サマーインターンは多くの理系就活生が参加する、就活をスムーズにするイベントのひとつです。まずはサマーインターンの概要やメリットを把握し、自分も参加した方が良いのかを明確にしておきましょう。
本記事でサマーインターンの概要と参加のメリット、参加までの流れや事前準備について解説します。就活をはじめるに当たって、ぜひ参考にしてください。
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サマーインターンとは?
まずはサマーインターンの概要と、時期や内容について解説します。
サマーインターンの概要
サマーインターンとは、夏季休暇の時期に実施されるインターンです。最低でも5日以上の期間を設けるのが一般的で、短期~長期までカリキュラムや状況に応じてエントリーできます。企業ホームページなどで情報提供されており、就活生は事前にチェックのうえエントリーする流れです。
また、一日限定のインターンシップを紹介するサイトもありますが、厳密にはサマーインターンではなくオープンカンパニーです。サマーインターンでは実際の仕事に触れたり、社内のメンバーと直接話したりできます。リアルな現場を経験すればイメージとのギャップを埋められ、企業選定の大きな助けとなります。
サマーインターンの時期
サマーインターンの時期は企業によって異なりますが、一般的には7月~9月の夏季休暇の時期に実施されます。例年4月〜6月ごろに情報が開示されるため、気になる企業はできるだけ早く情報をチェックすることが大切です。
国内企業と外資系企業の実施時期は若干異なる場合があり、企業HPなどで細かい情報のチェックをしておきましょう。エントリー締め切りに遅れると取り返しがつきません。志望企業がある場合は早めにスケジュールをチェックし、頻度高く確認しておきましょう。
サマーインターンで実施される内容例
サマーインターンで実施される内容も企業によってまちまちですが、現場での職業体験が中心になります。研究職であれば実際のプロジェクトに参加して、研究や開発の一端を担ったりなどを体験できます。接客業やサービス業などであれば、一般のマナーを学びながら実際の接客に携わることも可能です。
また、近年ではオンライン開催の企業もあり、PCを介して職業体験をする場合もあります。具体的なカリキュラムや期間についても事前にしっかり確認し、自身に必要なサマーインターンへ参加することが非常に大切です。無駄な時間とならないよう、事前準備をしっかりとしておきましょう。
サマーインターンへ参加するメリット
サマーインターンへ参加する代表的なメリットは、以下の3点です。
企業選定がしやすくなる
前章でも解説した通り、実際の仕事や職場の雰囲気に触れることで、企業選定が非常にしやすくなります。HPや就活サイトの情報は、あくまで第三者からの客観的な情報のみです。第三者の情報のみで判断すると価値観の違いから間違いも起こりやすいため、自分の目でたしかめれば企業選定の精度をあげられます。
また、働くうえで大切なのは「誰と働くか」という点です。扱う仕事が大好きでも周囲と協力できなければ成果は出しづらく、業務も楽しく取り組めません。サマーインターンを通して一緒に働く仲間や上司をみられることも、企業選びがしやすくなる理由のひとつです。
社会人としての自覚や準備ができる
現場で一緒に勤務してみることによって、社会人としての自覚ができるメリットもあります。アルバイトとは違う社会人として働く姿勢や熱意に触れられることも、大きな参加のメリットです。姿勢を見て熱意を感じることで、自身に必要な準備もみえてきます。
また、就活や働くことに関する悩みを実際に現場の社員に聞けるのもメリットです。志望する企業で働く人物からのアドバイスを参考に、足りない部分や学ぶべきことを明確にできます。早期に自分の現在地を理解すれば、就活を通して成長にもつながります。
企業へのアピールに繋がる
サマーインターンへ参加することで、人事へのアピールとなる効果もあります。どんなに素晴らしい面接でのアピールよりも、実際に現場で仲間と助け合う姿の方が説得力があるものです。人事に対して入社後の働くイメージを与えることができれば、採用の確率も非常に高くなります。
人事への直接アピールをしなくても、現場でいい仕事ができれば、社内からの推薦の声が上がる場合も少なくありません。現場からの推薦は、採用の決め手となるケースもあります。サマーインターンへ参加すれば、企業に対して自分の存在をアピールしやすくなります。
サマーインターン参加の基本的な流れ
では、サマーインターンの基本的な流れについて解説します。
参加企業の選定
