【担当者必見】25卒理系採用の特徴を完全解説|スケジュールやポイントも紹介

25年卒理系採用の特徴を解説

DX化が進み、ITリテラシーの高い理系学生の需要が高まっています。そのような状況の中、「2025卒の理系採用対策をしたい」「新卒採用がうまくいっていない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、新卒理系採用に強い『TECH OFFER』が、2025卒の理系採用の特徴について解説します。2025卒の採用スケジュールやポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

2025卒の採用動向

2025年卒の採用動向を確認

2025卒とは、2025年3月までに大学卒業/大学院修了予定の学生のことです(2023年4月時点で学部3年、修士1年となる学生。以下25卒)。ここでは25卒の採用スケジュールや、従来の採用活動との変更点について解説します。

  • 基本的な就活スケジュールは変わらない
  • 採用直結型インターンが開始される

基本的な就活スケジュールは変わらない

2022年11月に政府と経済界は25年春入社の現在の大学2年生(25卒)までは現行ルールを維持するとの方針を決定しました。そのため、25卒の就活スケジュールに大きな変更はありません。従来の政府推奨の就活スケジュールと同じく、25年卒の就活解禁は2024年3月、面接は6月開始という流れとなります。

しかしこれらの就活スケジュールはあくまで目安であり、早期に採用活動をおこなう企業も増えています。政府推奨の就活スケジュールに変更はありませんが、早めの採用活動を実施することが望ましいでしょう。

採用直結型インターンが開始される

「産学協議会基準に準拠したインターンシップ」において、インターンシップに参加した学生の情報を採用活動開始後に活用することが認められました(汎用的能力・専門活用型インターンシップ、高度専門型インターンシップのみ)。

これまでは「インターンシップで取得した学生情報を広報活動や採用選考活動に使用してはならない」とされていましたが、そのルールが一部改正されたのです。

インターンシップに参加した学生の情報を活用するには、以下の一定条件などを満たす必要があります。

  • 就業要件:必ず就業体験を行う。インターンシップ実施期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充てること
  • 実施要件:インターンシップの実施期間は、汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上であること
  • 実施時期要件:学業との両立に配慮する観点から、大学の正課および博士課程を除き、学部3年・4年ないし修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み)に実施すること

また募集要項に「産学協議会基準準拠マーク」を記載する必要があるなど、企業が準備すべきこともあります。詳しくは下記資料を確認してください。

参考:産学協働による自律的なキャリア形成の推進 【概要】

理系採用の特徴

理系採用の特徴を解説

理系採用にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは理系採用の3つの特徴を解説します。

  • 採用難易度が高まっている
  • 就活に充てる時間が少ない
  • 大手志向が強い

採用難易度が高まっている

理系採用の特徴の1つに採用難易度の高さがあります。近年のDX化の発展により、ITに強く、理系分野の基礎的な知識を持っている理系学生の採用需要が高まっているのです。

また理系学生の中には、学校推薦を利用して就活をおこなう学生や、大学院に進学する学生も少なくなく、新卒で就活をおこなう学生自体が少ない傾向にあります。就活をおこなう学生数が少ないうえに需要が高まっているため、採用難易度が高まっています。

就活に充てる時間が少ない

理系学生は学部3年の後半から研究室に所属することが多く、研究と就活を並行しておこなう必要があります

文系学生であれば、学部3年の後半から授業数は少なくなり、就活に時間を割けるようになります。しかし理系学生は文系学生ほど十分な時間を取ることができず、自己分析や企業分析を満足におこなうことが難しいです。

大手志向が強い

研究設備の充実度や知名度などの理由から、大手企業を選ぶ理系学生が多い傾向があります。キャリタス就活がおこなった調査によると、2023年卒の理系学生が選ぶ就職希望企業ランキングでは、1位トヨタ自動車、2位ソニー、3位NTTデータとなりました。

参考:就職希望企業ランキング | 大学生理系 | 就活成功ガイド | キャリタス就活2023 | 新卒・既卒学生向け就職活動・採用情報サイト

理系採用の成功事例

理系採用の採用事例を解説

難易度の高い理系採用ですが、どのような企業が理系採用を成功させているのでしょうか。ここでは理系採用で成功した事例を紹介します。

  • 学生の特徴をふまえたオファーで応募を獲得【株式会社テンダ】
  • 母集団形成に成功【株式会社柊ソフト開発】
  • 細やかなコミュニケーションで採用実績につながった【日本ピラー工業株式会社】

学生の特徴をふまえたオファーで応募を獲得【株式会社テンダ】

エンタープライズ事業やコンシューマー事業をおこなう「株式会社テンダ」。学生への知名度が高くなく、母集団形成に課題を感じていたため、直接アプローチできるダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』を導入しました。

