就活をしていると交通費など意外と費用がかかるなと感じることはないでしょうか?
就活にかかる費用を事前に把握しておくことで、余計な不安を減らし選考対策に集中できるでしょう。
今回は就活費用がいくらかかるかについて、出費を抑えるコツも紹介します。
就活費用がどのくらいかかるか気になる方は是非参考にしてみてください。
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就活でかかる費用の内訳
就活でかかる費用としては以下4つが挙げられます。
・交通費
・宿泊費
・スーツ代
・その他諸費用
就活開始時には最低でも上記資金を用意しておきましょう。
交通費
就活で必ず必要なのが「交通」です。
合同説明会や面接などに移動する際は必ず発生する費用であり、応募企業の数が増えるほど交通費も増えていきます。
特に地方に住んでいる場合、都心部にある企業へ伺うのに新幹線や飛行機を使うと交通費だけで多額の出費となる可能性もあります。
自分が住む地域と就活で伺う地域の交通費は事前に計算しておき、必要な資金を貯めておいた方が良いでしょう。
宿泊費
就活には宿泊費もかかってきます。
首都圏に住んでいる場合はかかりませんが、遠方から首都圏に移動し数日間連続して
就活を行う場合は宿を取る必要があるためです。
宿泊費は土日祝日や行楽シーズン中で値段が上昇するため、常に値段をチェックしておいた方が良いでしょう。
スーツ代
就活にはスーツ代もかかります。
スーツは面接や説明会の場面で必須であり、準備しておく必要があります。
スーツの他にもワイシャツやネクタイ、靴・カバンなども一式揃えなければならないため、高額な出費となるでしょう。
目安としては一式揃えるのに3〜4万円ほどはみておけば問題ありません。
その他諸費用
上記以外にも選考対策のための書籍代や外出時の飲食費、証明写真費などさまざまな費用がかかります。
身だしなみを整えるための散髪代やスマホ料金なども挙げられるでしょう。
就活にかかるおおよその費用を算出し、どのくらいの金額を準備すべきか明確にしておくのがおすすめです。
就活費用の平均は10万円前後
就活費用の平均はおおよそ10万円前後です。
もちろん住んでいる地域や就活の期間などでも変わりますが、これまで紹介した費用を考慮すると大体10万円が就活費用としてかかります。
就活生にとって10万円は大きな金額ですので、早めに確保しておいた方が良いでしょう。
お金の不安を抱えながら就活をすると、精神的な疲労も貯まりやすくなり、就活がうまくいかなくなる可能性もあります。
後述する費用節約のコツも実践しながら、就活費用を早期に確保しておきましょう。
就活費用を抑える6つのコツ
就活費用を抑えるコツとして以下6つが挙げられます。
・オンライン説明会や面接を活用
・交通手段の工夫
・スーツは学割を活用
・先輩や友人から参考書等を借りる
・宿泊費は安い宿を活用
・お弁当を作る
お金の不安を軽減し、就活に専念できるようにしましょう。
オンライン説明会や面接を活用
オンライン説明会や面接を活用することで就活費用を削減できます。
近年はコロナ禍の影響からオンラインで合同説明会や選考が開催されるケースが多くなりました。
オンライン説明会や面接はオフラインと違い移動時間や交通費がかかりません。
インターネット環境があれば、場所を問わずに説明会や面接に参加できます。
交通費だけでなく移動時間も削減でき、就活の効率化も図れるのは大きなメリットです。
交通手段の工夫
就活費用削減のため交通手段も工夫しましょう。
飛行機はLCCを使ったり、時間に余裕があれば新幹線ではなく高速バスを利用することで料金を安くできます。
高速バスは時間がかかるイメージですが、移動中に睡眠時間を確保できるのがメリットです。
高速バスにはトイレ付きなど快適に過ごせる工夫もされており、積極的に活用した方が良いでしょう。
飛行機や高速バスは早割や学割もあるので、予定が決まっている場合は早めに予約することでやすく利用できます。
スーツは学割を活用
スーツは学割を利用して購入することで費用を削減できるでしょう。
スーツやビジネスバッグなどは就活で必需品にも関わらずそれなりの費用がかかります。
これらの費用を抑えるべく、学割や就活生応援キャンペーンを実施している店舗でスーツやビジネスバッグを購入しましょう。
スーツを購入する際はセットのものを購入するのがおすすめです。
