理系の新卒就活生の皆さん、以下のような悩みはありませんか?
「自分の専門知識を活かして、スケールの大きい仕事で社会に貢献したい」
「でも、具体的にどんな企業があるのか、どうアプローチすればいいか分からない」
理系学生、特に情報系や数理・機械学習系の学生にとって専攻と近い会社の一つが富士通です。富士通は、日本の大手総合電機メーカー兼総合ITベンダーの1つのみならず、様々な大型案件にも携わっている企業です。
本記事では富士通の事業内容を紹介し、理系学生が気になる年収や福利厚生、働きがいも解説します。さらに、難関とされる選考を突破するポイントまで網羅的かつ分かりやすく紹介します。本記事を読めば、あなたが富士通で働く未来を具体的にイメージできるようになるはずです。
富士通はどんな会社?

富士通は日本を代表する大手総合ITベンダーです。
まずは会社の基本データや強み、福利厚生を見ていきましょう。
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 富士通株式会社(Fujitsu Limited) |
| 設立 | 1935年6月20日 |
| 代表者 | 代表取締役社長兼CEO 時田 隆仁 |
| 本社所在地 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 |
| 売上収益 | 約3兆5,501億円(2025年3月期) |
| 従業員数(連結) | 約113,000人 |
| 上場市場 | 東京証券取引所・名古屋証券取引所(証券コード6702) |
| 資本金 | 約3,256億円 |
| R&D投資額 | 約1,012億円 |
| 平均年収 | 約929万円(2025年3月期・有価証券報告書参考) |
| 平均年齢 | 約43.1歳 |
| 平均勤続年数 | 18.2年(2025年3月31日現在) |
| グループ会社数 | 連結子会社:約271社 ※有価証券報告書より |
| 拠点 | 国内外多数(世界50以上の国・地域) |
参照:富士通 プロフィール
参照:富士通 有価証券報告書
参照:富士通 採用ホームページ
参照:Fujitsu Global Fujitsu Facts|
富士通の事業概要
富士通の主要事業は、連結決算ベースで以下の3つのセグメントに大別されます。
・サービスソリューション事業
コンサルティング、クラウドサービス(IaaS/PaaS/SaaS)、システムインテグレーション、ソフトウェア、ITサービス(運用・保守・セキュリティ)、アウトソーシングなどです。
-代表例:クラウド基盤構築、DX支援/データセンターサービスなど。
-取引対象:主として企業・公共機関向け(BtoB)。DX支援など高度ITサービスを提供し、富士通の収益の中核を担っています。
・ハードウェアソリューション事業
ICT基盤となるサーバ、ストレージ、ネットワーク機器などの開発・販売・保守です。
-代表例:企業向けサーバ/大規模ストレージ/ネットワーク機器。
-取引対象:企業・通信事業者向け(BtoB)。システム基盤製品と保守サービスで企業IT環境を支えています。
・ユビキタスソリューション事業
パソコンやクライアントデバイス製品を取り扱っています。
-代表例:ノートPC・デスクトップPCなど。
-取引対象:法人・一部個人向け機器(BtoB/BtoC)。PC等のクライアント機器事業も手掛けています。
参照:富士通 有価証券報告書
富士通の強み
富士通の強みは主に以下の3点に集約できます。
・日本国内ITサービスでトップクラスのシェア
富士通は、国内ITサービス市場のベンダー売上ランキングで1位(2024年)に位置づけています。長年にわたり、大企業・公共機関向けシステム構築・運用で信頼を構築してきました。
・高度なITサービスとDX支援力
富士通は単なるシステム販売にとどまらず、デジタル変革(DX)を支援するサービスソリューションを強化しています。クラウドやモダナイゼーション支援、業務コンサルティングなど上流工程から携われる点が競争優位です。
・大規模IT基盤への対応力
国内外の金融・公共インフラ・製造システムなど、大規模かつ高信頼性が求められるIT基盤の構築実績があり、顧客からの信頼が高い点は富士通の強みです。
参照:富士通 企業情報
参照:IT Leaders 2024年国内ITサービス市場の売上は、富士通、日立、NEC、NTTデータ、IBM、アクセンチュアの順─IDC
富士通の福利厚生
・住宅関連手当
住宅補助や社宅制度など、勤務地に応じた生活支援制度が用意されてます。
・資格・スキル支援制度
