登録者情報
ニックネーム:ししゃも
大阪電気通信大学 工学研究科 情報工学コース / 23卒

選考企業情報
企業名:綜合警備保障株式会社
職種:R&D職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

志望動機

私はものづくりに興味があり、自分が開発したもので社会に貢献したいと考えています。 防犯カメラの制作がきっかけで防犯システムの開発に興味を持ちはじめました。近年、治安維持が脅かされる中、貴社はオフィスビルや住宅、銀行など、様々な場面で貴社の防犯設備が用いられている点に大変興味を持ちました。 私自身ものづくりを通して、地域だけではなく街全体の治安維持に貢献できることに魅力を感じています。私が大学で研究している画像認識の技術と、貴社のセキュリティシステムの技術を融合し、より品質の高い防犯設備の開発に携わりたいと思い志望しました。

自己PR

私は何事も主体的に取り組むことができます。母校の校内アプリを開発した際に発揮しました。アプリを作ろうと思った理由は、ブラウザでWeb検索する手段しかなく、私自身スマートとはいえないのではないかと判断したからです。そこで、利用者が知りたい情報を素早く確認できるように一からアプリ開発を行った結果、学校関係者の方から好評を頂きました。また、ユーザーインターフェイス(UI)を活用して利用者に配慮した防犯カメラの開発にも自身で取り組みました。今後も何事も主体的に取り組むという強みを生かし、お客様視点を持ちニーズや課題にお応えできる製品開発に貢献したいと考えています。

どういった研究をしているのか?

私が行っている研究は動画圧縮に関する研究です。動画は静止画とは異なり多くのデータ容量を消費します。結果、動画というのはネットワークの帯域を圧迫する要因となっています。現に2022年現在、インターネットの8割を動画像が占めていると言われています。そのため、効率的に圧縮しデータ容量を削減する必要があります。また動画圧縮を行う過程で、画像認識が深く関わってきます。画像認識を用いて、動画中の動いているシーンとそうでないシーンを見分け、動いているシーンのみ用いて圧縮しています。これにより動画像のデータ容量を削減することが可能となります。AV1という最新の動画像圧縮規格の研究を行っています。

研究分野を追求しようと思った理由は何ですか?その技術を今後どう発展させて、どのような効果を見出したいと思っていますか?

理由は動画像の圧縮技術についてやりがいを感じているからです。動画像圧縮技術は、必要不可欠な技術となっています。テレビ放送やブルーレイレコーダ、インターネットを介した動画等、数多くの製品やサービスに動画像圧縮技術が関わっています。また、近年では4Kや8Kなど高精細な映像も登場しています。そのため動画像圧縮に於いては更なる技術向上が必須となってきます。最先端な動画像圧縮技術であるAV1を用いて、さらに教科書に載っていないことに取り組んでいるということに、私自身とてもやりがいを感じています。私が考えた新しい手法を用いて、動画像圧縮技術を向上させ世の中に送り出したいと感じ、研究を続けています。 ーーーーーーーーーー 動画像の圧縮にはいくつかの規格が存在しています。私が研究対象としているAV1という規格以外にも、H.265/HEVCやVP9等が挙げられます。しかし、これらの動画像圧縮規格はAV1と比べて圧縮性能等低いものとなっています。特にH.265/HEVCに関しては特許問題等あり普及が進まず、VP9が多く使われている場面があります。AV1は著作権フリーの動画像圧縮規格なので、今後はAV1に置き換わるのではないかと考えています。それにより、動画像を効率的に圧縮できるようになりネットワークの帯域を減らすだけではなく、サーバで消費される電気も減らすことができるようになるためSDGsに貢献できると考えています。

その技術が当社にどうのように活かせそうですか?

主に画像認識の場面で利用できるのではないかと考えています。特にドローンを用いた犯罪車両の追跡や、服装等を用いた犯人の経路追跡等に活用できると考えています。動画像を圧縮する際、その過程で画像認識の技術が必要となってきます。私の研究では、画素値等をもとに値が大きく偏っていないかを調べ、大きく偏りの部分のみを用いて圧縮をするという、特徴的な部分のみを用いて圧縮する手法をとっています。研究をする中で培ってきた画像認識の技術等貴社で生かせるのではないかと考えています。

なぜ警備業界を選んだのか?

防犯システムの開発に興味を持ちだしたからです。近年、刃物を用いた電車内での事件や、ガソリンや灯油などの危険物を用いた放火事件など多々横行しているなと感じています。日本は諸外国と比べて比較的治安が高いといわれていますが、私はそうではないと考えています。警察等と連携し治安の向上が必要不可欠だと考えています。研究分野を追求しようと思った理由でも記述したことと内容が重複しますが、私自身、新しい技術で世の中に貢献したいと考えています。凶悪犯罪に対抗するため、画像認識等今まで培ってきた技術をセキュリティの分野でも生かしたいと考えています。

各質問項目で注意した点

今まで行ってきた研究内容や学外での活動が、入社後どういった場面で活かせそうかを意識しながら取り組みました。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:1週間以内 結果通知方法:マイページ上