理系学生がOB・OGと会う方法!メリットや面談時のマナーについて解説

就職活動はやはり自力だけで行うと難しいと感じることが多くあるかと思います。
そのような際に皆さんの助けになってくれるのがOBOG、また、リクルーターという存在になります。
彼らに会う際は社会人として必要なマナーを抑え、相談してみてください!

目次

  • 理系就活におけるOB・OG訪問事情
  • 理系学生がOB・OGと会うメリット
  • OB・OGと会う際はマナーに気をつけよう
  • これだけは知っておきたいポイント

就活を始めてしばらくすると、周囲からちらほらと聞こえてくる「OB・OG訪問」。

「相談に乗ってくれそうなOB・OGが見つからない」

「見ず知らずの社会人OB・OGに会うのは緊張する」

「そもそもOB・OG訪問ってしないとだめなの?」

この記事では、上記のような悩みを抱える理系就活生の皆さんに向けて、理系就活におけるOB・OG訪問事情と訪問ノウハウについて、詳しく解説していきます。

理系就活におけるOB・OG訪問事情

まずは、理系就活におけるOB・OG訪問事情について、基本的な考え方を理解しましょう。

理系学生はリクルーター制度を活用しよう

実は、理系就活においてOB・OG訪問は必須ではありません。理系学生の場合、大学の就職支援や研究室のコネクションを活用することで、比較的容易にOB・OGとの面談が可能だからです。

理系学生がOB・OGと会える機会の一つに「リクルーター制度」が挙げられます。

リクルーター制度とは、企業の担当者が大学や研究室を訪問し、優秀な学生と直接コンタクトを取る採用活動の一環です。入社数年目の若手社員がリクルーターとして派遣されることが多く、同じ大学出身のOB・OGであることが一般的です。

研究室と企業間の繋がりで、直接研究室を訪問するOB・OGリクルーターの他、大学側や各専攻側がリクルーターを招き、就活イベントを開催するケースもあります。

つまり、理系の場合は自らOB・OGへの訪問を打診するよりも、リクルーターとして派遣されてきたOB・OGへコンタクトを取る方が有効といえます。まずは大学の就活課やキャリアセンターに、大学主催の就活イベントについて確認してみるとよいでしょう。

とはいえ、特定企業のリクルーターとどうにか会いたい時は就職課などにリクルーターと連絡が取れるファイルが就職課に置かれてある場合があるので確認してみましょう。

リクルーター制度についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

参考:リクルーターとは何か?付き合い方や面談の攻略方法を解説します!

研究室の先輩OB・OGには会っておくといいかも

理系の就活生がリクルーター以外にOB・OGと会う方法として、研究室の先輩OB・OGにコンタクトを取る方法があります。

比較的アポイントが取りやすく、快く協力してもらえる可能性が高いといえます。

自分と同じ専攻を持つ先輩OB・OGですから、就活に役立つ有効なアドバイスをもらえるでしょう。

志望する企業に、運よく研究室の先輩OB・OGが在籍していた場合、企業の実態を知る絶好の機会といえます。是非会っておくことをおすすめします。

OB・OG訪問サービスの活用

大学主催のイベントや研究室経由でOB・OGと会えない場合、OB・OG訪問の支援サービスを活用する方法もあります。

OB・OG訪問の支援サービスとは、人材採用系の企業が運営するプラットフォームを経由して、就活生とOB・OGとのマッチングを行うサービスです。Matcherビズリーチ・キャンパスなどが有名な他、一部の就活カフェなどでも類似のサービスが運営されていますが、日時調整などの手間などをかけて就活をする理系学生はそれほど多くないようです。

職種や大学名の検索によって、希望の条件に合ったOB・OGとの訪問アポイントの依頼が可能です。母校のOB・OGはもちろん、有名企業で働く社会人の先輩からアドバイスをもらうことができます。

志望する企業の情報の他、エントリーシート(ES)の添削や就活への漠然とした悩みなど、受けられるアドバイスは多岐に渡ります。興味のある人はOB・OG訪問サービスを利用してみるのも一つですが、相手に「会いたい」と思ってもらうためにレジュメをたくさん書かなければいけないということなどもあり、なかなか大変かもしれません。


理系学生は研究や授業で時間の使い方をうまく行う必要があることから、出来るだけ自身のアドバンテージを活かして、研究室などの人脈を使うのが良いと考えられます。

理系学生がOB・OGと会うメリット

次に、理系学生がOB・OGに会うことで、具体的にどのようなメリットが得られるかについて解説します。

募集要項ではわからない内情を聞ける

OB・OGと会う最も大きなメリットは、募集要項や企業のホームページかでは得られない、企業の内情や実態について話を聞けることです。

仕事の内容や社員の方の人柄、大学での経験がどのように活きているかなど、面接での話題作りになる他、企業研究の質を高める上でも役に立ちます。

OB・OGの方が就活していた当時の経験から、書類選考や面接での評価に繋がる具体的なアドバイスが得られるでしょう。

また、残業の有無や有休消化の実情など、面接官には聞きづらい質問ができる点も、OB・OGとの面談における魅力の一つです。

就活のモチベーションアップにつながる

OB・OGは、当然ながら数年前に就活を経験しています。就活の苦労を乗り越え、現在社会人として活躍するOB・OGの体験談は、就活を続けるためのモチベーションアップに繋がります。

