就活において、文系・理系問わず人気の高いIT業界。なかでもどんな企業に人気が集まっているかご存じでしょうか?後悔のない志望企業探しのため、幅広い企業や人気企業の傾向を知っておくことが大切です。ぜひこの機会に、IT業界の理解を深めておきましょう。
本記事では、就活生に人気なIT企業ランキングを軸に、人気企業に就職する方法を解説します。
IT業界とは?基礎知識と動向

まず初めに、IT業界の定義や動向などを解説します。
IT企業の定義と主な分類
ITとはコンピュータやネットワーク、データ通信を活用した情報収集・処理・保存・伝送を行う技術や、それを用いたサービスを指します。
IT業界の代表的な分野には、以下のようなものがあります。
・ソフトウェア開発・提供:業務システム、アプリ、クラウドサービス、SaaSなど
・システムインテグレーション:企業や公共機関の業務システム開発、基幹系システム構築、運用サポートなど
・インフラ、ネットワーク、通信:ネットワークの構築・運用、サーバやクラウド、データセンターの管理、通信インフラ整備など
・ITサービス・運用・保守、アウトソーシング:運用管理、ヘルプデスク、セキュリティ対策、クラウドホスティング、保守、コンサルなど
・先端技術領域:AI、IoT、ビッグデータ、クラウドネイティブ、データ分析、セキュリティ、UX/UI設計など
IT業界と一口に言っても、「サービス」「インフラ」「運用」「コンサル」「研究開発」など多様な業種が含まれています。企業の種類としても大企業・SIer、ベンチャー、新興のクラウド/SaaS企業など規模も業務内容もさまざまです。企業選びの際には自分の特徴と照らし合わせながら、業界・企業をしっかりと研究しておきましょう。
IT業界の最新動向と将来性
近年、日本を含めた世界のIT市場は、成長し続けている状況です。日本のIT市場規模だけでも2025年で約26兆円に達すると推計されており、国内全産業の中でもトップクラスの成長率を維持しています。
右肩上がりで成長する背景には、企業や自治体がクラウドを積極的に導入し、業務システムの刷新を進めていることがあげられます。特に、ビッグデータやIoT・生成AIを活用したDX化が急速に普及していることが大きな要因です。
一方で、課題として挙げられるのは、国内のIT人材不足の深刻化です。データ活用・生成AI・クラウドといったスキルを持つエンジニアの需要は、今後ますます高まると予測されています。同時に多くの企業が古い基幹システムを抱えており、同システムを最新の技術へ移行していくことが、次の大きなテーマとなっている状況です。
参考:国内IT市場産業分野別/従業員規模別 2025年最新予測を発表|IDC
IT業界に向いている人の特徴
IT業界では、論理的に物事を考え、課題に対して解決策を組み立てられる人が活躍しやすい傾向にあります。IT業界で携わる業務の多くが、理系学生が日々行っている「仮説→実験→検証→考察」の研究プロセスに近いためです。
システムの不具合対応や新規開発においても、「なぜエラーが起きたのか」を数値やログに基づいて特定する必要があります。解決策を実装する能力が求められるため、研究で培った思考体力がそのまま実務の武器になる点が理系学生の強みです。
日々仕様変更やトラブルが起こることもあるため、状況を整理しながら冷静に対応できる姿勢は非常に重要です。また、AIやクラウドなど新しい技術が次々に生まれる環境なので、好奇心や意欲がある人ほど活躍の幅が広がる分野だといえます。
また、案件や企業によって技術領域や働き方が大きく異なるため、変化に柔軟な対応力も企業によっては必要です。技術のイメージが強くなりがちですが、実際にはチーム開発やクライアントとの調整が多いため、コミュニケーション力や協調性も求められるでしょう。
【最新】新卒就活生に人気なIT企業ランキングTOP10

本章では、「楽天みん就 22025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」をはじめとする主要就職情報サイトのデータおよびTECH OFFER会員の志望動向をもとに、理系学生に支持されるIT企業を解説します。
