理系女子として就活を始めると、不安を感じる場面があります。周囲に相談相手が少なく、情報収集に悩む人もいるでしょう。

一方で、近年は女性エンジニアや女性研究職の需要が高まっています。理系人材そのものが不足していることもあり、理系女子は企業から高く評価される傾向があります。

特にIT・化学・食品・医療機器・インフラなどの分野では、女性視点を生かした商品開発やチームづくりを重視する企業も増えてきました。

ただし、理系女子ならではの悩みや失敗パターンがあることも事実です。研究と就活の両立や、将来の働き方への不安を感じる学生も少なくありません。

本記事では理系女子に人気の就職先や職種、平均年収、就活で感じやすい悩みについて解説します。食品・IT・化粧品などの人気業界から、研究開発職・システムエンジニア・データサイエンティストなどの職種まで紹介するので、参考にしてください。

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就活における理系女子の強み

就活における理系女子の強み

理系女子は、就活市場で高い需要があります。専門知識に加え、多様性を重視する採用方針も追い風です。

ここでは、理系女子が就活で有利になりやすい理由を解説します。

理系は女子の割合が少ない

理系学部は、現在も男子学生の割合が高い傾向があります。令和3年度の内閣府の調査でも、入学者に占める女性比率の全国値は理学分野で30.2%、工学分野で15.2%と未だ少ないのが現状です。

一方、企業側は、イノベーションの創出や事業進展に向けて多様な視点を持つチームづくりを重視するようになりました。女性エンジニアや女性研究職を積極採用する企業も増加中です。絶対数の少ない理系女子を、多くの企業が求めている、という構造になっているのです。

学校推薦や研究室推薦でも、企業側が女子学生を希望した場合、母集団が少ないために、選ばれる可能性も高くなる傾向があります。

専門性やコミュニケーション力を備えた理系女子は、企業にとって貴重な存在です。少数派だからこそ、専門性を強みとして評価されやすいと言えるでしょう。

女性ならではの視点が求められている

多様なユーザーの課題を捉える視点が求められていることも、理系女子が就活で評価されやすい理由の一つです。理系職種では、研究開発・品質管理・商品設計などを通じて、利用者の行動やニーズをデータや仮説に落とし込む力が求められます。そのため、多様な視点を持つ人材は、企業にとって商品改善や新規開発に貢献できる存在と評価されやすいです。

たとえば、食品・化粧品・医療機器などの分野では消費者の使いやすさや安全性、生活シーンに合わせた機能性を細かく検証する姿勢が重視されます。専門知識に加えて利用者目線で課題を発見し、チーム内で意見を共有できる人材は、研究職・開発職・技術職のいずれでも評価されやすいでしょう。

女性活躍推進法などにより就職倍率が低下傾向

近年は、女性活躍推進を重視する企業が増えています。理系女子を対象とした採用枠を設ける企業もあります。

政府は、東証プライム市場上場企業を対象に、2030年までに女性役員比率を30%以上とする目標を掲げるなど企業の女性登用を促しています。また、2026年4月1日施行の改正女性活躍推進法では、従業員101人以上の企業に対し、女性管理職比率などの公表義務が拡大されました。

さらに、見ておきたいのが理系人材全体の不足の影響です。DXやAI活用が広がる中、エンジニアや研究職の需要は年々高まっています。

女性ならではの発想力やコミュニケーション能力を求めて、理系女子の採用を強化する企業も増えてきました。特にIT業界やメーカーでは、女性技術者の採用強化が進んでいます。

その結果、女性技術職の採用を強化する企業が増えており、理系女子にとって応募先の選択肢は広がりつつある状況です。

理系分野で女子学生の割合がまだ少ないことに加え、企業側でも多様な人材の採用・育成を重視する動きが広がっています。そのため、理系女子は専門性を活かせる就職先を見つけやすくなっていると考えられます。

参照:「共同参画」2024年2月号|内閣府男女共同参画局

理系女子に人気の業界ランキング

理系女子に人気の業界ランキング

理系女子が就職先を選ぶ際、専門性を活かしつつ、長期的にキャリアを築けるかどうかを含めて考えることが重要です。

ここでは、ダイヤモンド社、マイナビ・NIKKEI、産経新聞社・WORKS JAPANの就職人気企業ランキングをもとに、理系女子から人気の高い業界トップ5を選出しました。ランキング上位に複数の企業が入っていること、理系の専門性を活かしやすいこと、長期的なキャリア形成につながりやすいことを基準に整理しています。

