こんにちは。理系就活情報局です。

理系就活学生にとって、企業や職種を選択する上で、年収に注目している方もいるのではないでしょうか。

「出身大学によって、平均年収はどのように違うのだろうか?」

「高収入を狙うには、どんな選択をしたらいいのだろうか?」

今回は、年収に着目している理系学生に向けて理系出身者の年収について解説していきます。

また、理系学部別・職種別年収ランキングを紹介し、高年収の企業に内定するためにしたいことも解説します。年収を重視する理系就活生は是非参考にしてみてください。

大学別平均年収ランキング

大学別平均年収ランキング

まず、大学別の平均年収ランキングを見ていきましょう。以下では「Sincereed」の2025年最新版データを基に文系大学を除き、理系学部を持つ大学の上位校を抽出しました。

順位大学名平均年収
1東京大学1266.9万円
2京都大学1122.4万円
3慶應義塾大学1117.0万円
4大阪大学1064.8万円
5神戸大学1049.5万円
6東京工業大学1043.6万円
7早稲田大学1028.1万円
8九州大学952.7万円
9横浜国立大学946.9万円
10上智大学913.6万円

※出典:Sincereed「大学別平均年収ランキング」(2025年版)より、文系大学を除外して作成

トップの東京大学や京都大学は研究機関としての評価も高く、大手メーカーの研究開発職など高年収なキャリアに進む理系学生が多いと予想されます。そのため、年収のが平均値を押し上げられていると考えられます。ランキングを参考にしつつ、「自分の専攻がどの業界で評価されるか」の視点を持ちましょう。

理系の平均年収と初任給の実態

理系の平均年収と初任給の実態

理系学生の就活では、「理系は年収が高い」「初任給が良い」というイメージを持たれがちです。実際、専門知識や技術を活かす職種が多い理系は、文系と比べて初任給や年収水準が高くなりやすい傾向があります。

ただし、理系と一括りにしても大学や専攻分野、学部卒か院卒かによって状況は大きく異なります。以下では理系全体の年収相場を整理しつつ、就活生が知っておきたいポイントを解説します。

総合・国公立・私立の理系平均年収

大学別の平均年収データを見ると、国公立大学出身者は私立大学出身者よりも平均年収が高い傾向にあります。上記の差が生まれる主な要因として、大学院進学率と就職先の職種構成の違いが挙げられます。

難関国公立大学の理系学部は、8〜9割が大学院へ進学するケースも珍しくありません。院卒者は学部卒者に比べて初任給が高く設定されているほか、大手メーカーの研究開発職や高度な専門性が求められる技術職に就く割合が高いです。そのため、結果として平均年収が押し上げられていると考えられます。

一方で、私立大学出身者であっても情報系や電子工学系など市場価値の高い専攻出身者は高収入を得ているケースも多々あります。大学の種別だけでなく、「どの専門性を磨いたか」が重要です。

文系と理系の年収・初任給の違い

文系と理系の年収・初任給の差については、男女を分けずに集計した調査でも一定の傾向が確認されています。

日本家計パネル調査(JHPS)を用いた分析では、理系出身者は文系出身者より平均年収が高い傾向です。背景には、理系が技術職・研究職・専門職として採用されやすく、職務と賃金が結びつきやすい点があります。

初任給についても同様で、理系が多く含まれる技術系職種は文系中心の事務・営業系職種より初任給が高めに設定されるケースが一般的です。こうした差は、性別というよりも職種構成と専門性の違いによるもので、理系の優位性は専門知識が賃金に反映されやすい構造にあるといえます。

参考:理系出身者と文系出身者の年収比較 -JHPS データに基づく分析結果-|独立行政法人経済産業研究所

学部卒と院卒の年収の違い

学部卒と院卒では、初任給・平均年収のいずれにも一定の差が見られます。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、大学院卒の初任給は大学卒より月額で3〜4万円程度高い水準です。

また、生涯賃金や平均年収でも大学院卒は大学卒を上回る傾向が示されています。理系分野において大学院卒が研究開発職や高度専門職として採用されやすく、職務の専門性が賃金に反映されやすいためです。

一方で、すべての分野で年収差が大きくなるわけではなく、業界や企業、職種によっては学部卒との差が小さい場合もあります。そのため、専門性を高め、キャリアの選択肢を広げた結果として年収上昇につながる可能性があると捉えましょう。

