絶対に理系学生を採用したい!理系学生採用に苦戦しないためには?

採用市場における理系学生は貴重な人材であり、採用するのが難しいです。数少ない理系学生はどのように採用すれば良いのか分からない方も多いでしょう。
特に知名度に劣る中小企業は、苦戦を強いられることが多いかもしれません。

今回は理系学生の採用方法について説明します。理系採用に苦戦している採用担当者様は必見です。

就活市場における理系学生の現状

理系採用市場における理系学生の現状はどうなのでしょうか。

採用市場においては、理系学生は貴重な人材となっており、理系学生の需要は増加しています。現代社会ではDX化が加速しており、ITの利用・活用が今まで以上に重要視されているのです。

理系学生はテクノロジーや専門分野について知識があり、研究を行なったり、詳しく勉強していたりするため、企業にとっては喉から手が出るほど採用したい人材です。

これからITがさらに加速することが予想されるので、IT業界においては理系学生を採用したい企業が増加するでしょう
他にも理系学生は多くの強みを持っており、企業で働く上で会社の役に立つスキルばかりです。理系学生の採用は、今後も競争率が高くなるでしょう。

企業はなぜ理系学生を求めるのか

「企業はなぜ理系学生を求めるのか?」

理由としては、数字に強いことや論理的思考力がある、物事をやりぬく力が高いなどがあげられます。

数字に強い

企業で働く上では様々なシーンにおいて数字が必要になります。数字はIT系の企業だけでなく、どの企業においても必要です。

例えば、会社の経営部門では売上などを数字にしてグラフ化したり、分析して経営戦略を立てる際に数字を活用します。他の部門でも何かと数字は必要となるので、数字を扱うことは避けられません。

理系学生は学生時代から研究に励んでおり、数字を扱うことに慣れています。数字を見て分析する能力にも長けているのが強みです。

論理的思考力がある

理系学生の研究では検証と実験を繰り返しながら、問題があれば分析して新たな仮説を立てます。理系学生は実験や研究で繰り返しPDCAサイクルを回しているため、論理的思考力が自然と身についているのが特徴です。
論理的思考はビジネスの場面でも大いに役立ちます。
あらゆる部署で論理的思考力は武器となるため、論理的思考力を持つ学生は採用されやすいと言えるでしょう。

ものごとをやり抜く力が高い

理系学生は前述したように、実験や研究を繰り返しています。
実験や研究は一度では結果が出ないため、何度も繰り返して行わなければなりません。理系学生の授業は一日中であることが多く、実験などは長い時間かけてやるため、一日中同じ場所で作業しています。
理系学生は長時間集中して物事をやり抜く力があるため、ビジネスにおいても集中力を発揮して仕事ができます。
仕事で長時間集中できることは、働く上で大きなメリットでしょう。

企業が理系採用に苦戦する理由

知名度に劣る中小企業は理系採用に苦戦することが多いのが特徴です。

苦戦の理由としては、理系学生の数が少ないこと、優秀な理系学生は大手志向であること、文系学生に比べて就活に集中する時間が少ないなどの理由があげられます。

本章で詳しく説明します。

理系学生の数が少ない

理系学生の採用需要は高まっていますが、理系学生の数は減少傾向にあります。理系学生の数はピークであった平成11年の63.6万人から、平成25年には55.4万人にまで減少しました。
参考:文部科学省「理工系人材育成戦略」

理系学生の母数が少ないことが、理系採用に苦戦する企業が多い理由です。
伸び続ける需要と、減り続ける理系学生という需給ギャップが発生していると言えるでしょう。

優秀な理系学生は大手に就職する

理系学生は就活する際に、企業のネームバリューや労働環境など様々な点を考慮した上で活動するため、多くの学生が大手の企業を志望します。そのため、知名度に劣る中小企業は採用に苦戦する状況です。

多くの理系学生が自分の学んだ分野や知識を活かして働きたいと考えています。大手企業の方が、研究資金が多く、環境が整っていると考える理系学生も多く、大手企業に募集が集中しているのが現状です。

