28卒の就活はいつから始めたらいいのか?また、何から始めてどう準備していけばよいのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
28卒の就活は、大学3年の春〜6月頃から準備を始めるのが目安です。サマーインターンを狙う場合は、2026年4〜5月には自己分析・業界研究・ES準備を進めておきましょう。
本記事では「28卒の就活はいつから始める?28卒向け就活の始め方や準備するべきこと」を解説します。
28卒とは何年生?

「28卒」とは、2028年3月に大学を卒業し、同年4月から社会人となる学生です。2026年4月時点での学年は大学3年生や大学院1年生に該当し、就職活動は大学3年生の6月頃から始まります。
28卒の就活はいつから始めないとやばい?

28卒就活はいつから始める必要があるのでしょうか。就活の大まかな流れを理解し、就活を始めるタイミングを見極めておきましょう。
28卒の就活は2026年6月からスタート
28卒の就活は、2026年6月に行われる「サマーインターンの受付開始」とともにスタートするのが一般的です。すでに2026年3月頃から、インターンに関する企業からの情報も開示され始めるため、その頃には就活の基礎的な準備を整えておくことをおすすめします。
就活の基礎的な準備とは、自己分析を通して就活の方向性を大まかに決めておくことです。2026年6月のインターン受付までに準備ができていないと、受付期間に準備が必要となり、企業選定が上手くいきません。なんとか志望企業が見つかっても、受付期間に間に合わない場合もあるため、早めに準備を整えておくことが良策です。
企業によってスタート時期は異なる
28卒の就活は2026年6月がスタートだと言っても、企業によってスタート時期が異なることを把握しておく必要もあります。以前は就活ルールに沿ってほぼ一律で開始されていた就活も、現在ではルールが一部緩和され、スケジュールのバリエーションも非常に豊富になりました。
スタート時期だけでなく、選考を開始する・内々定を出す時期なども異なるため、志望企業の動きを細かくチェックしておく必要があります。それぞれの企業における28卒の採用情報を見逃さないためにも、できるだけ早期に自身の方向性を決めておくことが大切です。
遅くなればなるほど就活は不利に
就活は開始が遅くなればなるほど不利になります。年々前倒しの就活スケジュールで進む傾向にある中で、準備が遅れると、応募できる企業や選考機会が限られる可能性があります。就活準備は早く始めても早すぎることはないため、できるだけ早い準備を心掛けておきましょう。
また、就活が遅くなると不利になる理由としては、選択できる企業の幅がどんどん狭くなることにあります。就活を進めるのが遅いと心から志望する企業は必然的に少なくなり、その分内定を得られる可能性も減ってしまいます。
さらには、本当に志望したい企業が見つかっても、すでに選考を終えている場合も少なくありません。準備の遅れは、就活で後悔する原因になりかねないため、早めに行動することが大切です。
28卒の就活スケジュールの全体像

