投稿者情報
ニックネーム:鈴木太郎
新潟大学大学院/自然科学研究科/材料生産システム専攻/機械科学コース/ 21年

選考企業情報
企業名(正式名称):高周波熱錬株式会社
職種:研究開発職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:3/17(会社説明会ののち同日に一次選考がありその際に提出)

提出方法:その他

質問:ネツレンに興味を持ったきっかけ

回答    

テックオファーにてマッチングしたことをきっかけに貴社について調べたところ、熱の扱いがキーワードであると知りました。熱流体の数値解析を通して熱をどう扱うか、仮想現実と実際の現象をどう一致させるかに注力し、楽しみを見出しています。絶対に外せない部分、近似してよい部分などを多角的に吟味、取捨選択をし、条件をを変えて粘り強く仮説を実証していく過程で得た経験と、豊富なエネルギーやアイディアを用いて新技術の開発に取り組むことができると考えています。

質問:入社後やってみたい仕事とその理由

回答    

3DCADを用いて一から実験装置の設計・製作をしています。同じ装置で別の実験もできるようにすること、簡単に使えること、整備や点検の簡単さ、安全性など多くが求められる中で、広い視野で全体を俯瞰し柔軟に進めていく力、バックアップやサブフローを意識した計画を立てる力を培ってきました。その力を生かし、工場の設計や運営、生産技術の向上によって貢献していきたいと考えています。

質問:あなたの強みを具体的なエピソードを用いて教えてください。その際にどんな「学び」を得たのか教えてください。

回答    

私の強みは全体像を組み立て、先を見通しながら柔軟に計画を遂行する「計画遂行能力」です。

私は学生フォーミュラ活動に参加していました。当初、チームには伝統や過去の成功パターンを重視するあまり情報や製作の面で新しさに欠ける風潮がありました。また、機械系の学生のみで構成されているがゆえにマシン性能のみに意識が集中しており、チームの管理体制に問題意識を抱きました。そこで工期管理に乗り出したのですが、その中で重要になったことはどのように言葉に説得力を持たせ、全体に浸透させるかということです。計画や言葉の一つ一つに根拠となるデータや正しい経験を用意し、論理的な道筋を示すことに取り組みました。

質問:専攻や研究内容

回答

太陽熱発電用潜熱蓄熱ストレージ内の状態変化物質における凝固・融解の数値解析及び実験をしています。潜熱蓄熱の応用範囲は広く、太陽熱発電以外の自然エネルギーの貯蔵や、水素の製造による化学エネルギー製造、住宅用建材への転用などがあり、高効率化、小型化などのメリットがあります。熱流体の解析において、考慮する点は熱移動や熱伝導のほかに流動の様子や輻射など多岐にわたりますが、そのための実験装置の設計、外注、組み立てを行い、形状や材料、温度等を変化させながら効率向上に寄与する要因は何か、効率とコストがバランスする点がどこにあるのかを実験データと数値解析によって可視化し、特性を追究しています。

質問:学生時代に力を入れたこと

回答    

アルティメットというス ポーツのチームを立ち上げ、活動し、さらに規模を拡大して新潟県のアルティメット協会 の設立や運営に理事の一人として力を注いだことです。アルティメットというスポーツは 日本では未だマイナースポーツの域を出ず、個人的にやっているプレイヤーが多いため、 新潟県内にはチームが存在せず、公式戦やイベント等も開催されていませんでした。現状 を打開すべく、チームの立ち上げ以降、学生社会人を問わず県内外のプレイヤー同士の交 流の場や合同練習会などの機会を設けました。その際に、全日本の協会の方やスポーツ用 品ブランドの方などとも積極的にコミュニケーションをとる事を心掛け、地道に活動を続 けた結果、新潟県大会の開催や他大学でのサークル発足に至りました。

質問:長所・特徴

回答     

私は、好奇心が非常に強い性格をしています。新しいことを見つけ、挑戦し、吸収していくことが好きです。長期休みには海外へ行くことに決め、四年で6か国を旅行し、ホームステイなども経験しました。その中で得た母国語以外でのコミュニケーション能力、他人を理解し違いを受け入れ物事を議論する力、相手の求めることを先読みしながら目標に向かって物事を円滑に進める力は、貴社に入社してからも、アンテナを広く持ち、様々な力を育てることに役立てることができると感じています。

結果通知時期:その他

結果通知方法:電話

本選考体験談

 選考概要             

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?          

