こんにちは。理系就活情報局です。
今回は、「理系の就職活動で活用したいおすすめサイト」について解説していきます!

いよいよこれから就職活動を始めるという時期に、キャリアセンターから何よりも先に勧められるのが「就活サイト」への登録です。

誰もが知っている大手就活サイトへの登録は、文理問わず就活生にとって当たり前のことですよね。

でも、「あの大手就活サイトに登録したから、もういいや」と思ってはいませんか?

「別に、就活サイトってそんなに大差ないよね?」
そんなふうに思っている理系就活生の方こそ、是非本記事を参考にしてみてください!

複数登録は当たり前!就活サイトを複数利用するメリット  

就活サイトという言葉からまず思い浮かべるのは、「リクナビ」と「マイナビ」の二大就活サイトだと思います。

もちろん、この二大大手就活サイトには様々な業種の求人が集まっていますから、登録しておいて悪いことはありません。

しかし、理系就活生の場合は、大手就活サイトへの登録だけで満足するのはもったいないというのが正直なところです。

何故かといえば、理系就活生が持っている魅力で訴求できる企業はたくさんあるのに、母数の大きい大手就活サイトでは埋もれてしまいがちだからです。

その点を踏まえた上で、複数のサイトを利用するメリットを確認していきましょう。

自分の選択肢を増やせる

いまや、就活サイトへの登録は一つだけでは充分と言えません。
あなたが将来への選択肢を少しでも増やしたいのなら、特長の異なる就活サイトを複数使いすることをおすすめします。

大手就活サイトは幅広い求人が集まる点と信頼感が魅力ですが、全体的な職種を網羅している一方で、取りこぼしもあります。

企業側は、就活サイトに求人を掲載するにあたって、それなりの経費を払っています。
業界最大手の就活サイトはそういった意味で「安心してお金を出せる」媒体ですが、出す金額によって掲載の情報量も異なってきます。

そのため、大手により注目が集まりやすい傾向にあり、中小企業や専門的な領域の企業だと埋もれてしまいがちなのです。

大手だと埋もれてしまいやすい求人がどこに流れるのかというと、より専門性に特化した「エージェント型」企業側からアクションを起こす「スカウト型」の二つに大分されます。

そのため、就活生は複数のサイトを活用することで、大手から専門性の高い優良企業まで、求人を幅広くかつ深くカバーできるのです。

たとえあなたにどんなに豊かな可能性があったとしても、いいなと思える求人が少なければ、手持ちのカードは少ないままです。

ぜひ複数のサイトを活用して、将来の選択肢を増やしましょう。

早期内定に繋がりやすい

複数のサイトを活用するメリットは、選択肢が広がるだけではありません。

就活サイトによっては、内定へのステップが短い限定オファーをもらうことができたり、自由応募とは異なる採用ルートに乗ることも可能です。

なぜそんなルートが存在するのかというと、企業側にも「いち早く優秀な人材を確保したい」という思いがあるからです。

同業他社よりも優秀な人材を確保したい企業側と、早く内定して安心を得たい就活生側
この二つのニーズが噛み合うサイトを大手サイトと並行して利用しておくと、将来への選択肢が増えるだけでなく早期内定を得ることにも繋がります。

皆が同じスタートを切る自由応募と併せて、早期内定に繋がるルートを持っておけば、思ってもみなかった明るい道が開けるかもしれませんよ。

就職活動サイトのスタイルは年々変化している

ここまで、就活サイトを複数利用するメリットについて確認してきました。
次は、理系就活生におすすめしたい就活サイトについて、大きく二種に分けて特長と利用するメリットをご紹介します。

理系に特化したエージェント型

ここ数年の理系就活生が大手サイトよりも熱心に利用しているのは、「理系特化型」のエージェントサイトです。

専門性が売りの理系就活生の場合、就活サイトも理系に特化したものを選びましょう。

分野によって専門性も細分化されている理系就活生にとって、自分が目指したい業種と出会える機会が多いのは、総合的な求人が集まるサイトよりも圧倒的に「理系特化型」サイトに分があります。

理系特化型サイトは、自分の売りである専門性をより見てもらいやすいという特長があります。専門性が就職活動に直結する理系なら、理系特化型サイトを利用しない手はありません。