では、28卒就活の準備ができるよう、国内企業と外資系企業のそれぞれの基本スケジュールを解説します。なお、政府要請では、原則として広報活動は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動は6月1日以降、正式な内定日は10月1日以降とされています。
参照:大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について|厚生労働省
国内企業の就活基本スケジュール
【2026年4月~6月】
さまざまな企業のインターンシップの情報が、4月頃から公開され始めます。各企業のインターン説明会やエントリー受付なども行われますので、気になる企業があれば早めにチェックしておきましょう。
【2026年7月~9月】
夏のインターンシップが7月頃から始まります。8月〜9月にかけては、年間を通してもインターンシップが最も多い時期です。この時期には秋のインターンシップの受付なども始まりますので、参加したい場合は確認と準備が必要になります。
【2026年10月~2月】
秋または冬のインターンシップが実施される時期です。インターンシップ参加を考えている方は、この時期が最後のチャンスになります。
【2027年3月~】
早い企業であれば、28卒の本採用が始まる時期です。特に、専門活用型インターンシップを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生は、早い段階で採用選考プロセスへ進む可能性があります。
研究職などを目指す場合は、自身が特定人材に当てはまるかどうか、事前に確認しておくことも大切です。志望企業のスケジュールをチェックし、内定を目指して頑張っていきましょう。
参照:2024年度(令和6年度)、2025年度(令和7年度)大学、短期大学、高等専門学校卒業・修了予定者に係るインターンシップを活用した就職・採用活動日程ルールの見直しについて|文部科学省
外資系企業の就活基本スケジュール
【2026年3月~4月】
夏のインターンシップに関する説明会を行う企業が出てきます。インターン参加を考えている方は説明会に参加し、情報収集の上で参加企業を決定します。
【2026年5月~7月】
夏のインターンシップの応募受付や選考が始まります。人気企業はインターンシップに参加するだけでも難しい場合があるため、本面接の予行練習を兼ねて対策を進めましょう。
【2026年8月~9月】
夏のインターンシップが行われる期間です。外資系企業の場合は、この時期のインターンシップが中心で冬のインターンが行われない場合がほとんどです。
【2026年10月~】
国内企業に先駆けて内々定が出されます。非常に早いテンポで進みますので、各種エントリー時期に乗り遅れないよう注意しましょう。
早めに企業選定を進めておく
国内企業と外資系企業のスケジュールの違いを、ご理解いただけたでしょうか。インターンシップから選考の時期、内定が出始める時期までそれぞれ大きく違うスケジュール感です。企業の採用は年々早期化する傾向となっているため、できるだけ早く志望企業を見つけて準備しておくことが大切です。
目標が漠然としたままだったり、準備しながら就活を進めたりすると、志望企業のエントリー時期を逃してしまいます。まずはしっかりと目標を定め、スケジュールをチェックした上で就活を進めていきましょう。
また、理系学生の場合、研究内容と応募職種の接点を整理できていないと技術系インターンや研究職のESで説得力が出にくくなります。志望企業を選ぶ際は、事業内容だけでなく、専攻・研究テーマ・使用経験のある技術との関連性も確認しましょう。
【時期別】28卒の就活準備