参考:令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

業界別平均年収ランキング

業界別平均年収ランキング

理系学生が活躍する主要な業界の平均年収をランキング形式で紹介します。

順位業界平均年収
1医療・ヘルスケア・製薬約1,030万円
2科学・技術研究開発約827万円
3IT・ソフトウェア約680万円
4金融・保険(専門職)約652万円
5エンジニアリング・製造約600万円

※各種公開データおよび業界統計を基に作成

上位には医療・ヘルスケア・製薬や科学・技術研究開発など、高度な専門知識が必須となる業界がランクインしています。上記の業界は参入障壁が高く、理系人材の希少性がそのまま給与に反映されやすい傾向にあります。

医療・ヘルスケア・製薬業界

医療・ヘルスケア関連は専門性が高い職種が多く、平均年収が約1,030万円前後と高水準であるとの調査もあります。医師や高度な専門職の給与水準が高いのが特徴で、薬剤開発や医療機器開発など理系スキルが直接評価されやすい分野です。人手不足や高齢化社会の進行も追い風となっています。

金融・保険業界

金融・保険業界は専門性の高さと業績連動型報酬が影響し、国税庁の調査によれば、平均年収が約652万円前後というデータがあります。

特にリスク分析やデータサイエンス、ファイナンス領域での理系出身者の需要が増加しており、統計・数理系のスキルが評価されています。国際金融市場との連動もあり、専門性の高い職種は高収入につながる可能性が高いです。

参考:令和5年分民間給与実態統計調査|国税庁

 IT・ソフトウェア業界

IT・ソフトウェア業界はデジタル化の加速に伴い、最も年収の伸びが期待できる分野の一つです。各種業界統計によると、平均年収は約680万円前後と全産業平均と比較しても高い水準を維持しています。

IT・ソフトウェア業界で年収が高い理由は、圧倒的な人材不足とスキルへの対価構造にあります。AIやデータサイエンス、クラウドセキュリティなどの高度技術分野は需要に対してエンジニアの供給が追いついていません。優秀な理系人材を獲得するために、入社直後から成果報酬で高額を提示する外資系企業が増加しています。

「技術力がそのまま年収に直結する」という点で、理系学生にとって最も実力を試しやすい業界と言えるでしょう。

エンジニアリング・製造業界

エンジニアリング・製造業界では、機械・電気系エンジニアや自動車・ロボット領域などで平均年収が600万円前後となる傾向が見られます。生産技術、設計、品質保証など理系の専門性が活かせるポジションが多く、技術力や経験が給与に反映されやすい領域です。グローバル企業ではさらに高い報酬も期待できます。

医療技術・科学技術研究開発

科学・技術研究開発関連の業界は、各種調査によれば平均年収が約827万円前後と高めの傾向があります。素材・化学、R&D拠点を持つ企業などでは製品開発や次世代技術の研究が評価され、高い給与水準につながっています。理系学生にとって専門性を活かしやすいフィールドです。

職種別平均年収ランキング

職種別平均年収ランキング

続いて、理系学生が就きやすい職種別の平均年収で、「doda」のデータを参考に上位職種をまとめました。

順位職種平均年収
1専門職(コンサル・監査等)619万円
2企画/管理系(知財・法務等)580万円
3金融系専門職(投資銀行等)486万円
4営業系(MR・技術営業)476万円
5技術系(電気/電子/機械)476万円

出典:doda「平均年収ランキング(職種別の平均年収)」

専門職(コンサルタントなど)がトップですが、技術系(電気・電子・機械)も安定した高水準を維持しています。特に技術職は、経験年数に応じて着実に年収が上がりやすく、管理職やスペシャリストへのキャリアパスも明確な点が魅力です。

技術職や専門職は、個人のスキルが年収に直結しやすい職種です。しかし、数ある企業の中から自分の専門性を最も高く評価してくれる企業を自力で探すのは簡単ではありません。

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コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人のコンサルタント

2025年の職種別平均年収で最も高いのは「専門職」で、平均619万円となっています。弁護士や戦略/経営コンサルタントなどが含まれ、専門性が求められる職種です。

理系学生でも技術系コンサルやR&D戦略など専門職に進む例が増えており、高い年収水準が魅力です。なお、全体平均よりも高く、平均年収アップ傾向も続いています。 

企画/管理系

「企画/管理系」は平均年収580万円で職種別上位に位置します。内部監査・知的財産・法務など多岐にわたる職種が含まれ、企業の重要ポジションとして評価されています。理系出身でも知財やプロジェクト管理、品質管理などで活躍するケースが多く、専門知識と企画力を活かせる分野です。 

