【迷う理系必見】就職or大学院?どっちが向いてる?

大半の理系学生は「大学院進学」か「学部卒で就職」で迷ったことがあるかと思いますが、どちらもメリット、デメリットは存在します。
果たしてどちらの方が自分にあっているのでしょうか?
一つ一つ確認する時間も余裕もない理系学生の皆さん向けに迷いやすい選択肢についてまとめました!

目次

  • 大学院進学率の現状
  • 就職する選択
  • 学部卒で就職するならこんな人!
  • 大学院に進学する選択
  • 【迷っている方向け】院進学の選択肢を残しつつ就活をする
  • これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

大学卒業が近づくにつれ、出てくる悩みの一つが「大学院進学」か「学部卒で就職」だと思います。

どちらにもメリットとデメリットがあるからこそ、より悩んでしまいますよね。

一体自分はどちらの方が合っているのか?

どちらの選択肢を捨てることなく進むことはできないのか?

毎日研究で忙しい理系学生は悩む時間も惜しいと思います。

そこで、今回は両者のメリットとデメリットだけでなく、「向いているタイプ」についても解説していきます!

大学院進学率の現状

「理系学生の大学院の進学率は高い」という話を一度は聞いたことがあると思います。

果たして、それは正しい情報なのでしょうか?

「大学院進学」か「学部卒で就職」について考える前に、一度「大学院の進学率」を確認していきましょう!

全体の進学率は11%

令和元年の「学校基本調査」によると、平成31年3月の大学卒業者は572,639名で、そのうち大学院に進学した人は65,355名でした。

(参考:令和元年「学校基本調査」

これにより理系文系を合わせた全体の約11%の人が大学院に進学しているということがわかりました。

この数字を見ると、大学院への進学率はそこまで高くない印象があります。

大勢の学生は就活を選択し、一部の学生が大学院へ進学するというイメージになります。

理系の進学率が高いのは本当!

先ほどの情報は理系文系全ての学部を合わせた大学院進学率です。

ここでは理系にフォーカスを当てて見ていきましょう。令和元年の「学校基本調査」によると、

平成31年3月の理学・工学・農学の卒業者は107,803名で、そのうち大学院に進学した人は42,841名でした。

(参考:令和元年「学校基本調査」

これにより、上記3つの理系学部の約40%の人が大学院に進学していることがわかりました。

理系文系を合わせた大学院進学率は約11%

理系の大学院進学率は約40%

この数字により、理系の大学院進学率が高いということは一目瞭然です。

理系学生にとって大学院進学という選択肢は特別ではなく、身近な存在ということが言えます。

「理系学生の大学院の進学率は高い」という話はただの噂や偏見ではなく、正しい情報ということが証明されました。

就職する選択

理系学生にとって大学院進学はそう珍しいことではなく、考えうる一つの選択肢ということがわかりました。

一方で、半分以上の約60%の人は就職を選択しています。

学部卒で就職を選択するメリット、デメリットと一体どんな人が向いているのかについて見ていきましょう!

就職のメリット

・院卒に比べ、2年早く社会経験を積める

当たり前のことですが、大学院に進学する人よりも早く社会に出るため、2年間の社会経験の差が生まれます。

大学で勉強してきたことをただの学びだけで終わらせたらもったいないです。

それを社会で活かすことができてこそ、勉強してきたことにより価値が生まれます。

また、コミュニケーションスキルなどの社会で通用する様々なスキルも経験を通して身につくことも自らの社会人としての成長に繋がります。

・大学院の学費がかからない上に給与が貰える

大学院に進学しない分、学費がかかりません。

また、就職したら労働の対価として給与が貰えるので、同じ年齢の大学院生と比べて少しお金に余裕のある生活ができるかもしれません。

ただし、大卒と院卒では初任給の額を変える企業もあります。

「自分の初任給の額と違うじゃないか!」と比べることは控えましょう!

就職のデメリット

・院卒と比べ、専門的な職種の有利さが劣る可能性がある

研究職や技術職はより専門的な知識や技術を求められることが多いです。

そのため、企業は学部卒よりも院卒の学生を採用するケースがあります。

研究職や技術職への就職を希望する人は企業の募集要項や実際にその職種で働いている人の経歴などをしっかりと確認しましょう!

