こんにちは。理系就活情報局です。
今回は、理系就活生に人気のインターンシップ先ランキングについて解説していきます。
志望業界は決まっていても、インターンシップに参加しようか決めかねている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「理系就活生に人気のインターンシップ先ランキング」をもとに、「新しい時代のインターンシップ」や「インターンシップに参加するメリット」、「実際に参加する前に押さえておきたいポイント」まで、詳しく解説します。
インターンシップに参加することで内定を目指したい理系就活生の方は、是非参考にしてみてください!
2023年卒大学生インターンシップ人気企業ランキング

就職活動をする上で必ずチェックするのが、「実際に就職を決めた先輩たち」から集められた情報ではないでしょうか。特に、直近の情報は有力な手がかりとなりますよね。
そんな中でも、就職活動にまつわるランキングは、各就活情報サイトやニュースサイトにおいても大きく扱われています。志望する人気企業ランキング、ホワイト企業ランキングなど、その種類は多岐に渡ります。
今回は、「理系就活生のインターンシップ先」を取り上げたランキングに注目します!
理系就活生に人気のインターンシップ先ランキング

【引用】23卒学生インターンシップ参加希望企業調査実施のお知らせ
こちらは、2023年3月卒業見込みの就活生を対象に行われた調査によって作成された「インターンシップ先として人気の企業ランキング」です。
一見してわかるのは、誰もが知る大手企業ばかりということです。
このことには、ここ数年の不安定な世情を受けて、「少しでも安定した会社に就職したい」という就活生の思いが表れています。
でも、必ずしも「大手だから」人気というわけではありません。
次では、見事1位に選ばれたソニーグループのインターンシップに注目します。
1位のソニーグループが人気になった理由とは?
1位に選ばれたソニーグループのインターンシップは、複数のプログラムから自分に合ったものを選択出来る方式をとっています。
・本物の職場体験が売りの「職場密着インターン」(実施期間:2~4週間)
・現場やデモンストレーションで企業への理解が深まる「オープンハウス」(実施期間:1日)
・職種別の実施でリアルなビジネス体験が得られる「Business Master Program」(実施期間:1~3日)
・ソニーグループの最先端に触れられる「ITエンジニア志望向け ソニーグループ横断アイデアソン」(実施期間:週1回・3時間×5回)
・プロからフィードバックが受けられる超少人数性で行う新規事業開発チャレンジ「Sony Startup Pitch Contest」(実施期間:週1回・3時間×5回)
(参考:ソニーグループ インターンシップ情報)
一見しただけでも、職種や専門性に応じて様々な選択肢があることが分かります。
ソニーグループのインターンシップは、業界最先端のテクノロジーに触れながら、企業への理解を深められるものとして構成されています。
それだけでなく、実際に最先端で働く社員から直接フィードバックがもらえる点も魅力です。
インターンシップに参加することで、中に入らないと分からない「職場で働く未来」をリアルに想像できるのは、大きなメリットですよね。
また、実施期間や回数も様々で、自分の専門性とスケジュールに合った選択ができることが分かります。
バリエーションに富んだ専門性の高いプログラムと、業界と企業への理解が深まる実践的な職場体験。その2つが掛け合わされていることが、ソニーグループのインターンシップが人気を集めた理由だと言えます。
新しい時代におけるインターンシップの形

ソニーグループのインターンシップの内容からも分かるように、インターンシップのスタイルは変化しつづけています。
特に、日々めまぐるしく変化せざるを得ない理系の企業にとっては尚更ですよね。
そこで、次からはランキングに引き続き、2023年卒の大学生への調査結果を見ていきます。
コロナ禍で変わった?インターンシップの実態

引用元:23卒学生インターンシップ参加希望企業調査実施のお知らせ
2023年卒の大学生への調査結果を見ると、コロナ禍はインターンシップにも変化をもたらしています。
実際に、1位のソニーグループでも、ITエンジニア志望向けのプログラムは全日程オンラインで開催されています。
地方の大学に通う就活生にとっては、オンライン開催が増えたことで受けた恩恵は多かったのではないでしょうか。
リモート参加できるインターンシップの開催も増えていますが、「どちらかというと対面」式のインターンシップ開催を望む声が多いのも事実です。
この結果からは、こんなご時世だからこそ「実際の職場環境を肌で感じたい」という思いが強くなっていることが分かります。
今の就活生に人気のインターンシップ先の特徴