1位:NTTデータ
NTTデータは、金融・行政・医療から流通、製造、通信に至るまで、多様な業界で使用されるシステムの構築・運用を手がける国内最大手SIerです。新卒就活人気ランキングでは2010年の調査開始以来、15年連続で1位(※楽天みん就調べ)を獲得しています。安定性と規模、豊富な研修制度、育休復職率の高さなど働きやすさ・将来の安心感が人気を集めている企業です。
公共性の高い大規模システムに上流工程から携われる点は、社会インフラを技術で支えたいと考える理系学生にとって大きなやりがいとなります。本選考の倍率は非常に高いですが、インターンシップ経由の早期選考ルートが存在するため、夏・冬のインターン参加が内定への近道となります。
2位:富士通
富士通は、ハードウェアからソフトウェア、クラウド、ITコンサルティングに至るまで幅広いサービスを提供する総合ITメーカーです。国内ITサービス市場では常に売上実績トップクラスを誇り、国内外でDX支援や大規模システム構築を手がけるなど、安定した事業基盤も人気の理由です。柔軟な働き方制度(テレワークなど)の導入や研修制度の充実で、新卒者からも高い支持を得ています。
スーパーコンピュータ「富岳」に代表される高い技術力と研究開発への投資規模は、最先端技術に触れ続けたい技術志向の学生に最適です。ジョブ型採用を導入しているため、希望する職種に必要なスキルセットを早期に確認し、研究内容や経験と紐づけてアピールしましょう。
3位:SCSK
SCSKは、システムインテグレーション・クラウド・情報セキュリティ・運用、保守、BPOなどをワンストップで提供する大手SIerです。顧客は約1万社に及び、金融・製造・流通・通信・公共など、幅広い業界にソリューションを展開中。近年はDX・モビリティ・ヘルスケア分野への展開も強化し、柔軟で多様なキャリアパスも人気を集めています。
平均残業時間が月20時間程度と業界内でも少なく、資格取得や技術学習に励みたい成長意欲の高い理系学生から支持されています。人物重視の採用傾向が強いため、「なぜSCSKなのか」を自身の言葉で語れるように準備しておきましょう。
4位:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、親会社を持つユーザー系SIerとして、クラウド・データセンター・セキュリティ・ITライフサイクル支援など、幅広いサービスを提供する企業です。国内だけでなく多くのグローバルITベンダーと提携し、先進技術を扱う機会に恵まれていることから、将来性や成長余地を重視する理系学生にも人気となっています。
世界各国の最先端ITベンダーと提携し、日本未上陸の技術をいち早く扱える環境はグローバルに活躍したい理系学生に最適です。技術への好奇心が問われるため、面接では「最近気になっている技術ニュース」などについて熱意を持って話せるネタを用意しておきましょう。
5位:Sky
Skyはソフトウェア系企業として、自社開発の業務ソフトやサービスを通じて、エンドユーザーに近い形で価値を提供するソフトウェアベンダーとしての機能をはたしています。開発経験、プロダクト志向の環境で働ける点が、プログラミングやモノづくり志向のある理系学生に評価されています。自社製品の開発にこだわり、ユーザーからのフィードバックを製品改善に活かせる環境は、モノづくりに携わりたい理系学生におすすめです。
6位:オービック
オービックは独立系SIer、ソフトウェアベンダーとして、企業向けの業務ソフトウェアやシステムを自社開発している企業です。親会社を持たない独立系として意思決定の速さや風通しの良さがあり、若手にも幅広い裁量と成長機会があることで人気が高まっています。
入社早期から顧客との折衝やシステム設計などの上流工程を任される可能性があるため、成長スピードを重視する学生に人気です。
7位:日本電気(NEC)