順位ダイヤモンド2027年卒就職人気企業ランキングマイナビ・NIKKEI
2027年卒版就職企業人気ランキング
産経新聞社・WORKS JAPAN 共同調査2027年卒就職人気ランキング
1丸紅味の素ソニーグループ
2伊藤忠商事明治グループ資生堂
3三井物産カゴメ味の素
4住友商事サントリーグループNTTドコモ
5森ビル
アサヒグループ、Sky、ニトリ
富士通
6三菱商事NTTデータグループ・NTTデータ・NTTDATA Inc.
7三菱地所デンソー
8全日本空輸(ANA)日清食品NTT西日本
9三井不動産ロッテ明治グループ
10NTT都市開発KDDIコーセー
11三井住友銀行ヤクルト本社花王
12三菱UFJ銀行資生堂サントリーホールディングス
13Skyダイキン工業NTT東日本
14日本航空(JAL)森永乳業キヤノン
15東日本旅客鉄道(JR東日本)伊藤園旭化成
16伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)キユーピー第一三共
17野村證券森永製菓野村総合研究所
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
18東京建物キヤノンセガ
19NTTデータグループ・NTTデータ・NTTDATA Inc.
野村総合研究所
トヨタ自動車
20シャトレーゼホールディングス三菱商事

出典:就職人気企業ランキング27年卒【理系女子・ベスト50】
出典:2027年卒版就職企業人気ランキング
出典:大学生が選ぶ27年卒業就職人気企業ランキング

1位:食品業界

食品業界は身近で親しみやすく、研究開発の成果がダイレクトに商品の形になるため、社会貢献が見えやすいのが特徴です。そのため、理系女子から人気の高い企業として、以下のような食品・飲料メーカーが多くランクインしています。

  • ・味の素
  • ・明治
  • ・キユーピー
  • ・森永乳業
  • ・森永製菓
  • ・ロッテ
  • ・サントリー

食品業界では化学・農学・生物系の知識を活かし、研究開発・品質管理・商品開発などに携われます。消費者に身近な商品を扱うため、自分の研究や分析が製品として形になりやすい点も魅力です。産休や育休の取得実績が豊富で、女性が長くキャリアを築ける環境が整っています。

2位:IT・通信業界

IT・通信業界は理系女子にも高い人気のある業界です。以下のようなIT・通信系企業が、複数のランキングでランクインしています。

  • ・NTTデータ
  • ・NTTドコモ
  • ・NTT東日本
  • ・伊藤忠テクノソリューションズ
  • ・Sky
  • ・野村総合研究所

IT・通信業界では、情報系だけでなく、数学・物理・統計・機械系の知識も活かせます。システム開発・AI・データ分析・インフラ設計など活躍領域が広く、専攻を問わずキャリアの選択肢を広げやすい業界です。

また、在宅勤務やフレックスタイム制を導入する企業が多く、柔軟な働き方が可能です。多くの企業が性別を問わず、実力次第でスピーディーにキャリアアップできることも人気の理由でしょう。

3位:化粧品業界

「資生堂」や「コーセー」、「花王」など、化粧品業界も理系女子から高い人気を集めています。

化粧品業界では、化学・生命科学・薬学系の知識を活かし、成分研究・処方開発・安全性評価・品質管理などに携われます。美容への関心だけでなく、科学的な根拠をもとに商品価値を高められる点が理系学生にとっての魅力です。特に研究開発職や商品開発職など、高度な専門知識を求められる職種が充実しており、研究職志望の理系女子から特に支持されています。

また、女性の割合が多いことから産休や育休の取得実績が豊富で、女性が長くキャリアを築ける環境が整っているのもポイントです。

4位:総合商社

ダイヤモンド社が発表した「就職人気企業ランキング27年卒【理系女子・ベスト50】」では、1位から4位を以下の総合商社が占めています。

  • ・丸紅
  • ・伊藤忠商事
  • ・三井物産
  • ・住友商事

商社というと、かつては文系職のイメージが強いものでした。しかし、現代の総合商社が扱う事業は国内外のインフラ・プラント・エネルギー・医療など幅広く、専門性の高いものです。そのため、専門知識や論理思考を備えた理系人材が広く求められるようになっています。

