こんにちは。理系就活情報局です。
理系学生にとって、就活を考える中でインターンシップに参加したいと思っている学生もいることでしょう。
特に、研究室など学業との両立が大変な中で、インターンに参加するためにはいつから探し始め、探すためにどんなことに気を付けたらいいのか分からないという学生もいるのではないでしょうか。
「インターンシップに参加したいが、いつから探し始めたらいいのか分からない」
「インターンシップに参加するためには、どんな準備が必要なのだろうか」
「インターンシップに参加したいが、いつから探し始めたらいいのか、何を準備したらいいのか分からない」と思っている理系就活生に向けて、今回はインターンシップを探し始める時期や、選考で何を聞かれるのか、何を準備したらいいのかについて解説します!
これから就活本番を迎え、活動を本格刺させようと考えている理系就活生は、ぜひ参考にしてください。
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インターンの種類は主に2つ
インターンには、主にその実施期間で大きく2つに分類することができます。
短期型または1DAY型
最も多いのは、1DAY型と呼ばれる半日または1日で完結するものです。
企業側も、人気企業になるほどインターン参加希望者が殺到するため、できるだけ多くの学生に参加してもらえるよう、複数の日程を設定し、会社理解を深めてもらえるような内容にしています。
短期型は、2~3日または1週間程度の期間が大半です。
実際の業務を数日間体験したり、課題が与えられ、参加学生同士でチームを組んで解決したり、より企業について深く理解できるプログラムが多いでしょう。
学生にとっても、効率的に多くの企業のインターンに参加できるメリットがあり、人気があります。
長期型
長期型は、半月以上のものから数カ月に及ぶものまで期間は様々ですが、一定期間企業で社員と一緒に業務を行うものが主流です。
実際に、システムを開発したり、プロジェクトの一員となって課題解決に向けた方法を考えたり、実際に実行するなどより実践的で企業の業務を理解できる内容が用意されています。
長期の場合は、アルバイト代が支給されるのが一般的です。
企業のことを深く理解できる反面、理系学生にとっては学業との両立が厳しく参加する場合は志望度が高い企業1社に絞るなど、他のインターンとの兼ね合いを考える必要があるでしょう。
インターンに参加したほうがいい理由
基本的に、忙しい理系学生もインターンには参加するメリットが多くあります。
志望業界・志望企業を絞り込むため
インターンは、その業界や企業のことを深く知ることができる貴重な機会です。
就活が始まると、企業説明会などで企業について知る機会はありますが、それ以前に開催されるインターンでは、その後の選考に役立つ情報や、他社との比較材料となることを知ることができます。
複数の企業のインターンに参加し、志望業界や志望企業を絞り込む判断材料にできるでしょう。
志望業界や企業について知るため
志望業界や志望企業が決まっている場合、エントリー後の書類対策や面接対策が必要です。それらの対策に必要な情報を得られるのが、インターンになります。
もちろん、インターネットや募集要項・ホームページなどから情報を得ることは可能ですが、実際に企業の方の話を聞ける機会は非常に重要です。
また、志望業界や企業が決まっていない場合も、知らない企業を中心にインターンに参加することで視野を広げることができます。
もし、志望する業界や企業が決まっているなら必ず参加しましょう。
志望職種に対する理解を深めるため
志望職種に対する理解を深めるために、インターンはとても重要な場です。
例えば、開発職と一言で言っても業界や企業によって、業務内容は違います。
また、同じ業界の同職種でも、企業によってその後のキャリアプランや給与水準も違い、内容は千差万別です。
複数の企業を比較するためにも、ぜひインターンに参加しましょう。
早期選考の機会を得るため
インターンを重視する企業は、年々増加傾向です。
いいと思った学生には、積極的に声をかけ、早期選考の機会を与える企業も多くなっています。
志望企業が既に決まっている場合は、インターンに応募するところから既に就活が始まっていると言っても過言ではない状況です。
その後の就活を効率的に進めるためにも、志望企業が決まっている場合は必ずインターンに参加して選考機会を増やすようにしましょう。
26卒がインターンシップを探し始めるタイミングや選考が始まる時期は?
