SNSを活用した新卒採用とは?採用につながるポイントを解説

SNSを活用した新卒採用のポイントを解説

学生が企業を選ぶ際の優先順位は、どうしても知名度や企業規模になります。

確かな実力を持つ企業でも知名度が低いため、新卒採用に苦戦しているケースも少なくないでしょう。

知名度の低さをカバーする策としてSNSを活用できれば、新卒採用が成功できると考えている企業も多いはずです。

一方で流行り廃りの早いSNSをどう活用すればよいか、わからない方も多いでしょう。知名度の低さをカバーする策としておすすめなのが、SNSと企業側からのアプローチです。

拡散力の高いSNSと企業からのアプローチで、知名度の低さはカバー可能です。

本記事ではSNSを活用した新卒採用と企業からのアプローチを実現する『TECH OFFER』について解説します。

新卒採用にSNSを活用した方がよい理由 

新卒採用にSNSを活用した方がよい理由を解説

新卒採用にSNSが活用され始めているのは、多くの方が肌感覚で理解しているでしょう。

SNSを活用した新卒採用をするためには、肌感覚ではなく、確実なデータを活かした方がよいはずです。

新卒採用にSNSを活用した方がよい理由は、以下のとおりです。

  • SNSを通じた情報収集が増えつつある
  • 学生と企業が出会う機会が減っている
  • 進むオンライン化

SNSを通じた情報収集が増えつつある 

株式会社ディスコが2022年に調査したところによると、就職活動時における情報の入手先は以下のようになっています。

  • 1位:就職情報サイト
  • 2位:企業のホームページ
  • 3位:就職イベント
  • 4位:大学のキャリアセンター
  • 5位:友人
  • 6位:SNS

上記の結果からわかるとおり、SNSは情報の入手先としては、まだまだな点は否めません。

一方で上記の中では唯一、2021年と比較した際に回答者が増えています

SNSがますます普及していく点を考えると、情報の入手先として増えていく可能性は十分にあります。

参考:10 月 1 日時点の就職意識調査  キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果

学生と企業が出会う機会が減っている 

学生と企業が出会う機会は昨今、減りつつあります。

一般社団法人日本経済団体連合会が2018年に調査したところ、説明会に参加する学生が減少したと回答する企業が5割を超えています。

参加率が減少した理由は様々ありますが、重要なのは偶然にでも学生とコンタクトを取れる機会が減っている点です。

例えば、合同説明会に参加していれば、たとえ自社が目的でなくとも、たまたま自社のブースに寄る展開もあります。

学生との出会いの機会が減っているからこそ、SNSは重要なツールになりつつあります。

参考:一般社団法人日本経済団体連合会「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」

進むオンライン化 

一昔前の就活といえば、現地に赴く形のオフライン形式が一般的でした。

昨今ではテクノロジーの発達や学生・企業の意識が変わり、オンライン形式が一般的です。

Webでエントリーして、Web面接で内定という展開も珍しくなくなっているのです。

オンライン時代の就職活動では、SNSも確実な情報源となり得るため、より重要な立ち位置になるでしょう。

SNSを活用して新卒採用につなげるポイント 

SNSを活用して新卒採用につなげるポイントを解説

単にSNSを活用するだけでは、新卒採用が上手くいかないのは皆さんも理解しているでしょう。

むしろ、SNSを活用することでドロ沼にハマり、不必要なコストをかけて終わるだけかもしれません。

SNSを活用して、新卒採用をおこなうには以下の5つがポイントになります。

  • ターゲットを明確にする
  • ターゲットに合ったSNSを選ぶ
  • 情報発信の目的を明確にする
  • 継続的に情報発信をする
  • フィードバックで改善