NECは、ハードウェアとソフトウェア、インフラを一体で提供できる総合ICT企業です。公共インフラ・通信・社会インフラ、セキュリティなど、社会的使命の高いプロジェクトを多数担当。AI・5G・通信網・社会インフラのDXなど最先端技術に携われるチャンスも多く、技術志向の理系学生にとっては魅力的な選択肢となっています。
生体認証技術や宇宙事業など世界トップレベルの研究開発力を持ち、専門性を活かしたい理系院生・学生にとって魅力的です。研究職や専門職の採用では学会発表の実績や論文内容が深く問われる可能性があり、技術面接に向けた入念な対策が求められます。
8位:富士ソフト
富士ソフトは、独立系企業としてソフトウェア開発・システムインテグレーション・組み込み開発などを軸に中堅〜大規模案件まで幅広く扱う企業です。独立系ならではの柔軟性と成長機会、幅広い技術経験を積める環境から経験を積みたい意欲ある理系学生から人気の就職先となっています。
特に、自動車や家電などの組み込み系ソフトウェアに強みを持ち、機電系・情報系学生からの人気が根強い企業です。年度内に複数回募集があるため、チャンスは多いですが人気の開発拠点は枠が埋まるのも早く、希望勤務地がある場合は早期のエントリーが必須です。
9位:楽天グループ
楽天グループは、EC・金融・通信・広告・モバイル・クラウドなど多角的に事業を展開するデジタル企業です。Webサービス・モバイルサービス・FinTechなど、ユーザー接点の高いサービス開発に携われるため、幅広い理系学生から根強い人気があります。
楽天グループは膨大な顧客データを保有しており、ビッグデータ解析やAI活用のリソースが豊富である点が特徴です。そのため、データサイエンティストやAIエンジニアを目指す数理・情報系の学生から熱い視線が注がれています。エンジニア採用ではコーディングテストが実施されるケースが多く、対策が必須となります。
10位:トヨタシステムズ
トヨタシステムズは、製造業最大手グループのIT子会社として製造業特有の基幹システム、制御システム、サプライチェーン管理などに強みを持つ企業です。ITと製造を両方経験できる貴重なフィールドが人気を集める一因となっています。
「自動車×IT」の領域でMaaSや自動運転支援などの次世代モビリティ開発に関われる点は、理系学生にとって魅力です。トヨタグループの安定基盤だけでなく、「ITで製造現場をどう変えたいか」での提案ができると他の学生と大きく差別化できます。
【理系】就活生に人気なIT企業ランキングの傾向

理系全体のランキング傾向
理系男女総合のランキングでも、やはり1位NTTデータの順位は同様。3位には幅広いITサービスを提供するSCSKがランクインしています。SCSKはSky同様、近年就活生の人気が右肩上がりに伸びている企業のひとつ。理系学生の能力を発揮しやすい事業と言うこともあり、注目度が非常に高くなってきています。
全体を通した傾向としては、「安定」を求める思考と、「世界を視野に入れた仕事」の2つの価値観が感じられる状況です。就活生それぞれの個性や強みを活かして、自分がより活きる環境を選べる傾向にあると言えるでしょう。
理系男子に人気の企業傾向
理系男子から不動の人気を誇るのがNTTデータです。NTTグループのブランド力と、社会インフラなどの大規模なプロジェクトに携われるスケール感に魅力を感じる学生が多いようです。
また、近年急速に存在感を高めているのがSkyです。富士ソフトやSCSKなどの競合と並び、ソフトウェア業界で注目を集めています。採用広報に力を入れており、充実したWebサイトや積極的な情報発信によって認知度が向上している点が学生の関心を惹きつけている要因です。
理系女子に人気の企業傾向
理系女子においても、男子と同様にNTTデータがトップクラスの支持を集めています。知名度の高さに加え、長期的に働きやすい環境への定評が安定志向の学生から選ばれる理由です。
また、楽天グループも理系女子から根強い人気があります。女性が活躍しやすい職場環境や福利厚生、洗練されたブランドイメージなどが支持される大きな要因です。
