こんにちは。理系就活情報局です。
「最終面接の逆質問は、一次・二次面接と同じでもいい?」
「逆質問を用意しないとだめ?」
そんな疑問を持っている理系就活生もいると思います。
最終面接の逆質問は、ともすれば合否を左右するポイントです。
本記事では、最終面接の逆質問のポイントを、すぐに使える例とともに解説します。
最終面接の逆質問で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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最終面接の逆質問は何個用意しておけば安心?
逆質問は最低3個は用意しよう
結論、逆質問は最低3個は用意しましょう。
最終面接における逆質問は、就活生にとって重要な機会です。
面接官は、あなたの懸念や不明点を解消することで入社意欲を確かめたいと考えています。
最終面接の逆質問は最低3個、できれば5個用意することをおすすめします。
「気になることがなければ、無理に逆質問を用意しなくてもいいのでは?」と考えるかもしれませんが、逆質問は最後のチャンスです。
積極的に質問することで、あなたの熱意と関心を示せます。
消極的な態度だと「自社に興味がない」と受け取られる可能性があるため、必ず逆質問の準備をしましょう。
実際にするのは1つでもOK
最終面接の場で、せっかく用意したからといって全部質問する必要はありません。
最終面接の逆質問は、最適な1個を使いましょう。
それ以外にも聞きたいことがあれば、2~3個を目安にしてください。
最終面接の面接官は経営層が多く、スケジュールから時間を捻出して面接の場にいます。
質問を過度に重ねると、面接時間を超過したり「企業研究不足」と評価されるリスクもあるため、注意しましょう。
逆質問をしないのは関心のなさと同義
面接官の時間に配慮しつつ、自社への関心を示すことは大切です。
面接官が忙しいからといって、逆質問を避けるのは賢明ではありません。
逆質問をしない行為は、あなたが御社に興味がないと伝えているのと同じことです。したがって、必ず逆質問しましょう。
実際、逆質問は面接の評価対象になっていると忘れてはいけません。
逆質問をしなければ、加点されるどころか、マイナス評価を受ける可能性もあります。面接官の時間を尊重しつつ、自社への関心を示すことが賢明な対応です。
最終面接で逆質問が大切な理由
最後に自己PRできるチャンス
最終面接において、逆質問は最後に自己PRできるチャンスです。
逆質問を通して面接官とコミュニケーションにより自分をアピールできれば、高い評価につなげられます。
受け身的な質疑応答が主流の面接では、逆質問が唯一の能動的なアクションとなります。
逆質問により、面接官に対して別の側面からあなたの魅力をアピール可能です。
面接の手応えが良くないと感じた場合でも、逆質問は行いましょう。適切な逆質問を行えば面接官との対話が活性化し、最終的な評価を好転させる可能性があります。
逆質問は面接における重要な武器です。
企業への関心と意欲を表す機会を逃さず、内定獲得をめざしましょう。
企業への関心や熱意を伝えられる
最終面接では、逆質問を通じて企業への関心と熱意をアピールすることが重要です。
具体的な質問を用意し、企業の事業や社風、業界や市場のトレンドについて掘り下げることで自分の興味や志向性を示しましょう。
適切な逆質問をすれば、自分の興味や志向性を示し、企業とのマッチング度を高められます。
最終面接での逆質問を活用して、自分の魅力をアピールしましょう。
他の就活生と差別化できる
最終面接の逆質問は、就活生が自分の興味や関心に基づいて企業に質問する貴重な機会です。
他の就活生と差別化するためには、企業の成長戦略や社風、キャリアパス、課題について具体的かつ興味深い質問をすることが重要です。
自分のアピールポイントや将来の目標に基づいて質問を考え、自分の魅力をアピールしましょう。
最終面接の逆質問を考える時のポイント
面接官の役職に合わせた内容にする
最終面接の逆質問を考える時のポイント1つ目は、面接官の役職に合わせた内容にすることです。
最終面接では、面接官の立場や職責が高くなります。
経営層の面接官に対しては、一次・二次面接よりも深い質問が求められるのが特徴です。
面接官の経験や考え方を問うような質問は、面接官の印象に残りやすく、面接官が伝えたい思いを引き出せます。。また、学生にとっても、企業の経営に関する貴重な情報を得られる良い機会となります。
入社後をイメージさせる内容にする
最終面接の逆質問を考える時のポイント2つ目は、入社後をイメージさせる内容にすることです。
面接官の印象に強く残るためには、逆質問で入社後に活躍する姿を想像させましょう。
入社後をイメージさせる逆質問を考える場合、自分が入社後にどのように活躍したいかを具体的にイメージして、内容に説得力を持たせるのが重要です。
入社後の自分をしっかりとイメージし、質問に反映させれば、面接官に入社を強く希望していると示せます。
企業の経営方針への理解度を示す
最終面接の逆質問を考える時のポイント3つ目は、企業の経営方針への理解度を示すことです。
就職活動において、企業の事前調査は不可欠です。
企業のウェブサイトや説明会などから得られる情報を活用し、企業の経営方針やビジョンに対する理解を深めましょう。
企業への理解を面接の場で活かせば、熱意と関心の高さを面接官に示せます。
特に最終面接では経営層との対話となることが多いため、経営に関する質問を行うことで強い印象を残せるのがメリットです。