企業からスカウトが届くオファー型

近年就職活動の主流になりつつある「オファー型」サイトは、企業側から就活生にアプローチするという特長があります。

就活生側からエントリーするというアクションを起こして選考に参加するエージェント型サイトに比べると、登録さえしておけばスカウトが届くスタイルは魅力的ですよね。
この手軽さとオファーという旨味が、複数のサイトを活用する上でも有利に働きます。

また、オファー型サイトは「人材としての魅力を感じてもらえているのだ」という実感も得やすく、ポジティブな気持ちで就職活動が行えるという点も、利用したいと思える理由の一つです。

理系に特化したエージェントサイトのおすすめ5つ

ここまで、理系就活生におすすめの就活サイトの種類とメリットについて確認しました。

以下では、実際にそれぞれの種類ごとにおすすめのサイトを紹介していきます。
自分に合う就活サイトを見つけて、ぜひ登録まで進んでみてくださいね!

理系の就活情報を把握するのに最適「理系マイナビ」

まずおすすめしたいのは、業界最大手の就活サイト「マイナビ」会員が利用できる「理系マイナビ」です。

「理系マイナビ」の魅力は、何よりも母体が「マイナビ」にあるという強みを活かした求人の多さにあります。

まだ自分の進みたい業界の企業について詳しく知らない人こそ、「理系マイナビ」で企業情報を得るところから始めてみることをおすすめします。

また、理系の就職活動にまつわる情報を包括的に収集できるだけでなく、理系就活生の専攻にマッチした情報が表示されるため、膨大な量の求人から理系の求人を探す手間が省けますよ。

理系のキャリア形成と成長をサポート「理系ナビ」

次におすすめするのは、内定だけでなくその先に続く理系のキャリアにまで目配りする「理系ナビ」です。

理系学生を採用したい企業のインターンシップや採用情報が掲載されているのはもちろんですが、「理系ナビ」の特長はセミナーの豊富さにあります。

業界・仕事研究から選考対策まで、年90回以上にも及ぶセミナーやキャリアスクールが開催されています。

理系に分類される幅広い分野に合わせたセミナーは、すべて参加費無料です。
具体的な選考対策をすることができるだけでなく、志望業界の現役社員と話ができる点も魅力的ですよね。

また、「理系ナビ」ではキャリアアドバイザーに就活相談ができるほか、企業からのスカウトオファーをもらうことも可能です。

エンジニアに特化した「レバテックルーキー」

三つ目に紹介するのは、「理系」からさらに一歩踏み込んでITエンジニアに特化した「レバテックルーキー」です。

大手からベンチャー企業まで、様々な優良IT企業の求人を擁する「レバテックルーキー」は、エンジニア志望の方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。

理系というくくりよりも更に踏み込んだ特化型就活サイトのため、受けられる就活サポートがより具体的で役に立つ点が特長です。ITエンジニア就活のプロによるポートフォリオの添削や、内定者の傾向から分析した選考対策が受けられるのは、エンジニア志望にとって心強いですよね。

カウンセリングはすべてオンラインで行われているため、地方学生も地元にいながらにしてきめ細やかなサポートを受けることができますよ。

メーカーへの就職を目指すなら「理系就活チャージ」

もう一つ、「理系」の一部分野に特化したサイトを紹介します。
「理系就活チャージ」は、機械・電気・情報・化学・物理・数学系の「専門領域」を活かした就活支援を行っています。

「理系就活チャージ」の最大の特長は、技術系メーカー出身者が半数以上を占めるアドバイザーによる的確なサポートです。

自らも専攻していた分野で活躍していたアドバイザーは業界に精通しており、「紹介される求人がピンとこないけど、応募したほうがいいのかな……」とモヤモヤすることはありません。

また、専攻別のセミナー動画も豊富に用意されており、「ちょっと調べただけでは分からない、具体的な情報に基づいた」業界事情を知ることが可能です。

地方在住の理系就活を支援する「ちほりけ」

コロナ禍の影響で、就職活動にもオンライン選考が増えてきました。
しかし、その一方で「オンラインだけでは完結しにくい」部分も当然あります。

特に、地方在住の理系就活生は、都心の就活生と比べて交通費や宿泊費などの費用やチャンスの少なさなど、何かと歯がゆい思いをすることと思います。

そんな首都圏での就職を目指す地方在住の理系就活生におすすめしたいのが、遠距離の就活をサポートする「ちほりけ」です。

地元を離れた地で就職を目指すのは、簡単なことではありません。
でも、遠距離就活に特化した「ちほりけ」なら、ほかの就活サイトでは得られないきめ細やかなサポートを受けることができます。