男女の傾向を比較すると、国内大手SIerや有名IT企業が上位を占める点は共通しています。一方で女性の場合は、Yahoo!、Google、Amazonなどのグローバルテック企業もあわせて志望する傾向です。ライフイベントを見据えた働きやすさや待遇の基準として、外資系やWeb系の柔軟な環境を重視する視点がうかがえます。
【文系】就活生に人気なIT企業ランキングの傾向

では次に、文系就活生に人気のあるIT企業ランキングの傾向をみていきます。
文系全体のランキング傾向
文系学生全体の人気ランキングでは、金融・保険、航空・旅行・マスコミ・サービス業界などが上位を占める傾向が根強い状態です。
とはいえ、文系学生の中でも「IT/ソフトウェア・情報処理・ネット関連」への関心は一定数あります。特に、文系向け採用枠のあるIT企業は、就職先の選択肢として意識されています。
文系男子に人気の企業傾向
文系男子の就職先としては、依然として総合商社が根強い人気を誇っています。伊藤忠商事を筆頭に三菱商事・三井物産・丸紅・住友商事などの大手商社は、多くの学生から常に注目を集める存在です。
一方で、IT業界も一定の支持を集めており、NTTデータは文系男性×IT業界の新卒就職人気企業ランキングでも比較的高い人気を誇っています。特に、「安定した大企業」「収入や待遇」「将来性」など人気条件を満たしているIT企業に志望者が偏っている印象です。
文系女子に人気の企業傾向
文系女子のITを含めた人気企業としては、文系全体同様に総合商社や金融・保険・サービス・マスコミ・航空・旅行などが強い傾向です。男子にも人気の高い伊藤忠商事は女子人気があり、商社志向が根強いことが見て取れます。
IT企業においては、営業やコンサルティングなど文系の素養を活かしやすい可能な企業が人気を集めています。文系女子は「安定性」「待遇」「働きやすさ」「汎用性」を重視しつつ、ITに関心があれば総合IT企業の文系職種を志望するケースが大半です。
人気IT企業へ就職する方法

では最後に、ランキングに入るような人気IT企業へ就職するための方法について解説します。人気企業だけではなく、幅広い企業にも対応した内容ですので、就活の進め方をぜひご参考下さい。
就活スケジュールを把握し早期に動き出す
企業の採用活動が大幅に前倒しになりつつある昨今では、就活スケジュールを事前に確認しておくことは必須だと言えます。志望する企業の採用活動がいつから開始され、インターンや本試験へのエントリー時期はいつ頃なのか、まずはしっかりと把握したいところです。
大まかな就活スケジュールが把握できていれば、面接や入社試験に向けた準備が非常にしやすくなります。また、逆算して必要な知識を身につけたり、エントリー時期を逃してしまうこともありません。目標が明確になれば、「今何をやらなければならないか」が明確になるため、就活を有利に進められます。エントリー漏れのないよう早期にエントリーしておくことも、おすすめしたいポイントです。
自己分析と業界・企業研究を徹底する
人気IT企業へ入社するには、熾烈な採用競争を突破するための土台を作っておく必要があります。事前にやっておきたいのは、自己分析と業界・企業研究です。まず自己分析で自分自身の強みや弱み、興味のある分野や得意な業務などを分析し、最適な業界をいくつか絞ります。
そのうえで、業界特性や将来性を把握し、より自分自身が活かせる企業選定を行うことが大切です。いくつか企業が絞り込まれたらIT業界のなかでのポジションや詳しい事業内容、職種などを研究し、自分がやりたい・挑戦したい企業を選定します。企業や業界を深く丁寧に調べておけば、ミスマッチを避けられるほか、面接の際の材料にもなるため、丁寧に準備しましょう。
キャリアビジョン(将来像)を明確にする
企業や業界選びの際に重要なのが、キャリアビジョン(将来像)を明確にしておくことです。まずは将来自分がどのようなキャリアを経験し、どんな人物になりたいかを想像してみましょう。キャリアの延長線上にある志望企業であれば、人生と仕事の成長を一体化させられます。
キャリアビジョンが明確になれば、仕事の意欲が増し、向上心が維持し続けられるのも大きなメリットです。最初の内はなかなか明確になりづらいため、時間をとってゆっくりと向き合ってみると良いでしょう。
