Instagramやメルカリ、PayPayなど様々なテクノロジーによって、私たちの生活は便利に、そして豊かになりました。

私たちの生活を豊かにしたITに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

一方でIT系といえば、プログラミングに代表されるようにスキルが必要な業界です。

IT系に興味はあるけど、専攻外なので就職は難しいと考えている方もいるでしょう。

今回は情報系を専攻していない学生に向けて、IT業界での就活のポイントを解説します。

IT業界に興味があり、IT業界への就職を検討している学生はぜひ参考にしてみてください。

IT業界は未経験の新卒でも入社が可能

IT業界は未経験の新卒でも入社が可能

結論からいうと、IT業界はIT未経験の方でも入社は可能です。

理由としてはいたってシンプルで、IT業界は人手不足なためです。

あらゆるものに紐づきつつあるITへの需要は多いため、IT技術を扱える人材も多く必要とされています。

結果として昨今では人材の需要に対して、供給が追いついていません。

経済産業省が2015年に発表したデータによると、2030年には最大で79万人分の需要と供給のギャップが発生するとされています。

2015年以降、供給不足は右肩上がりで増加しているため、少しでもIT人材を多く欲している企業が多数あります。

もちろん、情報系を専攻している学生が有利なのはいうまでもありません。

しかし人手不足のため、未経験の方でもIT業界に入るチャンスは多くあります。

参考:参考資料 (IT人材育成の状況等について) - 経済産業省

IT業界で就活をする上でのポイント

IT業界で就活をする上でのポイント

いくらIT業界が人手不足だからといって、誰でも入れるわけではありません。

しっかりポイントをおさえた就活をしなければ、IT業界に入れないでしょう。

本章ではIT業界で就活をする上でのポイントを3つ紹介します。

  • ・志望理由を明確にする
  • ・キャリアプランを作り上げる
  • ・資格の取得やポートフォリオの作成

志望理由を明確にしておく

ITが専門外の学生の場合、IT業界を志望するには2つの志望理由を用意する必要があります。

1つ目はなぜIT業界を志望するかです。

専門分野ではなく、専門外であるIT業界を志望するのかは、企業の採用担当者であれば、誰しも気になるところでしょう。

専門外の学生は、なぜIT業界を志望するのかという理由を考える必要があります。

2つ目は企業の志望理由です。

IT業界は様々な分野にわかれており、枝わかれした分野の中で企業は星の数ほどあります。

数ある企業の中から、特定の企業を志望する理由を考える必要があります。

キャリアプランを作り上げる

企業にとって採用活動はあくまでプロセスに過ぎず、大事なのは採用した人材が今後活躍してくれるか否かです。

企業が中途採用を欲しがるのは経験者のため、どの程度活躍してもらえるのかが予測しやすいためです。

どのように活躍してくれるのかがわかりやすい人材こそ、新卒採用において企業が欲しがる人材といえます。

ITが未経験者の場合でも、企業に入ってどのようなことを成し遂げたいのか、キャリアプランを構築しましょう。

例えば、入社して数年は現在のサービスの発展に貢献しつつ、5年後には新しいサービスを生み出す側に回りたいなどです。

キャリアプランは具体的であればあるほど、採用後の未来がみえるため、採用担当者に刺さる内容になります。

もちろんITは専門外のため、最初はIT業界がどのようになっているかはわからないはずです。

業界研究やOB・OG訪問を繰り返して、IT業界や企業の勉強をおこない、自分なりのキャリアプランを打ち出すようにしましょう。

資格の取得やポートフォリオの作成

IT業界を強く志望するのであれば、行動が伴っていた方がより説得力があります。

具体的には資格ポートフォリオはあった方がよいでしょう。

資格の場合、ITが専門外の方でもITパスポートであれば、取得は難しくありません。

もう1つ難易度の上がる基本情報技術者試験は、経験者でも取得が簡単ではありません。

取得できれば、さらなるアピールとなるでしょう。

ポートフォリオの場合、簡単なプログラムなら専門外の方でも作成可能です。

志望する企業がよく使用しているプログラミング言語や環境で、ポートフォリオが作成できれば、プラスアルファのアピールとなるでしょう。

ITが専門外の学生の場合、IT業界を希望するのであれば、やる気をアピールする必要があります。

資格やポートフォリオは、やる気をアピールするための絶好の説得材料になります。

IT業界で働く上で必要となる能力

IT業界で働く上で必要となる能力

本章ではIT業界で働く上で必要となる能力を4つ紹介します。

  • ・論理的思考力
  • ・情報収集力
  • ・変化への対応力
  • ・コミュニケーション能力

論理的思考力などは確かに一朝一夕では身につかない能力です。

一方で情報収集力は自身の意識次第で大きく変わる部分なので、なぜIT業界で必要となる能力かを理解して、意識を変えていきましょう。

論理的思考力

IT業界には様々なポジションがあります。

例えば、同じプロジェクトに参加していても、プログラマーやプロジェクトリーダー、PMOなどポジションによって仕事が異なります。

一方でどのようなポジションであれ、必要となるのは論理的思考力です。