・景気状況が就活に大きな影響を及ぼすことがある

景気状況は就活にとって重要な要素です。

例をあげると、今もなお予断の許さない「新型コロナウイルス」が猛威を振るい、2020年度の就活は苦しいものとなりました。

2020年度と比べると現在は新卒採用を再開し始めた企業も増え、就活状況は戻りつつあります。

景気状況は学部卒だけに関わる話ではありませんが、このように2年で状況が悪くなったり、良くなることがあります。

自分が就活する年の景気状況は把握しましょう。

学部卒で就職するならこんな人!

学部卒で就職する方が向いてるタイプは

・早く社会に出て経験を積みたい人

・専門的な知識や技術を重視しない人


・専門外の職業に就きたい人

があげられます!

大学院に進学する選択

次に理系学生の約40%、5人中2人が選択している大学院進学についてです。

全体の大学院進学率から見るとかなり高い進学率ですが、一体どのような点に惹かれて大学院への進学を選んだのでしょうか?

それでは早速、大学院に進学した際のメリット、デメリットと大学進学という選択はどのような人に向いているのかについて見ていきましょう!

大学院進学のメリット

・専門的な勉強ができ、知識や技術が身につく

大学では割と幅広い分野の勉強を行いますが、大学院ではより詳しい分野の勉強を行います。

そのため、もっと知見を深めたい!より詳しく勉強したい!と考える人にとっては最高の場所でしょう。

大学院で学んだ専門的な知識や技術を活かし、研究職や技術職のような専門性が必要とされる職業に就職する人も少なくありません。

・就職時の初任給が大卒よりも高くなる可能性がある

企業の採用データや募集要項に記載されている初任給の例などを、一度は見たことがあると思います。

そこに「高卒○○万円」「大卒○○万円」「院卒○○万円」

という文が記載されていることがあります。

このように初任給に限っては、学歴によって給与額を変えている企業は多数存在します。

「今の時代に学歴で・・・」と思う人もいるかもしれませんが、まだ実績を残すほど業務に携わっていない新卒の4月は、学歴以外で評価をすることはなかなか難しいことなのかもしれません。

・研究で企業との繋がりを持てる可能性がある

先ほど、大学院に進学すると大学よりも専門性の高い勉強を行うと述べました。

その際に、共同研究という形で企業と繋がりを持てる可能性があります。

よりレベルが高く、責任の伴う研究になるので、得る学びや経験値も多くなります。

もちろん、全ての大学院生が共同研究のチャンスを獲得できるわけではありません。

もし、企業と共同研究できることになったら、意欲的に取り組み、たくさんの学びを吸収しましょう!

また、話をする機会があったら、その企業の業界や理系学生へ求めることなと積極的に質問をすることをおすすめします。

大学院進学のデメリット

・学部卒に比べ社会に出るタイミングが2年遅くなる

これは仕方がないことですが、同じ年に卒業した学部卒と比べ、社会経験に2年の差が出てしまいます。

一足先に社会に出た学部卒の人は、実践的な経験を積みます。

もちろん、大学院に進学した人はこの2年間で、学部ではできなかった研究や勉強を行っています。

どちらが良い悪いというものは存在しません!

しかし、この2年間で社会人としての経験値に差が出ることは理解しておきましょう。

また、院卒の初任給は高い可能性があると先ほど述べましたが、全体的な年収から見ると2年間働いてきた学部卒の方が高いことが多いです。

これは2年間の実績とボーナスにより生まれる差です。

・学費がかかる

こちらも当たり前のことですが、大学院に進学するには学費が必要となります。

大学の学費も決して安いものではありませんが、さらに大学院・・・となると、他の多くの人と比べてかなり多くの学費がかかってしまいます。

「学費を工面できない・・・」
と大学院への進学を断念した人、または進学したけれども中退してしまった人もいます。

学費に関しては自分だけで決めることができない人も多いと思います。

親に学費を工面してもらっている人は進学したい理由とメリットなどをしっかりと伝えましょう!

・研究と就活のバランスを取ることが難しい

理系学生は研究やゼミに追われ、常に忙しい生活を送っています。

特に、大学院生は進学したと思ったら、2年後には「就職」か「博士課程に進むか」の選択が迫ります。

落ち着く暇がありません!