金融系専門職

金融系専門職は平均年収486万円で、職種分類内でも高めの水準です。投資銀行業務やファンドマネジャーなど数理・分析スキルが重視される職種が多く、理系で統計・数理・データ分析の強みを活かしやすい分野です。金融工学やリスク分析などを武器にする人材の需要が高まっています。 

営業系

営業系の平均年収は476万円で、医薬品メーカーの営業(MR)など高年収の職種も含まれます。理系学生が専門知識を武器に、技術営業やセールスエンジニアとして進むケースが目立ちます。専門性とコミュニケーション能力を組み合わせたキャリアが築けるのが、理系学生で営業系職種を目指す魅力です。 

技術系(電気/電子/機械)

技術系(電気・電子・機械)の平均年収は476万円前後です。プロジェクトマネジメントや先行開発など専門性の高い職種もランクインしており、理系学生が代表的に就く職種です。経験とスキルを積むことで収入アップにつながりやすく、ものづくり・技術系キャリアの基軸ともいえる分野です。

企業別平均年収ランキング

企業別平均年収ランキング

上場企業の公開データを基に、平均年収が高い企業トップ10を紹介します。

順位企業名平均年収主な理系職種・関連領域
1インテグラル2,578万円金融工学、データ分析
2M&Aキャピタルパートナーズ2,278万円ビジネス分析、論理的思考
3キーエンス2,039万円商品開発、技術営業
4地主1,916万円都市開発、数理分析
5マーキュリアHD1,801万円投資分析、経営企画
6マクニカHD1,750万円半導体技術、FAE
7霞ヶ関キャピタル1,683万円不動産テック、市場分析
8サンバイオ1,641万円創薬研究、開発
9ストライク1,609万円M&Aコンサル、データ分析
10LAホールディングス1,604万円開発プロジェクト管理

※有価証券報告書等の公開データを基に作成

M&Aや投資関連が目立ちますがキーエンス、マクニカHD、サンバイオなど理系の専門知識が事業の核である企業も上位にランクインしています。特に、メーカーや技術系商社は理系出身者が開発や技術営業の最前線で活躍しており、高収益が社員の給与に還元されやすい環境にあります。

インテグラル株式会社

インテグラルはM&A・戦略系の上場企業で、社員の平均年収は約2,578万円と非常に高い水準です。金融・投資関連の専門性が強く、少人数精鋭で高い報酬体系が特徴です。理系出身者でも、金融工学・データ分析・リスク評価などのスキルを活かして活躍できるフィールドがあります。

M&Aキャピタルパートナーズ

M&A仲介大手の同社は、平均年収約2,278万円で全国企業トップクラスです。成果報酬型の給与構造や高度な専門性が評価される職場で、ビジネス分析・企業価値評価など理系的思考力が活かせます。若手でも成果次第で高収入を狙いやすい点が魅力です。

株式会社キーエンス

キーエンスは計測機器・制御機器メーカーで、平均年収約2,039万円とメーカーのなかでも圧倒的な収入水準です。理系技術職(営業含む)が多く、製品開発・技術営業・システム構築など多彩な理系キャリアパスが開けます。

地主株式会社

不動産業の地主は、平均年収約1,916万円と高い給与水準を誇ります。メイン事業は都市型不動産の運用・開発で、数理分析やプロジェクト設計において理系出身者の知見も評価されるケースがあります。少数精鋭の働き方が特徴的です。

株式会社マーキュリアホールディングス

マーキュリアHDは平均年収約1,801万円で、金融・投資関連の業務を中心に展開しています。投資分析・資産運用・経営企画など専門性の高い職務が多く、理系の数理・データ分析スキルが活かせる業務が多い点が強みです。

マクニカホールディングス

マクニカHDは平均年収約1,750万円と比較的高い給与水準で、IT/エレクトロニクス領域の技術系事業を展開しています。理系技術者やシステムエンジニア、技術営業としてのキャリアが開ける企業で、業界内でも待遇面が高評価です。

霞ヶ関キャピタル株式会社

霞ヶ関キャピタルは平均年収約1,683万円の不動産・投資運用企業です。プロジェクト分析や市場調査などデータを扱う機会が多く、数理・統計的なスキルを持つ理系学生にも魅力的なキャリア領域があります。