大学2年の1月頃~サマーインターンへの応募開始までに、参加企業の選定を進めておきます。早め〜自己分析・企業選定を進めなければ、選考対策や準備などでゆっくりと時間をとれません。企業選定は就活の軸となる大切なタスクであるため、できる限り早めに選定を進めておきましょう。
サマーインターンへのエントリー
例年4月〜6月頃になると企業がサマーインターンの情報を開示し、エントリー受付が始まります。上記の時期までには書類などをすぐに作成できる準備を整えておき、できるだけ早くエントリーを済ませておきます。早くエントリーすれば準備や対策の時間を充分に確保できるため、前倒しで手続きを進めてきましょう。
選考に参加
エントリー後、選考参加の案内があれば選考に進みます。ESや履歴書、面接などがある場合もありますが、早めに準備をしておけば心配はいりません。選考に参加するなかで実際に企業担当者と会話をして、社内の雰囲気や方針を把握しておくのもおすすめです。
サマーインターンへ参加
6月以降をめどに選考通過の通知があれば、サマーインターンへ参加します。「自分がイメージしていた業務であるか」「自身が組織に貢献するためにはどうしていけばよいか」などを把握でき、現場での貴重な経験を積むことが可能です。サマーインターンへは複数社の参加もできるため、できるだけ多くの企業をみておくと企業選定に役立つでしょう。
サマーインターン参加前にしておきたい準備
最後にサマーインターン参加前に実施しておきたい、5つの代表的な準備をご紹介します。
面接対策
志望企業が決まれば、サマーインターン参加時の面接対策をしておきたいところです。本面接よりはゆるやかですが、適切なコミュニケーションをとる必要があります。ある程度の質問を想定し、自分自身を伝える練習をしておきましょう。
ESや履歴書の準備
サマーインターン参加時に提出する、ESや履歴書の準備も非常に大切です。自身の強みや志望動機がしっかりと伝えられるよう、本番前には何度か書いてみて練習しておきましょう。特に人気企業や人気職種であれば、ライバルも多く書類選考通過の難易度も高くなるものです。何度か練習すれば次第に読みやすい内容になりますので、何度も練習してみてください。
企業研究
企業選定の際に欠かすことのできない、企業研究の時間もしっかり確保しておきたいものです。事業の方針や想い、自身が希望する職種の具体的な仕事内容や必要な能力まで、深く知れば知るほど良いです。企業を深く知ることで面接を有利に進められ、効果的なアピールにも繋がるでしょう。
企業の選定は、サマーインターンの情報が開示される4月より前に進めておきます。企業研究を行い選定するためには、深い自己分析も必要です。そのため、サマーインターンエントリー予定時期の半年から1年前から少しづつ準備しておくことをおすすめします。
サマーインターン参加の目標を決めておく
サマーインターンの参加前には、参加後に得たい成果を目標として設定しておくことをおすすめします。気になることや習得したいことをリスト化することも良いですし、「基本業務を覚える」のような具体的な目標でも構いません。目標があれば、参加の姿勢や習得のスピードが変わるものです。達成できるできないに関わらず、目指したい目標を設定してぜひ参加してみてください。
サマーインターンの参加候補を増やしておく
サマーインターンの参加候補を早くから増やしておくと、自分が希望する企業に出会いやすいメリットがあります。参加候補を増やすのには、TECH OFFERなどの逆オファー型就活サイトの利用がおすすめです。TECH OFFERを使えば、簡単なプロフィールを登録しておくだけで企業からのオファーを受け取れます。理系に特化した就活サイトなので理系職種などにも強く、志望職種にもマッチしやすいでしょう。
利用に際して費用はかかりませんので、できるだけ早く登録して企業に見て貰えるよう丁寧にアピールすることが大切です。早期登録をすれば、オファー数はおのずと増えていきます。インターンだけでなく本面接への参加オファーなどもあり、志望企業を増やしながら就活を有利に進める助けにもなるはずです。まだ利用していない場合は、プロフィール登録だけでも早めに済ませておきましょう。
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まとめ
今回は、サマーインターンの概要と参加のメリット、参加までの流れや事前準備について解説しました。サマーインターンは、企業選定の判断材料を得られる非常に大切な機会です。企業へのアピールにも繋げることができるため、本記事の内容を参考にサマーインターンを効果的に活用してください。