こんにちは。理系就活情報局です。

就活では、オンライン・対面どちらになるかは企業によって違いますが、面接は避けて通れません。

面接では、どんな形式で受けるにしても挨拶をすることになりますが、第一印象が選考結果を左右することもあります。

「面接での挨拶は、単に学校名や名前を言うだけでいいんじゃないの?」

「挨拶にそれほどの差がつくとは思えない。企業側は重視しているのだろうか?」

「面接での挨拶の重要性」について知りたいと考えている理系就活生に向けて、今回は面接での最初の挨拶について解説します!

これからインターンや就活本番で面接を受ける予定の理系就活生は、ぜひ参考にしてください。

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面接で最初の挨拶が大切な理由

面接で最初の挨拶が大切な理由

挨拶がそもそも、なぜ大切なのでしょうか。

自分が誰であるかを認識してもらうため

挨拶は「こんにちは」「お疲れ様です」など、単に言葉を発しているだけではありません。

面接では、挨拶の中に「大学名・所属学部・名前」と相手への敬意をこめています。

志望企業の担当者は、多くの学生を選考しており、学生からの名乗りで誰であるかを確認しているのです。

相手に良い第一印象を与えるため

面接の最初の挨拶は、はきはきと大きな声で言うことが大切です。

多くの学生と接している企業担当者は、挨拶の声音やトーンから即座に第一印象を判断しています。

挨拶で良い第一印象を与えられるかどうかで、面接での評価にも少なからず影響するため、しっかりと声を出してはきはきと話すようにしましょう。

挨拶することで緊張を解き話しやすくするため

面接では、緊張しているため第一声は声がうまく出なかったり、滑舌が悪くなったりするケースがあります。

挨拶では、基本的に学校名・学部・名前と「よろしくお願いします」という言葉を伝えます。間違えにくいため最初に言うことで緊張を解きほぐし、面接をスムーズに話しやすくするための効果もあるのです。