就活生にとっても、総合商社の仕事内容に加えて、高い給与水準や福利厚生は魅力的です。女性のライフステージに応じたキャリア支援制度(産休・育休・時短勤務など)も手厚く、理系女子に高い人気を持つ業界となっています。

5位:電機・精密機器業界

日本を代表する最先端ものづくり企業であるソニーやキヤノン、デンソー、富士通がランクインしています。

電機・精密機器業界では、機械・電気電子・情報・物理系の知識を活かし、設計開発・生産技術・品質保証・ソフトウェア開発など幅広い職種を目指せます。製品の性能や安全性に直結する仕事が多く、専門性を磨きながらキャリアを築きやすい点が魅力です。

近年は女性技術職の採用も増えています。女性技術者の育成やキャリア支援に注力している企業も多く、福利厚生や育児休業などの制度が整っていることも、多くの理系女子に人気の理由でしょう。


理系女子に人気が高いのは、高い給与に加え、「自身の専門性が活かせる」「長く働き続けられる制度が整っている」企業とまとめられます。自分自身のキャリアを考える場合は、現在の専門・専攻と合わせて、多くの人が重視するポイントを踏まえて検討しましょう。

理系女子に人気の職業ランキング

理系女子に人気の職業ランキング

職種選びは、日々の業務内容だけでなく、将来のキャリアパスや平均年収にも直結します。ここでは、理系女子に人気のある職種として、以下を紹介します。

  • ・研究開発職
  • ・システムエンジニア
  • ・品質管理・生産技術職
  • ・データサイエンティスト・AIエンジニア
  • ・技術営業

1位:研究開発職

大学での研究経験を最もダイレクトに活かせるのが、研究開発職です。上記の人気企業ランキングでも、以下のような企業が研究職採用を実施しています。

  • ・味の素
  • ・明治
  • ・第一三共
  • ・旭化成
  • ・花王
  • ・資生堂

新しい素材や技術の発見、新商品のシーズを生み出す魅力的な仕事で、知的な探求心を仕事を通じて体現でき、多くの理系女子が第一志望に掲げています。専門性が高く評価されるため、専門性を追求したい理系女子に人気の高い職業です。

食品メーカーや化学メーカー、医薬品メーカーなどで活躍するケースが一般的です。自らの研究成果が製品や技術として社会に貢献するため、大きなやりがいを感じられます。

メーカーにおける研究開発職の平均年収は、約550万円から800万円程度です。

2位:システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、IT業界を中心に高い需要が続く職業です。システムエンジニアの活躍フィールドとして、以下のような企業があります。

  • ・NTTデータ
  • ・Sky
  • ・伊藤忠テクノソリューションズ
  • ・NTT東日本
  • ・KDDI

システムエンジニアの業務領域は非常に広く、プログラミング作業から開発チームのマネジメントまで幅広い仕事があります。そのため、自分自身のキャリアパス次第でAIエンジニアやインフラエンジニアなど、さまざまな方向性に進めることも魅力の一つです。

文系からシステムエンジニア職に就く人も多くいますが、大学・大学院で知識やスキルを備えていれば、早くから専門的な領域で活躍できます。

さらに、近年は女性エンジニアの採用を強化する企業が増えている点も特徴です。リモートワークやフレックスタイム制度を利用しやすい企業が多いのも、続けやすさにつながります。

平均年収は約450万〜800万円程度とされています。将来性と働きやすさを両立しやすい職業といえるでしょう。

3位:品質管理・生産技術職

製品の安全性を保証し、工場の製造ラインを効率化・最適化する仕事です。ランキング入りしている食品メーカーや製薬メーカー、化学メーカー、電子機器メーカーなどで需要が高い職種です。

ミスが許されない精密な作業や、データを分析して改善を繰り返す能力が必要とされます。機械・電気・電子・化学を専攻する理系女子に人気があります。

平均年収は約450万円から600万円程度で、安定した需要があるため転職にも困りません。 

4位:データサイエンティスト・AIエンジニア

データサイエンティストやAIエンジニアは、AIやビッグデータを活用して、企業の経営判断や新規事業開発を支援する重要な役割を担う仕事です。

現在ではIT業界だけでなく、食品、製薬、メーカーでも需要が急増しています。

統計学や数学、情報科学などの知識を活かしたいと希望する理系女子に人気があります。需要が急速に拡大していることから、高い年収水準も特徴です。

平均年収は約700万~900万円とされています。今後、AIが事業に浸透するにつれ、さらに需要が高くなることが予想されるため、安定性を求める理系女子に人気があります。