業務関連資格取得支援、受験費用補助、eラーニング補助など、スキルアップ支援制度を設けています。
・自己啓発支援
社員の継続学習支援として教育プログラム・研修制度が整備されています。
・柔軟な働き方制度
フレックスタイム制度や在宅勤務制度(リモートワーク対応)が導入されており、業務形態の多様化が進んでいます。
・育児・介護休業制度
休暇支援や復職支援制度など、長期キャリア支援に関する制度整備も実施しています。
富士通は、幅広い事業領域と手厚い制度が魅力的な企業です。
次は、実際に働く社員の皆さんの雰囲気について解説します。
参照:富士通 採用情報
参照:富士通 社会・ガバナンスデータ
富士通の社風・働きがい

入社後の自分をイメージすることは、就職活動で非常に大切です。
ここでは社員の声から、富士通の社風や働きやすさのリアルに迫ります。
社員の声から見る富士通
富士通の公式グループサイトや社員インタビューでは、以下のような社風の特徴が語られています。
・チームワークと協力
社員同士が助け合いながら仕事を進める文化が根付いています。困った時に周囲がフォローしてくれる、という声が複数あり、チームで働くことが重視されています。
・フラットなコミュニケーション
「上司や同僚と話しやすい」「フランクで風通しが良い」といった声があるように、役職に関係なく意見を出せる雰囲気があります。若手の意見も尊重され、建設的な議論が交わされる場面も多いとされています。
・挑戦と変革を評価する文化
提案やチャレンジに対して評価・実現の機会が与えられるというコメントがあります。新しいアイデアを試しやすい社風とされ、変革をキーワードに物事を考える姿勢も見られます。
・真面目で堅実な働き方
富士通では、丁寧で確実な仕事を重視する文化が強く、派手さよりも信頼性や責任感を重んじる社風があるという印象もあります。
ただしこうした声は部署やチームによって異なる部分もあるため、説明会や現場の社員との会話も併せて参考にすることが大切です。
参照:富士通 募集要項
富士通のワークライフバランス
近年、「Work Life Shift」という新たな働き方を掲げ、仕事と生活の両立を支える制度整備が進められています。「Work Life Shift」は社員の自律性と信頼関係に基づいて、時間・場所を柔軟に使うことを目的としている制度です。
- ・月平均残業時間:20.2時間(FY2023)
- ・年次有給休暇の取得率:68.2%(FY2023)
- ・年次有給休暇:毎年20日付与・育児休暇:男女とも取得実績あり(年次変動あり)
- ・ハイブリッド勤務(リモート+出社):多くの社員が導入
チームを大切にする、温かくも挑戦的な文化があることが分かりました。
続いて、多くの学生が気になる富士通の就職難易度を確認しましょう。
富士通の就職難易度

就職難易度も高いと考えられ、採用人数が多い一方で多くの学生からのエントリーがあると推測できることから、入念な対策が必要であることは間違いありません。
また、ネット上の口コミなどでは難関大学出身者の数が多いという情報もあり、一定の学力と対策が必要であると考えてよさそうです。
なお、富士通は近年、新卒採用約800人前後の規模で採用を行っています。国内大手IT企業の中でも比較的多い数字であり、複数の職種・ジョブカテゴリー別で募集を実施している状況です。2025年度も約800名を採用する計画が発表されています。
富士通は就職人気ランキングでも高い評価を得ています。
富士通は国内外で知名度が高く、大手企業としてのブランド力や「スーパーコンピュータ『富岳』」など技術的な認知も影響して、学生からの志望度が高い傾向です。
参照:富士通はフォーチュン誌の「世界で最も尊敬される企業」に8年連続で選出
参照:東洋経済「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200
富士通の採用大学・採用人数

自分の大学から実績があるかは、富士通を志望する上で気になる点です。
以下では、富士通の過去の採用大学ランキングや採用人数の推移をまとめました。
富士通の採用大学ランキング・採用大学一覧
以下は大学通信ONLINEが集計した、2025年度(2025年3月卒業)の富士通への就職者数ランキングです。大学院者を含む場合もあります。
| 1位 | 早稲田大学 69名 |
| 2位 | 明治大学 38名 |
| 3位 | 慶応義塾大学 36名 |
| 4位 | 東京理科大学 31名 |
| 5位 | 横浜国立大学 28名 |
| 6位 | 大阪大学 24名 |
| 7位 | 東京科学大学・法政大学・同志社大学 22名 |
