投稿者情報
ニックネーム:あ
神戸大学大学院/工学研究科/ 21年
選考企業情報
企業名(正式名称):関西電力株式会社
職種:技術系総合職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)
インターンシップ体験談
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:8/31
提出方法:マイページ上
質問:インターンシップの志望理由を教えてください。
回答
燃料の調達から電力の小売り、販売までを行う貴社で学ぶことにより、インフラストラクチャーを体系的に理解できると考えたからです。また、議論や発表を通して、活躍される社員の方と自分のどこに差があるかを自覚し、今後の課題にするためです。
各質問項目で注意した点:
文字数が少ないので学歴とWEBテストでの評価が主な手段だと思った。よってESは減点されないように書くということを意識した。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:マイページ上
インターン参加内容
インターンシップ名:BREAK -Frontier-
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
社名は昔から知っていたが、就活において選考に参加しようと思ったきっかけはワンキャリアの合説で会社説明をきいたことである。
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
インフラ・メーカーなど工学部生との親和性が高く、知識集約型である企業。また、その中でも学歴を活かしたいと思ったので大手の人気企業を受けるようにしていた。その他にも労働条件を調べて全社的にブラックな企業は避けるようにしていた。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
WEBテストの対策をしっかり行った。また、ワンキャリアや就活会議など、就活情報サイトで前年度までのデータベースを自分の頭の中に入れて対策を行った。そして就活の基礎能力であるコミュニケーションやES、テスト、企業研究の練習を怠らなかった。
実施日程:12/7,8
実施場所:大阪
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:2日間
参加社員数:10人程度
参加学生数:80人程度
参加学生の属性:国立理系院生で、学歴は高め
交通費補助の有無:他の地方ならば全額支給+宿泊所用意
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
グループワークに4つほど取り組んだ。1つ目はレシートから犯人の特徴を調べるワーク。2つ目は2チームに分かれて事件の不可解な謎を解くゲーム。3つ目は配られたカードをもとにどの発電方式がいいか意見を主張して、質疑応答に応えるゲーム。ここまでがおそらく事務系・技コン系の夏インターン選考に使われる内容で、4つ目が本番の新規事業立案ワーク。無人島にどんな関西電力ならではのビジネスを展開するかという内容。
ワークの具体的な手順:
新規事業内容については、以下の手順で行われる。1ターム15分程度で行われるインターバル制。はじめに、ワークの説明資料と行動カードが配られる。行動カードは種類によって1タームごとに使えるカードの枚数が決まっている。そのカードを使って情報習得をし、事業拡大させたい内容に対し社内外のビジネスマンにプレゼンを行う。納得してもらえたら次のステージに進む。この繰り返しで最終タームまで行い、得たリソースを使って新規事業を考えていく。
インターンの感想・注意した点:
採用担当の方がメモを持ってテーブルを回っている。おそらく評価されたものは優遇ルートに乗ると思われる。夏のインターン参加者の友人にそれを事前に聞いていたため、ワークでは積極的に発言したり意見のとりまとめに精を出したりしていた。
懇親会の有無と選考への影響:懇親会はないが、社員座談会がある。選考への影響は間違いなくある。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
キャリア面談(抽選制)に呼ばれ、採用担当の方と1対1でお話しができる。ここでの内容はしっかり本選考でも覚えられていたのでしっかり話す内容を決めておくべきだと思われる。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
人事の方、そして技術系の火力、原子力、水力、配電、送電などいろいろな配属部署から社員さんが来ていて、いろんな話が聞ける。自分はここで聞いた話をキャリア面談での部門別志望動機に入れた。内定後も志望理由は覚えられているのでしっかり身に付けられてよかったと思う。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:お堅い雰囲気
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:話し方がロジカルで分かりやすく、熱い社員が多い
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:4/8
提出方法:マイページ上
質問:【研究について】
卒業論文・修士論文(テーマ、目的、内容、やりがい等)
※論文が未提出の方は、現在チャレンジしようと考えておられる内容を念頭に記載してください。※400文字以内
回答
私の研究テーマは「粉砕によるアモルファスシリカの物性及び構造の変化」である。ガラス材料を粉砕により作成し、従来の方法で作成したものと構造を比較する研究である。この研究に用いられるメカノケミカル反応は、機械的なエネルギーを材料に加えて化学構造に変化をもたらす化学反応である。化学種同士の相互作用によって起こる一般の化学反応とは一線を画しており、反応機構に関する基礎研究は世界的に不足している。粉砕の最大の利点は従来法と違って「高温、氷点下条件を再現する装置」を必要としないため、簡易でコストが安く、環境親和性が高いといった特性がある。構造をより深く解明し使い方を確立し、「ジェネリック」のような代替素材として世の名に広めたい。また、ランダムネットワークと呼ばれる規則性のない構造を持つシリカに対して、粉砕の構造破壊の過程について機器分析の観点からアプローチし、解明されていない知見を取得したい。
質問:【自己PR】
学生時代に、あなたがチャレンジ、行動したことについて、具体的に述べてください。
チャレンジした理由や困難を乗り越えるために努力したことなども自由に紹介してください。(表現方法は自由です)※300文字以内
回答
合唱部で、周りを巻き込みながら技能の向上に取り組んだ。1年生の時、練習中に先輩5人に「周りと声が合っていない」ことを指摘された。その日から合唱について1年間研究し続けた。そして団員と声を一つにする努力が必要だと結論づけた。しかし目標を決めたものの1人で実現することは不可能だった。そのため3年の春にパートリーダーと協力し「集団の発声練習」の比率を上げたプログラムを実行した。団結力を高めるため、練習中は絶えず後輩と歌声について相互に指摘し合った。この練習を4か月継続し、万全の状態で発表会に臨んだ。本番が終わった後、会場は大盛況。技術指導の先生方全員に「歴代最強のテノール」と講評を頂いた。
質問:【志望動機】
あなたが関西電力で実現したいことと、そう考えるに至った理由について教えてください。※300文字以内
