はじめまして、理系就活情報局です。
今回は説明会に効率良く参加し、有意義に過ごす方法を解説していきます!
「なぜ選考過程に説明会を入れるの?」「説明会に時間を取られてしまう…」「注意点ってあるの?」という思いを持っている学生も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、「説明会にも種類がある!」から「対面とオンラインどっちが良いの?」、「参加する際の気を付けるべきマナー」、「理系就活生が意識すると良いこと」まで、解説します!
説明会にも種類がある!
説明会には大きく分けて2つの種類があります。
・合同説明会
・会社説明会
ここではそれぞれのメリットを含めて解説していきます!
合同説明会
合同説明会はマイナビのような就活サービスで行われるもの、同じ業界同士で行うもの、地域で行うものがあります。
合同説明会には沢山の企業が参加しているため、1日でいくつもの企業の説明会を聞けます。
オンラインであればタイムテーブルが用意されており、気になる企業の説明会を聞きたい時にZoomなどに参加するというものです。
対面であれば、大きな会場にいくつかのブースが用意されており、気になる企業があればそこに立ち寄っていく形になります。
合同説明会の良いところとしては、1日でいくつかの企業の説明会を聞けるため、効率良く情報収集することができます。
また、「興味は元々なかったけど話を聞いてみたら雰囲気が好きだった」「事業内容に興味をもてた」ということがあります。
思いがけず優良企業を見つけるきっかけになるため、夏や秋のインターンに参加する際や本選考が始まる前に参加しておくと良いでしょう。
色々な業界におけるその企業の立ち位置を知れるため、就活を始めたての学生におすすめです。
会社説明会
会社説明会とはそれぞれの企業が独自で行っている説明会です。
インターンや本選考では、説明会に参加しないと選考に進めないことも多くあります。
そのため、応募する企業の説明会には基本的に参加する必要があると考えておくと良いでしょう。
合同説明会では1つの企業あたり約15分の説明となりますが、会社説明会では1〜2時間かかることがほとんどです。
時間が取られてしまうというのは事実ですが、その企業について深く知ることが出来るというのがメリットになります。
選考過程で面接がありますが、「なぜうちの会社なのか?」という質問に対する答えの材料にもなるため、強みや弱み、良いと思ったところをメモしながら聞いておきましょう。
また、最後に質問タイムを設けてくれるところが多いです。
そのため、新卒採用サイトには載っていなかった知りたい情報を聞けるチャンスです。
積極的に質問をすると良いでしょう。
対面とオンラインどっちが良いの?
コロナ以前は全て対面で行われてきました。しかし、コロナを機に説明会や面接がオンラインで行われることも増えてきました。
最近はコロナも落ち着きをみせてきたため、面接の一部が対面で行われるようになってきています。
そのため、これから先は説明会も対面で行われる機会が増えるでしょう。
企業によってはオンラインのまま続けるところも多くあります。
そこで、ここでは対面とオンライン、それぞれのメリットを紹介していきます!
対面のメリット
対面のメリットはなんといっても雰囲気が分かる事です。
人にはよりますが、企業には何年も勤めることになるため、雰囲気の良さ、雰囲気が自分に合うかどうかを重視する学生は多いのではないでしょうか?
オンラインではやはり全体の空気感を掴むことは難しいです。
そのため、対面で説明会に参加するということは雰囲気を掴めるというのが最大のメリットとなります。
さらに、オンラインではネット環境に左右されてしまいます。
自宅のWi-Fiの調子が悪かった場合、聞きたかった部分が聞けなかったという事態が発生してしまいます。
しかし、対面ではそのような心配はありません。
そのため質疑応答時間でもスムーズに会話ができるため、ストレスがなくなるでしょう。
オンラインのメリット
オンラインの最大のメリットは、お金を使うことなく、時間を効率良く使えるという点です。
説明会でに行く場合、会場に向かうまでの交通費がかかります。
しかし、オンラインであれば自宅や学校から聞くことができるため、交通費にお金を割くことがなくなります。
さらに移動時間がなくなるため、授業の合間に説明会を受けることも可能になります。
授業と就活の両立を考えると、時間を有効活用していくべきです。
オンラインでも参加できる企業と対面でなくてはいけない企業を分別し、上手くスケジュールを組むということが大事になってきます。
参加する際の気を付けるべきマナー
対面で参加する場合はもちろんのこと、オンラインで参加する場合にもカメラオンを求められることがあります。
姿が見られている状態であるため、気を付けるべきマナーがいくつかあります。
そこで、ここでは気を付けた方が良い事を紹介していきます!
