【2023年最新版】トレンド採用ツール5選|応募者数を増やすコツも解説

トレンド採用ツール5選を解説

自社の採用方法を見直す上で、採用ツールの導入を検討される企業も多いのではないでしょうか。
近年さまざまな採用ツールが登場しているため、自社の採用戦略に合わせたツールの導入が必要です。ただむやみに採用ツールを導入しても、工数が増えるだけです。

本記事では、2023年最新版のトレンド採用ツール3選をご紹介します。それぞれのツールのメリット・デメリットも解説するので、採用ツールについてお悩みの担当者の方はぜひ参考にしてください。

採用市場の移り変わり

採用市場の移り変わり

近年の採用市場はどのように変化しているのでしょうか。

効果的な採用ツールを見極めるためにも、採用市場の動きを把握することが重要です。ここでは採用市場の移り変わりを解説します。

採用活動がオンライン化している

近年の採用市場の特徴の1つは、コロナ禍によって採用活動のオンライン化が加速したことです。

新型コロナウイルスが流行した2020年以降、今までオフラインで行われていたインターンシップや説明会、面接がオンラインで行われるようになりました。株式会社ディスコが実施した「採用活動に関する企業調査」によると、WEB面接の実施率は前年調査11.3%から73.4%に増加しました。

オンライン化によって、学生の費用・時間的コストを軽減できたり、地方の人材にアプローチできたりとさまざまな効果が期待できます。採用活動のオンライン化は今後も続いていくと考えられます。

照)ディスコ「採用活動に関する企業調査(2020年10月調査)」

採用後に定着しづらい

日本の終身雇用制度は崩壊しつつあると言われてきましたが、この傾向はコロナ禍でさらに加速しています。皆さんの周りでも、副業や兼業を始めたり、フリーランスという働き方を選択したりする人が増えているのではないでしょうか。

従来はキャリアアップと言えば1つの会社で長く勤めて出世することを意味していました。しかし働き方が多様化した今、転職や独立、起業によってスキルアップを目指す人も珍しくありません。企業側は優秀な人材に定着してもらうためにも、採用時のミスマッチ防止や、働きやすい職場環境の整備などが求められています。

【2023年最新版】トレンド採用ツール5選

ここからは、トレンド採用ツールを5つご紹介します。それぞれの特徴や強みも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

  • ダイレクトリクルーティングサービス
  • SNS
  • 採用動画
  • Web面接ツール
  • 採用管理システム(ATS)

ダイレクトリクルーティングサービス

1つめのトレンド採用ツールは「ダイレクトリクルーティングサービス」です。

ダイレクトリクルーティングサービスとは、求職者のデータベースの中から企業が自社に合った人材を探し、スカウトする採用手法のことです。従来の「待ち」の採用手法とは異なり、企業から積極的にアプローチできます。

求人サイトでは掲載社数が多いため、他社との差別化が難しかったり、他社の求人に埋もれてしまうことが課題でした。しかし、ダイレクトリクルーティングサービスでは優秀な人材と直接コミュニケーションが取れるため、知名度の低い企業でも認知してもらいやすくなります。

ダイレクトリクルーティングサービスでは成功報酬型のサービスも多く見られます。求人サイトなどと比較すると採用コストを抑えられる点も特徴です。

ダイレクトリクルーティングサービスのポイント

  • 企業から求職者に対してスカウトが送れる
  • 企業を認知してもらいやすい
  • 採用コストを抑えられる

ダイレクトリクルーティングの活用術については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

SNS

2つめのトレンド採用ツールは「SNS」です。

TwitterやInstagram、TikTokを使って、ブランディングを行う企業が多く見られます。SNSでは、気軽に情報を発信できるので、求人サイトや企業の採用サイトだけでは伝わりづらい企業の雰囲気をアピールできるのがメリットです。

学生とコミュニケーションを取ることもできるので、企業側と求職者側が双方の価値観や考え方を知れる重要な採用ツールです。

SNSのポイント

  • 気軽に情報を発信できる
  • 社内の雰囲気を伝えやすい
  • コミュニケーションを取ることで、企業理解を深めてもらいやすい

SNSの活用術については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

採用動画

3つめのトレンド採用ツールは「採用動画」です。

採用活動のオンライン化に伴って、自社の事業内容や社風を動画で紹介する企業が増えています。動画なら、文章の何倍もの情報を届けられるうえ、演出によって自社の個性や魅力を効果的に伝えられるのがメリットです。