5位:技術営業(セールスエンジニア)

技術営業は、技術知識とコミュニケーション力を生かせる職業です。顧客の課題を理解し、自社製品や技術を提案します。理系出身者ならではの専門知識が評価される場面も少なくありません。

ランキングでも「ダイキン」や「キヤノン」、「NTTグループ」など、技術系メーカーのBtoB部門では、専門知識を持った技術営業が活躍しています。

技術営業は、高い専門性と技術知識、コミュニケーション能力を活かせる職種として、理系女子の人気が高くなっています。

平均年収は約500万〜800万円程度です。

理系の専門性を武器にできる職種は、全体的に平均年収が高く、自立したキャリアを築くのに適しています。

理系女子が就活で感じやすい悩み

理系女子が就活で感じやすい悩み

理系女子は就活で有利な面がある一方、不安を感じやすいポイントもあります。

事前に悩みを知り、対策を考えておくことが大切です。ここでは、理系女子によく見られる悩みを紹介します。

研究と就活の両立が難しい

理系学生の多くは、卒業研究や研究室活動に多くの時間を費やします。実験やデータ分析が長引くこともあり、説明会や選考への参加が負担になるケースも少なくありません。特に大学院生は学会発表や論文執筆と就活時期が重なることがあります。

そのため、「企業研究まで手が回らない」「エントリー数を増やせない」と悩む学生もいます。

逆に、説明会への参加やエントリーシートの作成に力を入れすぎて、研究が疎かになることもあります。

こうした場合は、研究室の予定を先に把握したうえで、説明会・ES提出・面接対策の時間を週単位で確保しておくことが大切です。加えて、効率的に企業と出会えるサービスを活用することも有効です。TECH OFFERに無料登録し、研究内容やスキルを登録するだけで、自分に合った企業からスカウトが届きます。

自分で多くの企業を探す必要がないため、研究活動と就活を両立しやすくなります。研究が忙しい理系女子ほど、「自分で探す企業」と「スカウトや推薦で出会う企業」を分けて考えると、限られた時間でも就活を進めやすくなります。

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将来のライフイベントとキャリアの両立が不安

理系女子の中には、将来の働き方に不安を感じる人もいます。結婚や出産、育児などのライフイベントと仕事を両立できるか心配になることもあるでしょう。

特に研究職や技術職は専門性が高いため、一度キャリアを中断すると復帰が難しいのではないかと考える人もいます。

しかし近年は、女性活躍推進に取り組む企業が増えています。育児休業制度や時短勤務制度、在宅勤務制度などを整備する企業も少なくありません。

就活では仕事内容だけでなく、以下のような制度・実績も確認しておくことが大切です。

  • ・女性社員比率
  • ・育休取得実績
  • ・育休後の復職率
  • ・女性管理職比率
  • ・在宅勤務制度
  • ・時短勤務制度

また、採用ページだけでは分からない場合は、説明会やOB・OG訪問で以下を確認しておくと安心です。

  • ・女性技術職のキャリア事例はあるか
  • ・育休後に研究職・技術職へ復帰している社員はいるか
  • ・転勤や勤務地の希望はどの程度考慮されるか

理系女子の悩みの多くは、情報収集と事前準備によって解消できます。

理系女子にありがちな就活の失敗パターン

理系女子にありがちな就活の失敗パターン

理系女子は需要が高い一方、就活の進め方によってはチャンスを逃してしまうことがあります。よくある失敗を知り、早めに対策しておきましょう。ここでは、理系女子が陥りやすい失敗パターンを紹介します。