| 10位 | 東京大学 21名 |
| 11位 | 神戸大学 20名 |
| 12位 | 立教大学・立命館大学 19名 |
| 14位 | 東北大学・中央大学 18名 |
このランキングを見ると、早稲田大学・明治大学・慶應義塾大学・東京理科大学・国立大(横国・大阪・東大等)が上位に並び、理系だけでなく文系有力校からの採用も見られることが分かります。
複数大学から広く採用されていますが、伝統的に人気大学・有力大学出身者の実績が多い傾向から考えると、一定レベル以上の難関大学であることが求められる可能性は考えられます。
参照:大学通信 富士通
富士通の採用人数
就職情報サイトの公開データによると、富士通の近年の新卒採用数は次の通りです。
- ・2021年度 750名
- ・2022年度 750名
- ・2023年度 800名
- ・2024年度 800名
- ・2025年度 800名程度を予定
ここ数年、富士通の新卒採用数は750〜800名程度で推移しており、大きな増減がありません。これは富士通が幅広い事業領域(ソリューション、インフラ、研究・開発、セールス等)で恒常的な人材ニーズを持っているためです。
事業環境との関連:DX(デジタルトランスフォーメーション)やクラウド、AIなどの成長領域で人手が必要なことに加え、年々採用方針の柔軟化(通年採用へ移行の動き)があるため、例年高い採用規模が維持されているとされます。
男女比は年度によって多少の変動がありますが、全体として総合職・技術職での採用機会が意図的に広く確保されています。
幅広い大学から採用されており、富士通は多くの就活生に対して門戸を開いています。
では、富士通がどのような人材を求めているのかを次の章で確認します。
参照:マイナビ2026 富士通
参照:富士通 採用計画について(2023年)
参照:富士通 採用計画について(2024年)
富士通が求める人物像・活かせるスキル

富士通が求める理想像を知れば、選考でのアピールも有利になります。以下では、富士通が求める人物像について理系学生の皆さんの専門性がどう活きるのかも具体的に紹介します。
富士通が求める人物像
富士通の採用メッセージでは、「Purpose(存在意義)」として“イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく”という理念が掲げられています。
その実現に向け、採用ページでは以下のような人物像が示されています。
- ・富士通のパーパスに共感し未来を描いて「挑戦」していくこと、周囲と「信頼」を構築し、「共感」を引き出し合いながら進められる
そのため本記事では、人物像を「チャレンジ精神」「探求心」「協調性」などに独自分類して公式が明示する「挑戦・信頼・共感」に沿って説明します。
①チャレンジ精神を持つ人
- ・変化を前向きに捉える
- ・既存の枠組みにとらわれない発想
- ・新しい技術や領域に挑戦する姿勢
富士通はDX(デジタルトランスフォーメーション)やグローバル事業転換を進める中で、「変革」を重視しています。そのため、安定志向よりも変化適応力が求められる環境です。
②探求心・専門性を磨き続ける姿勢
- ・技術を深掘りする力
- ・継続的な学習意欲
- ・仮説検証型の思考
IT企業でありながら研究開発費も大きく、最先端技術に関わる機会もあります。
単なる“作業者”ではなく、専門性を高め続ける人材が評価される文化があります。
③協調性・チームワーク
- ・多様な専門家と連携できる
- ・顧客との対話ができる
- ・自分の意見を建設的に伝えられる
富士通は大規模プロジェクト型ビジネスが中心のため、個人プレーではなく、チームで成果を出す力が不可欠です。
参照:富士通 採用情報
理系学生が活かせるスキルや専攻
富士通では研究職だけでなく、設計・開発・インフラ・DX推進など多様な職種があります。
専攻別に、活かせるポイントを整理します。
・情報系(情報工学・AI・データサイエンス)
-活躍フィールド:AI開発・クラウド基盤設計・サイバーセキュリティ・ソフトウェアアーキテクト
-活かせるスキル:プログラミング(Python,Java等)・アルゴリズム設計・データ解析・数理最適化
情報系は即戦力性が高く、研究テーマとの親和性も高い分野です。
・機械系(機械工学・制御工学)
-活躍フィールド:ハードウェア設計・サーバー・装置設計・IoT関連開発・データセンター設備設計
-活かせるスキル:構造解析・熱設計・制御理論・CAD設計
IT企業=ソフトだけというイメージがありますが、ハードウェア基盤も重要な事業領域です。
・化学・材料系