動画の制作にはある程度の予算と労力が必要ですが、一度作ってしまえば採用サイトや説明会、SNSなどさまざまな場所で活用できます。

採用動画のポイント

  • 社内の雰囲気を伝えやすい
  • 自社の個性や魅力を効果的に演出できる
  • 採用サイトや説明会、SNSなどで活用できる

Web面接ツール

4つめのトレンド採用ツールは「Web面接ツール」です。

Web面接ツールと使うことで、コロナ対策になるのはもちろんのこと、面接会場の準備が必要なくなったり、地方学生も積極的に呼び込めたりするのがメリットです。また、録画機能を使えば、担当した面接官以外の意見も取り入れてより公平に評価することも可能になります。

Web面接ツールには、ZoomやSkypeのように無料で使えるツールもありますが、有料のツールなら日程調整や面接評価の管理をサポートしてくれる機能も充実しています。

採用動画のポイント

  • 面接会場を準備しなくて済む
  • 地方に住む学生も応募しやすい
  • 録画機能を利用すれば、面接官以外も評価に参加できる

採用管理システム(ATS)

5つめのトレンド採用ツールは「採用管理システム(ATS)」です。

採用管理システム(ATS)では、企業の採用活動に必要な業務を一元管理し、効率化できます。一般的な採用管理システムでは、以下の項目が同一のシステムで完結します。

  • 求人情報の管理
  • 応募者情報の取り込み
  • 応募者との個別のやりとり
  • 面接日程の調整
  • リクルーターへの情報共有

採用活動に必要とされていた事務作業を削減できるので、採用戦略の策定や面接などの本質的な採用業務に注力できるようになります。一元管理した情報をもとに、採用活動の改善に役立てることも可能です。

採用管理システムのポイント

  • 採用活動に必要な業務を一元管理できる
  • 情報が可視化されているので社内で共有しやすい
  • 採用活動データの分析にも役立つ

トレンド採用ツール 活用事例

ここからは、トレンド採用ツールを活用して採用活動に成功した企業の事例を紹介します。すでにトレンドの採用ツールを導入しているものの、なかなか成果が出ないとお悩みの方も、ぜひチェックしてみてください。

ケイミュー株式会社

ケイミュー株式会社は、建材やエクステリアの研究開発から販売を手掛ける企業です。理系の工学的な素養を持つ学生を求めていましたが、ナビサイトやイベントではなかなか母集団が形成できないのが悩みでした

そこで導入したのが、理系採用に特化したダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』です。理系の中でも化学材料系や土木建築系、機電情系の学生に直接アプローチしたことで、採用実績のなかった地方国立大学の学生の採用に成功しました。これまでは地元の学生が8~9割を占めていた中で、大きな成果を実感しているそうです。

参考:新たなターゲット層の獲得に成功!学生との相互理解にも貢献

オーエスジー株式会社

オーエスジー株式会社は、タップやドリルなどの切削工具を製造販売する愛知県の企業です。県内では知名度があり、名古屋大学をはじめとした地元学生からの応募がありましたが、東海エリア以外からの応募はほぼ無いような状況でした

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入したところ、旧帝大を中心とした高学歴の学生から多数の応募が集まるようになりました。同社では採用活動を早期と後期の2つに分けて行っていますが、早期の内定者27名のうち8割が『TECH OFFER』経由の応募者という結果になったそうです。

参考:利用開始1年で高学歴学生の内定多数!地元以外の学生からも多数の応募を獲得

ルネサス エレクトロニクス株式会社

ルネサス エレクトロニクス株式会社は、半導体事業で世界をリードする技術を持つ企業です。以前はリクルーターが各大学の研究室を訪問して採用活動を行っていましたが、採用実績が一度途切れてしまうと接点が無くなってしまうことが課題でした。

そこで、理系学生の研究内容が確認でき、40,000件の研究室データベースを有するダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を使ってみることにしました。その結果、上位層の大学の学生と接点を持つことができ、22卒では旧帝大から5名の内定承諾が得られたということです。

参考:“学生へダイレクトにアプローチ×自動化”が採用課題にベストマッチ!