熱を扱い加工する技術や独自の製品を販売しているため研究内容を直接生かすことができると考えたからです。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?           

海外で負けない製品や技術を持っていること。また、普段の生活に密着した製品があるメーカーを中心に受けていました。海外技術者のいること、海外で活躍する機会があること、若手に多くのチャンスがあることも重視していました。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?          

加工方法が唯一無二でありその業界トップであるところです。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

理系総合職一括採用であり、配属は入社後でした。面接を通して各部署との適性を見るとおっしゃってました。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。    

面接ごとになんとなくの希望を聞かれることはあったがはっきりとは言われませんでした。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。    

自由応募です。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。          

人事担当者の人(おそらく一番の古株の方)は常に上から目線のため口で、あまり良い印象はありませんでした。また、一次面接も説明会の直後に行われるということが当日の5日前に予告され、急いで書類の準備を行いました。また、その面接も通知なしの集団面接であり、いきなり感が強いです。そのため、突発的なことに弱い人は十分に力を発揮できないかもしれません。

 WEBテスト/筆記試験     

テスト方法:WEBテスト

実施時期:3/23

実施場所:自宅

試験時間:1時間

形式:SPI

試験科目:言語、非言語

結果通知時期:その他

結果通知方法:電話

 一次面接             

面接名:一次面接

実施時期:3/17(会社説明会の直後)

面接時間:30分

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:二人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事部若手、中堅社員

学生の人数:三人

質問内容:

志望動機、自分の強みはなにでどう仕事に生かせるか、学生時代に取り組んだこと(学業以外で)、長所短所は何か、自己PR、研究内容についてとさらに今後どうしていくか、将来の展望について順番にこたえていく形式でした。その中で在学中の面白い話なども聞かれ、前に答えた人に関して若干の反応を求められる場面もありました。

雰囲気:そんなに堅い雰囲気ではなく、比較的リラックスしやすかったです。

注意した点・感想:

集団面接なので前の人が言っていることに影響されるのではなく、自分の言葉で話すことを意識しました。しかし、ただ無視するのではなく、きちんと聞い反応したうえできちんと話すことが大事だと思いました。また、三人の中で質問される順番が入れ替わったり、混乱しやすい状況な上にさらに人の話も受け止めつつ自分の話をすることは難しい部分もあるので、自分のパートは完璧にしておく必要がありました。

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:電話

 二次面接             

面接名:二次面接

実施時期:3/30

面接時間:一時間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:二人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):技術部門長、副社長

学生の人数:一人

質問内容:

志望動機、自分の強みはなにでどう仕事に生かせるか、学生時代に取り組んだこと(学業以外で)、長所短所は何か、自己PR、研究内容についてとさらに今後どうしていくか、将来の展望について一通り形式的に聞かれました。しかし、特に研究の話に割く時間が多く、初歩的な部分から深い部分まで全体的に説明しました。熱を扱うとういう部分で興味を持っていただいたのか、試験官の興味もあったように感じます。また、雑談も多く、円滑なコミュニケーションや雑談力、物おじせず質問をぶつけることなどコミュニケーションに関して重視されているようにも感じました。

雰囲気:

幹部クラスの面接ではありますが、堅苦しいだけではなく世間話なども多くリラックスしやすい雰囲気ではありました。

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:電話         

 内定後  

内定時期:4月

承諾/辞退:辞退