身だしなみ
まず身だしなみが挙げられます。
オンライン参加でカメラオフでも良い場合やウェビナー形式の場合は必要ありませんが、対面の場合やカメラオンを求められた時に大事になってきます。
まず服装については、会社指定のものでいきましょう。
スーツと指定されているのであればスーツ、私服と指定されているのであればオフィスカジュアルで参加しましょう。
ちなみに私服指定の場合「スーツはだめなのか」と言われれば企業によります。
ラフに受けてほしいが本人の意思で着るのはかまわないという企業もあれば、私服と指定しているのになぜスーツなのかと考える企業もいます。
説明会を受ける企業がどちらかは判断しづらいため、私服指定であればオフィスカジュアルを着るのが一番安全と言えます。
服装では露出が多くないこと、アクセサリーはつけない、清潔感を重視、メイクは濃すぎず薄すぎずを意識すると良いでしょう。
聞く姿勢
オンライン・対面のどちらの場合も、筆記用具とノートは用意しておきましょう。
しかしメモを取ることに必死で、下ばかり見ていては聞き逃しをしてしまう可能性がでてくるため、メモをするのは最低限にしておくのがおすすめです。
また対面・オンラインに関わらず足を組む、腕を組むことも避けましょう。
対面ではマスクをしますが、オンラインでカメラオンとなると自宅で受けている場合はマスクを外している場合も多いです。
説明会を行っている人の中には聞いている人の反応を伺いながら話す人がほとんどです。
そのため顔が見えているのであれば表情は柔らかく、面白いところがあれば笑うなど相手に反応することで良い印象を持ってもらえます。
対面では表情が難しいですが、頷くことを意識すると良いです。
就活においては印象に残った人ほど有利なため、このあたりを意識しながら説明会に参加することをおすすめします。
質問内容
最後は質問内容です。
質問する際は失礼のない質問を心がけましょう。
説明会で説明したことを繰り返し聞く、他の質問者と同じことを聞いてしまうのは悪い印象を与えてしまいます。気を引き締め、説明会に参加している間は最後まできちんと聞いていましょう。
また、少し調べたらわかるようなことを聞いてしまうのも出来るだけ避けるべきです。
参加する企業の説明会は事前にある程度調べておくことをおすすめします。
ちなみに合同説明会では約15分ほどの説明を複数回おこなっているため、たくさんの学生が参加しています。
質問をしたい学生は複数人いるため、手を挙げて当てられた際、他の学生・企業側のことも考慮し1、2個の質問におさえた方が良いです。
もしも時間がまだあるのに他の学生が質問をする気配がない場合は問題ないでしょう。
難しいですが、上手く周りの空気を掴みながら質問をしていきましょう。
理系就活生が意識すると良いこと
これまで、一般的な説明会のメリットや気を付けることを紹介してきました。
次に理系就活生が気を付けるべきことを紹介していきます!
業界研究
説明会に参加するとき、目的をもって参加することが大事になってきます。
その1つとして、業界研究も兼ねると良いでしょう。
特にインターンにおける説明会では、様々な業界を見ることになります。
その業界ではどのようなことを取り扱うのか、学んだ事がどのように活かされているのかという点に注目していきましょう。
また思いがけない業界で活躍できる可能性もあるため業界研究も同時に行っておき、興味のもてる業界はどこなのかをしっかりと探しておきましょう。
職種研究
次に職種研究です。これは実際に自分が行う仕事内容となるため、どの職に就きたいのかは慎重に調べましょう。
説明会では実際にその職についている社員から話を聞け、また質問をすることが出来ます。
やりがいはどこなのか、大変な点は何かということを聞き、就職した際のイメージを持って説明を聞くと良いでしょう。
まとめ
この記事では「説明会の重要さって?参加するにあたって気を付けるべきこと」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・合同説明会、会社説明会それぞれのメリットを有効活用する。
・同時に対面かオンラインそれぞれのメリットを有効活用する。
・説明会では目的を持って参加し、業界や職種について知る。