インターンシップや説明会へ積極的に参加する
志望企業や気になる企業の話を聞ける機会があれば、積極的に参加して組織の理解を深めることが大切です。特に人気企業であれば、ライバルとなる志望者も非常に多くなるもの。企業を深く知っておくことで、面接を通してライバルに差をつけることが可能です。
ちなみに、インターンや説明会への参加は、インターン専用のWEBサイトで探す方法もありますが、企業からオファーが届く「逆オファー型就活サイト」の利用をおすすめします。例えば「TECHOFFER」の場合は、インターンや説明会だけでなく、本面接のオファーを受けとることも可能です。ランキングに入っている企業からオファーが届く場合もあるため、早期に登録することで就活自体を有利に進められるでしょう。
オファー型就活サイトを活用して選択肢を広げる
先程ご紹介した「TECHOFFER」などの就活サービスの活用は、人気企業に就職したい場合にも有利です。TECHOFFERは理系に特化したサービスですので、理系就活生ならではの強みを活かしながら就活を進められます。
学科や専攻、研究分野のほか、志望業界や志望職種などをプロフィールとして記入するだけで、無料で利用を始めることが可能です。企業担当者がプロフィールを確認し、興味があれば直接オファーを就活生に送ります。そのため、できるだけ早く登録し、より多くの企業担当者の目に触れることが、オファーを多く集めるポイントです。まだ登録していない場合は、下記リンクより登録し、オファーを受けられる体制を整えておくと良いでしょう。
忙しい理系学生がIT業界の就活で成功するコツ

忙しい理系学生が就活を上手く進めるには、理系の強みを正しく把握し、効率化に向けたツールを使いこなす必要があります。本章では理学生就活を成功させるヒントをご紹介します。
理系学生特有の就活事情と強み
理系学生の最大の武器は、数値に基づいた論理的思考力(ロジカルシンキング)と、未知の課題に対して仮説・検証を繰り返す問題解決能力です。ビジネスの現場では、「A案とB案のどちらがユーザーに響くか」を感覚ではなく、統計的な有意差検定を用いて判断する場面が多々あります。IT企業の選考では、単にプログラミングができること以上に数理的なアプローチで課題を解決できる素養が高く評価されます。
また、数学、統計学、物理学などの基礎素養は、現在のITトレンドであるAI(人工知能)やデータサイエンスの領域でも、大いに活用できる専門性のひとつです。自身の強みを理解すれば、就活でアピールすべきポイントも見えやすくなるでしょう。
IT就活の近年の動向と理系の需要
2025年現在、IT業界ではDXの加速により、単なるコードを書ける人材ではなく、技術をビジネス価値に変換できる人の需要が高まっています。
特に以下の分野では、理系学生の需要が非常に高いのが特徴です。
・AI・機械学習:数理モデルの理解が強みになる
・データサイエンス:統計解析の知見が活かせる
・ITコンサルタント:複雑なシステムの構造を理解する論理性が活用できる
企業側は、文系層も含めた人材の大量採用から、必要な専門性を持つ理系層を狙い撃ちした一本釣りの採用へとシフトしつつあります。
理系就活なら「TECH OFFER」で効率的にオファーを獲得
忙しい理系学生の場合は特に、自力で何百社ものランキングを調べ、1社ずつエントリーするのは非効率です。効率化を意識する多くの理系学生が活用しているのが、逆オファー型就活サイト「TECH OFFER」です。
TECH OFFERは簡単なプロフィール登録をするだけで、あなたの専攻やスキルに興味を持つ企業からのオファーを受け取れます。企業選定が効率良く行えるのはもちろん、自分では気づけなかった業界・職種との出会いが生まれる、理系に特化した就活サービスです。限られた時間の中で最適な企業と出会えるよう、早期登録をおすすめします。
IT企業ランキングに関するよくある質問

就活生が気になる「年収」「働きやすさ」「職種」について、最新のデータに基づき解説します。
日本のIT企業トップクラス(Top10)はどこですか?