サンバイオ株式会社

サンバイオはバイオ医薬ベンチャーで、平均年収約1,641万円と高給与の企業です。医薬品開発・研究職の比率が高く、生命科学系理系出身者にとっては専門知識を活かしながら高い報酬を得られる場所です。

株式会社ストライク

ストライクは、平均年収約1,609万円の経営コンサルティング企業です。事業戦略・データ分析・ITコンサルなど理系的要素を持つ業務も多く、技術と経営を結びつけるキャリアを望む理系就活生にとって注目企業です。

株式会社LAホールディングス

LAホールディングスは平均年収約1,604万円で、開発・投資関連の事業を行っています。財務分析・プロジェクト企画など高度な職務が多く、理系の分析力を活かしたい学生にも働きがいのある環境が期待できます。

【学部別】理系が高年収を狙う方法

【学部別】理系が高年収を狙う方法

理系で高年収を目指す場合、重要なのは理系であることではなく、専攻×業界×職種の組み合わせです。学部ごとに評価されやすい分野やキャリアパスは異なるため、自分の専攻に合った選択を早めに知っておくことが、将来的な年収差につながります。

工学系

工学系は理系の中でも高年収を狙いやすい専攻です。機械・電気電子・化学工学などは、大手メーカーの研究開発職や設計職に直結しやすく、修士卒での採用が主流になります。

特に、自動車や半導体、素材、精密機器分野は年収水準が高く海外展開企業ではさらに上振れするケースもあります。専門性を深めつつプロジェクトマネジメントや英語力を身につければ、管理職・グローバル職へのキャリアアップも狙えます。

情報系

情報系は、現在最も高年収に直結しやすい専攻の一つです。ITエンジニアやデータサイエンティスト、AIエンジニアなどは企業規模や業界を問わず需要が高く実力次第で年収が大きく伸びます。

特に、外資系IT企業やメガベンチャーでは20〜30代で年収1,000万円に到達する例も珍しくありません。研究内容よりも、実装力・実務スキルが評価されやすい点も特徴です。

理学系

理学系は一見すると就職に不利と思われがちですが、分野によっては高年収を狙えます。物理・数学・化学などは金融(クオンツ)、IT、素材メーカー、コンサルティング業界で評価されやすい専攻です。

特に、数理的思考力やデータ分析力は年収の高い職種と相性が良く、専門性をどうビジネスに接続するかが鍵です。研究職一本にこだわらない柔軟な視点が重要です。

農学・生命系

農学・生命系は分野が広く、進路選択によって年収差が出やすい専攻です。食品・化学・医薬品メーカーの研究開発職は比較的年収水準が高く、修士・博士進学が評価されやすい傾向があります。

一方で、公的研究機関や中小企業では年収が伸びにくい場合も多い状況です。品質管理、データ解析、知財など周辺スキルを掛け合わせれば、高年収職種への広がりが生まれます。

環境・エネルギー系

環境・エネルギー系は脱炭素や再生可能エネルギーの流れを受け、今後の成長が期待される分野です。エネルギー関連メーカーやインフラ企業では、専門知識を持つ理系人材の需要が高まっています。

特に、技術×政策×ビジネスを理解できる人材は希少で、キャリア次第では高年収も狙えます。長期的視点でキャリアを設計することが重要です。

医学・医療系

医学・医療系は、資格と職種によって年収レンジが大きく異なります。医師や歯科医師は資格による高収入が期待できますが、研究職や技術職の場合は企業選びが重要です。

医療機器メーカーや製薬企業では、研究開発・臨床開発・薬事など専門性の高い職種で年収が伸びやすい傾向があります。医療知識を活かしつつ、企業でのキャリアを選ぶことがポイントです。

理系が年収1,000万円を目指すには

理系出身者が20代〜30代前半で年収1,000万円に到達するには、個人の専門性に高い対価が支払われる職種を選ぶ必要があります。

具体的には、以下のような職種が現実的なターゲットとなります。

  • ・AIエンジニア、データサイエンティスト
  • ・クオンツ、ファンドマネージャー、アクチュアリー
  • ・創薬研究職、開発職(臨床開発モニター等)
  • ・戦略コンサルタント、弁理士

上記の職種は修士・博士号や高度な数理能力が応募要件となるケースが多く、参入障壁が高い分、給与レンジが非常に高く設定されています。なんとなく総合職で就職するのではなく、「自分のスキルセットが最も高く売れる市場はどこか」の視点でキャリアを逆算しましょう。