理由はいたってシンプルで、システムやプログラムはロジカルに構成されているからです。

システムやプログラムはプログラマーや設計者が作った特定のルールに則り、処理をおこないます。

ルールに矛盾が生じていると、システムやプログラムは適切に処理がおこなえません。

適切に動くシステムやプログラムを作るには、作成者であるプログラマーや設計者に高い論理的思考力が必要とされます。

情報収集力

IT業界で働く上で、仕事を円滑に進めるには高い情報収集力が必要です。

闇雲に調べていても、答えに辿り着けるとは限らないためです。

例えばプログラミングをしていると、エラーに出くわす場面があります。

簡単に解決できるエラーもあれば、原因不明のエラーもあります。

原因不明のエラーを解決するには主にネットで調べますが、調べ方もテクニックが必要です。

昨今は様々なサイトが乱立しており、情報の精度が高くないサイトがいくつもあります。

解決策に辿り着くには、公式サイトのリファレンスや企業ブログ、開発者のSNSなどに絞って、解決策を探す必要があります。

原因のわからないエラーの場合、単純なタイピングミスから開発環境の不備までエラーの原因は様々です。

一から解決策を試していては、仕事は終わりません。

昨今は情報をネットから集めるケースがほとんどですが、情報の集め方も工夫が必要になっています。

変化への対応能力

流行り廃りという言葉がありますが、IT業界こそ相応しい言葉といえるでしょう。

昨今、サービスの浸透・普及する速度が異常に速いといえます。

例えば、5,000万人のユーザーを獲得するのにかかる時間がどんどん短くなっているというデータがあります。

自動車が68年・テレビが22年かかったのに対して、Twitterは2年・ポケモンGOにいたってはわずか19日です。

サービスの浸透速度が上がっている理由は様々ですが、インターネットの発達が大きな理由になります。

IT業界では先週の最新技術が、今日も最新とは限りません。

新しいテクノロジーが登場して、今までのやり方が通用しなくなる可能性も十分にあります。

IT業界では絶えず変化する状況に対応していく力が必要不可欠です。

参考:5,000万人ユーザー獲得までにかかった時間

コミュニケーション能力

リモートワークなどのように、IT業界では個で働くイメージがあります。

確かにパソコンで仕事をする関係上、仕事をする単位は1人です。

1人での仕事がメインだからといって、コミュニケーション能力が不要なわけではありません。

むしろ、IT業界だからこそ、高いコミュニケーション能力が必要といえるでしょう。

例えば、より良いアプリを作るには魅力的な品質となるまで、試行錯誤を繰り返す必要があります。

当然1人でトライ&エラーを繰り返していても、限界があります。

様々な方と意見交換をしつつ、作り上げるのがより良いアプリにするための一番の近道でしょう。

作業自体は1人でおこなうケースが多くても、様々な方と仕事をする機会は多いので、コミュニケーション能力は必要です。

IT業界でおすすめの分野

IT業界でおすすめの分野

IT業界の中にも未経験者を多く受け入れている分野やキャリアの拡張性が高い分野など、おすすめの業界はいくつかあります。

本章ではIT業界内でおすすめの分野を3つ紹介します。

  • ・Web系
  • ・ソフトウェア系
  • ・情報処理系

Web系

Web系とは文字どおり、Webでのサービスを手掛けている分野です。

ヤフーや楽天、サイバーエージェントなどの企業は、Web系といえるでしょう。

Web系で使用されるプログラミング言語は比較的、未経験者にも扱いやすいプログラミング言語のため、とっつきやすい分野になります。

Webサイトは普段から目にする機会も多いため、専門外の方でもどのようなサービスを作るのかをイメージしやすい点が特徴です。

一方でシステムのリリーススパンが短く、技術発展の早い点がWeb系における注意点です。

ソフトウェア系

ソフトウェア系とは、パソコンやスマートフォン上で動作するアプリケーションを製造する分野です。

ウィルス対策ソフトのNortonや会計ソフトの弥生会計などは、ソフトウェア系の企業になります。

仕事やプライベートを問わず、アプリケーションの利用率が高まっている昨今では、ソフトウェアに対する需要も高まっています。

ソフトウェア系の仕事は多いため、需要の多い業界といえるでしょう。

またクラウドやAIの活用なども増えているため、ソフトウェア系以外の技術も勉強が必要になっています。

情報処理系

情報処理系とは企業に代わりシステムの開発や運用、システム開発の現場への人員派遣を手掛ける分野です。

NTTデータやNRI、アクセンチュアなどが情報処理系の企業になります。

ソフトウェア系と同様に需要が多い一方で人手不足が目立つ分野です。

未経験者がIT業界を志望する場合、入りやすい分野といえるでしょう。

ただし、仕事内容はクライアント企業に依存する部分があるので、キャリア形成には注意が必要です。

まとめ

手に職がつく業界として、IT業界を希望する学生は多くいます。

一方でプログラミングスキルのように一定のスキルが必要となるので、専門外では難しいと思っている方も多いでしょう。

IT業界は現在も多くの人手不足が発生しているため、専門外の方でも入るチャンスは十分にあります。

今回紹介した就活のポイントを参考にしていただき、就活に取り組んでいただければと思います。