こんにちは。理系就活情報局です。
エントリーシートを通過すると、いよいよ一次面接です。
しかし、実際に一次面接を受けて「こんな面接は予想していなかった」と落ち込んでいる人もいるかもしれません。
「一次面接に行ったけど、志望動機を聞かれなかった……これって落ちた?」
今回はそんな悩みを持つ理系就活生の方にむけて、一次面接で志望動機を聞かれない理由を解説します!
これから一次面接を控えている方はもちろん、一次面接後に不安を覚えた理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!
一次面接で志望動機を聞かれないのはやばい?
志望動機を聞かれなくても不合格とは限らない
結論、志望動機を聞かれなくても不合格とは限りません。
エントリーシートや面接対策で必須の志望動機ですが、一次面接で志望動機を聞かれなかったとしても落ち込まないようにしましょう。
一次面接で通過させる就活生の数や基準は、企業の採用計画や応募人数によってさまざまです。
もし一次面接で志望動機を聞かれなかったら、その企業は「二次面接以降で深掘りできる志望動機ではなく、別の基準で就活生をふるいにかけている」と考えましょう。
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企業が一次面接で志望動機を聞かない理由
書類選考で確認している
企業が一次面接で志望動機を聞かない理由の1つ目は、書類選考で確認しているからです。
一次面接は、企業と就活生が直接会うスタート地点です。
一次面接は集団面接になる場合も多く、時間内に一人ひとりの就活生の志望動機を深堀するところまで至らない場合もあるでしょう。
志望度は企業が採用する就活生を判断する重要な基準ですが、「一次面接では、エントリーシートだけでは分からない部分を見て判断しよう」と考えて、あらかじめ質問から省く企業もあります。
他の質問で時間がなくなった
企業が一次面接で志望動機を聞かない理由の2つ目は、他の質問で時間がなくなったからです。
志望動機以外にも、企業が就活生を判断する基準はたくさんあります。
話が弾んだり、ほかの質問で思いのほか時間がかかったりすると、予定時間をオーバーしてしまいます。
一次面接には、多くの就活生が参加します。後の面接予定が狂ってしまわないよう、時間を優先して志望動機までたどり着かないケースもあるでしょう。
面接中に合否が確定した
企業が一次面接で志望動機を聞かない理由の3つ目は、面接中に合否が確定したからです。
場合によっては、就活生の合格判断を面接中に下す企業もあります。
「この学生は通過させよう」と決めた場合、二次面接で聞けることが確定しているため、一次面接では志望動機を聞かれないまま終了します。
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志望動機を聞かれない面接でチェックされること
就活生の人柄
志望動機を聞かない面接でチェックされること1つ目は、就活生の人柄です。
面接官は、一次面接で直接就活生と会うことで、就活生が自社に合う人材かを判断します。
どんなに成績が優秀であっても、社風に合わなかったり、ほかの社員と連携して仕事ができない人材ではミスマッチが起きてしまいます。
以下のような質問をされたら、「自社に合う人材なのか、人柄から探りたい」というサインです。
- ・長所と短所を聞き、短所の克服や改善のためにしていることを問う質問
- ・友人から見た自分の性格を説明する質問
- ・これまでの人生で起きた失敗や挫折を聞き、その時の対応について問う質問
人柄を確認する質問は、面接で想定されるスタンダードなものです。
自己分析をしっかりしておけば対処できるものばかりですので、事前に対策をしておきましょう。
就活生の熱意
志望動機を聞かない面接でチェックされること2つ目は、就活生の熱意です。
面接官は、就活生が自社を志望する熱意を測ろうとしています。
熱意=志望度の高さは、就活生が企業についてどれくらい理解しているのかを判断する基準でもあります。
以下のような質問をされたら、「どれだけ企業研究をしているのか、熱意から判断したい」というサインです。
- ・入社後にやってみたい仕事や、配属されたい部署を問う質問
- ・企業の中で注目している事業内容や、商品の魅力を問う質問
- ・企業が掲げる理念に共感できるかどうかを問い、共感できる理由を説明する質問
こうした質問をされても困らないよう、企業研究は十分に行いましょう。
「御社についてこれだけ理解しています」とアピールできれば、面接官にも熱意が伝わるはずです。
入社後のポテンシャル
志望動機を聞かない面接でチェックされること3つ目は、入社後のポテンシャルです。
面接官は、面接を通して就活生が入社した後のことまで想定します。
今までの研究成果や実力も大きな判断基準ですが、「この先活躍してくれそうな人材だ」と面接官に感じさせれば、二次面接に進む可能性はぐっと高まります。
以下のような質問をされたら、「入社後のポテンシャルを見たい」というサインです。
- ・学生時代に頑張ってきたことや、壁にぶつかった時の対処法を問う質問
- ・特に興味を持って学んだ授業と、その授業で学んだ内容を問う質問
- ・プレッシャーを感じるときに、どのように対処するのかを問う質問
まだ社会人経験のない就活生は、現在の学力・能力だけでなく、伸びしろを含めて評価される存在です。自分が持っている可能性を上手くアピールして、魅力的な人材だと伝えてみましょう。
一次面接を受ける時に気をつけたいポイント
これまで、「一次面接で志望動機を聞かれないのはやばい?」から「志望動機を聞かれない面接でチェックされること」まで解説してきました。
これから一次面接を受ける理系就活生のために、最後は一次面接を受ける時に気をつけたいポイントを解説します。
志望動機を聞かれなくても慌てない
一次面接を受ける時に気をつけたいポイント1つ目は、志望動機を聞かれなくても慌てないことです。
面接で志望動機を聞かれなかったとしても、不採用と決まったわけではありません。
なかなか志望動機が聞かれないときは、「企業はいったいどんな基準で就活生を判断しようとしているのだろう?」と発想を転換してみましょう。
想定外のことがあっても、自分の発言内容がすべて評価に繋がることさえ押さえれば、一次面接を通過できる可能性はアップします。
慣れないうちは慌ててしまいますが、面接練習を行って、どんな場合でも冷静に対処できるよう心がけましょう。
志望動機以外で熱意や志望度を示す
一次面接を受ける時に気をつけたいポイント2つ目は、志望動機以外で熱意や志望度を示すことです。
もし面接官から志望動機を聞かれなくとも、志望度の高さをアピールできます。
ただ質問に答えるだけでなく、回答に入社後のビジョンや志望の熱意が伝わるコメントをプラスすれば、一問一答で終わらず会話も弾むでしょう。
志望動機を聞かれない場合は、質問の回答を工夫したり逆質問をしたりして、あなたの熱意を伝えてみてください。
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まとめ
就活生ならば、一度は面接で「やらかしてしまった」「上手くできなかった……」と落ち込んでしまうことがあるでしょう。
ですが、面接は練習と対策を練ることで、克服できます。
二次面接に進むためにも、まずは一次面接の対策を入念に行いましょう。
志望動機を聞かれなかった時は、すぐに頭を切り替えて、その企業の採用基準を考えながら回答してみてください!