では28卒の就活の具体的な始め方を解説します。「何から始めたらいいの?」という方はぜひご参考ください。
大学3年 4月~
この時期から就活サイトへの登録や証明写真の撮影など、就活に向けた事前準備を始めます。 スーツやカバン、PC環境など必要な就活アイテムも少しずつ揃えておきます。
また、物品などの準備と並行して自己分析や企業研究を進め、自身の軸を固めることが大切です。研究テーマを200字・400字・1分説明で整理し、専攻内容と志望職種のつながりを言語化しておきましょう。
なお、就活サイトを活用する場合は、理系に特化した逆オファー型サイト「TECH OFFER」をおすすめします。簡単なプロフィール登録のみで利用でき、企業から本選考やインターンのオファーを受け取れます。就活に役立つイベントを定期的に開催しているため、 できるだけ早めにサービスに登録し、有益な就活情報をいち早くキャッチしましょう。
大学3年 5~7月
大手メーカーを中心に、いよいよ夏季インターンのエントリーが始まります。理系専攻向けの募集は締切が早いため、5月中旬を目途に情報収集を行いましょう。
エントリーに必要なES提出に向けた準備や、SPIなどの適性検査対策にも本格的に取り組みます。面接選考に備え、研究内容や自己アピールがより伝わるよう、対面練習も実施することが大切です。
特に、技術系インターンでは専攻分野や研究テーマ、使用した実験機器・解析ツール、研究で工夫した点を問われる場合があります。ES作成前に、研究内容を専門外の人にも伝わる表現に整理しておきましょう。
大学3年 8~9月
夏季インターンに参加し、実際の職場や現場を体験します。インターン参加の際は事前に目標を立てておくことが非常に大切です。インターンでは現社員の方に話を聞く機会もあるため、職場の雰囲気や残業時間など、質問時間を事前にまとめておきます。
終了後は参加企業の事業内容や特徴、自分自身が感じた魅力を記録しておくのもおすすめです。
秋や冬に開催されるインターンの選考準備も並行しながら、企業研究や選定を進めてください。また、参加後は、研究職・開発職・生産技術職・品質管理職など、「どの職種に自分の専門性や志向が合うと感じたか」を記録しておきましょう。
大学3年 10月~
夏季インターン参加者を対象に、早期選考の案内が届き始める頃です。本面接に向けて模擬面接を繰り返し、回答やアピールの精度を少しずつ高めましょう。同時に、Webテストの問題集などにも取り組むなど、スピード感のある準備が必要です。
大学3年 10~11月
秋冬インターンシップが本格化し、多くの企業で選考が進められます。Webテストや面接の対策はもちろん、ESもブラッシュアップし仕上げに取り組みます。業界や職種の視野をさらに広げる最終チャンスです。後悔のないよう丁寧に企業選びを実施しましょう。
大学3年 12~1月
年末年始を迎える頃から、秋冬インターンの選考や、年明けから始まる本選考の準備に臨みます。志望企業をリストアップし、選考スケジュールを一覧化しておくと非常に便利です。研究などとの兼ね合いを考慮し、あらかじめ時間配分を計画しておきましょう。OB・OG訪問もこの時期に行い、働くイメージをさらに深めていきます。
また、この時期は卒論・修論や研究室活動、学会準備と選考が重なりやすい時期です。志望企業の締切を一覧化し、ES提出日・Webテスト受験日・面接日を研究スケジュールとあわせて管理しましょう。
大学3年 3月~
企業の採用情報が正式に解禁され、本選考のエントリーがスタートします。会社説明会への参加や、面接試験が本格的に始まる時期です。これまでの準備を自信に変え、内々定の獲得に向けて全力を尽くしましょう。
就活の準備期間をしっかりと設けたい理由

就活の準備期間は、ゆとりを持って計画することが大切な理由はいくつかあります。本章ではそのなかから、代表的な理由をご紹介します。
自己分析に時間をかけることができる
自己分析やこれまでの経験や実績を整理するのは、思った以上に時間と労力を必要とします。そのため、早めから準備を進めておくことが非常に重要です。ゆっくり自分と向き合う時間が確保できれば、自己分析が深まり、効果的なアピールができるようになります。自分の希望を明確にできることも、大きなメリットでしょう。
企業分析に時間をかけることができる
自己分析だけでなく、企業分析にも時間をかけられることも大きなメリットです。「業界の中でどのような立ち位置で、今後どんな方針で事業を進めるのか」を深く知れば、精度の高い企業選定ができます。企業を知るほど面接での回答もしやすくなり、内定獲得に向けて自信を付けられるでしょう。
情報収集をしっかり進めることができる
就活では、早い段階から情報収集を進めておくことで、インターンや本選考のチャンスを逃しにくくなります。特に28卒の場合、大学3年の春〜夏にかけてサマーインターンの情報が公開され始めるため、気になる業界や企業がある場合は、早めに募集時期・応募条件・選考内容を確認しておくことが大切です。
また、早めに情報収集を始めることで、インターン経由の早期選考や理系学生向けの限定イベントなどにも気づきやすくなります。十分な準備期間を確保できれば、志望企業を比較しながら自分に合う企業を選びやすくなり、納得感のある就活につなげられるでしょう。
28卒の就活動向