実際にインターンが募集される時期と、参加する時期はいつなのでしょうか。
2024年3~4月頃から探して夏休みに参加するケースが多い
最も多いのは、2回生の終わりごろにインターン情報サイトがオープンし、春ごろに募集のピークを迎え、選考を経て夏休みに参加するパターンです。
学生にとっても、長期の休みである夏は参加しやすく、就活本番前に企業を知ることができるので、参加する学生も最も多くなるでしょう。
企業によってはそれ以前から受け付けているケースもある
企業によっては、多くの企業が募集を開始する前から受付を開始し、早めに学生を確保する動きもあります。
また、通年で受け付けており、学生が都合のいい時期に参加できるケースもあります。
気になる企業が早い段階で決まっている場合は、低学年の段階で参加することも可能です。
2024年夏以降に参加できるインターンシップもある
夏休みに開催されるインターンが最も多くなりますが、それ以降に開催する企業もあります。
企業の決算の都合や、繁忙期を避け、秋以降に開催し、就活本番直前に様々な情報提供を行う企業もあるので、粘り強く探してみることが大切です。
インターンシップの情報を得る方法とエントリー方法
インターン情報サイトに登録する
最も一般的な方法は、インターン情報サイトに登録することです。
就活サイトと同じで、多くの企業のインターン情報が掲載されるため、検索・応募管理がしやすいのがメリットになります。
複数のインターン情報サイトに登録しておきましょう。
大学のキャリアセンターに問い合わせ・紹介してもらう
大学のキャリアセンターに問い合わせて、紹介してもらう方法もあります。
キャリアセンターには、「その大学の学生に興味がある」「卒業生が活躍しているのでぜひ採用したい」という企業からの問い合わせも多く入ります。
キャリアセンターの担当者と仲がいいケースもあるので、ぜひキャリアセンターで情報を集めましょう。
企業のホームページから応募する
志望企業が決まっている場合は、まずその企業のホームページをチェックしましょう。
インターン情報など採用関係の情報が随時更新されていることも多く、もっともその企業にダイレクトにアクセスできる手段だからです。
ただし、人気企業の場合はすぐに募集を締め切ることも多いため、こまめにチェックするようにしましょう。
テックオファーのようなスカウト型サイトからオファーしてもらう
テックオファーのようなオファー型サイトに登録し、スカウトを待つのも有効な手段です。
理系学生は学業も忙しく、就活に割くことができる時間は文系学生比べると少なくなる傾向にあります。
効率的に就活を進めるためにも、オファー型サイトにはぜひ登録しておきましょう。
先輩や知人からの紹介
懇意にしている先輩や、社会人の知人から紹介してもらうのも有効です。
実際に知っている人が働いている企業の場合、よりリアルな情報を手に入れやすいので企業の実情を知ることができます。
事前に、業務内容や、社員募集の詳細などしっかり聞くことをおすすめします。
SNS経由で応募する
現在、SNS運用に力を入れている企業もたくさんあります。
自社の認知度を上げ、イメージを上げるために積極的に採用のアカウントを持っているケースも珍しくありません。
意中の企業がある場合、直接企業のアカウントにコンタクトを取ることで、インターンやOB・OG訪問につなげる学生もいます。
しっかりコミュニケーションを取れる自信がある場合は、SNSでダイレクトに連絡を取ってみてもいいでしょう。
26卒インターンシップで変わる点
26年卒のインターンから変わる点は次の通りです。
専門性の高い人材については内定の時期が早まる見込み
専門性の高い人材については、インターンを経て選考に進み、内定の時期が早まることが見込まれています。
以前のインターンは、あくまでも企業のことを知ることが主な目的とされ、選考につなげることはタブーとされてきました。
しかし、専門性の高い人材、特に理系で専攻の専門性が高い学生に対しては、選考を早め、内定を出すことも許容される見込みとなっています。
インターンシップ重視の傾向が強まる
インターンでの成績などから早期選考へ進ませたり、選考を一部免除したりするなど、より採用に直結するような流れが強まっています。
企業も、優秀な人材を少しでも早く獲得するために、インターンに力を入れ、より多くの学生のなかから優秀な学生を確保しようとする動きが活発化すると考えられますので、学生側も「インターンは先行の場でもある」という心構えで参加することが大切になるでしょう。
インターンシップ選考に通過するためにしておくこと
書類対策をしておく
インターンは申し込めば必ず参加できるものではありません。
先着順で参加を受け付ける企業もありますが、多くの場合希望者が多くなると選考が行われます。
書類の内容は、基本的に就活本番とほぼ同じように志望動機や長所・短所、ガクチカなどを書かなければならないケースが多くなります。
しっかりとした書類対策を早めにしておきましょう。
面接対策をしておく
インターンの選考では、面接が課されるケースも珍しくありません。
面接では、就活本番さながらの質問をされるのが一般的です。
しっかり受け答えできるよう、準備しましょう。
自己分析や業界研究・企業研究をある程度完成させておく
インターンの選考で書類選考や面接がある場合、それ以前に自己分析・業界研究・企業研究がある程度できていないと書類も埋められないどころか、面接でも答えることができません。
インターンの募集が始まる時点で、ある程度完成させておくと書類選考や面接でも困ることはないでしょう。
まとめ
以上、26卒のインターンの探し方や、募集が始まる時期・対策などについて解説しました。
インターンは就活の中でも非常に重要な位置づけとなり、今後の選考にも影響する可能性のある大切なものです。
就活を成功させるためにも、しっかりと情報を集めてできる限り多く参加して視野を広げていきましょう。
知らない企業や業界の中にはニッチな世界で世界シェアと多く獲得している企業もあります。
ぜひ、多くの企業のインターンに参加しましょう。
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