そのため、やらなければいけない研究と自分の将来のための就活のバランスを上手くとることができない人が続出します。

忙しい生活が訪れることは覚悟の上、進学しましょう。

大学院に進学するならこんな人!

大学院に進学する方が向いてるタイプは


・勉強や研究が好きな人


・より専門的な職業に就きたいと考える人



・忙しい生活を受け入れる覚悟がある人



があげられます!

逆に、「就活が上手くいかないから・・・」「もう少し学生気分を味わいたいから・・・」と大学院に進学することはあまりおすすめできません。

【迷っている方向け】院進学の選択肢を残しつつ就活をする

ここまで就職と大学院進学のメリット、デメリットとどんな人が向いているのかについて話してきました。

しかし、「大学院進学」か「学部卒で就職」どちらか一つを取るなんて・・・難しい!

と一瞬で決めることはなかなかできないと思います。

決断できるその日まで、どちらの選択肢も捨てることなく同時並行していきたい!と考える人のために、「大学院進学の選択肢を残しつつ就活をする」新たな選択をおすすめします!

スケジュール管理の徹底

まず重要になるのはスケジュールの徹底的な管理です。

多くの理系学生は常に忙しく、研究や授業などに追われる生活を送っています。

そのため「就活のための時間を作れない」と思ってしまいますが、卒業と就職をする時期は進学した時点で決まっています。

そこから逆算してスケジュールを立てていく必要があります。

どのくらいの時期に業界を絞るのか?
どのくらいからインターンシップなどが始まるのか?
本選考はいつ始まるのか?

などをしっかり把握しましょう。

就活には締め切りがたくさん存在し、「研究に没頭しすぎてつい忘れてしまいました」は通用しません。

全ての締め切りを把握することが難しい場合は、このくらいのスケジュール感かな?とざっくりとした計画を立てましょう!

周りの人の話を積極的に聞く

何度も伝えていますが、理系学生は忙しい生活を送っています。

そのため就活に関する情報を集める時間さえ作ることも難しいです。

そんな時に大きな力となるのが周りの人です。

友達や先輩、教授など様々な人に積極的に意見を求めましょう!

時間がないからこそ、隙間時間でもできることを全力で取り組むことが重要になります。

また、最近では就活生チャットのようなSNSを活用した就活サービスもありますので、よりたくさんの人の話を聞きたい人や他の就活生の状況を知りたい人におすすめです。

オファー型就活サービスの活用

ここまで院進学の選択肢を残しつつ就活をする際のポイントについて話してきました!

しかし、「具体的に何か始めた方が安心する・・・」と言う人もいますよね?

そんな人におすすめなのがオファー型就活サービスの活用です!

様々な就活サービスがある中でオファー型がおすすめな理由は「基本的に待っているだけで企業からオファーが届く」からです。

忙しい生活を送っている理系学生にはぴったりなサービスです。

特にTECH OFFERは理系に特化しているため、自分が今まで学んできたことを活かすことができる企業に出会えます!

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

今回は【迷う理系必見】就職or大学院?どっちが向いてる?について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・理系学生の約40%は大学院進学を選択し、理系の大学院進学率は高い。

・就職のメリット:院卒に比べ、2年早く社会経験を積める。大学院の学費がかからない上に給与が貰える。

・就職のデメリット:院卒と比べ、専門的な職種の有利さが劣る可能性がある。景気状況が就活に大きな影響を及ぼすことがある。

・院進学のメリット:専門的な勉強ができる。知識や技術が身につく。就職時の初任給が大卒よりも高くなる可能性がある。研究で企業との繋がりを持てる可能性がある。

・院進学のデメリット:学部卒に比べ社会に出るタイミングが2年遅くなる。学費がかかる。研究と就活のバランスを取ることが難し。

・どちらの選択肢も取りたい人へのおすすめは、待っているだけで企業からオファーが届く「オファー型就活サービス」

  • 監修
    株式会社テックオーシャン
    人工知能やビッグデータを駆使し、理工系人材領域における採用ベストマッチングを生み出すHR Tech企業です。 理工系学生専門のオファーがもらえる就活サービス「TECH OFFER」と、大型イベントから1on1面接まで、気軽に企業と出会えるカジュアル就活サービス「TECH MEET」を運営しています。