-活躍フィールド:半導体関連材料・電子部品関連技術・環境技術・サステナビリティ分野
-活かせるスキル:材料分析・実験設計・物性評価・環境技術研究
近年はサステナビリティやグリーンIT分野の強化も進められています。
・物理・数学系
-活躍フィールド:量子技術・暗号技術・スーパーコンピュータ関連研究・高度シミュレーション
理論的思考力や数理的解析力が強みになります。
富士通では、変化を楽しむ姿勢や専門性を追求する力が重要視されます。
次は、生活を支える大切な年収や初任給を見ていきましょう。
富士通の年収・初任給

富士通で働くうえで気になる給与水準(平均年収)と新卒初任給について、公式データおよび信頼できる情報をもとに客観的に整理します。
富士通の平均年収
富士通株式会社はの有価証券報告書で従業員の年収水準・平均年齢が開示されています。最新開示値を整理すると以下の通りです。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 |
| 2025年3月期 | 約929万円 | 43.1歳 |
| 2024年3月期 | 約965万円 | 43.6歳 |
| 2023年3月期 | 約879万円 | 43.7歳 |
| 2022年3月期 | 約860万円 | 43.6歳 |
参考:富士通 有価証券報告書(2022年)
参考:富士通 有価証券報告書(2023年)
参考:富士通 有価証券報告書(2024年)
参考:富士通 有価証券報告書(2025年)
富士通の初任給
富士通の新卒初任給(月給基本給/2024年度実績)は公式採用情報や採用サイトに掲載されています。
- ・博士号取得 327,000円以上
- ・博士号未取得 315,000円以上
- ・修士課程修了 284,000円
- ・大学(学部)卒 264,000円
- ・高専卒 229,000円
富士通は年2回の賞与が支給され、昇給は年1回(4月)です。初任給は基本給で、ここに残業手当・各種手当・賞与が加わる形で年収が構成されます。
参照:マイナビ2026 富士通
富士通のインターンシップ情報

富士通のインターンシップは、職業体験の機会であると同時に本選考に影響を与える可能性がある就活上の重要なステップとして位置付けられています。インターンの参加方法や内容、得られる学び、本選考への関係まで整理します。
インターンシップへのエントリー方法
・開催時期
富士通のインターンシップは複数の種類があり、主に次の時期で開催されます。
①夏インターン(Technology Courseなど)
通常8月頃に数日〜1週間程度の技術系プログラムが実施されるケースがあります。
②長期型インターン(Professional Internship)
9月以降〜最大6ヶ月程度の実務型インターンが実施されることがあります。
③冬・通年型の企画系・体験型インターン
2月頃の短期体験型プログラムなど、季節ごとのインターンもあります。
※毎年開催時期・内容は更新されるため、最新情報は公式採用サイトでの確認が必要です。
・応募方法
インターンへの応募は基本的に富士通採用サイトのマイページから行います。具体的には次の流れとなります。
- -公式採用サイトでアカウントを作成
- -インターン情報(Technology Course/Professional Internshipなど)を確認
- -テーマ・コースを選択
- -応募フォームに必要情報を入力
- -書類選考→面談
- -参加決定
応募の締切日はテーマごとに異なります。施策によっては6月初旬〜随時募集のケースもあります。
・提出書類・選考
一般的な選考プロセスは以下の通りです。
・エントリーシート(ES):志望動機・希望テーマ・研究内容など
・面談/面接:受け入れ部署の社員との質疑があるケース
プログラムにより選考内容は異なりますが、ESでの専門性や志望動機の明確さが重要になります。
参照:富士通 採用情報
過去のインターンシップ内容
富士通のインターンシップは、期間・形式・内容のバリエーションが豊富です。以下、代表例を紹介します。
1.技術系インターン(Technology Course)
- ・期間:5〜15日間程度
- ・形式:対面またはハイブリッド
内容の例:AIやソフトウェア開発のコーディング課題・エンジニア社員からの技術フィードバック・成果発表・キャリア相談会
- ・学び:実務に近い技術スキル、チームでの開発経験、成果プレゼン能力向上
- ・特徴:専門性の高いエンジニア志望者向けプログラムで、実装や解析を重視
2.長期・実務型インターン(Professional Internship)
- ・期間:1ヶ月〜最大6ヶ月程度