セットであればジャケットとパンツを単品で買うよりも安く購入できるでしょう。
先輩や友人から参考書等を借りる
就活対策の参考書などは先輩や友人から借りるのもおすすめです。
就活対策の書籍は数多くの種類があり、全て購入していてはいくら費用があっても足りません。
SPIは例年出題傾向も似ており、前年度の対策本でも代用できるため、大学の先輩に借りられないか交渉してみましょう。
また最近ではスマホアプリで就活対策ができるものもリリースされており、書籍よりも安く利用できるのでおすすめです。
宿泊費は安い宿を活用
就活で宿泊を伴う場合は、安い宿を活用しましょう。
例えばカプセルホテルの場合、都心部でも1泊2,000〜3,000円で利用でき、通常のホテルよりも格安で泊まれます。
タオルや歯ブラシなどのアメニティも揃っており、非常に便利です。
長期間滞在する場合は、シェアハウスを活用する手もあります。
こちらもホテルを利用するより安く滞在でき、同じ就活生が泊まっていれば就活仲間を作れるメリットもありおすすめです。
他にもウィークリーマンションであればキッチンや洗濯機もあり、快適に過ごせるでしょう。
両親や友人と一緒に部屋を借りれば賃貸料を節約できます。
お弁当を作る
外食をする際はお弁当を作ることで節約できます。
気軽に利用できるコンビニも毎日利用すればそれなりの金額になり、費用がかさんでしまいます。
1日に複数社を訪問する場合、面接の合間にカフェを利用する場合もあるでしょう。
カフェも毎日利用すると大きな金額となり、注意が必要です。
面接の合間は公園など屋外で過ごすのも良いでしょう。
都心部では就活生が過ごすためのフリースペースを提供している場所もあります。
企業の近くに無料で利用できる施設があるか事前に確認することをおすすめします。
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就活費用捻出に役立つ方法
就活費用の捻出に役立つ方法として以下の2つが挙げられます。
・アルバイト
・有給インターン
・前もって貯金しておく
資金面で不安がある場合は、上記2つの方法で資金を確保しましょう。
アルバイト
就活が始まって資金がない場合はアルバイトすることをおすすめします。
就活が忙しくなると継続していたアルバイトをやめてしまうケースも多いようです。
しかし、就活はお金がかかるため、ペースを落としても続けた方が良いでしょう。
アルバイトと就活を両立させるには、就活のスケジュールを優先し空いた時間にアルバイトできるようスケジュール管理することが大切です。
例えば、面接が少ない土日にアルバイトの予定を入れ、平日は面接など就活を優先するといった形です。
バイト先は固定シフトよりも自由シフトの方が出勤日の融通が効くでしょう。
あくまでも就活を優先し、空いた時間でアルバイトするのが両立のコツです。
有給インターン
有給インターンも就活費用捻出に役立ちます。
インターンの中には企業が学生に報酬を支払い、実務体験をしてもらう有給インターンがあり、就活費用捻出にぜひ活用したいところです。
有給インターンは報酬がもらえるだけでなく、企業での実務経験を通してスキルアップできる点も大きな魅力となっています。
インターン先が志望企業であれば、選考を有利に進められる可能性があるのも嬉しい点です。
就活と費用捻出を同時に行える有給インターンは、非常におすすめの方法です。
関連記事:理系大学の3年生はインターンに参加すべき?就活におけるメリットも解説
前もって貯金しておく
前もって貯金しておくのが1番安全な方法です。
就活とアルバイトを両立させるのはかなりの労力がいり、やり方によっては就活に集中できず本末転倒となる可能性もあります。
本格的な就活シーズンが始まる前の段階であれば、早いうちにアルバイトで資金を確保しておくことがおすすめです。
10万円ほど貯金があれば、安心して就活に集中できるでしょう。
これだけは知っておきたいポイント!(まとめ)
就活には交通費や宿泊費などそれなりの費用がかかり、ある程度の資金を確保することが重要です。
有給インターンやアルバイトを活用し、うまく就活と両立させ就活費用を捻出しましょう。
また、資金を確保するだけでなく普段から支出を減らす工夫も重要です。
就活費用を上手に工面し、お金の不安をなくすことで本来集中すべき就活対策に力を入れられるようにしましょう。