こんにちは。理系就活情報局です。

今回は、「【専門性にとらわれない!】東大理系の就職先から考える志望企業の見つけ方」というテーマで説明していきます!

一人ひとりの個性を見る方向へとシフトしていきつつある就職活動ですが、やはりまだ学歴という分かりやすい評価基準の影響が強いのが現状です。

それでは、理系就活生の中でトップクラスの学歴を持つ東大理系は、いったいどのように就職活動を進めているのでしょうか?

そこで、今回は東大理系のデータをもとに、理系就活生が志望企業を見つけるポイントを探っていきます。

自分の可能性を広げたい理系就活生の方は、是非参考にしてみてください!

東大理系が注目する企業とは?  

同じ理系と一口に言えども、理系就活生は進んだ学部や研究内容によって細分化されます。

そのため、自分にとって参考にできそうな就活体験談とはなかなか巡り会えないと思っている人もいるかもしれません。

ですが、たとえ自分と同じ条件でなかったとしても、参考にできるポイントはたくさんあります。

今回は、東大理系のデータを例に、就職活動のカギを握る「志望企業の見つけ方」にフォーカスしていきます。

そもそも東大理系は院進が多く学部卒の就職は少ない

まずは、東大理系の就職活動について、基本的なポイントを押さえていきましょう。

分かりやすく纏められた一例として、東京大学 工学部 化学生命工学科の進路先を纏めたデータを引用します。

(引用:東京大学 工学部 化学生命工学科「卒業生の進路(令和2年度~平成28年度卒業生)」

引用したグラフからも明らかなように、東大理系の進路として大学院進学は圧倒的なまでの割合を誇ります。

もちろん、何を専攻しているかによって、進学率は変動します。
たとえば、東京大学理学部数学科の場合は、大学院進学を希望するのは半数を超える程度だとあります(参考:東京大学理学部数学科「卒業後の進路」)。

このように、東大理系の学部生の大半は、理系のスタンダードである大学院への進学を選んでいるのです。

東大理学部の就職先から見る傾向

今回は、詳細な人数と進学先が公開されている「東京大学理学部数学科」と「東京大学理学部情報科学科」のデータを参考に見ていきます。

・東京大学理学部数学科の進路データ

(引用:東京大学理学部数学科「卒業後の進路」

2020年度の東京大学理学部数学科の学生は、48人中29人が進学の道を選んでいます。

半数以上が大学院進学を決める中、就職先としては数学的素養を活かせる金融・保険業界が多くの割合を占めています。

引用先によれば、統計・年金関連コンピュータ関連会社、金融機関などの他に、近年ではコンサルタント会社への就職も増えてきたとあります。

・東京大学理学部情報科学科の進路データ

(引用:東京大学理学部情報科学科「学部卒業後の進路」

一方、東京大学理学部情報科学科の場合は、学部卒で就職するのは毎年1~4名程度に留まり、数学科よりも高い進学率となっています。

引用先によれば、就職先として名を挙げられているのは、下記の企業です。

(株)ACCESS・サイボウズ(株)・(株)エヌ・ティ・ティ・データ
日本IBM(株)・日本生命・三菱UFJ信託銀行・三井住友カード(株)・ヤフー(株)

引用したのは一部の企業ですが、流石は東大理系の進路というかのように、誰もが知る大手企業ばかりとなっています。

東大理系が注目しているのはコンサル職

東大理系の進路データを参照したところで、もう一つデータをご紹介します。

(引用:ITmedia NEWS「23年卒の東大・京大生が注目する企業」

引用したのは、23卒の東大生と京大生が注目する企業をランキング形式でまとめたデータです。

理系・文系併せての集計ではありますが、理系学生の進学として人気の企業も多く名を連ねています。

引用したランキングで21社中7社を占めていることからも明らかなように、東大生全体の傾向として、コンサル職への注目の高さが窺えます。

先に引用した東京大学理学部数学科の進路データからも分かるように、この傾向は東大理系にも当てはまると考えられます。

東大理系の就職先から見えてくる就活のポイント

ここまで、実際にデータを見ながら、「東大理系の進学率の高さ」と「東大理系が注目する企業」について確認しました。

東大理系の就職先とその傾向を把握したところで、次は「東大理系の就職先から見えてくる就活のポイント」について解説します。

東大理系は必ずしも専門性にとらわれない

理系の就職活動というと、専門性に直結する業種がまず思い浮かぶのではないでしょうか。

しかし、東大理系は方向としては専門性に添いながらも、必ずしも専門性にのみ着目して就職先を選んでいるわけではありません。

専攻や研究内容によっても異なりますが、東大理系は自分の能力を活かす場を検討するにあたって、「専門性」を軸にしながらも広い範囲から探している傾向にあります。

理系就活生の就職活動が順調に進まない原因として、しばしば「専門性を優先しすぎたあまり、エントリーの段階で志望企業を狭めてしまっていた」ことが挙げられます。

その点、東大理系は志望企業を検討する段階から、視野を広く持っていると言えます。

理系の素地や専門性を多角的に活かす業種に可能性を見ている

理系就活生は、「理系的なスキル」と「専門的なスキル」を持ち合わせています。

ここまで見てきたデータを参照するに、東大理系は自分が持っているスキルの活かし方を一つに限定していません。

コンサルティングファームや生命保険会社が人気を得ているのは、東大理系が自分の能力に自信を持っていることと、自分の能力を幅広い領域で活かしたいと考えていることの表れだと言えます。