ターゲットを明確にする 

SNSを活用するとなるとSNSについ目が向きがちですが、決めるべき項目があります。

情報を確実に届けるためには、ターゲットを明確にしましょう。

SNSはあくまで手段に過ぎず、大事なのはどのような情報を届け、アクションをしてもらうかです。

情報を受け取る側の人物像が明確でなければ、どのような情報が良いか定まりません。

SNSに目を向ける前にまずはターゲットを決めましょう。

ターゲットに合ったSNSを選ぶ 

市場には様々なSNSが出回っており、1つとして同じサービスはありません。

学生も自分に合ったSNSを使い回しているため、企業が扱うSNSも採用ターゲットに合わせた方がよいでしょう。

例えば、クリエイティブな学生をターゲットしているのであれば、InstagramやYouTubeなどがマッチしています。

より堅いイメージのある学生であれば、実名使用のFacebookの方がマッチするでしょう。

採用ターゲットの決め方については、下記記事でも詳しく解説しています。よろしければご覧ください。

情報発信の目的を明確にする 

SNSでの情報発信は目的がないままおこなうと、効果は薄くなります。

例えば、ブランディングが目的なはずなのに、働く社員のリアルな姿を発信していては、ブランディングにつながりにくいでしょう。

情報発信の内容に偏りがありすぎてもよくありませんが、目的に沿った方が間違いなく効果的です。

継続的に情報発信をする 

SNSの特徴は拡散力と情報発信の手軽さです。

Twitterは全世界で1日5億回もツイートされています。

日本の企業も今やSNSを活用して、様々な情報発信をしています。

他の企業が発信する情報に埋もれないように、継続して情報発信をしましょう

継続的に情報発信をすると、学生側も定期的にチェックする習慣がつきます。

フィードバックで改善 

各種SNSには指標となるデータがあるので、データを活かして情報発信の精度をあげていきましょう

例えばTwitterであれば、リツイート数やフォロワー数など目に見える結果があります。

発信した情報の結果を踏まえつつ、発信内容を改善していくとより良い情報発信につながるでしょう。

SNSを活用した新卒採用の注意点 

SNSを活用した新卒採用の注意点

SNSを活用した新卒採用での注意点はたった1つ、表現や配慮を欠かさないことです。

ご存知のとおり、SNSでの情報発信には“炎上”という大きなリスクがあります。

発信した側に悪気がなくとも、言葉尻を捕らえられてしまう可能性もゼロではありません。

発信する内容はダブルチェックや第三者の目を入れるなど、細心の注意を払いましょう。

また発信内容の表現はもちろん、発信するタイミングも配慮が必要です。

例えば、甚大な災害が発生したタイミングで何かを祝うツイートをすれば、不適切と捉える方もでてきます。

少しでも発信するタイミングが適切でないと感じた場合には、情報の発信を遅らすのも1つの選択肢といえるでしょう。

認知度が課題の企業が学生とコンタクトを取る方法 

認知度が課題の企業が学生とコンタクトを取る方法を解説

SNSは認知度に課題がある企業が、学生とコンタクトを取るのに有効なアプローチです。

一方でSNS以外にも、認知度に課題がある企業が使える方法があります。

具体的には以下の3つの方法がおすすめです。

  • ダイレクトリクルーティング
  • リファラル採用
  • 採用ミートアップ

ダイレクトリクルーティング 

学生からの認知度が低いために応募が少ないのであれば、考え方を変えてみましょう。

応募を待つのではなく、企業からアプローチをしてみるのも1つの解決策です。

企業からのアプローチができる採用媒体で、おすすめなのがダイレクトリクルーティングです。

ダイレクトリクルーティングは設定した条件を満たした学生と企業を結びつけるため、希望した学生にアプローチができます。

学生からの認知度が低い場合には考え方を変え、自社からアプローチをしましょう。

ダイレクトリクルーティングの活用方法については、下記記事でも詳しく解説しています。よろしければご覧ください。

リファラル採用 

認知度の低さをカバーする方法は他にもあります。

例えば、社員の持つコネクションを通じて、学生にコンタクトを取るリファラル採用です。

リファラル採用は自社社員を通じて、学生にアプローチを取るため、認知度の低さに関係なくコンタクトが取れる方法です。

リファラル採用については、下記記事でも詳しく解説しています。よろしければご覧ください。

採用ミートアップ

よりカジュアルな形式でイベントを開催するのも、学生とのコンタクトにつながる有効な方法です。

例えば、業界研究を目的としたミートアップをおこなえば、同業界を志望する学生も参加しやすいでしょう。

イベントが好評であれば、参加した学生から他の学生へつながりが広がる可能性も期待できます。

学生とのコンタクトに成功した事例 

学生とのコンタクトに成功した事例を解説

SNS以外のツールやサービスを通じて、学生とのコンタクトに成功した企業はあります。

決して高くない認知度にも関わらず、以下の3社は学生とのコンタクトをコンスタントに実現しています。

  • 日本モレックス合同会社
  • 伸和コントロールズ株式会社
  • レボックス株式会社

サービスの利用で学生とのコンタクトに成功【日本モレックス合同会社】 

日本モレックス合同会社は、あらゆる電子機器に欠かせないコネクターを製造販売する企業です。

BtoB企業であるため、学生からの認知度が低い点から生じる、学生との接点の少なさを課題としていました。

日本モレックス合同会社では企業側から学生へアプローチするのがトレンドと感じ取り、ダイレクトリクルーティングを導入。

専門性の高い学生へアプローチできる点に期待を持っていました。

サービスの導入後はマッチの高い学生とのコンタクトに成功しています。

最初は自社に興味のなかった学生も複数の選考を重ねた結果、内定を出すまでに至っています。

参考:検索機能の活用により、自社へのマッチ度が高い学生へのアプローチに成功!

直接オファーで有名大学の学生からの応募が増加【伸和コントロールズ株式会社】 

伸和コントロールズ株式会社は複数の分野に、高品質な精密温調装置を提供するメーカーになります。

高い専門性を持った理系人材の母集団が形成できない点に課題を感じていました。

伸和コントロールズ株式会社では高い専門性を持った学生は応募ではなく、直接オファーすべきと採用方針を変更しました。

サービスを通じた直接オファーの結果、これまで応募がなかった有名大学の学生からの応募が増加

面接の機会も増えたため、これまでの採用活動と一線を画すような結果が出ています。

参考:全国の学生にアプローチ!これまで出会えなかったターゲット学生の母集団形成に成功

マッチング機能を活かした採用で多くの学生を採用【レボックス株式会社】 

世界一の技術力を武器に、レボックス株式会社は光源装置を製造販売している企業です。

大手のネームバリューに敵わず、地元学生以外からの応募は少ない点が課題でした。

ビジネス上での付き合いをきっかけにダイレクトリクルーティングを知り、導入を決定。

ネームバリューに関係なく、自社の魅力が伝えられる点に期待を持っていました。

サービスを導入後はマッチング機能で、希望する多くの学生に出会えています。

多くの学生と出会う中でも、全国の大学から優秀な学生の採用に成功しています。

参考:最上位大学を含めて全国区で学生を採用することに成功

学生とのコンタクトを増やすなら『TECH OFFER』

強い拡散力と情報発信のしやすさを兼ね備えるSNSは、学生とのコネクション作りが苦手な企業の大きな武器となります。

SNSと同様に学生とのコネクションを作る上でおすすめのツールは、ダイレクトリクルーティングです。

中でも理系学生に特化した『TECH OFFER』は専門性を持った学生の採用におすすめです。

『TECH OFFER』では40,000の研究室・教員情報や100万の技術キーワードをもとにデータベースを構築しています。

大規模なデータのため、希望する人物像を持った学生ともマッチングをするでしょう。

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