最初の挨拶で考えられるパターン

最初の挨拶で考えられるパターン

挨拶の方法は、いくつかあります。

ここでは、主なパターンについて解説します。

受付の内線電話やインターホンで名乗る

最近の企業は、受付が無人で内線電話やインターホンを設置している企業も多くなりました。

その場合は、事前に聞いている内線番号、または代表番号か総務に掛けて、名乗ることになります。

顔が見えないため、ゆっくりと聞き取りやすい声で話すようにしましょう。

受付にいる人や入口近くにいる人に名乗る

大企業の場合は、受付にスタッフがいる場合もあります。

人がいる場合は、その人に名乗れば取り次いでくれますので聞こえる音量で話しましょう。

受付に複数の来客がいる場合や他の受付スタッフが内線などで連絡を取っていることもあるので、迷惑にならない声量を心がけましょう。

面接の部屋へノックして入る際に名乗る

面接を行う部屋へノックして入室する際に、名乗ることもあります。

部屋の中に面接官がいますので学校名、学部、名前を名乗りましょう。

部屋の大きさにもよりますが、適切な声量で名乗ることが大切です。

オンライン面接で待合室からルームに飛ばされた際に名乗る 

オンライン面接で、待合室からルームに入った際は、画面にしっかり顔が写り、マイクが接続されたことを確認してから名乗りましょう。

タイミングを見誤ると、しっかりと名前が伝わらず、聞き返されることになります。

最初の挨拶はシチュエーションによって変わる

最初の挨拶はシチュエーションによって変わる

待合室で順番を待つ場合 

待合室で順番を待つ場合は、面接を行う部屋へノックして入るのが一般的です。

ノックをし、中から「どうぞ」と声をかけられたら静かにドアを開けて挨拶します。

くれぐれも、ノックを忘れたり、中から呼ばれる前にドアを開けたりしないようにしましょう。

「落ち着きがない」「そそっかしい」印象を面接官に与えてしまいます。

ゆっくりと落ち着いて行動しましょう。

先に面接を行う部屋へ通された場合

先に面接を行う部屋へ案内される場合もあります。

下座に座るのがマナーですが、座る場所を指定された場合はその席に座りましょう。

また、面接官が入室する際は立って待つ方がスムーズで印象が良くなります。

面接官が入室したら挨拶し、「どうぞ」と言われたら「失礼します」と言ってから静かに座りましょう。

勢いよく座ると、ガサツな印象を与えてしまいますので注意が必要です。

オンライン面接の場合

オンライン面接の場合は、待合室からルームへ入室して映像が映り、マイクが接続されたことを確認してからゆっくりと大きな声で挨拶します。

この時、名前の表示は漢字フルネーム、大学名などを入れるように指示されている場合は従いましょう。

ニックネームなどにしていると、面接官は誰なのかわかりません。

あらかじめ、表示名を変更しておくことを忘れないようにしましょう。

面接の最初の挨拶で話す内容 

面接の最初の挨拶で話す内容 

面接の最初の挨拶で、話すべきことを解説します。

何時に約束しているか

最初に、何時に約束しているのかを告げましょう。

企業には毎日、多くの学生や取引先が訪れます。

何時に約束しているのかが分からないと、誰に取り次いでいいのか受付担当者も混乱します。

時間に万が一遅れたときは、「〇時に約束しておりましたが、遅れる旨の連絡を入れております」と伝えましょう。

どんな目的で訪れたのか

面接で訪れたことを告げます。

学生が必ずしも面接で訪れるとは限りません。

用件を簡潔に伝え、受付担当者が誰に取り次げばいいのかイメージしやすいようにしましょう。

大学名とフルネーム

大学名とフルネームを名乗ります。

大学名は、学校によっては普段略称で言っていることもあると思いますが、公式の場では正式名称で名乗りましょう。

くれぐれも、普段の癖で略称を行ってしまわないように注意してください。

「本日はよろしくお願いします」という一言

面接官には、必ず「本日はよろしくお願いします」という一言を伝えます。

選考は業務の一環として行っていますが、忙しい時間を割いてくれていることには変わりありません。

お礼の意味も込めて、丁寧に伝えるとその後のやり取りもスムーズです。

最初の挨拶のポイント

最初の挨拶のポイント

相手が目の前にいる場合は視線に注意する

面接官が目の前にいる場合は、視線を合わせるのが基本です。

緊張して視線を合わせるのが苦手な人もいますが、学生がどこを見て話しているのか分からない状態では、面接官からあまりいい印象を持たれません。

視線を合わせるのが苦手な場合は、鼻や口元を見て話すようにすると視線がずれることがないので緊張感も和らぎます。

はっきり発音して聞き取りやすいスピードで

面接官には適切な声量ではっきりと発音し、聞き取りやすい速さでしゃべりましょう。

緊張すると早口になる人がいますが、早口は落ち着きのないせっかちな印象となります。

また、大学名やフルネームが聞き取りづらい発音の場合は特にゆっくりと話し、面接官が聞き取りやすいようにしましょう。

普段から、挨拶の練習をしておくと本番で困ることはありません。

笑顔を忘れない

笑顔で挨拶することも大切です。

緊張すると顔がこわばり、無表情になる人もいますが相手に親しみやすく明るい印象を与えるためには笑顔で挨拶することがとても重要になります。

面接官にいい印象を与えることができれば、面接がスムーズに進みやすくなりますので、鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。

「本日はお時間をいただきありがとうございます」と付け加える

時間を割いてくれた面接官に対し、お礼を言いましょう。

選考の時間を割いてくれることは、決して当たり前のことではありません。お礼を伝えて、謙虚で素直なイメージを持ってもらうことが大切です。

最後は必ず「よろしくお願いします」と言ったのち勧められてから座る

最後に、「本日はよろしくお願いします」と伝え、面接官から「ではお座りください」と言われたら「失礼します」と断りを入れて座ります。

緊張して、面接官に椅子を勧められる前にうっかり座る人がいますが、せっかちで相手の話を聞いていないと思われる可能性があります。

万が一、先に座ってしまった場合は「大変失礼いたしました」などのお詫びの言葉を言うようにしましょう。

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挨拶は第一印象を決定づけるもの!失敗することのないよう練習を

挨拶は第一印象を決定づけるもの!失敗することのないよう練習を

挨拶は、その人の第一印象を決定づけるものになります。

誰もが同じことを言うからこそ、より声のトーンや話すスピードに気を付け、笑顔で言うことで面接官にいい印象を持ってもらいやすくなります。

第一印象は、選考にも大きく影響します。

くれぐれも失敗して、マイナスの評価を受けることがないように練習しておくことが大切です。

まとめ

以上、面接で最初の挨拶をどうしたらいいのか、注意点やポイントを解説しました。

選考では対面、オンラインに関わらず挨拶は必須です。

くれぐれも失敗して本来の選考とは違う点でマイナス評価を受けることがないように、模擬面接などで練習して本番に臨むようにしましょう!

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