こんにちは。理系就活情報局です。

面接が近づいて、ESの振り返りをしていると、今では少し考えが違っている点を見つける人もいると思います。

「面接でESと違うことを言ってしまったら落ちる?」

「意見が変わってしまっても、ESに合わせたほうがいい?」

そんな悩みを持つ理系就活生のために、今回は「面接でESと違うことを言ってしまったら落ちるのか?」というテーマについて解説します。

これから面接を控えた理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!

面接はエントリーシート通りに答えるもの?

面接はエントリーシート通りに答えるもの?

真逆の内容でなければOKになることも

結論、真逆の内容でなければESと違うことを話してもOKになる場合があります

基本的に採用担当者は事前にESを見て、どんな質問をしようか考えます。

ESの内容を補足するような内容であれば構いませんが、真逆のことを言われてしまうと事前に想定していた質問ができず採用担当者を困らせてしまいます。

面接は、採用担当者と理系就活生がコミュニケーションを取りながら進めます。

ESと異なり、面接では伝え方を工夫して「なぜESと違うことを伝えたいのか」を話せるので、情報の追加・変更・補足であれば問題ないと受け止められるでしょう。

一貫性がないと判断されてしまう場合もある

ESと違うことを話したいときは、自分の意見に一貫性があるかどうか気をつけましょう。

採用担当者はESを見ながら面接を行うので、まったく違うことを言ってしまうと意見がぶれているように受け取られてしまいます。

「志望動機に一貫性がない」と受け止められてしまうと、「本当にうちの会社を志望しているのか?」と疑いを持たれてしまう可能性もあります。

ESと違うことを話したいのであれば、ESを応用・発展させる形で話し方を工夫すると採用担当者にも受け入れてもらいやすいでしょう。

基本的には履歴書と同じ志望動機を話そう

伝えたいことが特に変わっていないのならば、基本的にはESと同じ内容を話しましょう。

自分の考えをしっかり伝えたい気持ちがある方は、まずは採用担当者から深掘りされるのを待ちましょう。

面接は、一方的なコミュニケーションではありません。

対話をする場であることを忘れず、会話の中で自分の志望動機や考えをアピールすることを心がけましょう。

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面接でESと違うことを言ってしまったらどうする?

面接でESと違うことを言ってしまったらどうする?

ポジティブに補足する

もし面接でESと違うことを言ってしまったら、慌てずポジティブに補足すると良いでしょう。

ESと言っていることが違うと思っていた採用担当者も、「ESを提出した後、御社について調べたり、自己分析を深めたりした結果、新しい気付きがあったので、それも踏まえてお話しました」と言い添えれば、納得します。

ES提出後も自社について企業研究をしてくれたのだと、ポジティブに捉えてくれるかもしれません。

志望動機は入社意欲を明確に伝える

面接でESと違うことを言ってしまった場合、採用担当者はあなたの発言に一貫性がないと感じて入社意欲があるのか探ろうとするでしょう。

一貫性がないと受け取られてしまいかねない場合は、採用担当者に入社意欲をしっかりアピールすることをおすすめします。

併せて、なぜESと違う発言をしたのかを簡潔に説明できると採用担当者も安心するでしょう。

少しの違いなら気にしすぎない

面接でESと違うことを言ってしまっても、大筋は合っていて多少細部が違う程度であれば気に病むことはありません

採用担当者も、その程度のブレでは「一貫性がない」と判断しないはずです。

採用担当者も、面接に来た理系就活生がESと一言一句同じ内容を話すとは思っていません。多少の違いなら、焦らずそのまま深掘りされるのを待ちましょう。

面接でESと違うことを言って落ちたらどうする?

面接でESと違うことを言って落ちたらどうする?

ESを読み込んで練習をくり返す

面接でESと違うことを言って選考に落ちてしまったら、これまでの面接準備を見直しましょう。

まずは、ESを読み込んで面接練習をくり返すことをおすすめします。

失敗した面接を振り返って、「想定されていない質問が来て、焦って適当なことを言ってしまった」「志望動機を覚えていなくて、あやふやに答えてしまった」など、自分のウィークポイントを見つけることも大切です。

面接は、練習すれば必ず良くなります。

数をこなして、余裕を持って面接に向き合えるようになりましょう。

応募数を増やしておく

面接でESと違うことを言って選考に落ちてしまったら、気持ちを切り替えて次に進みましょう。

同時に、応募数を増やしておくことをおすすめします。

就職活動は、基本的に選考過程の途中から参加できません。

応募しなければ選考には参加できないので、どんどん減っていく選考の数に不安を覚える前に、今の時点で応募可能な求人にエントリーしておきましょう。

よくある失敗例と対処法

よくある失敗例と対処法

最後に、面接でよくある失敗例とその対処法を紹介します。

ES通りに志望動機を言えなかった場合

ESと大筋が共通していれば、「ESに書いた内容を補足する形で、改めて自分の言葉でお話ししました」と言い添えても良いでしょう。

ESと大きく志望動機の内容が異なる場合は、「ESに書いた志望動機と併せて、ほかにも御社を志望する理由がありました。ぜひ直接お伝えしたいと思い、お話いたしました」と添えると、採用担当者も熱意を感じてくれるはずです。

事前に違う話をしたいと分かっている場合は、事前に断りを入れることをおすすめします。

◎回答例

「ESに書いた内容を補足する形で、改めて自分の言葉でお話ししました」

「ESに書いた志望動機と併せて、ほかにも御社を志望する理由がありました。ぜひ直接お伝えしたいと思い、お話いたしました」

企業理念について答えられなかった場合

企業理念について質問されて答えられなかった時は、まずは「申し訳ございません。少し時間をください」と言いましょう。この時、黙ってしまうのはNGです。

猶予をもらって思い出せれば、冷静に答えましょう。

もし思いつかなければ、正直に「申し訳ありません。思い出せませんでした」と告げましょう。

企業理念については面接前に把握しておきたいポイントですが、忘れてしまうこともあります。その場合は、困った時に冷静な対応ができるという側面でアピールすると良いでしょう。

◎回答例

「申し訳ございません。少し時間をください」

「申し訳ありません。思い出せませんでした」

他社の選考状況がない場合

他社の選考状況を聞かれたとき、ほかに進んでいる選考がないとは言いづらいと思う方もいるでしょう。

就活がうまくいっていないと思われたらどうしよう?と悩むかもしれませんが、正直に答えることをおすすめします。

以下のように、正直に現状を伝えて志望意欲をアピールできれば採用担当者にも響くでしょう。

◎回答例

「現在は、御社しか受けておりません。同業他社様の選考を受けることも検討しましたが、まずは第一志望である御社を受けてから今後を判断しようと考えております」

他社の選考状況が1社の場合

選考途中の企業がある場合も、正直に話しましょう。

競合他社から内定をもらえる人材だとアピールすることにもつながります。

◎回答例

「二次選考中が1社と、最終面接中の選考が1社あります。どれも◎◎業界の企業ですが、私とは御社の◎◎事業に大きな魅力を感じており、御社で◎◎に携わりたいと考えております。」

まとめ

これから面接に参加する理系就活生は、併せて「TECH OFFER」へ登録しておきましょう。

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