OB・OGは、企業側と就活生側、両方の立場が理解できる存在です。

就活開始から入社までの全体の流れを理解し、自分が社会人として働く姿をイメージする上で、OB・OGとの面談は重要な機会といえます。

ミスマッチを事前に防げる

OB・OGから企業の内情を聞くことで、自分の想い描く働き方と実際の業務のギャップに気づける点も、OB・OG面談の利点の一つです。

企業や職種に対する漠然としたイメージで就活をしていた場合、「思っていたような仕事ではないかも」「もっと他の企業もしっておいたほうがいいな」などの気づきを得られます。

選考が本格的に進む前にOB・OGと会っておくことで、事前にミスマッチが防げるメリットがあります。

OB・OGと会う際はマナーに気をつけよう

実際にOB・OGと会うことになった場合、気を付けるべきマナーについて解説します。

服装はリクルートスーツが無難

個別の面談でOB・OGと会う場合、服装はリクルートスーツが適切です。採用選考への影響の有無に関わらず、面接の一種と考えて臨むことをおすすめします。就活用バッグや筆記用具も、忘れずに持参してください。

大学主催のリクルーター系イベントなどで「普段の服装でOK」とされた場合でも、ジャケットにスラックスなど、なるべく小ぎれいなビジネスカジュアルを心がけましょう。

社会人としての礼節を忘れずに

OB・OGの方は年齢も近いため、話が盛り上がれば打ち解けた雰囲気になるでしょう。話を聞く上でのアイスブレイクは必要ですが、相手は社会人です。馴れ馴れしい態度や言動は控え、礼節を持って接することを心がけてください。

面談終了後には、お礼のメールも忘れずに。参考になったお話や就活への意気込みを沿えて感謝の気持ちを伝えましょう。

相手の都合に合わせるのが大前提

リクルーター含むOB・OGは、就活生のために貴重な時間を割いてくれています。

面談を調整する際は、複数の候補日や時間、集合場所を提示するなど、相手の都合に合わせる姿勢が重要です。

リクルーターのOB・OGは、複数の研究室を回る都合上スケジュールがタイトな可能性が高いといえます。訪問時にいきなり長時間の相談はせず、詳しく話を聞きたい場合は、あらためて面談を設けてもらえるか確認してみましょう。

なお、OB・OGとメールでやり取りする際は、タイトルの付け方にも工夫が必要です。

具体的には、「OB・OG訪問のお願い(〇〇大学、名前)」のように、用件+自分の名前を付け、メールを開かずに内容がある程度理解できるタイトルが好ましいとされています。

人事を紹介してほしいなどの要望は当然NG

OB・OG面談の目的は、人事担当者とのコネクション作りではありません。OB・OGは採用担当者ではありませんし、リクルーターだった場合でも、採用に関する直接的な権限を持っているケースはまれでしょう。

「人事を紹介してほしい」「候補者として推薦してほしい」といった要望は通らない上、相手に対して失礼に当たります。

OB・OGとの面談は、あくまで企業研究や面接の話題作りの一環として活用するようにしてください。

目的や質問リストの準備はしっかりと

OB・OG面談の機会が得られたら、事前準備はしっかりと行いましょう。

聞いてみたいことは色々あると思いますが、その場の思い付きで質問するのではなく、あらかじめ質問リストを作っておくことをおすすめします。

OB・OG面談で聞いておきたい質問例をいくつかご紹介します。

就活中の経験

・ご入社された動機について教えてください。
・同業界の中で、御社を選んだ決め手は何でしたか。
・就活中にやっておいて良かったことがあれば教えてください。
・エントリーシート(ES)作成へのアドバイスがあればお願いします。

入社後の経験

・現在はどのような業務を担当されていますか。

・入社して良かったことについて教えてください。

・就活中と入社後で感じたギャップがあれば教えてください。

・仕事のやりがいは何ですか。

・仕事に大変さを感じるのはどんなときですか。

会社の実態・雰囲気について

・一日の業務の流れについて教えてください。
・差し支えなければ、残業時間と有給消化率を教えていただけますか。
・御社で活躍できる人材には、どのようなスキルが必要だと思いますか。
・御社に向かない人材は、どのような人材だと思われますか。
・上司の方や先輩とは、どのようなお付き合いをされていますか。
・社内イベントについて教えてください。

注意点として、募集要項やホームページに載っている情報はあらかじめ調べておくようにしてください。限られた時間を有効に活用するために、OB・OGにしか分からない話を聞きましょう。

また、用意した質問をすべて聞けるとは限りません。面談の前に、質問リストに優先順位をつけておくことをおすすめします。

これだけは知っておきたいポイント

理系のOB・OG面談に関する実情について解説しました。

この記事でしっておくべきポイントは以下の3つです。

・理系の場合、OB・OG面談の機会として、リクルーター制度を活用する

・OB・OGに会う際は、社会人として礼節のある態度を心がける

・OB・OGに会う前には、質問リストの作成などの事前準備をしっかりと行う

この記事が、現在就活中の理系学生の皆さんにとってお役にたてば幸いです。

  • 監修
    株式会社テックオーシャン
    人工知能やビッグデータを駆使し、理工系人材領域における採用ベストマッチングを生み出すHR Tech企業です。 理工系学生専門のオファーがもらえる就活サービス「TECH OFFER」と、大型イベントから1on1面接まで、気軽に企業と出会えるカジュアル就活サービス「TECH MEET」を運営しています。