ダイレクトリクルーティングを導入し、研究内容でのマッチングを試みたことで、新たに始めた理系新卒採用でも自社に合った学生を採用することに成功。学生の研究内容はもちろん、希望職種や業界など学生の希望と企業でできることをふまえてアプローチすることで採用につなげることができました。

課題:学生への企業認知度が低く、母集団形成に苦戦していた
施策:ダイレクトリクルーティングを導入
効果:親和性の高い学生からの応募を獲得

出典:希望人材の採用に成功~テンダについて知らなかった学生との出会い

母集団形成に成功【株式会社柊ソフト開発】

通信・画像・音声分野のソフトウェア開発をおこなう「株式会社柊ソフト開発」。ナビ媒体を中心とした採用活動を行っていましたが、応募者数の減少やミスマッチの発生を課題に感じ、ダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』を導入しました。

ダイレクトリクルーティング導入後、キーワードを軸にしたオファーで母集団形成の質が改善され、内定につながる出会いが多く見られるようになりました。運用の負担が少なく、効率よく運用できる点も、成果につながったポイントといえます。

課題:ナビ媒体だけでは採用低人数が確保できない
施策:ダイレクトリクルーティングを導入
効果:母集団形成の質が改善し、内定につながる出会いも増加

出典:今までアプローチすることが出来なかった優秀な理系学生の採用に繋がり、効果を実感

細やかなコミュニケーションで採用実績につながった【日本ピラー工業株式会社】

産業機器関連事業、半導機器・電子機器関連事業をおこなっている日本ピラー工業株式会社。これまで求人サイトなどを使ってインターンシップや選考をおこなってきましたが、受け身の採用活動にもどかしさを感じていました。

そこで採用活動を改善すべく、ダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』を導入。登録している学生のプロフィールを見て、学生一人ひとりに対して独自の声かけをおこないました。

その結果、理系枠の約半数をダイレクトリクルーティング経由で獲得することに成功。ダイレクトリクルーティングならではの細やかなコミュニケーションが採用につながった事例といえます。

課題:求人サイトを活用していたが、受け身の採用活動にもどかしさを感じていた
施策:ダイレクトリクルーティングの導入
効果:内定者の約半数をダイレクトリクルーティング経由で獲得

出典:嬉しい悲鳴!お試し利用のつもりで始めたTECH OFFERで、理系学生の半数を獲得

理系採用を成功させるポイント

理系採用を成功させるポイントを解説

理系採用を成功させるには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 採用したいターゲットを明確化する
  • 企業の魅力を伝える
  • 早期選考を活用する

各ポイントを詳しく確認しましょう。

採用したいターゲットを明確化する

採用したいターゲットを明確化することで、現場と採用担当者間の認識のズレがなくなります。またターゲットに沿ったアプローチをおこないやすくなることもメリットの1つです。ターゲットが可視化されることで、ターゲットに刺さるアプローチ方法を検討しやすくなります。

企業の魅力を伝える

採用したいターゲットが明確になったら、ターゲットに刺さる企業の魅力を考えましょう。社風、やりがい、職場環境、人間関係、福利厚生など学生が魅力に感じるポイントはさまざまです。大手企業と比べて条件面が劣る場合でも、学生に魅力を感じてもらえます。

早期選考を活用する

インターンシップ(サマーインターン、オータムインターン、ウインターインターン)の活用も効果的です。25卒から採用直結インターンシップが公認されるようになったため、インターンシップから早期選考につなげやすいでしょう。優秀な学生は内定を複数持っていることも少なくないので、早めのアプローチが効果的です。

理系採用を改善するならダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』がおすすめ

ダイレクトリクルーティングでは工数が導入のネックになっていることも少なくありません。人手が少ないことも多い人事部では、オファー作成や日程調整などの工数の多さに、導入を踏みとどまってしまうこともあるのではないでしょうか。

そのような場合におすすめなのが、ダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』です

  • キーワードで候補者を選出
  • 半自動でオファーを送付
  • 『TECH OFFER』担当者が設計・運用をサポート

などの特徴があり、少ないリソースでダイレクトリクルーティングを活用できます。

全国約40,000件の大学研究室データベース、1,000,000件の技術キーワードをもとにアプローチする学生を選定できるので、自社と親和性の高い候補者が見つかるでしょう。

下記ボタンからダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』のサービス内容がまとまった資料をダウンロードできます。ダイレクトリクルーティングサービスの導入にお悩みの方は、ぜひ一度ご覧ください。