ただし、事前調査が不十分な場合、質問が逆効果となり、準備不足の印象を与えてしまう可能性があります。他の学生との差をつけるためにも、入念な事前調査を行いましょう。
逆質問を深掘りされた時に備える
最終面接の逆質問を考える時のポイント4つ目は、逆質問を深掘りされた時に備えることです。
中には、逆質問の時間を多く設ける企業もあります。
上記の場合、逆質問の用意が少なかったり、面接官からの深掘りを想定しなかったりすると、会話が続かずに沈黙が生まれる恐れがあります。
上記の事態を防ぐためにも、逆質問を深掘りしたときに備えておきましょう。
最終面接の逆質問で好印象を残すポイント
最初に逆質問の数を伝えておく
最終面接の逆質問で好印象を残すポイント1つ目は、最初に逆質問の数を伝えておくことです。
自己PRのように、最初に結論を提示するのは面接の場でも有効です。
複数の逆質問をする時は、最初に「3つほど質問させていただきます」と伝えると面接官も質問の流れを把握しやすくなります。
事前の準備をしっかりと行っていることを示せる上、質問の途中で新たな疑問が生じた場合に追加で質問することも可能です。
自己PRと関連付ける
最終面接の逆質問で好印象を残すポイント2つ目は、自己PRと関連付けることです。
逆質問の内容によっては、自己アピールにつなげられます。
たとえば、「御社で活躍するためには、どのようなスキルが必要とされますか」逆質問しましょう。自己PRの際に十分にアピールできなかったスキルや経験を自身の強みとして伝えれば、面接官も好印象を抱きます。
逆質問の終わりは感謝の言葉で締めくくる
最終面接の逆質問で好印象を残すポイント3つ目は、逆質問の終わりを感謝の言葉で締めくくることです。
面接の最後には、感謝の言葉を忘れずに伝えましょう。
緊張していると面接官との応答に精一杯になってしまい、お礼の言葉を述べる余裕がない就活生もいるかもしれません。
「ほかに質問はありますか?」と問われた際に、単に「いいえ」や「ありません」と返答して終わらせてしまうのは、もったいないです。
逆質問の最後には、面接官が丁寧に答えてくれたことに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。
印象を底上げする最終面接の逆質問例
経営方針に関する逆質問
・御社の企業理念は、業務のどのような場面において発揮されていると感じますか?
・御社が設立から今まで成長を遂げた要因は何だとお考えなのか、差し支えなければお聞かせ願えますか?
・御社がここまで成長された一番の要因は何だとお考えであるか、差し支えなければお聞かせください。
・御社で働く上で、社員の方は経営戦略をどのように意識しているのでしょうか?
企業のビジョンや展望に関する逆質問
・御社では、現在◎◎◎◎事業に力を入れていらっしゃいますが、今後、ほかに伸ばしていこうとお考えの事業はありますか?
・今後の事業展開に関して、方針の変化はありますか?
・御社は10年後、どのような成長を遂げていると思いますか?
・御社は海外進出を視野に入れていると伺いましたが、どのような国への進出を検討されているのか、差し支えのない範囲で教えていただけますか?
・競合他社に勝つためには、どんな対策が必要だと考えていますか?
キャリアに関する逆質問
・御社では、どのような社員が活躍されていますか?
・御社に入社したら、◎◎◎◎の仕事にも挑戦したいと考えております。どのような成果を上げれば挑戦できますか?
・数年後には◎◎◎◎のポジションに就きたいと考えています。そのために、今からどのような努力をすればよいでしょうか?
・業界の変化に対応するために、どのような視座を持てばよいでしょうか?
面接官個人にフォーカスした逆質問
・◎◎◎◎さんが仕事をする上で大切にしている信念があれば教えてください。
・御社が求める人物像のうちで、新入社員に対して最も期待していることは何ですか?
・◎◎◎◎さんが目標とされている経営者や、めざしている姿はありますか?
・◎◎◎◎さんが経営層になって、社員の時と変わったことはありますか?
最終面接の逆質問で注意すべき点
最終面接の逆質問で注意すべき点1つ目は、単なる興味本位の質問ではなく具体的な内容を考えることが重要です。
たとえば、企業の成長戦略について質問する場合を考えましょう。具体的な数字や取り組みを把握した上で質問するのとしないのとでは、内容の深度が異なります。
最終面接の逆質問で注意すべき点2つ目は、質問は自分自身の成長につながるものにすることです。
企業の情報収集や志望動機の補強に役立つ質問をすれば、自分自身のキャリア形成につながる知識を得られます。将来の展望やキャリアパスについて質問する場合も、自分自身の成長を意識しましょう。
オファーサイトで自分とマッチする企業と出会おう
最終面接は企業の経営層と直接会話するため、中には「経営層と話してみると、思っていた会社とは違った」という理系就活生もいるのではないでしょうか。
最終面接や入社後にギャップを感じると、早期退職につながってしまう恐れもあります。
オファーサイトでは膨大なデータから、相性の良い企業と学生をマッチングする機能があります。
オファーサイトは企業の主観的な判断だけでなく、統計的な観点からも企業と学生を結び付けるため、自分では思いも寄らなかった企業との出会いがあります。
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まとめ
最終面接の逆質問は、内定の合否を左右するものであり、自分を売り込む武器であり、自分と企業の相性を摺り合わせる機会です。
最終面接に臨む前には逆質問を準備して、自分らしい将来を掴みましょう!