採用ツールを利用するメリット

採用ツールを利用するメリット

採用市場ではさまざまな変化が見られますが、採用ツールを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下のメリットを解説します。

  • オンラインで採用活動を実施できる
  • 良い人材を見つけやすい
  • 採用業務の効率化

オンラインで採用活動を実施できる

メリットの1つ目は、オンラインで採用活動を実施できることです。

ダイレクトリクルーティングやSNSなどの採用ツールなら、場所や時間の制限なく、さまざまなタッチポイントを増やせるため、従来の採用活動では出会えなかった多種多様な学生にアプローチできます

また、ツールによって発信する情報を使い分け、企業理解を深めてもらうことも可能です。例えば、求人メディアでは募集要項を中心に発信し、SNSやオウンドメディアでは企業の雰囲気がわかるような情報を発信するなどすると効果的です。

良い人材を見つけやすい

採用ツールを活用する2つ目のメリットは、良い人材を見つけやすいことです。

求人サイトや人材紹介サービスなどの従来の採用活動では、学生の応募がなければ採用活動を進められず、「待ち」の姿勢でなければいけませんでした。一方、ダイレクトリクルーティングでは、企業から優秀な学生に対してアプローチできるので、企業の希望に沿った良い人材を見つけやすいと言えます。

専攻分野や興味のある業界、適性診断など多角的なデータベースをもとに学生を選定することが、成功の秘訣です。

採用業務の効率化につながる

3つ目のメリットは、採用業務の効率化につながることです。

例えば採用管理システムでは、従来の採用業務で発生していた応募者情報の管理や応募者への対応、社内での情報共有などの管理コストを削減できます。採用管理システムには、新卒採用向けや中途採用向け、アルバイト採用向けなどターゲットに合わせた多様なツールがあるので、自社の採用戦略に合わせたシステムを導入することが大切です。

採用ツールを利用するデメリット

採用ツールを利用するデメリットとして、導入・運用リソースを確保しなければならないことがあります。

採用ツールをただ導入しただけでは、なかなか効果は出ません。導入する際は「導入目的はなにか」「どのように運用するのか」など、あらかじめ戦略を立てるようにしましょう。

新卒採用のダイレクトリクルーティングサービスなら『TECH OFFER』

採用トレンドツールの1つダイレクトリクルーティング

ここからは、おすすめダイレクトリクルーティングサービス『TECH OFFER』について詳しくご紹介します。

新卒理系採用に特化

『TECH OFFER』は新卒理系採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。

テクノロジーの発達とともに理系採用の需要は高まっていますが、大学院へ進む学生が多かったり、理系学生の大手志向が強かったりと、従来の手法では思うように採用活動が進まないという課題がありました。

その点、理系学生に特化した『TECH OFFER』では、企業側から学生に直接アプローチすることが可能です。学生のプロフィールで詳しい研究内容を確認して、マッチ度の高い学生にオファーできるため、自社の知名度に関係なく興味を持ってもらえます。

独自のデータベースで差別化を図れる

『TECH OFFER』では、40,000件の大学研究室、1,000,000件の技術キーワードを独自に構築した強力なデータベースを保有しています。

これらのデータベースをもとに自動でオファーを配信するため、採用にかかる手間を削減しながら効果的なオファーが期待できます。

少ない手間でミスマッチの少ない採用を実現

『TECH OFFER』 は研究キーワードを設定すれば、マッチした学生に自動でオファーが送信されます。そのため他のダイレクトリクルーティングサービスに比べて手間がかなり少なく、採用担当者の負担を減らせるのがメリットです。

さらに研究キーワードも設定しているので、学生とのミスマッチが少ない点も強みです。自社の採用したい人材が明確になっていれば、最小限の工数で優秀な学生が採用できるでしょう。

トレンドの採用ツールを活用して、新卒採用を成功させよう

採用ツールには、ダイレクトリクルーティングサービスやSNS、採用動画など、さまざまな特徴を持ったツールがあります。適切な採用ツールを活用することが、採用活動を成功させる秘訣です。

「攻めの採用活動をしたい」という場合はダイレクトリクルーティングサービスがおすすめです。テックオーシャンでは理系採用に特化したダイレクトリクルーティングサービス『TECH OFFER』を提供しています。理系採用にお悩みの際は、テックオーシャンにお気軽にご相談ください。