高収入を目指す理系学生がやるべき就活対策

高収入を目指す理系学生がやるべき就活対策

理系学生が高収入を実現するためには、「有名企業に入ること」だけを目標にするのではなく、入社後の成長性や市場価値を高められる環境を選ぶことが重要です。そのために、就活段階で意識しておきたいポイントを整理します。

入社後に役立つ資格を取得する

高収入につながりやすい理系職種では、入社後も専門性を磨き続けることが求められます。学生時代にすべてを揃える必要はありませんが、基本情報技術者試験や統計・データ分析系資格、語学系資格などは、企業側に基礎力があると評価を与えやすくなります。

資格は即戦力というより、成長ポテンシャルの裏付けとして活用される点を意識しましょう。

就活を早期に開始する

高年収が期待できる企業ほど、インターンや早期選考を重視する傾向です。特に、研究職・技術職では修士1年の早い段階から接点を持つと配属や選考で有利になるケースもあります。

早期に動けば、企業比較の時間を確保できるだけでなく「評価制度」「キャリアパス」まで含めて冷静に判断できるようになります。

自己分析と業界・企業研究を深める

高収入を狙う就活では「どこに行けば給料が高いか」ではなく、「自分の専門性がどこで最も評価されるか」を考えることが欠かせません。

研究内容・得意分野・興味関心を言語化し、それが活きる業界・企業を探せば、ミスマッチを防げます。結果として、評価されやすいポジションで働ける可能性が高まります。

キャリアビジョンを明確にする

年収は入社時点だけでなく、その後のキャリアの積み重ねで大きく変わります。「技術的なスペシャリストを目指すのか」「マネジメントや事業側に進むのか」によって、選ぶべき企業は異なるため、注意が必要です。

就活の段階で「5年後・10年後にどうなっていたいか」を描いておけば、長期的に年収が伸びやすい環境を選びやすくなります。

オファー型サイトを活用する

自分から探す就活だけでなく、企業からのオファーを受け取る方法も有効です。特に、理系学生は研究内容やスキルを評価した企業から声がかかるケースも多く、思わぬ高待遇企業と出会える可能性があります。

TECH OFFERのような理系特化型のオファーサービスを活用すれば、自分の専門性に関心を持つ企業と効率的に出会えます。視野を広げる手段として、早めに登録しておくと就活の選択肢が増えるでしょう。

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理系の平均年収に関するよくある質問

理系の平均年収に関するよくある質問

平均年収が高い大学はどこ?

平均年収が高い大学としては、東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学などの旧帝大・難関国立大学が上位に挙がる傾向があります。ただし、同じ大学でも学部・専攻や進路によって年収差は大きく、大学名だけで将来の年収が決まるわけではありません。

理系で年収1,000万円は現実的に目指せる?

理系で年収1,000万円は現実的ですが、誰でも到達できる水準ではありません。国税庁の民間給与統計などから見ると、年収1,000万円以上は給与所得者全体の上位数%程度です。理系の場合、外資系IT、研究開発の管理職、コンサル、金融、医師など高付加価値職種×経験の積み重ねによって到達するケースが多く見られます。

参考:令和6年分 民間給与実態統計調査|国税庁

年収3,000万円以上の人は上位何%?

年収3,000万円以上となると、給与所得者の中でも上位0.1%未満とされる非常に限られた層です。経営層や外資系企業の一部幹部、成功した起業家、トップレベルの専門職などが該当します。

理系出身者でも到達例はありますが、技術力だけでなく、事業責任・経営・成果連動報酬といった要素が強く影響します。

参考:令和6年分 民間給与実態統計調査|国税庁

学歴別の生涯年収はどれくらい?

各種推計では学歴による生涯年収には一定の差があり、「大学院卒>大学卒>高卒」の順で高くなる傾向があります。特に理系では、修士・博士卒が研究職や専門職に就きやすく、長期的に見ると年収差が拡大しやすいとされています。

ただし、業界選択や転職、役職による影響も大きく、学歴だけで一律に決まるものではありません。

まとめ

以上、大学別の平均年収ランキングをはじめ、様々な角度から理系職種の平均年収や高年収を狙う方法を解説してきました。

大切なのは、大学名や専攻ではなく自身でどんな企業や職種を選択し、その中でどのように戦略的にキャリアを積み上げていくかです。

必ずしも新卒時に選択した企業や職種だけでは年収は決まりません。その後の努力や戦略で大きく伸ばせます。ぜひ、自分が納得のいくキャリアを考えて企業や職種を選んでいきましょう。