トップクラスの定義は売上高、時価総額、年収によって異なりますが、就活生が注目すべき総合力の高い主要企業は以下の通りです。
| 企業名 | 特徴・強み | 平均年収(目安) | 理系採用のポイント |
| NTTデータ | 国内最大手のSIer。官公庁や金融など公共性の高い大規模案件に強い。 | 約860万円 | 大規模プロジェクトマネジメント |
| ソニーグループ | ハードとソフトの融合。AIや画像処理技術で世界トップクラス。 | 約1,100万円 | センシング・AI技術の研究開発 |
| 野村総合研究所(NRI) | ITコンサル×SIのビジネスモデル。平均年収が非常に高い。 | 約1,270万円 | コンサルティング思考と実装力 |
| 日立製作所 | 「Lumada」を軸としたITソリューションに注力。安定感抜群。 | 約910万円 | 社会インフラ×IoT・制御技術 |
| 富士通 | 官公庁・大手企業向けシステムに強く、働き方改革も先進的。 | 約870万円 | スーパーコンピュータ・クラウド |
| 日本マイクロソフト | 外資系トップクラス。クラウド(Azure)や生成AIで業界をリード。 | 非公開(高水準) | グローバル水準の技術力・英語力 |
| ソフトバンクグループ | 通信から投資、最先端ITサービスまで幅広く展開。 | 約800万円 | AI・ロボットなど新規事業への意欲 |
| 電通総研 | 独立系SIerの強みを活かし、製造・金融・ITコンサルまで幅広くカバー。 | 約1,050万円 | 金融ソリューション・製品開発 |
| キーエンス | IT専業ではないが、データ活用と生産管理システムで圧倒的な年収を誇る。 | 約2,200万円 | 圧倒的な合理性とデータ分析力 |
| メルカリ | 日本発のメガベンチャー。エンジニアの技術水準が高く、自由な社風。 | 約1,000万円〜 | サーバーサイド・Go言語等の実装力 |
※平均年収は有価証券報告書や口コミサイト等の公開情報を参考にした目安であり、職種や年度により異なります。
ホワイトな(働きやすい)IT企業の特徴は?
近年働き方改革が進み、激務というイメージのあったIT業界の環境も変わりつつあります。現在は、理系人材の確保のために労働環境を整えているホワイト企業が増えています。感情的な「働きやすそう」などのイメージではなく、以下の数値を指標として設定し、企業を評価しましょう。
・離職率の低さ:クチコミサイトなどを参考に、離職が多すぎる場合は注意が必要
・月平均残業時間:20時間未満であれば、ワークライフバランスが取りやすい
・有給休暇取得率:70%以上を目安に。育休・産休の実施、取得率も確認しておきたい
・福利厚生の充実:家賃補助、リモートワーク手当、自己研鑽(資格取得)支援など
これらの指標はあくまで目安であるため、企業説明会や面接を通して総合的に判断しなければなりません。企業の方針や理念と実態が合っているかも含め、じっくりと検証しましょう。
IT業界で年収が高い職種は?
理系学生が専門性を活かして高年収を狙える職種としては、以下のようなものがあります。
・ITコンサルタント、戦略コンサルタント:顧客の課題をITで解決する最上流工程。初任給から高い傾向にあり、新卒でも年収500〜600万円以上、平均年収では1,000万円を超えるケースもある。
・データサイエンティスト:統計・数理モデルを駆使。外資系企業やメガベンチャーでは、新卒初年度から年収1,000万円近いオファーが出るケースもある。
・AIエンジニア、機械学習エンジニア:AIの研究や最新技術の実装。博士・修士号を持つ学生には「エキスパート枠」で高額を提示する企業が増えている。
・技術営業:技術知識をもとに提案を行う。インセンティブ制度が導入されていれば、年収が跳ね上がりやすい職種。
まとめ
今回は「理系の就活における人気のIT系企業ランキングと、人気IT系企業へ就職する方法」をご紹介しました。年々変わるIT系人気企業ランキングの傾向を、少しは掴めたでしょうか。志望企業探しの参考として、今回のランキングをぜひご活用下さい。