- ・形式:実務に近い形でのプロジェクト参加
- ・内容の例:社員と同じチームでの課題解決・技術調査・設計・実装・レビューの体験・チーム成果物の提出・評価
- ・学び:業務のリアルな流れ、プロジェクトマネジメント、専門技術の実運用
- ・特徴:給与支給(時給制)対象の有償インターンで、実装スキルと現場適応力が磨かれる。
3.体験型・職場見学型インターン
- ・期間:数日〜1週間程度
- ・形式:対面・オンライン両方
- ・内容:職場見学・業務説明・社員とのディスカッション・簡単なワークショップ
- ・学び:職場文化の理解、仕事の全体像把握、IT業界への理解
- ・特徴:理系だけでなく文系・技術志望以外でも参加しやすい形式も存在。
富士通のインターンシップでは実務に近い経験ができるため、積極的に参加を検討しましょう。
ここからは、富士通の具体的な本選考の流れをステップ別に解説します。
参照:富士通 有償インターンシップ
参照:【エフサステクノロジーズ】職場受入型・無償インターンシップ
参照:富士通 テクノロジーコース
富士通のエントリー方法・選考フロー

富士通の新卒採用では、インターンシップ参加が本選考の一部として位置付けられることがあります。ネット上の経験者や就活情報サイトによると、インターンでのパフォーマンスが本選考の優遇につながるケースもあるとされています。
以下は代表的な選考フローです。
1.エントリー・書類提出(採用サイト/マイページ)
各求人応募ページより、「履歴書」「エントリーシート」「成績登録」を実施し、希望職種を選択してエントリーを行います。
2.適性検査
上記の書類提出を完了した方に、1週間程度で適性検査受検の案内がメールで送られます。
3.1次面接(主にオンライン)
書類選考および適性検査を通過した方を対象に行われます。エントリーシートの内容をもとに、自己紹介や志望動機の深掘りなどが行われます。
4.2次面接(最終面接)
部署や専門性に応じた質疑、志望度や適性、企業とのマッチングの確認が行われます。※部門や応募プログラムによってステップが一部異なる場合がありますが、基本的には1次・2次の2回の面接プロセスが標準的です。
5.内々定
採用決定通知が行われます。
研究開発職などの専門的な職種を志望する場合、書類選考の段階で研究概要資料の提出が公式に求められます。面接の場でも技術的な質問や自身の研究内容についての論理的な説明が求められるため、事前の準備が必要です。
・インターンシップが就活に与える影響
インターンシップは企業理解を深める機会として非常に有効です。実際の業務や社風に触れることで業務のリアルを理解し、面接で語る志望動機の説得力を高める具体的な材料を得られることが最大のメリットです。
参照:富士通 新卒採用情報
富士通の選考を通過するためのポイント

富士通の選考は、「企業理解の深さ」と「自分の専門性をどう活かせるか」が大きな評価軸になります。ここでは、各ステップを突破するための実践的な対策を整理します。
富士通への志望動機を明確にする
富士通の選考では、志望動機の論理性が特に重視されます。
以下の3ステップで構成すると、説得力が高まります。
①なぜこの業界か(IT・テクノロジー業界を志望する理由)
・例:
-データやテクノロジーで社会課題を解決したい
-DX(デジタルトランスフォーメーション)に関わりたい
-研究で培った技術を社会実装したい
理系学生は「研究テーマ」と接続させると強いです。
②なぜ富士通か(企業選択の理由)
競合他社との違いを整理しましょう。
・富士通の特徴例:
-公共・金融・製造など幅広い社会インフラ領域に強い
-グローバル展開
-ハード×ソフト×サービスを統合できる総合IT企業
-「Fujitsu Uvance」など社会課題解決型ビジネスを推進
「他社ではなく富士通である理由」を必ず入れることが重要です。
③どう貢献するか(自分の専門性)
・構成テンプレート:
私は〇〇の研究で培った△△力を活かし、□□分野のDX推進に貢献したいと考えています。
・例:
-情報系→アルゴリズム開発・AI実装
-機械系→製造業向けIoT・生産最適化
-数学系→データ解析・最適化
-電気電子→半導体・通信基盤
「企業理解×自分の専門性×具体的業務」この三点がつながると、評価は大きく上がります。
富士通のOB・OG訪問を行う
選考突破率を高めるために、OB・OG訪問は非常に有効です。
ES・面接の内容が具体的になり、企業文化のリアルを理解でき、「なぜ富士通か」の説得力が増すことで、ミスマッチを防げます。
・おすすめ質問例
①やりがいについて
-どんな瞬間に仕事の意義を感じますか?