「ちほりけ」の特長は、オンラインでの選考が受けられることに加えて、交通費支援がある点です。時間と費用に悩みがちな地方在住の理系就活生は、ぜひ「ちほりけ」の利用を検討してみてください。

企業からスカウトが届くオファー型サイトのおすすめ3つ

前述したように、オファー型サイトの魅力は「企業と就活生の距離の近さ」と「登録するだけでオファーが貰えるという気軽さ」にあります。

最後に、そんなオファー型サイトから、理系就活生におすすめしたいサイトを3つピックアップしてご紹介します。

オファー型就活サイトの代表「Offer Box」

最初に紹介する「Offer Box」は、オファー型就活サイトで最も有名です。
逆求人サイトの最大手ということもあり、大手・外資・メガベンチャーまで10,000社以上の掲載企業数がある点が特長です。

登録するプロフィールは文章だけでなく、動画や写真、研究スライドを使うことができる点もユニークです。
そのため、就活生のプロフィールから「個の魅力」が伝わりやすく、人となりを踏まえてオファーがもらえるというメリットがあります。

また、「OfferBox」では、質の高い適性診断「AnalyzeU+」を無料で使うことができます。
登録してオファーを待つ以外にも、診断結果でもらえるアドバイスを自己PRに役立てられるのは、エントリーシートを作成する上でも嬉しいですね。

全国の理系研究室を網羅している「Lab Bace」

次から紹介するのは、理系に特化したオファー型サイトです。

「Lab Bace」は、そんな理系特化型オファー型サイトの中でも、MARCH・国公立以上の学生が80%越えといった上位の理系大学の学生にフォーカスしている点が特長です。

全国の理系研究室のデータベースを所持しており、他の採用媒体に登録していない質の高い理系学生が利用していることを売りとしています。

研究内容やスキル、自己PRに希望の職種・勤務地を登録するだけで、興味を持った企業からスカウトが届きます。基本はスカウトを待つスタイルの就職活動となりますが、オンライン就活イベントなども行われています。

研究内容がオファーに直結する「TECH OFFER」

最後に紹介するのは、独自のマッチングシステムによって研究内容や専門性がダイレクトにオファーに繋がる「TECH OFFER」です。

1,000,000件の技術キーワードや40,000の研究室・教員情報という強力なデータベースを持つ「TECH OFFER」は、企業が求める人材と理系就活生の志望が合致しやすいという特長を持っています。

そのため、理系就活生が目指す幅広い業界の大企業から中堅・中小企業まで、様々な企業が利用しています。独自のマッチングシステムによって、理系就活生が持っている魅力やポテンシャルを最大化してくれるため、自己PRが苦手な人でも専門性やスキルからオファーに繋がりやすいのが嬉しいですね。

憧れのあの企業からのオファーや早期内定の可能性を高めるためにも、最短5分で完了するプロフィール登録をしておくことをおすすめします。

これだけは知っておきたいポイント(まとめ)

この記事では、「【目指すは早期内定】時代は専門特化型!理系の就職活動で利用したいおすすめサイト」について解説してきました。

重要なポイントをおさらいします。

・特長の異なる就活サイトを複数使いすることが早期内定への近道!

・理系に特化したエージェントサイトのおすすめ5つ
 ➀理系の就活情報を把握するのに最適「理系マイナビ」
 ②理系のキャリア形成と成長をサポート「理系ナビ」
 ③エンジニアに特化した「レバテックルーキー」
 ④メーカーへの就職を目指すなら「理系就活チャージエージェント」
 ⑤地方在住の理系就活を支援する「ちほりけ」

・企業からスカウトが届くオファー型サイトのおすすめ3つ
 ①オファー型就活サイトの代表「Offer Box」
 ②全国の理系研究室を網羅している「Lab Bace」
 ③研究内容がオファーに直結する「TECH OFFER」なら、早期内定も夢じゃない!