文系学生に比べて就活に集中できない

理系学生は実験や研究などがあるため、就活と同時に大学の活動を並行しなければなりません
就活する期間は文系学生とさほど変わりませんが、集中できる時間は少ないでしょう。就活に集中できる時間が短いと、どうしても企業研究をする時間が短くなります。
中小企業まで研究する時間がなくなり、大手企業に募集が集中するのが現状です。

推薦で就職する理系学生が多い

推薦とは、大学と連携している企業から直接推薦を受けて就職することです。

理系学生の場合はよくある手法で、大学やゼミの教授、研究室と企業が連携をとっており、採用の時期になると直接オファーをします。推薦での就職が何年も続いているため、同じ企業にOBがいる場合も多いでしょう。

推薦で就職する理系学生が多いことで、採用市場で理系学生が減ってしまうのが現状です。数少ない理系学生がさらに少なくなるという状態になり、企業側は採用に苦戦します。

理系学生の採用に苦戦しない方法

理系学生の採用に苦戦しないためには、どのような方法を用いれば良いのでしょうか。

主な方法は以下の2つです。

  • 直接採用できる手法を用いる
  • 大学とのコネクションを持つ

近年は直接採用ができるダイレクトリクルーティングやSNSを通して直接採用をするソーシャルリクルーティングなどがあります。直接採用をすることで採用後のミスマッチを防ぐことが可能です。

大学とのコネクションを持つことも大切です。大学とのコネクションが持てれば、優秀な理系学生を推薦で採用できる可能性が高まります。一度コネクションができれば、継続して採用できる可能性もあるでしょう。

理系採用にはTECH OFFERがおすすめ

理系学生の採用にはダイレクトリクルーティングであるTECH OFFERがおすすめです。

TECH OFFERは理系学生と企業の両方にメリットがあります。理系学生は登録しておくだけで、オファーを受けられる可能性があることがメリットです。

理系学生を採用したい企業が、TECH OFFERを使うことで、以下の3つのメリットがあります。

  1. 独自のマッチングシステムを活用できる
  2. 企業から直接アプローチができる
  3. オファーを自動化できる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

独自のマッチングシステムを活用できる

TECH OFFERには約40,000件の研究室データベースがあります。企業は自社で必要となる技術や知識を持った学生を、大学の研究室と紐づけて検索可能です。TECH OFFERに登録している理系学生は、約1,000,000件ある技術キーワードとも紐づけられています。

企業は研究室のデータベースと技術キーワードという2つの軸で、理系学生を検索できるため、入社後のミスマッチが減ると言えるでしょう。
TECH OFFER独自のマッチングシステムを活用できるということが、企業側の最大のメリットです。

企業から直接アプローチできる

これまでの新卒採用と言えば、大手就活ナビサイトに広告を出稿したり、合同説明会に出展したりすることが一般的でした。この手法の場合、応募するかどうかは理系学生次第であり、「待ちの採用活動」となります。
TECH OFFERでは、登録している理系学生に対して、直接アプローチが可能です。
企業側からオファーを出すことにより、理系学生が興味を持つケースもあり、「攻めの採用活動」に転じることができるでしょう。

オファーを自動化できる

採用活動には多くの業務があり、採用担当者にも大きな負担が掛かります。
採用工数を少しでも削減したいのであれば、TECH OFFERの自動オファー機能を検討してみましょう。
TECH OFFERでは、予め自社とマッチングするであろう理系学生を設定可能です。設定した理系学生にオファーを出して反応を見ることを自動化することで、面談までスムーズに進められます。好反応だった理系学生に対しては、独自にオファー文章を送って熱意を伝えることが可能です。

自動オファー機能を使えば、効率的に理系採用を進めることができるでしょう。

まとめ

理系採用の需要は高まっており、採用市場において人気があります。
知名度で大手企業に劣る中小企業では、理系学生を採用したくてもできないという苦戦の状況が続くかもしれません。
理系採用を効率的に進めるためには、TECH OFFERの活用がおすすめです。
TECH OFFERに関心がある企業担当者様は、お気軽にテックオーシャンまでお問い合わせください。