こんにちは。理系就活情報局です。

就活が始まると、スーツやネクタイ、靴…。新しくそろえなければならないものがあります。その1つがバッグです。

「どんなデザインのものを選べばいいのだろう」「どの程度の値段のものでどんなブランドのバッグを選べばいいの?」と悩んでいる人は少なくありません。

そこで、今回は男性用の就活バッグの選び方のポイントを解説します。また、バッグの使い方、面接時のマナーについても紹介します。

就活バッグで失敗したくないと思っている理系就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください!

面接で就活バッグも見られる?

面接で就活バッグも見られる?

就活バッグは必須アイテム

スーツや靴と同様、就活ではバッグが必須アイテムです。

面接や説明会、OB・OG訪問など、人と会うことも多く、移動が多い就職活動。

就活に必要なものを入れて持ち歩かなければなりません。物が入るならどんなバッグでもいいわけではありません。手ぶらで面接を受けるなどもってのほかです。

就活用のスーツを購入するのと同じく、バッグも就活用のものが必要です。面接官に良い印象を持たれるか、スーツに合うか、使い勝手が良いかなど、気にすべきポイントが多くあります。

自分に合ったお気に入りの就活バッグを見つけましょう。

バッグで印象が変わる

採用面接では、身だしなみが評価されます。スーツ、髪型なども大切ですが、バッグによって印象が変わってきます。

社会人になるにあたってのマナーが見られるのが面接。面接では第一印象が大事です。主張しすぎないバッグ、清潔感や誠実さが伝わるバッグが面接で好印象を持たれます

面接だけでなく、インターンシップや説明会などに持ち歩くバッグも、目立ちすぎないものが良いでしょう。

就活バッグの選び方6つのポイント

就活バッグの選び方6つのポイント

就活バッグによっては、採用面接にも影響を与えかねません。就活にふさわしいバッグの選び方をポイントごとに具体的に解説していきます。

ポイント➀:色

就活バッグの色は、黒か黒系統の無地が基本です。黒色は、最もフォーマルな色とされています。

「地味すぎるのでは?」と思うかもしれませんが、黒やネイビー、グレーのスーツには黒のバッグがいちばん合わせやすいのです。

バッグが目立ってしまうと、面接官が違和感を感じます。どうしてもバッグに目が行ってしまい、第一印象で身だしなみやマナーの評価が下がってしまいかねません。

バッグの色で評価を下げられるのはもったいないです。「誠実」「落ち着いている」「常識的」というイメージを持ってもらえるバッグの色を選んでください。

どうしても黒以外のバッグを選びたいなら、リクルートスーツに合う落ち着いた暗めの色を選びましょう。

ポイント②:デザイン

デザインは、シンプルなものがおすすめです。装飾があまりついていないバッグなら、誠実、落ち着きがあるといったイメージを持たれます。

就活バッグは、説明会や採用面接などで企業の人事担当者の目に映りやすいものなので、個性的すぎない、だれからも好印象を持たれるバッグを選ぶことが大事です。

ポイント③:素材

就活中は常に持ち歩くバッグなので、素材にはこだわりたいものです。軽くて耐久性のあるポリエステルやナイロンなどは使い勝手が良いです。

皮のバッグは上品に見えますが本革は水に弱いため、合成皮革のバッグをおすすめします。

キャンパス素材はカジュアルに見えるため、就職活動には向いていません。

ポイント④:サイズ

就活中はバッグに多くの物を入れて持ち歩きます。応募書類、企業パンフレット、筆記用具、スケジュール帳、スマートフォン、場合によってはパソコンを持ち歩くこともあるでしょう。また、折り畳み傘、ペットボトルなど、たくさんの荷物があります。

これらのものが入る収納性のあるバッグを選びましょう。A4サイズの書類を収納できるサイズが必要です。

マチの広さも確認しておくと安心です。

ポイント⑤:機能

男性が就活バッグを選ぶとき、機能はしっかり確認しておきたいポイントです。

バッグに収納するものが多いので、内側と外側にポケットが充実していると整理しやすいです。

また、手持ちとショルダーの両方が使えるバッグだと、移動中はショルダーバッグにもでき、持ち歩きやすい利点があります。

雨天の日もあるため、撥水加工された素材のものを選べば汚れにくく安心です。

後ほど「面接時のマナー」について詳しく解説しますが、床に置く場面があるため、倒れてしまわないように自立するタイプのバッグを選びましょう。

ポイント⑥:予算・購入のしかた

就活用バッグもさまざまな価格帯があり、予算は人それぞれですが、平均予算は、5,000円~1万円程度といわれています。社会人になってからも使えるバッグを購入する場合、もう少し高価格のものを選ぶ場合もあるでしょう。