-若手のうちから任される業務は?
②職場の雰囲気
-チームのコミュニケーションの特徴は?
-若手でも意見は言いやすいですか?
③理系が活かせる場面
-専門知識が役立った具体例は?
-研究経験が評価されるのはどんな点?
-重要なのは「抽象論ではなく具体例を聞くこと」です。
OB訪問の活用法としては、得た情報は必ず志望動機に反映しましょう。
「OBの〇〇様のお話で〜」と具体的に言えると強くなります。また、聞きっぱなしにせず、自分の考えと接続するようにしましょう。
WEBテストやSPIの対策をする
富士通の選考では、適性検査が課されます。ここで足切りになるケースもあるため、早期対策が必須です。
・理系学生の注意点
言語(長文読解・語彙)を軽視しがちな傾向があります。また、時間配分で失敗しやすい点にも注意が必要です。
・効果的な対策
-3か月前から問題集1冊を繰り返す
-本番形式の模試で時間管理を練習
-言語分野を重点的に補強
目安は「安定して高得点が取れる状態」まで仕上げることです。専門性が高くても、Webテストで落ちては意味がありません。
富士通に関するよくある質問

以下では、富士通に関するよくある質問を5つピックアップして紹介します。
Q1.富士通の就職難易度は高いですか?
国内大手IT企業として人気が高く、選考倍率も高いと推測されます。ただし採用人数は比較的多いため、企業理解と対策を徹底すれば十分にチャンスはあります。
Q2.理系出身者の割合は高いですか?
技術系職種(エンジニア・研究開発など)が中心のため、理系出身者の割合は高めです。情報・電気電子だけでなく、機械・数学・物理など幅広い専攻が活躍しています。
Q3.インターン参加は本選考に有利になりますか?
明確な優遇制度は公表されていませんが、インターン参加者が早期選考に進むケースはあります。少なくとも、志望動機の具体性を高めるという意味で大きなメリットがあります。
Q4.研究内容はどの程度重視されますか?
研究職や高度技術職では特に重視されます。テーマの難易度よりも、課題設定力・論理性・成果までのプロセス説明が評価ポイントです。
Q5.英語力は必要ですか?
グローバル展開を進めているため、英語力はあると有利です。ただし新卒段階で必須というわけではなく、入社後に伸ばしていくケースも多くあります。
まとめ
この記事の要点をまとめます。
①事業の魅力
富士通は社会インフラを支える総合IT企業として、公共・金融・製造など幅広い分野でDXを推進しています。大規模案件に携われる点は大きな魅力です。
②求める人物像
チャレンジ精神・探究心・協調性を持ち、技術を通じて社会課題解決に貢献できる人材が求められます。理系学生は専門性をどう社会実装につなげるかが鍵です。
③選考突破の鍵
企業理解を深め、「なぜ富士通か」を論理的に説明できること。加えて、Webテスト対策・研究内容の言語化・OB訪問による情報収集が内定への近道になります。
富士通のような大手企業を目指すなら、早期からの情報収集と企業マッチングが重要です。
理系学生向けスカウト型サービス「TECH OFFER」に登録しておくと、自分の専門性に合った企業から直接オファーが届く可能性もあります。
まずは選択肢を広げるところから始めてみましょう。