回答
安全な原子力発電の仕組みを作り、国民に宿っている「原子力は危険だ」という潜在意識を覆したい。私は小さい頃から、自然の脅威から人々を守る仕事に就きたいといった想いがある。そして社会科の授業の中で、発電効率が高く、温室効果ガスを排出しない原子力発電の存在を知った。そして、大学院生になってから秋のインターンシップに参加し、原子力事業で活躍される社員の方々の使命感、誇りに感化され、貴社の一員として国を支えたいと思うようになった。若手の間は現場で経験を積み、ベテランになってからは原子力発電の燃料や反応の制御など根幹の部分に携わりたい。そして、安全とゼロエミッションを両立できる原子力発電を実現させたい。
各質問項目で注意した点:
文章は「○○に興味がある。何故なら○○という経験をしたからだ。」というシンプルな構成にした。決して付け焼刃ではないような興味関心を持っていないと書けないような文章にしようというモチベーションのもと文を綴った。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:マイページ上
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
インターン参加
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
素材化学メーカー・食品・部品・インフラ(エネルギー)・ITなど技術の中でも根幹に関わる部分の企業を受けていた。日系大手・優良中小企業を中心に受けていた。オファー経由でインターンに参加した企業はだいたい本選考に参加した。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
大部分が本当に関西地方かその近辺で働けること。そして国に大きな影響を与える電力で働けること。自分の生まれ持った地に精一杯恩返しをしながら生活に申し分のない給料を得たいという自分にぴったりの軸だった。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
出身の専攻ごとにどの発電・送配電の部署で働くかは決まっていた。電気・機械以外は割と1択or2択になっているので倍率の都合上難関になりやすい&適性には気をつけないといけない。
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
インターンシップ直後のキャリア面談と最終面接前の人事面談で確認がある。
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
通常の本選考(2回の面接で内定が決まる)と同じだと思われる。
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
質問はオーソドックスだと思ったので、過去の面接質問集に全て答えられるようにしたうえで、業界に関する自分の意見を一通りまとめた。その上で、他の就活生と何度も面接練習をおこなった。また面接毎に復習を行った。
各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
良い返事を頂けたので特になし。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
基礎を完璧に。
一次面接
面接名:技術マネジャー面談
実施時期:4月下旬
面接時間:15分
面接会場:WEB
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):理系採用担当と若手人事部の方
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:ログインして開始
質問内容:
大学と学部だけで自己紹介をお願いします。自己PRをしてください。部活動で何の役職についていましたか。それは立候補しましたか?(選ばれたことについて)なぜ選ばれたと考えておりますか?大変だったことは何ですか?最も大切にしていることは何ですか?志望動機をお願いします。志望度が高い順に3社教えてください。3社に10点を振り分けてください。なお必ず1点以上各社に振り分けてください。そして同じ順位にならないようにしてください。内定を出したら納得して就活を終えられそうですか?
雰囲気:この会社の全面接の中で一番厳しめ・スピード感がある
注意した点・感想:
威圧感があり、質問がどんどん飛び出してきた。冒頭に伝えられた「簡潔にこたえること」というアナウンスを念頭に、結論ファーストが基本、そしてオープンクエスチョンには理由を1文か2文でという心掛けを忘れなかったのが通過に繋がったと思われる。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:マイページ上
最終面接
面接名:チーフマネジャー面談
実施時期:5月上旬
面接時間:20分
面接会場:WEB
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):技術系採用担当と人事部長クラス
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:ログインして開始
質問内容:
力を入れた経験は?限界まで頑張った経験は?挫折経験はありますか?そんな挫折をしてもなぜ頑張れたのですか?あなたの強みと弱みは?高校時代の経験について教えてください。中学でスポーツ経験はありますか?「少子高齢化が企業に与える影響」について1分間で考えてプレゼンしてください。リーダーとして指示を与えるコツについて教えてください。志望動機を教えてください。やりたい仕事は?10年後までのビジョンは?どんな人だと言われるか。どんなところがそう判断されたか。
雰囲気:スピーディで質問は鋭いが、1次面接よりも雰囲気は柔らかい。
注意した点・感想:
人事の方から重要な面接だと言われていたので内定決定の面接だと考え、しっかり臨んだ。非常に緊張したが、1分間のプレゼンに対してはしっかり順序立てて話すことができた。人事の方の反応も良かったのでベストを尽くせたと自分では感じている。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:電話
内定後
内定時期:5月上旬~中旬
承諾検討期間:即承諾したので0日
承諾/辞退:承諾
承諾/辞退理由:業界
承諾/辞退理由の詳細:影響力、そして激変のさなかにあるので面白そうだと思った
内定後の課題の有無:なし
内定後の拘束:おそらくある
内定後の研修など:部門別説明会や研修がある
内定者の数:技術系で100人程度
自分以外の内定者の所属大学:
旧帝レベルまでで半分以上を占める。地方や関関同立MARCHがボーダーライン。
自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど):
属性は様々。体育会系、研究入賞者もちらほらいるが自分はどちらでもない。ただ学歴に関しては関関同立や国立が最低ラインであり、それを下回る人は一人もいなかった。厳しい話にはなるが学歴フィルターは明らかに存在するため産近甲龍や日東駒専、地方公立大以下の学生は総合職志望で受けるだけ無駄だと思う。
希望通りの職種や配属先でしたか?(選考中に確認があった場合):
人事の方は第二志望に配属されたとおっしゃっていたので、おそらく第一志望が通らない事は往々にしてある。