購入する方法はさまざまですが、店舗で購入する場合はスーツ量販店でスーツや靴などとセットで購入する方法もあります。もちろん、バッグ専門店でも購入できます。

実際に手に持ってから決めたい人が多いかもしれませんが、通販サイトでもお手頃で気に入るバッグを見つけられるでしょう。

1年前に就活をした先輩や兄弟が譲ってくれることもあるかもしれません。使い古した感じが一目でわかるバッグは使えませんが、新品同様きれいで使えるものであれば、ありがたく使わせてもらうのもひとつの選択です。

就活バッグで避けたい3つの特徴

就活バッグで避けたい3つの特徴

次に、就活で「これだけは避けたい」バッグの特徴を解説します。

➀リュック型

大学や大学院では、たくさんのものが入って便利という理由でリュックを提げている学生も多いのではないでしょうか。

しかし、就活ではリュックはNGです。会社訪問や説明会、採用面接の際には、企業の人から見ればカジュアルすぎるからです。

これから入社するための就職活動においては、最低限のビジネスマナーがある人と見られることが大切です。

②派手な柄

就活バッグはシンプルなものがいちばんです。個性的なバッグや派手な柄のバッグはやめておくほうが無難です。就活には、個性やファッションセンスは求められていません。

派手な柄のあるバッグを持っていると、バッグの主張が強すぎ「清潔感がない」「誠実ではない」という評価をされてしまうかもしれません。

面接官や企業の人に「採用したい」と思ってもらうためには何が大事かという視点でバッグ選びをしましょう。

③高級ブランド

バッグに限りませんが、高級ブランドは避けましょう

自身の好きなブランドだとしても、面接官の中には、良く思わない人がいるかもしれません。

「ぜいたく」「派手」という印象を持たれるかもしれません。やはり、就活では「誠実」「堅実」な人を求めているのです。

就活バッグの使い方・マナー

就活バッグの使い方・マナー

就活バッグの選び方について解説してきました。実はこの就活バッグ、使い方を間違えるとせっかくのバッグが台無しになってしまう可能性があります。ここからは、就活バッグのマナーを紹介します。

基本は手持ち

ショルダーストラップがついているバッグを購入すれば、就活の移動中は肩にかけて持ち運びをするほうが負担が減ります。移動中はショルダーバッグとして、しっかり活用しましょう。

しかし、説明会会場や企業面接に行くときは、手持ちに変えましょう。企業の中に一歩入れば、企業の人事担当者や社員が就活生を見ています。

肩にバッグをかけたままの姿勢は、ビジネスマンとしてマナーが足りないと見られてしまいます。しっかり頭に入れておきましょう。

面接時のマナー

いざ面接の日も就活バッグを持っていきますが、どんなふうに扱えばいいのか、意外と知らない人が多いのです。

面接時には、ショルダーベルトを外して手提げバッグにして面接会場に入りましょう。片手で持ち、「よろしくお願いします」とお辞儀をするときには横に提げたままで大丈夫です。

会場によっては、バッグ置き場を指定されることもあります。そうでない場合は、バッグを持ったまま椅子に進みます。バッグを置くのは、「どうぞお座りください」と面接官に言われたときです。

着席するタイミングで、椅子の横に立てて置きます。そのためにも、自立するタイプのバッグは必需品です。自立しないバッグの場合は、面接の途中でバタンと倒れてしまうようなことがないよう、椅子の足にもたれかけて置くなど工夫しましょう。

面接練習の際、バッグを持ってシミュレーションしておくと安心です。

大切な就職活動で失敗しないバッグを選び、就活中のマナーに気をつけて、自信を持って就活に挑んでください。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「失敗しない就活バッグの選び方、使い方を解説~男性編」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・面接で就活バッグも見られる?

①就活バッグは必須アイテム
②バッグで身だしなみが評価される

・就活バッグの選び方6つのポイント

①黒か黒系統の無地が基本
②シンプルなものがおすすめ
③軽くて耐久性のある素材
④A4サイズの書類を収納できるサイズ
⑤自立するタイプ、撥水加工されたもの
⑥スーツ量販店、通販サイトなどで購入できる

・就活バッグで避けたい3つの特徴

①リュックはNG
②個性的なバッグや派手な柄のバッグはNG
③高級ブランドは避ける

・就活バッグの使い方・マナー

①会場では手持ちに変える
②面接時のマナーをシミュレーションしておく