特定の企業に絞り込んでしまう

理系学生は、研究内容と企業の事業内容の関連性を重視する傾向があります。そのため、志望企業を早い段階で数社に絞ってしまうかもしれません。

しかし、同じ専門知識を生かせる企業は想像以上に多く存在します。たとえば、化学系学生の場合、化学メーカー以外に以下のような企業・職種も選択肢になります。

  • ・食品メーカーの品質管理
  • ・化粧品メーカーの処方開発
  • ・医薬品メーカーの研究開発
  • ・素材メーカーの生産技術

選択肢を狭めすぎ、自分に合った企業との出会いを逃してしまうことのないようにしましょう。まずは幅広い業界や企業に目を向けることが大切です。

女性比率が低い職種の選考を受けてしまう

仕事内容だけを見て応募し、職場環境を十分に確認しないと、「こんなはずではなかった」と入社後の後悔につながるケースもあります。

特に一部の技術職では、女性社員の割合がまだ低く、男性中心の古い企業文化が残っている場合があるため、幅広い情報収集が必要です。

女性比率が低い企業でも、女性を増やそうと注力しているところは多くあります。しかし、ロールモデルとなる先輩社員が少ない企業では、キャリア形成の面でも困難があるかもしれません。

企業説明会や採用サイトでは、女性社員比率や女性管理職比率なども確認しておきましょう。働く環境まで含めて企業を選ぶことが重要です。

グループディスカッションや面接対策が不十分

理系学生は研究活動が忙しいため、選考対策の時間を十分に確保できないことがあります。特にグループディスカッションや面接は、研究能力だけでは評価されません。自分の考えを分かりやすく伝える力や、他者と協力する姿勢も重視されます。

研究内容の説明に慣れていても、就活の場で伝える際は、以下の点まで整理しておく必要があります。

  • ・研究の背景
  • ・自分の役割
  • ・工夫した点
  • ・失敗から改善したこと
  • ・企業でどう活かせるか

大学のキャリアセンターや模擬面接を活用し、「研究内容を1分で説明する練習」「専門外の人にも伝わる言い換え」「学生時代に力を入れたことの整理」を進めましょう。

特に、数人が必要なグループディスカッションの準備はむずかしいものです。友達と協力しながら、対面やオンラインで模擬グループディスカッションを計画するなど、工夫してください。

選考対策を後回しにせず、早めに経験を積むことが成功への近道です。理系女子の就活では、専門性だけでなく企業選びや選考準備も重要なポイントになります。

理系女子の就職に関するよくある質問

理系女子の就職に関するよくある質問

就活を始めるにあたって、多くの学生が抱く疑問をQ&A形式でまとめました。不安をクリアにして、自信を持って就活に臨みましょう。

Q1.理系女子が文系職種に就職することは可能?

可能です。実際に、総合職や営業職、企画職などで活躍する理系女子は多数います。数字に強い点や、論理的なプレゼンテーションができる点は文系職種でも大きな武器です。「理系だから技術職しか選べない」という固定観念は、捨てるべきと言えます。

Q2.理系女子の平均年収は?

文系女子と比較して、理系女子の平均年収は高くなる傾向にあります。高度な専門技術を要する職種や、資格が必要な仕事に就くケースが多いためです。20代後半の段階で、文系出身者と数十万円以上の差がつくことも珍しくありません。

文系・理系の年収を比較した公的な調査が少ないため、データとしては古いのですが、2015年の京都大学社会学年報には、以下の数値が提示されています。

2015年の京都大学社会学年報

(出典:理系の誰が高収入なのか?|京都社会学年報 第23号

Q3.なぜ理系女子は少ない?

日本の理系の女性率は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の中でも最低であり、理系女子の少なさの原因は、これまでにもさまざまに分析されてきました。

主な要因は、「理系は男性のもの」という固定観念やジェンダーイメージ、ロールモデルの不足などです。しかし、教育改革や雇用環境の変化により、その傾向は今後変化していくことが予測されます。

また、社会的なニーズも高まっており、今後はさらに比率が上昇すると予想されます。

まとめ

理系女子はその高い専門性と論理的思考力から、就活市場で非常に高く評価されています。食品業界やIT業界など、女性が長く活躍できる優良な選択肢も豊富に用意されている状況です。

しかし、理系女子にとって最大のネックとなるのが、思うように就活の時間が取れない点です。限られた時間の中で理想のキャリアを掴むためには、いかに効率よく時間配分し、スケジューリングしていくかが勝負の分かれ目となります。

そこでおすすめなのが、理系特化型のスカウトサービス「TECH OFFER」です。

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まずは無料登録を済ませ、スカウトを待つ効率的な就職活動をスタートさせましょう。

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