TECH OFFERではプロフィール情報として「学生時代に力を入れたこと(学チカ)」や「自己PR」など数多くの入力項目があります。

しかし、どの項目もボリュームがあり、どのような内容を書くべきかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

TECH OFFERのプロフィールでは「研究概要」「学生時代に力を入れたこと(学チカ)」「自己PR」の3項目が特に企業から重視されており、それぞれコツを押さえて記載することが大切です。

今回はTECH OFFERでオファーをもらいやすくするプロフィール作成術について解説します。

TECH OFFERのプロフィール入力の内容に悩んでいる方や効率的にプロフィールを作成したい方はぜひ参考にしてください。

この記事の重要ポイント
・プロフィールを埋めるとオファー数が3倍になる
・「学チカ」「自己PR」「研究概要」のいずれかを埋めることが重要
・エピソードは動機や課題など項目ごとにまとめる

TECH OFFERでプロフィール入力するメリット

まずTECH OFFERでプロフィール入力するメリットを以下2点から解説します。

・「プロフィールの充実している学生」と表示される
・プロフィールを埋めることでオファー数は3倍に

プロフィール入力は効率的なオファー獲得につながるため、早めに入力を済ませましょう。

「プロフィールの充実している学生」と表示される

TECH OFFER内で企業が学生のプロフィールを検索する際、プロフィール入力が完了している学生には「プロフィールの充実している学生」という表示が出る仕組みになっています。

TECH OFFERでは、企業は学生に送ることのできるオファーの数が限られています。
そのため、マッチングした学生を選ぶために、まずプロフィールが入力されている学生を優先してチェックしたいという考えがあるのです。
この「プロフィールが充実している学生」という表示があると、企業が優先的にプロフィールをチェックし、オファーを送ってくれる可能性が高まります。

「プロフィールの充実している学生」と企業に表示させるには、以下3つの条件を満たす必要があります。

・顔写真登録
・簡易性格診断
・「学生時代に力を入れたこと(学チカ)」「自己PR」「研究概要」いずれか300字入力

TECH OFFERを活用する企業は学生のプロフィールを細かくチェックしオファーを送っており、いかにプロフィールをみられるかが重要と言えます。

プロフィールを入力することで、企業に「プロフィールが充実している」ことをアピールでき、優先的にチェックしてもらえるでしょう。

プロフィールを埋めることでオファー数は3倍に

プロフィールを埋めることで、埋めていない人と比べオファー数が約3倍となり、就活の効率化が可能です。

プロフィール入力することでオファー数が大きく伸び、選考機会も増え内定獲得の確率も上がるでしょう。

また、オファーを受諾した数も3倍に増えており、自分にあったオファー内容も来やすくなります。

プロフィールは1項目でも埋めることが大切

「プロフィールの充実している学生」と表示させるためには、まずは以下3項目のうち1項目を300字以上記載する必要があります。

・学生時代に力を入れたこと(学チカ)
・自己PR
・研究概要

先ほど紹介したデータでも、上記項目のいずれかを入力するだけでオファー数が3倍に増えています。
一気にすべてのプロフィール項目を埋めようとしなくても大丈夫です。まずは、自分が取り組めそうな1項目だけでも入力しましょう。

ただし、企業もプロフィールをしっかり読み込んでオファーを出すので、TECH OFFERでの就活に慣れてきたら、残りの項目も徐々に入力していきましょう。

なお書き方に迷う場合は、各項目の書き方のコツや記入例を参照できる機能もあります。まずはプロフィールページを確認し、参考にして書き始めましょう。

どんなプロフィールを載せたらいい?