とりわけコンサル職の仕事内容は年々多様化しているため、自分が持っているスキルを多角的に活かせる仕事です。

これらのことから、東大理系は自分のスキルを軸にしながら、将来的な成長ややりがいを見込んで就職先を選んでいると考えることできます。

高学歴だからといって必ずしも就活が順調なわけではない

「そんなこといっても、東大というネームバリューがあればどんな会社にだって採用されるんじゃない?」
「まあ東大なら、就職先も選び放題だろうけど……」

と、そんなふうに思う方も多いかもしれません。

しかし、結論を述べると、高学歴だからというだけで就職活動が順調に進むわけではありません。

東大理系はその進学率の高さから、周囲に就職活動仲間が多いとは言えない状況です。
情報を共有できる仲間が少ないことは、就職活動を大きく左右します。
そのため、学部卒で就職する道を選んだ東大理系は、自分から進んで動かなければなりません。

また、東大理系のように学歴という強力な強みを持っていたとしても、エントリーシートや面接対策が不十分であれば、却って落胆され、「東大なのにね」という視線を向けられてしまいます。

東大理系といえども、選考の前では他の就活生と同じ存在です。

学歴に胡座をかいていては、就職活動が順調に運ぶことはありません。

東大理系の就職先から考える志望企業の見つけ方

ここまで、「東大理系が注目する企業とは?」から「東大理系の就職先から見えてくる就活のポイント」について説明してきました。

最後に、「東大理系の就職先から考える志望企業の見つけ方」について解説します。

専門性を軸にして企業を探す

まずは、理系就活生が持っている強みである「専門性」を軸に企業を探しましょう。

ただし、専門性を優先しすぎると、却って自分の首を自分で絞めてしまうことになりかねません。

「自分の専門性に直結する企業」だけに絞ってしまうと、就職活動が進んでいくにつれて「あと3社しか選考が残っていない……」といった落とし穴にはまってしまうかもしれません。

そのため、志望企業を探す時には、「専門性に直結しない他の選択肢も視野に入れる」ことをはじめから除外しすぎないよう注意しましょう。

自分の能力を幅広く活かせる企業を探す

専門性を軸にした企業選びが一段落したら、自分が持っているスキルを今一度見つめ直してみてください。

研究内容や専攻した分野を俯瞰して眺めたとき、あなたの強みが見えてくるはずです。

それは、数値やデータを取り扱う数学的なスキルかもしれません。実験をすることで得た注意深さや、一つのことに黙々と取り組む根気かもしれません。

自分だけの強みを見つけることができたなら、志望企業も一歩引いたところから検討してみましょう。

理系就活生のスキルを活かせる企業は、あなたが思っている以上に多く存在します。
もしかすると、思わぬ出会いがあるかもしれませんよ。

大手有名企業の情報をもとに優良企業を探す

もしあなたが大手企業にばかりエントリーを検討しているのなら、「なぜその大手企業に惹かれたのか」というポイントを洗い出して、条件が合致する企業を探してみることをオススメします。

大手企業が人気を集めるには様々な理由がありますが、「就職先を選ぶ際に何を優先しているか」が整理できていれば、大手よりも倍率の低い優良企業を選ぶという道が開けます。

大手企業は志望者も多いため、大手ばかりに絞っていると、内定がゼロのまま就職活動シーズンが終わってしまうことにもなりかねません。

後悔しないためにも、大手に加えて優良企業を見つけることで手数を増やしておきましょう。

逆求人サイトに登録してオファーを得る

東大理系の強みは、彼らが持つ専門性や能力の高さだけではありません。
東大出身であるという事実は、企業から注目される充分な理由になります。東大理系は、その学歴だけで、見出してもらいやすいというメリットを持っているのです。

一方、ネームバリューをフックにできない理系就活生は、別の点から企業に見つけてもらう必要があります。

そこでオススメしたいのが、逆求人サイトの利用です。
プロフィール登録をすれば、企業からスカウトメールが届く逆求人サイトは、学歴よりも「あなた自身の魅力」にフォーカスした就職活動を効率的に行うことができます。

通常の選考にエントリーしながら、逆求人サイトを活用することで、思っても見なかった大手や優良企業からオファーをもらえるかもしれません。

オススメの逆求人サイトについては、まとめで紹介します。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【専門性にとらわれない!】東大理系の就職先から考える志望企業の見つけ方」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・東大理系が注目する企業とは?
 ➀そもそも東大理系は院進が多く学部卒の就職は少ない
 ②東大理系が注目しているのはコンサル職

・東大理系の就職先から見えてくる就活のポイント
 ①東大理系は必ずしも専門性にとらわれない
 ②理系の素地や専門性を多角的に活かす業種に可能性を見ている
 ③就職後を見据えた長期的なセールスポイントを作る

・理系学生が複数の視点を持つことで得られるメリット
 ①就活市場における自分の長所と短所が分かる
 ②高学歴だからといって必ずしも就活が順調なわけではない

・東大理系の就職先から考える志望企業の見つけ方
 ①専門性を軸にして企業を探す
 ②自分の能力を幅広く活かせる企業を探す
 ③大手有名企業の情報をもとに優良企業を探す
 ④逆求人サイトに登録してオファーを得る

・活用するべき逆求人サイト
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