28卒の就活動向について、以下5つの視点から詳しく解説します。
- ・企業の新卒採用ニーズが高い
- ・売り手市場であるものの大手企業の就職難易度は高い
- ・早期選考を実施する企業が増えている
- ・配属先の確約・内定パスポートなど採用形式が多様化している
- ・オワハラなどのハラスメントが増加傾向にある
上記の動向を参考に、28卒の就活をスムーズに進めましょう。
企業の新卒採用ニーズが高い
近年、多くの企業で新卒採用のニーズが高まっており、2028年卒業予定の学生に対しても積極的な採用活動が予想されます。新卒採用のニーズが高い理由は、少子高齢化による労働力不足や企業の若手人材確保の戦略によるものです。
そのため、学生にとっては多くの企業からの求人情報を得るチャンスが広がっています。しかし、企業が求めるスキルや人物像も多様化しており、自身の強みや適性を理解し、それに合った企業を選ぶ必要があります。早めの自己分析と業界研究を行い、企業のニーズに応じた準備を進めれば、就職活動を有利に進められるでしょう。
売り手市場であるものの大手企業の就職難易度は高い
現在の就職市場は学生にとって有利な「売り手市場」ですが、大手企業や人気企業への就職は依然として競争が激しく、高い難易度が伴います。大手・人気企業は多くの応募者の中から優秀な人材を選抜し、選考基準も厳しくなるためです。
そのため、大手企業を志望する場合は自己PRや志望動機の明確化、インターンシップへの参加など他の応募者との差別化を図る準備が必要です。また、中小企業やベンチャー企業にも目を向け、自分に合った企業を幅広く検討するのも就職活動を成功させるポイントとなります。
早期選考を実施する企業が増えている
近年、多くの企業が新卒採用の早期化を進めており、大学3年生の夏から秋にかけてインターンシップや早期選考を実施するケースが増えています。特に外資系企業やコンサルティングファームなどでは、早期に内定を出す傾向が強まっています。
そのため、28卒の学生は大学3年生の前半から自己分析や業界研究を始め、インターンシップへの参加を検討しましょう。早期に企業との接点を持てば、選考過程でのアドバンテージを得られて内定獲得の可能性を高められます。
配属先の確約・内定パスポートなど採用形式が多様化している
企業の採用形式は多様化しており、内定時に配属先を確約する制度や複数の企業で通用する内定パスポート制度など新しい取り組みが増えています。上記の制度は学生が自身のキャリアビジョンに沿った選択をしやすくする一方で、企業側も優秀な人材を確保するための戦略として導入しています。そのため、就職活動を行う際には各企業の採用形式や制度をしっかりと理解し、自分にとって最適な選択ができるよう情報収集を行いましょう。
オワハラなどのハラスメントが増加傾向にある
近年は就職活動中のハラスメント、特に「オワハラ」が問題視されています。オワハラは、企業が内定を出した学生に対し、他社の選考辞退や就職活動の終了を強要する行為です。厚生労働省もハラスメントの予防・解決に向けた施策を実施すると表明しているため、就活中に違和感や不安を感じた場合、企業や大学の相談窓口に連絡を取りましょう。
参照:就活ハラスメント防止対策企業事例集を作成しました!|厚生労働省
28卒の就活に関するよくある質問

以下では、28卒の就活に関するよくある質問と回答を2つピックアップしてまとめました。
28卒は就職氷河期になる?
28卒の就活環境が厳しくなる可能性はあるものの、就職氷河期になるとまでは言い切れません。ただし、売り手市場であっても大手企業・人気企業・専門職は競争が激しいため、早めの準備が重要です。
28卒の就活は大学4年からでも間に合う?
大学4年から始めても応募できる企業はありますが、サマーインターン経由の早期選考や人気企業の一部選考には間に合わない可能性があります。まずは応募可能な企業を洗い出し、自己分析・ES作成・Webテスト対策を同時並行で進めましょう。
まとめ
本記事では「28卒の就活はいつから始める?28卒向け就活の始め方や準備するべきこと」について解説しました。「28卒の就活はいつから始めたらいいのか?」に対する質問の回答は、「できるだけ早く始める」が正解です。どの準備から始めるとよいかを考えた上で、できることから就活を始めていきましょう。