ここではプロフィールに記載すべき内容について、以下の2点を解説します。

・すでに作成したプロフィールを使う
・プロフィール未作成なら「研究概要」か「学チカ」から取り組むのがお薦め

プロフィールの記載内容に迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。

すでに作成したプロフィールを使う

他の就活サービスで使っているプロフィールや企業に提出したESがあれば、その内容をコピー&ペーストなどして入力しても問題ありません。

各項目300字以上となるよう、文字数を調整してプロフィールを記入しましょう。

ただし、他のプロフィールやESの内容を使う場合は、以下のような特定の企業や業界に向けた内容が入らないよう注意してください。

【自己PRの記入例】
NG「私の強みは『行動力』です。…この強みを、貴社の〇〇という製品開発で活かしたいと思います」

OK「私の強みは『行動力』です。…この強みを、貴社の業務のなかでも活かしたいと思います」

プロフィール未作成なら「研究概要」か「学チカ」を埋める

プロフィールをTECH OFFERで初めて作成する方は、「研究概要」か「学チカ」から埋めましょう。

これらは自己PRに比べて、記載する内容が明確で書きやすいからです。

​​「研究概要」か「学チカ」のどちらを記入するかは、以下の基準で判断しましょう。

・研究概要:研究がある程度進んでいる人
・学チカ:研究があまり進んでいない人

「研究概要」は、自身の取り組んでいる研究について事実ベースで書き出すことができれば、比較的まとめやすいものになります。
ただ学部卒の場合などは、就活段階で本格的に研究が進んでいない場合もあるため、「学チカ」の方が記入しやすいでしょう。

TECH OFFERに登録したプロフィールは、就活の進み具合に応じて定期的に見直し、ブラッシュアップすることが大切です。

【項目別】TECH OFFERプロフィールの書き方

ここではTECH OFFERプロフィールの書き方について、以下の項目別に解説します。

・研究概要
・学生時代に力を入れたこと(学チカ)
・自己PR

項目別に押さえるポイントが異なるため、しっかり理解しましょう。

研究概要

研究概要を記入する時は、まず書く項目を箇条書きにしてまとめましょう。

具体的には以下の項目ごとに記載内容を書き出し、文字数を埋めていきます。

もし、研究があまり進んでおらず研究内容や展望が書きづらい場合は、研究前の準備段階について書いてみましょう。(論文の輪読や先輩の実験の手伝い等)
他には、研究を選んだ理由を記載することもおすすめです。

学生時代に力を入れたこと(学チカ)

学力チカを記入する際は、まず書くエピソードを決めます。
エピソードを決めるコツは以下3つです。

・なるべく大学以降のエピソードを選ぶ
・自分が「時間をかけたこと」と「自ら考えたこと」という観点で選ぶ
・複数エピソードがある場合、他の人と協力して進めたエピソードを優先する

大学以前のエピソードもダメではありませんが、古いエピソードだと面接で深掘りされた時に記憶が曖昧で答えづらくなるデメリットがあります。
なるべく大学以降のエピソードで記入しましょう。

また、学業で頑張ったことをエピソードとして選んでもOKです。その場合、専門的な用語をなるべく使わず、どう努力し成果を出したかということを分かりやすく表現しましょう。
エピソードを選んだ後は、以下の項目ごとに内容を整理し、文字数を埋めていきましょう。

もし文章化するのが難しければ、各項目を箇条書きにしても問題ありません。
上記の項目ごとに内容を整理することで、相手に伝わりやすいエピソードにできます。

自己PR

よく、自己PRは学チカと内容が被りやすい、差を付けにくいという声もあります。
それぞれ、以下のように記載順序の違いがあります。

・自己PR:強み→それが活かされたエピソード
・学チカ:自分が頑張ったエピソード→そこで発揮した力・そこから得られた力(強み)

両者ではエピソードを入れる位置に違いがあり、その違いによって強調するポイントを変えているのです。

いずれの場合も「その人の強み」が「実際の経験(根拠)」を踏まえて的確に表現できるかが重要となります。

もし自己PRがうまく書けない場合、学チカから作成するのがおすすめです。
学チカのエピソードで発揮した力が、他に活かされたシーンはないかと探すことで、学チカの内容と被らない自己PR用のエピソードを見つけやすくなるでしょう。

基本的なエピソードの書き方は、学チカと同様です。

なお各項目とも、プロフィールページの中で書き方のコツや記入例を参照できる機能もあります。まずはプロフィールページを確認し、参考にして書き始めましょう。

【研究概要の記入例】

学チカ・自己PRに関しては以下の記事で例文を紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。

関連記事:ガクチカ例文集
関連記事:自己PR例文集

プロフィールを入力し企業からオファーを獲得しよう

TECH OFFERではプロフィール入力することで、企業にプロフィールをみてもらいやすくなりオファー数が増えます。

特に「研究概要」「学チカ」「自己PR」のいずれか1項目を300字以上記入すると「プロフィールの充実している学生」と表示されるので、まずは1項目だけでも記入しましょう。

今回の内容を参考に、企業に魅力が伝わるプロフィールを作成してみてください。