引用元:23卒学生インターンシップ参加希望企業調査実施のお知らせ
実際の声を見ていくと、就活生が企業のインターンシップに求めるものが細分化していることがわかります。
中でも支持を集めているのが、実際の業務を体験できる「ロールプレイング型」と実際に与えられた課題を実践する「グループディスカッション・グループワーク型」のインターンシップです。
このことは、就活生がインターンシップを通じて業界や企業への理解を深めるとともに、実際にこの会社で働く体験を通して「その業界や会社で働く将来を見据えるために明確なイメージを欲している」と示しています。
理系就活生がインターンシップに参加するメリット

ここまでは、理系就活生が参加するインターンシップの現状について確認しました。
とはいえ、インターンシップに参加するかどうか決めかねている方も多いですよね。
そこで、次に「理系就活生がインターンシップに参加するメリット」についてご紹介します。
入社後のイメージがしやすい
1つ目のメリットは、「実際にこの会社で働く自分をイメージできる」ことです。
そのイメージがないままに就職すると、「思っていたような仕事ではなかった」「自分にはここの社風が合っていなかった」といった齟齬(そご)が生じてしまうことがあります。
就活生は、折に触れて「本当にここで働くことが自分にとっていいのか?」という疑問を抱きます。その疑問を解決する手立てとしても、インターンシップは有効です。
もちろん転職は可能ですが、新卒としてのメリットが得られるのは一度だけです。
新卒として得られるものを活かすためにも、インターンシップへの参加をお薦めします。
OB訪問等の活動がしやすくなる
2つ目のメリットとして、「OB訪問等の活動に役立つ」ことが挙げられます。
インターンシップでは、実際にそこで働く社員の方や他の参加者と交流します。そこで得た人脈は、必ずあなたの力になります。
採用担当者の中には、あなたのOBもいるかもしれません。
もしいなかったとしても、「そういえば、君の志望する部署に同じ大学の人がいたな」と紹介してもらえる可能性もあります。
就職活動をする上で、情報交換をすることは内定獲得までに必要な1歩を進める手立てとなります。OB訪問では、現場で働く人ならではのアドバイスをもらえたり、面接の対策をしてもらえることだってあるかもしれませんよ。
本選考で有利になる可能性も
3つ目のメリットは、「本選考での有利に繋がる場合がある」ことです。
理系就活生は、「インターンシップは本選考とは別とお考えください」といった文面を目にすることと思います。
ですが、事実、インターンシップに参加した方が内定に有利です。
何故かと言うと、理系就活生にとってインターンシップで得られる体験は大きな意味を持つからです。
企業研究を徹底して行ったとしても、実際に参加しなければ得られなかった体験があるのとないとでは、志望企業への解像度や志望動機から伝わる想いや説得力に差が生じるのです。
「どうしてこの会社でなくてはだめなのか?」という採用担当者の期待に応えるためにも、インターンシップに参加することをお薦めします。
インターンシップに参加する前に知っておきたいこと

これまで、インターンシップ先として理系就活生に人気の企業やその現状、参加することで得られるメリットについて紹介してきました。
迷っていたという方も、インターンシップに参加したい気持ちが湧いてきたのではないでしょうか。
最後に、実際にインターンシップに参加する前に知っておきたいポイントをご紹介します。
インターンシップで企業と就活生が求めるものの違い
インターンシップに参加する上で忘れないでおきたいのは、「企業側の目線」です。
たとえ「本選考とは別」としていたとしても、企業は自分たちと一緒に働いてほしい人材を発掘したいという意図でインターンシップを開催しています。
つまり、インターンシップで企業に「活躍が期待出来そうな人材だ」と期待させることが出来たなら、内定へ一歩近づけるという訳です。
そのことを理解した上で、インターンシップに参加しましょう。
インターンシップ先で就活生が意識するべきこと
インターンシップに参加する中で、就活生は様々な疑問にぶつかることとなります。
「自分には、ここで働くに相応しい能力や専門性があるだろうか?」
「この会社で、本当に自分のやりたい仕事ができるだろうか?」
この会社に就職したい!という強い気持ちがあったとしても、自分にとって最善の選択なのかを見極めることは難しいものです。
インターンシップは、就活市場における自分の認識を改め、自分のキャリアを見つめる良い機会です。この機会をチャンスと捉えて、あなた自身と志望する業界・企業をしっかり見極めましょう!
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
この記事では、「【必見!】2023年卒理系就活生に人気のインターンシップ先ランキング」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・幅広いプログラムから自分の専門性や開催形態に合ったインターンシップが選べる
・理系就活生がインターンシップで得られる3つのメリット
➀入社後のイメージが明確になる
②OB訪問等の活動がしやすくなる
③本選考に繋がる可能性がある
・インターンシップに参加する前に知っておきたい2つのポイント
➀企業側が欲しているものを理解する
②インターンシップは自分の将来を見極めるチャンス
・活用するべき逆オファーサイト
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