく、などの作業ルールが存在します。

これらは工具や部品の紛失を防ぐだけでなく、事故や破損を無くすために決められたルールです。

図面は正しさと見やすさを重視する

機械設計を行う時に図面を書くことが多くありますが、これもただ描けていればいいというものではありません。

実際にその部品を作る作業者が図面を見ながら製造することを考えた寸法の配置や、指定の仕方を心がけましょう。

ルールを守り、他人のことを考えて動ける所をアピールする

機械・工学系のメーカーでは知識以外に、ルールを守れることと他人の行う作業をしやすくしようという心がけができているか、という部分を重要視されます。

こうした部分に対してアピールする際には

・ルールやマニュアルをきちんと熟知してから作業を行っている

・図面などの成果物を周りの人の意見を取り入れながら制作している

ということを盛り込むとよいでしょう。

理系就職で情報系の企業で仕事をする際には他人との連携が重要

アプリケーション開発やサーバー保守などを行う、情報テクノロジー系の企業では、一つのパッケージやサービスに多くの人が関わっています。

つまり、働く上ではこうした他人との連携がスムーズにできるよう意識しながら、仕事を進めることができる人を求めています。

アプリやファイルは誰が見ても探しやすいように整理する

サービスに使用するアプリケーションやファイルは、自分以外にも多くの人が作業の際に参照することの多いものです。

名前の付け方や保存先は会社やチームで一定の法則をルールとして決め、それに沿った運用がされています。

そのため、ファイルなどを自分ルールで勝手に作成せず、きちんとルールに沿って整理して保存しておく様に日頃から習慣づけておきましょう。

プログラムを書く際には見やすさに気を遣う

実際にプログラミングを行う際には、他の人が見てどこに何が書いてあるかわかりやすくなっているかが重要です。

これは、同じチームのメンバーがあなたが作ったコードを参考に、他のプログラミングを行うことがあるからです。

どこからどのようなファイルを読み込んで実行しているかがわかりやすくないと、人のコードというのはかなり読み解くのに時間がかかります。

他の人がわかりやすいようコメントアウトなども残しながら、プログラミングをするようにしましょう。

常に整理整頓を行い、見やすくまとめるのが好きな所をアピールする

情報系の企業でプログラミングする人に共通して言えることは、整理整頓が好きな人や几帳面な性格の人は、作業したコードも見やすくなっています。

こうしたことは、いきなり教えられても身につくものではありません。

学校の授業や自己学習でプログラミングの勉強をする場面から、きちんと心がけておくことで実践できるようになります。

プログラミング以外の部分でも、机の上や部屋の中を整理整頓する癖をつけ、見やすくすっきりさせる習慣が身につく様に生活していると、アピールポイントになります。

理系就職の電気・電子系の企業では作業性の高さを重要視する

電気・電子系メーカーの場合、扱うものが作業者の命に関わることが多く、正確さと同時にメンテナンス性などの作業のしやすさが求められます。

また、組み付け後は機械設計の担当者との連携を行うこともあるため、配線の方法は後の工程も考えて行う必要があります。

配線図の作成や実機での配線はメンテナンス性も重視

細かい部分に通すことの多い電気配線は、ただ空いているスペースに入れるのではなく、メンテナンス性も重視する必要があります。

・機械構造のユニットごとに分解できるようにする

・機能ごとに配線をまとめて取り扱いを楽にする

・分解後に元に戻しやすいよう、コネクタで分けておく

といった工夫が求められます。

他の工程のことも考えた設計技術が求められる

メンテナンス性と通ずる部分もありますが、配線後の組み立てや稼働域なども把握した上で、仕事を進める必要があります。

そのため、関係部署との調整や連携が求められます。

電気関連の知識だけでなく、機械的なことも知っておくと話がしやすくなります。

自分の仕事する分野以外のことにも興味を持って取り組む姿勢をアピール

電気・電子系メーカーでは、さまざまな分野の関心や知識がある人のほうが求められています。

多くの予備知識を持っている人の方が、仕事をスムーズに進めやすく、他部署との連携が取りやすいためです。

こうしたメーカーで働きたいと考えている人は、自分の今の知識に満足せず、いろんなことに興味を持って、調べたり取り組むことのできる姿勢をアピールしましょう。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ) 

1)製品やサービスは、多くの人が関わって出来上がるものという意識を常に持つ

2)自分が分かればいい、という意識は無くしておこう

3)企業のルールには、きちんと従う素直さが求められる

どのジャンルでも、一人で作業するものではなく、多くの人が関わって一つのものを作り上げていくという意識を持っておきましょう。

そのためにはまず、組織のルールを把握し、指摘されたことは直せる素直さが大切です。

ぜひ自己PRでは、自分の知識や経験をアピールするだけではなく「仲間意識」と「素直さ」を持っていることを伝える様にしてみてください。

  • 監修
    株式会社テックオーシャン
    人工知能やビッグデータを駆使し、理工系人材領域における採用ベストマッチングを生み出すHR Tech企業です。 理工系学生専門のオファーがもらえる就活サービス「TECH OFFER」と、大型イベントから1on1面接まで、気軽に企業と出会えるカジュアル就活サービス「TECH MEET」を運営しています。