こんにちは。理系就活情報局です。
「地方に住んでいると、OB訪問のためだけに上京できない……」
「首都圏住みに比べて、地方学生は何かと就職活動が不利なんだよなあ」
そんな悩みを持つ理系就活生の方もいると思います。
そこで、今回は地方からの就活にも使えるOB訪問アプリを紹介します!
地方在住でOB訪問をしたいと考えている理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!
OB訪問はアプリ経由がオススメ
アプリなら地方学生でもOBと繋がれる
コロナ禍によって就職活動のスタイルにも変化が訪れたとはいえ、依然として首都圏在住の学生と地方在住の学生の間には、費用や機会などの格差があります。
大手就活サイトに登録して地元の求人数が少ないことに驚いたり、何度も首都圏に行けるわけではない現実を感じたりした方も多いのではないでしょうか?
今回取り上げるOB訪問も、地方学生は首都圏の学生よりもアクションを起こしにくいでしょう。
しかし、OB訪問アプリを活用すれば、地方学生でもOB訪問ができます!
大学に関係なくOBとマッチングできるサービスを活用して、OB訪問をZOOMやSkypeなどのオンラインで完結すれば、地方学生でもOB訪問が可能です。
OB訪問アプリを使うメリット
OBのプロフィールを会う前に把握できる
OB訪問アプリを使うメリット1つ目は、OBのプロフィールを会う前に把握できることです。
卒業生名簿や知人を通じて、直接面識のないOBに依頼する場合、相手の情報をよく知らないまま会うことになってしまいます。
その場合、実際に会ったら志望する仕事内容の担当ではないなど、会ってから初めてミスマッチがわかる可能性も否めません。
OB訪問アプリなら、仕事内容や経歴を初めとするOBのプロフィールが登録されているので、事前に情報を確認した上でOB訪問の依頼ができます。
プロフィールと併せてOBの評判もチェックできるので、きちんと対応してくれそうな人なのかも見極められるでしょう。
OB側も学生のプロフィールを見てからOB訪問を承諾するか決められるため、OB訪問アプリを使用すればミスマッチを防げます。
チャット形式でアポが取れる
OB訪問アプリを使うメリット2つ目は、チャット形式でアポが取れることです。
OB訪問アプリを使えば、メールで何往復もやり取りをすることなく、アポイント獲得までのステップを簡略化できます。
OB訪問アプリはチャット形式で連絡を取り合うため、メールよりもマナーに悩みすぎることもありません。
相手のOBにもよりますが、ほどよくくだけた文章で気軽なやりとりも可能です。
かしこまりすぎることなくフランクにメッセージが送れるので、隙間時間の活用にもなります。アプリによってはメッセージを、テンプレートから選択できるものもあります。
オススメのOB訪問アプリ
大学問わずOB訪問ができる「Matcher」
オススメのOB訪問アプリ1つ目は、大学問わずOB訪問ができる「Matcher」です。
「Matcher」は、出身大学を問わず会いたいと思ったOBにアクションを起こせるのが特長です。
OBとのやり取りはチャット形式で行い、在学大学関係なくOB訪問ができるため、地方学生も利用しやすいアプリです。
OBの「誰かにしてほしいこと」や「誰かと一緒にしたいこと」を叶えることで、就活相談にのってもらうことができるというユニークな魅力もあります。
自分に合うOBとマッチする「ビズリーチキャンパス」
オススメのOB訪問アプリ2つ目は、自分に合うOBとマッチする「ビズリーチキャンパス」です。
「ビズリーチキャンパス」は大学別のサービスで、国内49大学と海外大学が対象となっています。
対象の大学に在籍していなければ使えないというデメリットはありますが、大手企業に勤めるOBの登録も多く、オンラインでOB訪問が可能というメリットが魅力です。
アプリ内のプロフィールを充実させておけば、企業からスカウトを受け取ることも可能です。
選択式メッセージで簡単にやり取りできる「OBトーク」
オススメのOB訪問アプリ3つ目は、選択式メッセージで簡単にやり取りできる「OBトーク」です。
「OBトーク」は、大学を問わず話を聞きたいOBを訪問できるサービスです。
大きな特徴は、OBへメッセージを送るときに「よくある質問」から選択して、気軽にアクションが送れることです。
マナーが気になって悩んでしまうこともなく、スムーズにOBと連絡が取れます。
OBの評判もチェックできるので、事前に信頼できる人か確認できる点も安心です。
マッチングできたら、オンラインでのOB訪問をしたいと伝えましょう。
マッチング後は音声機能で顔出しせずにOB訪問ができる点も、使いやすい理由の一つです。
OB訪問アプリを使う時に気をつけたいポイント
これまで、「OB訪問はアプリ経由がオススメ」から「オススメのOB訪問アプリ」まで解説してきました。
さっそくアプリを活用してOB訪問をしようと思っている方に向けて、最後にOB訪問アプリを使う時に気をつけたいポイントについて解説します。
OB訪問の目的を明確にしておく
OB訪問アプリを使う時に気をつけたいポイント1つ目は、目的を明確にしておくことです。
せっかくアポイントを取っても、「いざ会ったときに何を質問するのか」「どういう話がしたいのか」がぼんやりしたままでは、ただ訪問するだけになってしまいます。
せっかくOB訪問するのですから、HPを検索したり就活四季報を読めば分かる情報ではなく、社内にいる人だからこそ分かる生の情報を引き出しましょう。
事前に質問リストを作成し、順序だてて質問する練習をしておくことをオススメします。
OB訪問の情報に左右されすぎない
OB訪問アプリを使う時に気をつけたいポイント2つ目は、OB訪問の情報に左右されすぎないことです。
同じ大学出身で憧れの志望企業で働いている人であったとしても、OBの話をすべて鵜呑みにすることは控えましょう。
アプリでOBの所属が保証されていたとしても、現在は採用に関わっていない可能性もあります。また、OBの体験談はあくまで当時の状況のものであり、必ずしも現在参考になるとは言えません。
大きな会社であったり、専門性によって部署が分かれる職種であれば、その人が経験していない部署の仕事に触れる機会は少ないものです。
OB訪問で得た情報はあくまで参考程度に取り入れて、過剰に信頼しすぎないことが重要です。
オンライン通話や昼の時間に会う
OB訪問アプリを使う時に気をつけたいポイント3つ目は、オンライン通話を活用するか昼の時間帯に会うことです。
OBの所属をきちんと確認するアプリも増えていますが、過去にはOB訪問を悪用した事件が起こっています。
性的暴力などの加害行為を受けないためにも、安全管理を徹底しましょう。
OB訪問をオンライン通話で完結させれば、交通費や食事代もかかりません。
相手が多忙な場合はオンラインで完結すれば先方の負担も軽くなるので、一度提案してみてください。
実際に会う場合は、できるだけ昼間の時間に設定しましょう。もし「どうしても夜遅い時間しか予定が合わない」と言われた場合は、性別関係なく丁重に断りましょう。
関連記事:理系就活生がOB・OGと会う方法!メリットや面談時のマナーについて解説
まとめ
アプリを使用すれば、地方学生でもOB訪問ができます。
アプリ経由のOB訪問には、OBのプロフィールを事前に確認できたり、口コミを確認したりできるというメリットもあります。
普段の生活では出会うことのない社会人と接することで、就職活動の課題や目標が生まれてくるはずです。
就活が多様化している現在だからこそできる方法を活用して、「地方在住だから……」と諦めず、積極的にアクションを起こしましょう!